2008年12月31日水曜日

コミックス「新暗行御史」(全17巻) ○

新暗行御史 17 (17) (サンデーGXコミックス)以前から気になっていた漫画「新暗行御史」をコミかるでレンタルして読み終わりました。読みはじめたら、ヤメられない止まらないで17巻を一気に読み終えてしまいました。すごい漫画だった〜。

日本の漫画雑誌に連載されていた韓国人漫画家の漫画。最初から最後まで、細かく描き込まれたキレイな、そして絶対的な画力に圧倒されっぱなし。ストーリーも登場人物たちも魅力的。

主人公は、暗行御史(アメンオサ)という役職らしき、薄汚いジャケットとジーンズ姿の20代後半(?)の文秀(ムンス)という男。暗行御史というのは、旅人を装って諸国を旅し、地方領主の不正を正す、秘密警察のような役職らしい。正義を行う役人のくせに、薄汚い服装で、やる気がなさそ〜なオヤジってところが主人公ムンスの魅力。見た目はちゃらんぽらんだけど、義理や人情や正義を心に持ち、実力も兼ね備えているというところはカウボーイビバップのスパイクや、銀魂の銀さんっぽいイメージ(髪型がボサボサなところも似てるかな)。

全17巻の前半部分は、韓国の伝承の物語を元にした正義や愛をテーマにした数話完結の話。残酷なシーンも多いのだけれど、最後には、じ〜んとさせられる話。

後半になると、たぶん、最初から予定されていた、本当に描きたかった話と思われるストーリーが展開していく。これが、非常に残酷で切ない展開。ムンスが仕えていた国や、恋人や、親友を破滅に至らしめ、さらには今の世界をも破滅に導こうとしているアジテという強大な力を持つ人物を倒そうと、命を削るムンスの物語。

前半に見せていた、ちゃらんぽらんで、でも人情深くて、正義を貫き、誰にも負けない強さを持つムンスが、後半になると、敗北し、敗北し、敗北していく…。それが辛くて、実は、途中で、何度も読むのをやめようかと思ったぐらい…。カウボーイビバップの最終話が辛くてみられないのと同じような感覚。

…でも、最後まで読み切ってよかった…



文秀(ムンス)も好きだったけれど、ムンスの護衛を引受けた美女、山道(サンド)が好きでした。だからこそ、後半の物語が辛かった、っていうのもあるのかもしれません。

もっと書きたいことはあるけれど、書いてしまうとどんどんネタバレになってしまうので、今日はこの辺で。


少し前に劇場版アニメのDVDを借りて見た時の感想はこちら。
http://chinoboo.blogspot.com/2008/10/2004.html

ムンスの声を藤原啓治さんが演っていて、そのときにはピッタリだと思ったんですが、原作を最後まで読むと、後半にもっと藤原さんにピッタリなオヤジキャラがいっぱい出てきてとまどいました(笑)。ムンスに藤原さんを当てちゃうと、それ以外のオヤジは、もっともっとオヤジな声じゃなくちゃならいわけじゃん、大丈夫〜って(笑)。残酷なシーンも多いので、シリーズでTVアニメにするのは無理だろうから、私が悩む必要は無いですけどね(笑)。

宿敵であるアジテの声は、是非とも宮野くんでお願いします(怖い顔が、デスノのライトにそっくりだったんですもの)。

2008冬 終わったアニメ感想

終了予定のアニメが全部終わってから…って待っていたら大晦日になっちゃったよ〜。「魍魎の匣」の最終回が30日、年末ギリギリなんだもん〜。…といいつつ、実はこのクールに…あまり面白い番組が無かったからか、あまり気分が盛り上がってないんだよね〜。でも、自分の記録のために書いておかなくちゃ、な、義務感的感想日記。

【まずは列挙】

■終わったアニメ(感想は後述)

△テイルズ・オブ・エターニア THE ANIMATION
△喰霊 -零-
△伯爵と妖精
△CHAOS;HEAD(カオスヘッド)
○魍魎の匣
○七瀬ふたたび(ドラマ)

■視聴中(感想は後述)

○とある魔術の禁書目録(インデックス)
○TYTANIA(タイタニア)
△ミチコとハッチン
◎テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION

○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

■途中で見なくなったもの(感想は後述)

×アリソンとリリア
×KUROZUKA-黒塚-
×のだめカンタービレ 巴里編


【感想コーナー】

■終わったアニメの感想

△テイルズ・オブ・エターニア THE ANIMATION

RPGゲーム「テイルズ・オブ・エターニア」原作のアニメ。ゲームの流れにはあまり関係なく、途中に立ち寄った街で出会った出来事という外伝作品。悪くもなかったけど、良くもなかったな〜という印象。絵が崩れていたのが残念。

○七瀬ふたたび(ドラマ)

原作も過去のドラマも見たことが無いので、私にとって初めての「七瀬ふたたび」。今回のドラマ化では、かなりアレンジが加えられているということでしたが、毎回楽しみに見ることができました。キャストもなかなか良い感じ。番組としては評価「○」だけど、物語としてはちょっと微妙…。結末があまりにも切ない。原作もあんな終わりなのかな。希望を残した雰囲気にしてあるような作りに見えてはいたけれど、見ていた私にはビター過ぎて「うそぉ…」という感じ。…気になるので近々原作を読んでみようっと。

△喰霊 -零-

番組開始前の公式サイトに騙されました(苦笑)。怨霊と戦う特殊警察部隊(?)の物語なのかと思っていたら、それとは別の退魔師のお話でした。最初の主人公と思われたキャラが大人の男性で、声が「図書館戦争」の堂上教官役の人だということだったので期待していたのに、その主人公さんは第1回放送で死亡。そのあと、その人とは、ま〜ったく関係ない退魔師の少女たちの過去のお話に…。堂上教官(じゃないんだけど、役名知らないから取りあえず…)の過去の話が出てくることを期待して最後まで見ましたが、結局語られず…(途中で1シーンだけ女の子たちの前を横切るシーンがあったけど、ストーリーにはまったく関わらず…)。
う〜ん、堂上教官(今、Wikipediaで調べてみたら、観世トオルという名前らしい)の話もアニメ化してくださいよ。気になるじゃないですか!

△伯爵と妖精

緑川光さん演じるところの伯爵(自称)が、主人公の妖精博士(フェアリードクター)リディアに歯の浮くような甘い言葉をいっぱい囁いてくれるのが売り(?)のファンタジーもの。妖精の国の伯爵の座を巡って、緑川伯爵と宮野プリンス(?)が、何やら策略を巡らせてハラハラドキドキの展開に……なっていたらしいんだけど、物語にはほとんど入り込めなかったので、全くわからず(をい)。キャラはそれなりに個性があって面白かったけど、物語としては、のめり込めず。いちばん印象が強かったのは、水棲馬の妖精である子安ケルピーの求愛のセリフ(セリフ自体は過激なので(笑)、この場では内緒ってことで)。声優のセリフを楽しむ、って意味では楽しい番組だったかも。EDのお歌は……(以下自粛)。

△CHAOS;HEAD(カオスヘッド)

怪奇事件に巻き込まれた冴えないヒキコモリのヲタク高校生が主人公。渋谷で起こる連続殺人事件とネットゲームでの噂と少年との関係が少しずつ解ってゆく…という物語。冴えないヲタク高校生なのに、まわりには美少女たちがワラワラと出てきて、なんか変な感じ〜、と思っていたら、ゲームが原作のアニメだったみたい。なるほど、確かにゲームっぽい。美少女アニメっぽいし、スプラッタな怪奇事件だし、あり得ない展開なのに、なぜか最後まで見ちゃいました。情けない主人公くんが、ちょっと気になったのか…も…(最近そんなんばっかり)。

○魍魎の匣

途中からさ〜っぱりわからなくなって、途中で見るのをやめようかとか、△評価にしようかとか思いつつ見てました。が、最終回の謎解きを見て、「あぁっ、なるほどぉ〜〜〜〜!」と、ちょっと感動してしまいました。ちゃんと最初から、じっくり自分で謎解きを考えながら見れば、きっともっと面白かったに違いない! 途中で見るのをやめなくてよかった。
…面白かったとはいえ、原作を読むのは大変そうなので、また、シリーズのお話をアニメにしてください。平田さん演じるところの京極堂がカッコ良かったし〜(声か…笑)。


■視聴中アニメの感想

○とある魔術の禁書目録(インデックス)

魔術やら超能力やらが出てくる学園もの。魔術と超能力を一緒に扱っちゃうというところが面白い…んだけど、ま、ありがちなストーリーと言えば言える。なのに、なんだか楽しく見ちゃうのは、キャラクタに魅力があるからなのかも。主人公の少年が、たまたま出会った少女のために頑張っちゃうところも良い感じだし、たまたま出会った女の子(インデックスという名のちょっとマヌケなオコチャマキャラ)も可愛いし、赤いロンゲでピアスで煙草をくわえている(なんだか最遊記の沙悟浄そっくりの)ステイルもカッコいいし、それぞれのキャラがちゃんと際立っているのがいいのかも。

○TYTANIA(タイタニア)

「銀河英雄伝説」にそっくりなスペースオペラアニメ。国家間の関係や、権力争いなどはあまり好きじゃないのだけど、キャラクタがそれぞれ良い感じだし、比較的わかりやすく展開してくれているので、ぼーっと見ていても楽しめる。タイタニアに敵対する側での主人公的位置にいるファン・ヒューリックというキャラが、20代後半の青年で、ちゃらんぽらんキャラだけど、実は戦術に長ける切れ者ってところがイイ! 銀英伝のヤンそっくりだよね。おまけに声が小西克幸さん。こういう感じのキャラを演じる小西さんの声には弱いんだよ、ワタシ(やっぱり声か…笑)。

△ミチコとハッチン

「サムライチャンプルー」のマングローブ制作のアニメということで、非常〜に期待していたんですが、え〜〜〜っと、現時点での評価は「△」。絵や音楽や舞台背景の発想なんかには、他のアニメとはひと味違う光るものを感じるけれど、私の評価を下げている要因は、ストリートギャングの抗争劇のバイオレントな表現が不快なことと、棒読みボイスが多くて不快なこと。アクションものだから、悪役たちの下品な会話があるのは仕方ないのだけど、ちょっと多すぎで不快。それから声優陣が不快。本職の声優さんではない方々の起用が多いらしく、なんだか棒読みと棒読みと棒読みが会話していたりすると、それが気になって話の内容が脳みそまで到達しないのよ。せめて1人か2人にしといてくれ…(涙)。

◎テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION

前回も大絶賛していたけれど、今回も大絶賛! ゲームのシーンを忠実にアニメにしてくれていて、さらに、ゲームでは語られなかった過去のシーンなどを追加して物語を厚くしてくれていて、ゲームファンとしては、ほんとうにほんとうに嬉しい。このゲームのファン以外の人がどんな印象を持っているのかはわからないけれど、もう、このままバッチリ最後まで丁寧に作り込んでくれれば文句なし! …録画もしてあるけど、DVDも買おうかな…と思える作品。


○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

この3つは感想を書くまでもなく、いつものように見ているアニメ。BLEACHにちょっと飽きてきているけれど、登場人物たちが魅力的なので見るのをやめられないんだよね。あ、そうそう、ネルの正体にはビックリしました。男の子じゃなかったのね…。

■途中で見なくなったものの感想

×アリソンとリリア

うん、NHKのアニメなんだね〜、そうなんだね〜、って感じ。心優しき少年少女向け? 心がスレてるおばさんにはちょっと退屈だった…。

×KUROZUKA-黒塚-

設定は面白いと思ったんだけど、スプラッタシーンが多過ぎるし、表現がグロすぎ。数話目で、気が狂った感じのラスボスっぽい男が登場したところで私の不快指数が上限値を超えちゃいました。結局、それ以降、見ず。

×のだめカンタービレ 巴里編

ごめん、やっぱり、「のだめ」という人物が受け入れられない…。2、3回見てみたけど、やっぱ、だめ。


【1月からの新アニメ】

まだ、どれを見るか決めていないけれど、期待しているアニメが2本ほど。「続 夏目友人帳」と「鉄腕バーディ DECODE:02」。どっちも第1シーズンが面白かったから。「夏目〜」はほのぼの系として期待、「鉄腕バーディ」はキャラとアクションに期待。実は、「鉄腕バーディ」の原作読んじゃいました。原作も面白いし、TVアニメ版はストーリーがオリジナルっぽいので、新たなるストーリーにも期待。

2008年10月24日金曜日

劇場版アニメ「新暗行御史」(2004年公開)○

こんな作品が劇場公開されていたんですね。

原作は、韓国人漫画家が描く同名の漫画。題名が気になって、最初の数巻を立ち読みしたことがあったんですよね。韓国の漫画家が日本の雑誌向けに作品を書いているってことと、作品の世界観や設定が興味深かったものの、微妙にテイストが私好みじゃない気がして「立ち読み」で終わっちゃっていた作品。

レンタルDVD屋さんで、なんとなく棚を物色していたら、劇場版のDVDがおいてあって、キャストを見たら、どうやら主人公役の声が藤原啓治さんらしいってことで、ちょっと借りてみました。オヤジ主人公のアニメ。いいっすね〜(笑)。

感想は ○。

勧善懲悪のジワリと泣けるストーリーと、手に汗握るアクションシーンと、勧善懲悪の主人公のくせに図々しくて態度の悪いオヤジキャラ。

映像的には、スプラッタなシーンも多かったし、CGで作られた特殊効果部分が微妙にアニメの絵柄に溶け込んでいない部分が気になったけれど、丁寧に作り込まれているし、キャラクタや世界の描き方はいい感じ。


原作のコミックスの最初の数巻で見た主人公は、もう少し悪たれな感じの若い兄ちゃん風だったような気がするけれど、劇場版ではキャラクタデザインや藤原さんの演技の効果もあって、多少落ち着いた「オヤジ」の雰囲気になっていたのが、私にはよかったかな。原作の主人公には、少し違和感…というのか、嫌悪感があったのだけど、映像になった主人公には、イヤな感じを受けなかった。原作は全17巻になっているとのことなので、後半になるにしたがって、こういう雰囲気の主人公に変化していっていたのかも。

原作を読む機会があったら、また読んでみようかな。


ちなみに「暗行御史」(アメンオサ)というのは、約500年前の朝鮮半島に実在した秘密警察官のような特殊官吏だったらしい。身分を隠して民政を視察し、不正を働く地方官吏を摘発する。この作品では、特殊能力を使えたり、中央にお伺いを立てずに悪代官を処断しちゃったりするという、アクションものにはありがちな設定(だからこそ面白い)。さらに、その主人公が最近流行の「かっこ悪くてやる気の無さげな主人公(でもやる時はやる)」系。

内容が少しハード過ぎて一般受けはしない感じなので、レギュラーTVシリーズには出来なさそうだけど(私の感覚としては「天保異聞 妖奇士」っぽい印象)、劇場版としては面白かった、ということで。

2008年10月21日火曜日

2008秋 新アニメ

秋から始まったアニメで、見ているものの所感〜。

■アリソンとリリア
NHKのアニメ。再放送なのかな? 敵対する2つの国の境目に住んでいる少年と、軍に入隊している幼なじみの少女が、敵国で「戦争を終わらせることができる宝」を探す冒険もの? NHKっぽい感じの頑張る少年少女もの。子供向けっぽいけど、結構いい感じ。

■とある魔術の禁書目録(インデックス)
超能力開発の学校に通う少年の元に、突然表れた魔術少女と、それを狙う組織の話? 美少女ものっぽいけど、それなりに面白そう。

■喰霊-零(ゼロ)-
近未来(パラレル現代?)で、人間の生活を脅かす「霊」を退治する部隊の話らしい。CVが前野智昭のキャラが出るらしい(図書館戦争の堂上教官)…ってことで見てみることに。第1話の最初で、前野智昭キャラが大切な女性を失った過去がある青年っていうグッと来る設定で、こりゃいける!…と思ったら、彼の部隊は第1話の最後に全滅してしまいました。…ん?死亡?第2話になれば、その過去だとか、生き返っただとか、霊として敵になるとか、そんなことになるのか…と期待したら…えっと、出てきませんでした…けど? 美少女+日本刀、惨殺…と、微妙に私の好きじゃない方向のストーリーっぽいのが気になるものの、堂上教官が再び登場する日を夢みてもう少し見てみようかと……。

■魍魎の匣
京極夏彦原作の妖怪推理もの。原作は知らないけど面白いかも、と視聴開始。第1話は少女2人の話で、同性愛ものっぽい匂いがプンプンしていて微妙〜にイヤ〜な雰囲気だったんですが、第2話を見たら、べつにそういう話じゃなさそう。箱の中に入っている妖怪のような首のようなものの謎が気になるので引き続き視聴するつもり。でも、ちょっと怖い〜。

■伯爵と妖精
あ〜、緑川光演じるところの金髪碧眼の美青年な(自称)伯爵が、ヒロインちゃんに甘い言葉をたっぷり囁いてくれる…っていう乙女ゲーみたいな設定の少女マンガ系アニメ。あはははは。緑川ファンにはたまらんアニメって感じ?(笑)それほど不快でもないので視聴を続けようかな…とは思っているけど、EDのエドガーさまのお歌(歌:緑川光)はいかがなものか?(苦笑)

■TYTANIA(タイタニア)
SFスペースオペラ。OPの曲やら、絵の雰囲気やら、宇宙戦争の描き方やら、キャラクタの描き方やら、な〜んだか「銀河英雄伝説」にそっくりだな〜と思いながら第1話を見た後に調べてみたら、原作者が銀英と同じ人なのね! タイタニアが銀河帝国で、対抗している小さな国エウリアが自由惑星同盟と読み替えれば、まるっきり「銀河英雄伝説」じゃん。こりゃ、長くて大変なアニメになるなぁ……と思ったりもしたものの、少数軍隊で大国に勝っちゃったっていう、自由惑星同盟のヤン・ウェンリーそっくりのキャラのファン・ヒューリックの声が小西克幸さん!…っつーことで、とっても気になるのでこれからも見ることに決定(笑)。

■KUROZUKA-黒塚-
夢枕獏原作。原作は知らないけど、おもしろそうなので視聴開始。頼朝の追手から逃げる九郎義経が永遠の時間を生きる女性(バンパイア?)に出会い、自らもバンパイアになってしまう、という設定らしい。第2話では弁慶の声の幕末の武士が登場したり、九郎が弁慶に首を落とされてしまうシーンがあったり、ジーンズをはいた九郎が廃墟と化した都市を眺めていたり、時空を超えた物語になりそうな雰囲気。作画も不思議なテクスチャを使ったりして、独特な雰囲気。映像も物語も楽しめそうだけど、ちょっとスプラッタな場面が多いのが……。

■CHAOS;HEAD(カオスヘッド)
な〜んも知らずに録画しちゃったアニメ。え〜、美少女サスペンスもの?ヒキコモリでヲタクな男子高校生が連続殺人事件に巻き込まれていく…という始まり方。妄想の中のアニメのキャラや、妹やら、同級生の女の子やら、美少女アニメチックな女の子たちがワラワラ出てきて、う〜ん、私のテイストとは違うかも…とも思いつつ、事件の謎が気になりはじめちゃったのでもう少し見てみる予定。

■ミチコとハッチン
「サムライチャンプルー」のマングローブが制作ってことで見てみることに。第1話では、メキシコっぽい土地で里親と子供たちからいじめられて育ったハナのところに、本当の母親(?)で凶悪犯罪者でバイクを乗り回すボンキュボンなおね〜さんのミチコがやってきて、ハナを連れて旅に出る?…というところから。ハナがいじめられるシーンが続いてメゲそうになったけど、第2話からは楽しくなりそう。スタッフロールを見ていたら「カウボーイビバップ」や「サムライチャンプルー」の監督である渡辺信一郎が「音楽プロデューサー」を務めているみたい。期待〜。

■のだめカンタービレ 巴里編
えっと、のだめアニメ初体験。マンガもドラマもアニメも話題になっていたけれど、私はマンガの第1巻を買って、読んで、ギブアップした、という経緯を持つ作品だったのでスルーしてたのよね。んでも、まわり騒いでいるのでちょっと見てみようかと……。千秋真一の声が関智一さんなのは嬉しかったけど、う〜ん、やっぱり私はのだめのキャラが好きになれない…(マンガをギブアップしたのも同じ理由。のだめが好きになれない…というのか生理的にイヤ)。少し見るけど、途中でギブアップしそうな予感。

■テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION ◎
他のアニメには評価の○×を付けてないのに、アビスには、いきなり「◎」評価(笑)。
まだ第3話までしか見ていないけれど、こんなにすごいゲーム原作のアニメは見たことが無い! 徹底的にゲームに忠実に作られたアニメ。原作ゲームが大好きで、何周もやり込んだプレイヤ的には、超感動〜!ゲームをプレイしていない人には、設定が分かりづらそうだし、途中でギブアップする人も出てくるのかな…。ゲームでも設定が分かりづらかったですものね。いやいや、でも、ほんとに嬉しいアニメ。永久保存版!
ゲームに忠実に作られてはいることは重要だけれど、さらにゲームで語られてないアッシュ視点のシーンも加えてくれれば嬉しいのだけどな(期待)。


■七瀬ふたたび(ドラマ)
普段はドラマを見ない私だけど、知り合いが制作に関わっているということで視聴開始。筒井康隆原作。原作は…読んだかなぁ?読んでいたとしてもすっかり忘れているし、新たな気持ちで見られていいかも。超能力に目覚めてしまった少女、七瀬が主人公の物語。今のところ、キャストもいい感じ。


■視聴中
○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂
△テイルズ・オブ・エターニア THE ANIMATION

(視聴中アニメに一言)
BLEACHが原作ストーリーに戻ってホッ。でも、やっぱ、ちょっとマンネリ…。
銀魂は、新八の文通エピソード可愛かった〜。やっぱり新八、好きだわ〜(笑)。

2008年10月14日火曜日

映画「フラガール」「ゆれる」

TV放映していたものを録画して2本いっぺんに視聴。
「フラガール」のほうは地上波だったのだけど、地デジで録画してみましたよ。そしたら、画質、いいじゃん。……あ、いかんいかん、デジタル普及反対派だった……(苦笑)。いや、デジタルがいけないんじゃなくて、コピープロテクトがイヤだってだけなんだけどね…。

…と、話が横にそれたところで、簡単に感想〜。


■「フラガール」 ○

公開のときにはもう日本にいたし、CMなんかをちょこちょこみて気になっていた作品。実際に見てみてビックリ。予想と全然違った映画でした。

CMやワイドショーで取り上げていたのをチラチラ見て、すっかりコメディ色の強い映画だとばかり思っていたんですよね。しずちゃんが出ているだとか、田舎娘がへっぴり腰でダンスを踊るとか、そんなところばっかり見せられていたから。

実際には、衰退していく炭坑の町の復興をテーマにした人間ドラマ性の高いストーリーなんですね。途中で何度ウルウルさせられたか(うるうる)。ベタな展開ではあるけれど、キャラクタを丁寧に描いていたし、それぞれのキャラクタにも魅力があったし、いい映画でした。○。

そして、意外にも、「豊川悦司ってカッコいいじゃん……」という感想を持ってしまいましたよ。だって、絶対に私のタイプじゃないはずなのよ。でも、あんだか、妙に惹かれてしまいましたよ。そういえば、ちょっと前に見た「20世紀少年」でもトヨエツがカッコ良かった、って言ってなかったっけ、私? も…もしかして、私ってトヨエツ好きだったのか?(おぉ〜)

え〜、んなわけで、最後のほうの思わせぶりなトロッコシーンで、変な予測をしてしまい、変なドキドキを味わってしまいました(苦笑)。よかったよ、変な予測があたらなくて…。


■「ゆれる」 ○

オダギリジョーと香川照之の演技が素晴らしかった。

ストーリーは単純なものの、2人の心理については非常に深過ぎて、結局、1度見ただけでは、それぞれの人物が辿り着いた心境は理解できなかった…というのが本音。

東京で自分の好きな仕事をして楽しく暮らす弟(オダギリジョー)。実家で家業を継ぎ、地味に日々の仕事をこなすだけの兄(香川照之)。母親の葬儀で久しぶりに実家に戻ってきた弟と、幼なじみの女性をさそい、子供の頃の想い出の渓谷へ遊びにいく3人。その渓谷で幼なじみの女性が吊り橋から落ちてなくなってしまう。事故?事件?兄弟の微妙な心理描写で物語が進んでいく。事故(事件)の映像は最後まで視聴者には見せられず、何が本当なのか、その中に潜んでいる心理は何なのか、嫉妬、信頼、疑惑………。起伏の少ない静かなドラマの中に、ぎゅっと何かの感情が凝縮されていて、「濃いドラマ」という印象。

サスペンスという雰囲気ではなく、兄と弟の心の中の感情に、自分の心理を映そうとして考えさせられる。一筋縄でいかない複雑な心理を想像し、ちくちく刺さる自分自身の過去のいろいろな出来事への後悔を重ねてズキン。

役者と演出がうまくかみ合って奥の深いドラマだったな〜という作品。オダジョーも良かったけど、香川照之の弱い部分と感情を吐き出す部分の演技の振れ幅がすごく印象に残った。

ラストシーンの後は、どんな風になったのだろう?
そこは視聴者に任せられた部分なのだろうけれど、私には、どうなったのか想像できない。う〜ん、難しい。

2008年10月3日金曜日

アニメ「神霊狩/GHOST HOUND」 ◎

WOWOWで放送された、Production I.G・士郎正宗原作のオリジナルアニメーション。私をWOWOWの視聴に誘った作品(笑)。

最近放送されていた「RD潜脳調査室」と同様にProduction I.G・士郎正宗原作ということで、不思議な感覚が面白い。「攻殻機動隊」は近未来の警察物語、「RD潜脳調査室」はネットの繋がりを「海へのダイブ」という捉え方をした作品。そして「神霊狩」は、現実世界に近い物語。宗教、幽体離脱、日本古来の神、伝承、ダムに沈んだ村に残る霊たち…といった、一般的に怪談話なんかに出てきそうな「超常現象」を比較的冷静に脳内活動として扱おうとしていて、微妙な怖さと不思議さが魅力。

平和な田舎の村。11年前に起こった誘拐事件に巻き込まれて心に傷を負った少年2人と、東京から転校してきた少年が体験していく不思議な現象。「魂抜け」という幽体離脱のような現象を通じて、少年たちが過去に田舎の村で起こった事件にの真相に触れていく。最終的には、政治や宗教や人口生命体を研究しているバイオ会社の思惑が絡んだ物語になっていくのだけれど、基本的には少年たちの視点から事件に立ち向かいながら成長、変化していく少年たちの心を描いている…って感じなのかな。

物語のベースとなる不思議な現象については、結局最後までよく理解できなかったけれど、少年たちが魅力的に描かれていて、面白かった。まわりに出てくる大人たちは、少年たちを見守る存在ではなく、むしろ少年たちよりも何も分からない存在であり、その不安定さが物語を面白くしているというのもあるのかも。

前半はWOWOWの再放送で、後半はDVDレンタルで見たわけなのだけれど、よくわからないままなので、もう一度最初から見直してみようかと思っているところ。


監督:中村隆太郎
出演者:小野賢章、 保志総一朗、 福山潤、 矢島晶子
収録時間:72分
レンタル開始日:2008-02-06

Story
『アップルシード』『エクスマキナ』の士郎正宗原作によるホラーファンタジーアニメ第1巻。“現世”と“幽世”を自由に行き来できる少年たちが大冒険を繰り広げる。キャラクターデザインは「地獄少女」シリーズの岡真里子。第1話から第3話までを収録。 (詳細はこちら

アニメ「砂ぼうず」 ○

ぽすれんでレンタルしてたアニメ。最終回まで見終わりました。

え〜、皆さんにはオススメしません(きっぱり(笑))。

なのに、私が最後まで見たのは……主人公の声が鈴木千尋さん(以降ちーちゃん)だったから〜(笑)。いや〜、ちーちゃんの演技としては楽しかったんですよ。

数百年前に文明が滅んだあと、何もない砂漠と化した「関東大砂漠」でサバイバルしている、汚〜くて汗臭い男たちのお話。主人公のカンタは、「砂ぼうず」と呼ばれる凄腕便利屋。…が、実際には、チビで不細工でセコくて、ボインに目がない、…という、ぜったいに女性にモテない「イヤなタイプ」のヤツ。…が、本人はそんなこと構っちゃいない。ボインちゃんと見れば仕事は安請け合いしちゃうし、デレデレになっちゃうし、簡単に騙されちゃうくせに、自分はモテると思っていたり(をい)。

仕事でもセコい技を使ったり、イヤなヤツなんだけど、なんとなく一本筋が通っているような(…通っていないような…)、ちょっと頼りがいがある漢な部分がチラチラと見えたり(隠れたり…)するのがミソ。妙〜に憎めないヤツ。


…そんな、裏も表もスケベも漢もあるような役をちーちゃんがやっていたわけで、最後までなんだかんだと見てしまいました。


え〜、というわけで、全然オススメはできないけれど、ワタクシ的には「○」ってことで(苦笑)。


余談:
「砂ぼうず」DVD全12巻の表紙が、どれも有名作品のパロディーになっているのが、ちょっと面白かったり…(笑)
http://posren.livedoor.com/series-1362.html

監督:稲垣隆行
出演者:鈴木千尋、 斎藤千和、 小谷朋子
収録時間:48分
レンタル開始日:2005-02-16

Story
「SAMURAI 7」のGONZO制作による、うすね正俊原作のガンアクションアニメの第1巻。砂漠と化した近未来を舞台に、「すべては実利」がモットーの便利屋“砂ぼうず”の戦いが繰り広げられる。第1話「妖怪と、ボイン」と第2話「砂と、雨」を収録。 (詳細はこちら

2008年10月1日水曜日

2008秋 終わったアニメ感想

■終わったアニメ(感想は後述)2008/09

○魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜
◎鉄腕バーディー DECODE
○マクロスFrontier
○夏目友人帳
○ワールド・デストラクション〜世界撲滅の六人〜
○RD 潜脳調査室
◎テイルズ・オブ・シンフォニア The Animation

■視聴中
○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂
△テイルズ・オブ・エターニア THE ANIMATION

■途中で見なくなったもの

×西洋骨董洋菓子店(アンティーク)
×薬師寺涼子の怪奇事件簿
×ウルトラヴァイオレット:Code044


■終わったアニメの感想

○魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜

魔法士を目指すソラと、同じ魔法事務所に下宿することになった豪太のほんのり切ない恋物語。キャラクタの絵は比較的ラフで素朴なのに、背景がリアルに細かく書き込まれていて、時に実写と見まごうほど。魔法士を目指す青年たちの何気ない日常と悩みと歓びと、そして好きな人を思う気持ちがゆっくりやわらかく表現されていて切なかった。エンディングも、ハッピーエンドではなく…でも、それぞれが前に向かって進んでいる感じで、ついついホロリ…。切ないお話だったし、繰り返し見ることはない、かな。

◎鉄腕バーディー DECODE

な〜んの期待もせずに見たけど、面白かった。登場キャラクタも魅力的だし、アクションもスカッとしていて良かったし、絵も好みだし、ストーリーもちょっと切なくて、なかなか良かった!…え〜、たぶん、主人公が気弱な弟系キャラだった…ってことも、私のツボにハマった要因かもしれないけど(笑)。原作を立ち読みで2巻まで読んだけど、原作の方も面白そう。買っちゃうかも〜。

○マクロスFrontier

感想は○と△の間ぐらい。すごく面白かった…という感じでもなかったけど、最近、だんだん見なくなってきたロボット系にしては人間関係に重きが置かれていて良かったかな。主人公アルトはそれほど好きじゃなかったけど、脇役のオズマ(CV小西克幸)が妙にツボにハマって最後まで見ることに(笑)。途中、オズマが血まみれで紛らわしいセリフを語った回があって、「え……死んじゃうの……?」とマジでハラハラしましたよ。…って、ストーリーじゃなくて、ピンポイントな感想かいっ!(苦笑)

○夏目友人帳

1話完結型のほんわか物語。妖怪が見える少年、夏目と、妖怪たちのハートフルストーリー。1クールで終わっちゃうなんてもったいない。ニャンコ先生のおちゃめな演技をもうちょっと見たかったな〜。

○ワールド・デストラクション〜世界撲滅の六人〜

1回目を見たときに「絵が幼稚過ぎる!子供向けか?」という感想を持ち「2話目からは見ない」と宣言していたにもかかわらず、何故か最後まで見ちゃったアニメ。おまけに、9月末に発売されたDS版のRPGまで買っちゃいましたよ…。完全にセガの商戦に巻き込まれた私……(笑)。
主人公の少年キリエが、これまた気弱な弟系キャラなのがツボに入っちゃいました…。あぁ、最近、そんなんばっかり……。最終回が放送される前にゲームが発売され、さっそくゲームをプレイして設定の違いに驚いていたんですが、アニメのほうの最終回を見て納得。アニメの最終回では、うっかり主人公のキリエに惚れちゃいました…。あう〜。
ゲームとアニメは、どうやら登場人物の基本的な性格は同じだけれど、ストーリー展開が違うパラレルストーリーになっているみたい。ゲームの方はどんな結末になるのか、かなり気になるところ。

○RD 潜脳調査室

プロダクションI.G・士郎正宗共同原作のオリジナルアニメーション。攻殻機動隊と似たような設定(電脳や義体化)ではあるけれど、電脳ネットワークの捉え方がちょっと違う感じ。電気・電子的な接続という感覚ではなく「海」という捉え方をしていてちょっと不思議な雰囲気。最後まで物語の技術的な背景が理解できなかったけど(苦笑)、キャラクタが魅力的に描かれていて面白かった。これは最初から見直したら新しい発見があるかも。そのうちレンタルで見直してみようと思っているところ。

◎テイルズ・オブ・シンフォニア The Animation

最近終わったわけじゃないし、OVAだからここで感想を書くのも変だけど、前回の「新アニメ」に入れてあったからここに〜。ゲームのファンなら絶対に二重丸を付けたくなるアニメ。丁寧に書き込まれた絵と、ゲームのストーリーに準拠した物語。惜しむらくはシルヴァラント編を4話にまとめるために、コンパクトになり過ぎているところ。外伝的な話も盛り込んで12話ぐらいにして欲しかった。
物語の後半にあたるテセアラ編も制作が決定したとの嬉しい話題も最近飛び込んできたので、期待したいところ。え〜、テセアラ編も4話構成とかなのかな…。せめて6話〜8話ぐらいに引き延ばしてくれないかしら……。


■視聴中アニメの感想

○名探偵コナン

最近、放送が少なすぎ!もっとコンスタントに放送してくれ〜!でも、相変わらず原作もアニメもお気に入り。そうそう、原作コミックスでは、まだ敵とも味方とも分からない重要人物(※)の沖矢昴の声が、アニメで置鮎さんでしたね〜。
置鮎さん、コナンには何度か出演してますが、今のところ犯人役をやったことがないんだよね。敵キャラのように描かれているから、裏をかいて味方である、という線が強いかなぁ〜。味方であって欲しい〜。(※サンデー読者の方はもしかしたら既に正体を知っているかもしれませんが、私はコミックスベースで物語を楽しんでいるのでネタバレはご容赦ください)

△BLEACH

放送時間、変わるらしいですね。う〜ん、最近のアニメオリジナルの話はあんまり面白くない…かも…。尸魂界篇までは面白かったので、その時のキャラクタの魅力が忘れられなくて惰性で見続けている…って感じ。

○銀魂

3年目後半に突入した銀魂。なにやら「最終章突入!」とか大騒ぎしてるんだけど、丸3年でアニメの方は一段落しちゃうのかしら?…ま、続いていても続いてなくても別にいいんだけどね〜な感じのアニメなので、別にいいけどね(笑)。でも、毎週、結構楽しみなんだけどなぁ〜。新八、可愛いし(まだ新八ファン?笑)。

△テイルズ・オブ・エターニア THE ANIMATION

評判が良くないことは知ってました。えぇえぇ。ファンタジアやシンフォニアのOVAとは違って、完全な「外伝」扱いのアニメーション。それでも、ゲームでキールとメルディのカップルが好きだったワタクシ的には、なんだか気になって見ちゃっている、というところ。まだまだ反発しあっている時期の物語だとは思うけど、さり気なくメルディを守ろうとしているキールがステキ!…って、相変わらずキールばっかり見てる私(笑)。

2008年9月18日木曜日

映画「デトロイト・メタル・シティ」 ○

見てきちゃいました。DMC。

松山ケンイチ主演のコメディ映画。オシャレなポップミュージシャンを目指して東京に出てきた青年が、何故かデスメタルバンドのカリスマボーカリストになっちゃった〜というお話。デスメタルが嫌いな彼女に、正体がバレそうでバレないハラハラドキドキのコミカルさが楽しかった〜。

コメディ映画なので、深い設定などはま〜ったく考えずに見るとヨシ。
そういう映画だと理解した上での感想は ○。

松山ケンイチ、若者文化、ロック、ドタバタコメディがキライじゃなければ、1000円ぐらいで見るには楽しい映画でした。1800円は……ださないかも(をい)。


いやいや、「ありえね〜〜っ!」な場面が次々と展開されていくんだけど、それがバカバカしくて面白くて笑える。実写じゃ無理っしょ?…と思える状況を、いとも簡単に実写化しているところが潔い!(笑)

松山ケンイチは、それほど好きではないけれど、演技がすごい。オシャレ系というより、超田舎臭いオドオド系の男の子(根岸くん)の役をコミカルに演じている姿も、ドスの利いた声でデスメタルバンドのボーカリスト(クラウザーさん)を完璧に演じている姿も、どっちの演技にも感動。クラウザーを演じている姿は「これ、バンドとしてアリかも!」と思わせるリアルさ。根岸くんを演じているときの「いや〜、恥を封印して完璧にバカバカしさを演じました!」っていう捨て身(?)の演技がリアルを通り越して笑いを誘う。


ある意味、B級映画なわけなんだけど、それをトコトンやってのけるところに敬意を表したい。

笑わせてくれてありがと〜。



…んでも、原作を読んでみたい…とは思わなかったっす。
映画で笑って、それで十分楽しませていただきました。


余談ですが、ライブハウスで観客が「DMC!DMC!」と連呼する場面で、「TMG!TMG!」…と聞こえてしまったのは、私の脳みその変換機能の賜物です(笑)
※TMG=Tak Matsumoto Group

あ〜、それから、ジーン・シモンズ(KISS)が出演していたのにもビックリ(笑)。そういえば、DMCのメイクってKISSっぽいよね。

2008年9月10日水曜日

映画「20世紀少年 第1章」○

見てきました、「20世紀少年」。

なかなか面白かったです。評価は○ぐらいかな。

原作が面白いという話を聞いていたので、以前から微妙に気になっていた作品。原作を読もうかどうかウダウダしているうちに映画化されて、おまけに主人公が唐沢寿明(わりと好き)。うん、こりゃ見に行かなくちゃ!…となったわけ。

映画の公開前に原作コミックスを2巻まで買ってきて読んだんですが、原作の絵とテンポが私にはあまり合わなかったのでギブアップして、いきなり映画を見てみることに〜。


うん、なかなか面白かった。

原作を読んだ人には、きっと深い設定が端折られたりしていて歯痒い感じがするんだろうな〜というのも、なんとなく分かる。デスノートやクライマーズハイでは私もムズガユさを感じた。でも、逆にまるっきり知らないと「次はどうなる、次はどうなる?」ということに集中できるので意外と素直に物語に入り込める。細かい設定も、なんとなく自分の中でテキトウに補完して流れを楽しんでいる。

原作2巻分だけを読んでしまっていた私がビックリしたのは、オッチョ。

2巻分読んだところでは、絶対にオッチョがともだちだと思っていたのに、なんだか妙にカッチョいいトヨエツが出てきてビックリ! そういえば予告のトレイラーでトヨエツ出てきてたじゃん。あぁ、トヨエツがオッチョだったのね!(トヨエツは私の好みじゃないはずなのに、妙にカッコいい〜と心が揺れちゃいました)。

役者の演技もいい感じ。ちょっと情けないけれど、心の奥の責任感を少しずつ引き出されていく主人公を唐沢寿明。男勝りの女性は誰がやるんだろう…と思っていたら常磐貴子。私の思う彼女の印象って「男勝り」とは違うはずなんだけど、しっかり「男勝り」が板についている感じ。その他のキャラも、それぞれの役者の味を十分に出していて、演技を見ているだけでも楽しい。

1人(いや2人?)だけ、え〜この人なの?と思ったのは双子役の佐野史郎。いやいや、佐野史郎は変な役はお得意だと思うんだけど、さすがに双子の映像は気持ち悪すぎ(笑)。


そして、最近映画を見に行くと必ず書いているような気がする感想

 長過ぎるよ〜!

いやいや、長い原作を三部作にするだけでも大変なんだろうから、それをさらに短くするのは大変なのかもしれないけれど、途中からちょっと集中力が切れてきました。地下にみんなが集まったところあたりから、「どんな風に「つづく…」と終わらせるんだろうな〜」ということばかりが気になって、演出に1つ1つに「あぁ、これだな?」…いや違った…「あ、ここか?」…また違った…「さぁ、これだな!」…まだ続くのか……と、だんだん面倒になってきちゃいましたよ。決意表明後のモノクロ静止映像になる演出なんて、もう、いかにも「to be continued...」って演出じゃん!

全体のボリュームが分からないから、どの辺で終わらせるとキリがいいのか分からないってことがアダになって、最後の30分ぐらいは、変なところに神経をすり減らしちゃいました。

…これが演出の狙いだとしたら、それはそれで大成功なんだろうけど、いや、見ている側は疲れますから……(涙)。


それに、なんだかもんのすごいことになってましたね。あれ、すでに東京はまっさらのサラ地になりそうだし、登場人物は全員死亡〜な雰囲気なんですけど、ちゃんと第2章には皆さん出演するようで…。うん、あの映像は派手に作り過ぎなんじゃ?(苦笑)



と、ちょっとマイナス感想も書きましたが、続きが気になるし(原作を読む気はなくなったし)、役者たちの演技がそれぞれすごくいい感じだったし、第2章も見に行こう〜と思いましたヨ。TVで放映されるのも早いだろうけど、これは映画館で見た方が楽しいかも、ってことで。

2008年8月27日水曜日

ドラマ「めぞん一刻(完結編)」○

HDDレコーダが壊れて再生しかできない状況に陥ったとき、「これだけは見なくちゃ!」と見たのが、これ(苦笑)。でも、見てよかったよ!よかった、泣いちゃったよ…。

去年の5月に「浪人編」が放送されて、その時にも「面白かった!」と感想を書いていたワタクシ(→そのときの記事)。その完結編が7月終わりに放送。すぐにでも見たかったのだけど、そのあとバタバタしていて十分な時間がとれなかったからそのままになっていたのね。

いや〜、でも、再生できてよかった(涙)。面白かった。


マンガの実写化は基本的に好きになれない私なのだけど、今回のドラマ化は配役も演出も原作ファンから見ても納得の出来。もちろん、はしょられたエピソードはたくさんあるけれど、ちゃんと2時間枠の前後編として、しっかりまとまりよく作ってあって好印象。五代くん役の役者さんが新人なのもいい感じ。役者には他の作品での印象がつきまとってしまうけれど、そういうのがなく「五代くん」たるべくして「五代くん」になっていたという感じ。

原作と同じく、春香ちゃんの笑顔で終わる物語。
最後のほうは、なんだかいろいろ思い出してウルウルしちゃいました。特に惣一郎さんへの報告のシーンなんて涙腺壊れるかと思っちゃいましたよ(HDDレコーダが不安定で、私の心も不安定だった…ってのもあるんだけど(苦笑))。

「めぞん一刻」、また読み返したいな〜。あ、でも、この間、コミックス、売っちゃったんだった………。

アニメ「バッカーノ」◎

DVDレンタルでシリーズ全話を見ました。
めっちゃ面白いっ!!!! 二重丸◎!!!

1930年代、禁酒法時代のアメリカ。シカゴからニューヨークに向かう豪華列車で起こる事件を中心に、20人以上の登場人物のエピソードが絡んだドタバタ・アクション・ミステリー・マフィア物! 登場人物たちの関係は、最初は全くわからないのだけれど、時間軸をさかのぼったり戻ったり、速いテンポで場面が展開しながら、少しずつその関係や因果関係が分かっていく、という作り。最初の数話は、何や何やら分からないのだけど、物語の後半にくると「あ、あれがアレだったのかっ!」「あのときにアレがアレしたのかっ!」と、どんどんエピソードが繋がっていく快感。いや〜、面白かった!


が、問題が1つ……。

後半に行けば行くほど、いろいろな伏線が分かってくるので、見終わった後に「また最初から見たい」という欲求が……。結局…

 2回も借りてしまいましたっ!(涙)


え〜、バッカーノ、DVD8枚(OVAも含めて全16話)、借りるならいっぺんに借りましょう(絶対に1話から見直したくなるから!)。それか、諦めてDVDを全巻買うベシ!(苦笑)



こんな面白い作品に出逢えるから、まだまだ「ぽすれん」がやめられないんだよな……。

監督:大森貴弘
出演者:小野坂昌也、 あおきさやか、 吉野裕行、 小林沙苗、 藤原啓治、 阪口大助、 小林ゆう
収録時間:49分
レンタル開始日:2007-10-24

Story
成田良悟原作の同名ライトノベルをアニメ化した第1巻。30年代、禁酒法時代のニューヨークを舞台に、裏社会に生きる人々が数々の奇妙な事件に巻き込まれていく。第1話「副社長は自身が主役である可能性について語らない」と第2話を収録。 (詳細はこちら

映画「突入せよ! あさま山荘事件」○

「クライマーズ・ハイ」がなかなか良かったので、同じ監督さんの実話ものの映画ということで、「突入せよ! あさま山荘事件」(2002年公開)もDVDレンタルで見てみました。

子供の頃にTVで中継され、誰もがその画面に釘付けになっていた事件。事件の内容は全然分からなかったけれど、子供心に緊迫感がくっきりと植え付けられた。その「あさま山荘事件」を、佐々淳行の視点で追った実話もの。地元警察である長野県警と警視庁から派遣された佐々たちとの醜い主導権争いや、緊迫感のある突入シーンなどが描かれている。

役所広司が、もの腰やわらかな中に芯を持っている佐々役を好演。佐々淳行という人物をそれほど良く知っているわけではないけれど、私の中の佐々イメージにピッタリ。

現場の緊張感は、「これは映画館に見に行かなくてよかった…」と思ったほど(一部は怖くて画面から目をそらして視聴)。主人公の佐々が死なないことは分かっているけれど(映画の中にもエキストラで出演していたし!(ビックリ〜!))、部下たちの誰が犠牲になるのか分からない状態での緊張感溢れる映像はドキドキもの。TV中継で印象の強かった鉄球の裏側では、機動隊の人たちがこんな緊迫した状況で働いていたのか……と、怖さと感動で涙がホロリ。


「クライマーズ・ハイ」と同じように、一般人の目からは見えない部分の実話を映像化したもの、なのだけど、見終わった後の印象は、今回の「あさま山荘事件」のほうが強烈命がかかっている緊迫感のある映像が続いたからなのかもしれないし、原作と比べながらじゃなく最初から映像の世界に入っていけたから、なのかもしれない。原作を読んでから見たら、また違った感想になったのかも。そして、原作には、登場人物たちのもっと細かい心の中の葛藤が描かれているんだろうな…。機会があったら原作を読んでみよう…と思うワタクシでありました。


…それにしても、最近、実話ものや歴史ものを見ていることが多いですよね、私。子供の頃も、仕事をしていた頃も、ま〜ったく興味がなかったこと。その反動で、今、いろいろなことを知りたいと思っているんだろうか。学生時代ぐらいに気がついていれば、もっと博識な人間になれたんだろうになぁ…(苦笑)。

監督:原田眞人
出演者:役所広司、 宇崎竜童、 伊武雅刀、 天海祐希
収録時間:133分
レンタル開始日:2002-11-01

Story
72年に日本全土を震撼させた実話を元に、『金融腐蝕列島呪縛』の原田眞人監督が役所広司を主演に迎えて描いた社会派アクション。警察に追われた連合赤軍は人質とあさま山荘に立てこもった。雪と氷に閉ざされた地で警察と犯人の息詰まる攻防が始まる。 (詳細はこちら



ちなみに…DVDレコーダ(プレイヤ)が壊れているのでノートPCをTVに接続し、音声はBoseのホームシアターに接続して視聴しました(なので、ぱっと見は、いつもと変わらない)。PCからTVに出力した映像があまりにキレイでビックリ! ふつーにDVDプレイヤで見ているかと錯覚しちゃいましたよ。PCってすごいなぁ〜(地上波の番組は録画もしてくれるしね〜)。……と、PCを酷使すると、こんどはPCが壊れたりしそうなので、お手柔らかにいかなくちゃ……。

2008年8月22日金曜日

映画「クライマーズ・ハイ」○

1985年の夏に起こった日航機の御巣鷹山への墜落事故を追った新聞記者を主人公にした物語。

「ザ・マジックアワー」を見に行った映画館で予告映像を見たときに、主人公が堤真一であることと、事故自体の話ではなく新聞記者たちの話であることに興味がわいて、なんとなく「見たいな〜」と思っていた作品。

私の感想は、「見に行ってよかった」。

でも、どうにも感想の書きづらい映画。それは、娯楽のための映画ではなくて、人生を考えさせる映画だったから。私にとっては「評価○」だったけど、娯楽を求めたり、役者の魅力を求めてみると、だいぶ感想は違うものになるのかも。


■先に原作を読んじゃった

予告を見て「見てみたい」と思ったものの、7月は仕事でバタバタしていたし、8月は夏休み的用事でバタバタ。映画館には見に行けないかも……と思ったので原作の文庫を買ってきて読むことに。

詳しい配役は知らなかったものの、主人公が堤真一であることと、泥だらけで電話をしている役を堺雅人が演じていることだけは分かっていたので、「悠木」は堤真一、「佐山」に堺雅人を想像しながら読み進めました。原作を読んでいて思ったのは、「悠木」の堤真一は納得するものの、どうも「佐山」の堺雅人が思い浮かばない…というのが私の印象。

役者では微妙なズレはあったものの、原作自体はとても入り込みやすく、淡々とした中に静かな緊迫感が詰まっていて、厚めの文庫なのに、あっという間に読了。

■原作と比較しながら……

そんなわけで、映画は原作と比較してみることに…。

前半は、新聞社内部のシーンが原作ほど緊迫感がなくて、ちょっと退屈に思えたのだけど、ストーリーの最大の山場である事故原因報道の前後の新聞社内部の緊迫感と迫力は良かったな〜と。この場面との対比のために、前半は意識的にローテンションにしていたのかもとも思える。

新聞社内部の話は、原作の文章だけでも十分イメージも緊迫感も表現されていたから、映像化の優位性はそれほど感じられなかったのだけれど、映像が圧倒的に意味をなしていたのは山登りのシーン。1985年当時の映像の間に挿入される17年後の映像。安西の息子とともに谷川岳の衝立岩に登る悠木の姿。登山家じゃない私には、小説だけでは本当の山の景色は想像ができなかった。それが、映像としてスクリーンに映し出されて感動。


■配役

原作を読んでから見たので、配役がいろいろと気になりました。
主人公の悠木は、読む前から堤真一だと分かっていたし、印象にあまりズレはなかったんですが、もう少し情けない部分が出ていても良かったのかな…と少し思ったり…。

私は小劇団系の匂いのする役者さんって結構好きなんですが、堤真一もその匂いのする役者の一人(と調べてみたら劇団出身というわけではないんですね…)。特に小劇団系の役者さんの見せる、むしろ「カッコ悪い」演技が好きなんですが、今回の悠木には「カッコ悪い」演技があまりなかったのが残念。小説を読んだ時には、カッコ悪く落ち込むシーンや取り乱すシーンもあるのかと期待していたんですけどね。

小劇団系役者の演技を期待したと言えば、佐山役の堺雅人にも期待してました。佐山に関しては、小説の佐山と堺雅人にはちょっとギャップがあったんですよね。実際、映画を見てみても、微妙にギャップが…。演技もよかったし、役者もいいのだけど、私の印象とのギャップは埋まりませんでした。それに、やっぱり、もうちょっと「カッコ悪い」シーンがあっても良かったよな〜と。

原作とのギャップが一番大きかったのは安西役の高嶋政宏。原作では、もうちょっと太っていてデッカい人のイメージがあったんですが、まぁ、よく考えてみたら、登山家なんだからデブってことはないわけで、私の小説から受ける印象が間違っていたってことなんだろうな…。

イメージピッタリだったのは、整理部長のカクさん(でんでん)。

原作ではイメージを持たなかったけど、映画で見ていいなと思ったのは、整理部の吉井を演じていたマギー。

そして、ちょっと嬉しかったのは安西の息子の燐太郎役が小澤征悦だったこと。ファイト一発〜な感じだし、実直な登山家にはピッタリ。それに、なんといっても私の好みなのね(笑)。


■関連作品

ところで、「クライマーズ・ハイ」は、テレビドラマ化もされていたようですね。悠木役が佐藤浩市で、安西役が赤井英和。佐山役は……大森南朋……と、ちょっとピンと来ない名前だけど、調べてみたら「蟲師」の虹郎をやったひとだとか。原作から受けたイメージは、堺雅人よりも佐山に近いかも。DVDも出ているようなので、ちょっと見てみようかな。

監督の原田眞人の作品も調べてみたら、「突入せよ! あさま山荘事件」なんていう作品もあるんですね。こちらは新聞記者視点ではないけれど、クライマーズハイでもキーワードとしてできた「連赤」関連のものだし、佐々淳行は名前はよく聞くけれど、実際のところあまり知らない人物だし、これも見てみようかな……。

…と、興味の範囲は堤真一から離れ、どんどん飛び火していくのでありました。
いいね〜、ネットでなんでも調べられるって。

2008年8月17日日曜日

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」△

DVDをレンタルして見ました。

う〜ん、感想は△。

映像はすごいんだけど、ストーリーが複雑になり過ぎて、なんだかぜんぜん分かりませんでした……。
2(デッドマンズチェスト)を見たのがずいぶん前のことになっちゃったし、続けて見ないとだめなのかも。
…というのか、長過ぎて、続けて見る以前に、1本見るのも辛いかも…。

デッドマンズチェストは、コミカルなシーンが多くて、比較的楽しく見ることができたし、ジャックスパロウが大活躍〜って感じでそれなりに楽しかったにも関わらず、映画館で見たために、映画の長さに疲れてきて「そろそろ終わろうよ…」と思いながら見ていたわけですが、

ワールドエンドは……登場人物が多すぎてスパロウの活躍する時間が少なかったし、話が複雑すぎて誰に感情移入してみればいいのかさっぱり分からないうちに終わっちゃった感じだし、ヒロインが主人公っぽくなっていたけど、この人最初からあんまり好きじゃないし、

なんだかなぁ〜、という印象。


終わり方も、あれでいいんでしょうか?
もっとハッピーエンドでも良かったんじゃない?

…っていうのか、私にとっての主人公はジャックスパロウですから!(苦笑)



映画館で見なくてよかった……。

「デッドマンズチェスト」を見たときの感想

2008年8月15日金曜日

映画「スカイクロラ」○

押井守監督のアニメ作品「スカイ・クロラ」を見てきました。
私の感想は○。
映画館に見に行くだけの価値があった。

3DCGによる戦闘機の空中戦の臨場感溢れる映像も素晴らしかった。

映像のすごさに比べると、物語は淡々と進んでいく。
1人の少年の視点からの生と死と人への想い。
最初は、あまりに淡々と進んでいくので、
物足りなさを感じつつ見ていたのだけれど、
少しずつ分かっていく主人公のまわりの状況にだんだん引き込まれ、
結末の物語へ誘導されていく感じに、心がザワザワさせられる。

ゆっくり淡々と語られるからこそ、
状況をほとんど説明されないからこそ、
その奥にある深い設定や感情にジワジワと浸される。

歳を取らず、戦争をするためのコマであるキルドレと呼ばれる少年少女たち。
同じことを繰り返していく日常。
それを見守る大人たち。
疑問も持たずに生きる少年、疑問を持ち悩む少女。
何度も何度も繰り返される生き様を、ずっと見続ける少女と、
何度も何度も繰り返される生き様を、何度も何度も生きる少年。
時は直線ではなく、螺旋。
どこに終わりがあるのだろう。
どんな結末が「終わり」なんだろう……。

見終わった後も、まだ謎が残る。
人によって違う解釈ができそうな終わり方。
タイムパラドックスものではないのに、
そんな感じの不思議な物語。


見てよかった。


登場するビーグル犬やディスク型オルゴール、
ポーランド語や繰り返される日常の描写に、
「イノセンス」や「Avalon」を思い起こさせられる。
他の押井作品を見てから行ってよかった。



そうそう、主人公の少年役を加瀬亮、ヒロインを菊地凛子、
主人公の同僚役を谷原章介が声をあてているのだけれど、
谷原章介の演技がうまくてビックリ!
「ベクシル」では、あまりセリフがなかったし、
感情を表す役ではなかったので気がつかなかったけれど、
今回はちょっとワルぶった兄貴分の同僚役。
いや〜、ほんとにうまくてビックリ。
ちょっと見直しちゃったよ。

アニメ「ジパング」○

アニメ「ジパング」の全26話を見終わりました。

面白かった!

海上自衛隊のイージス艦が第二次世界大戦の時代に
タイムスリップするところから始まる物語。
60年後の最新鋭の兵器が歴史に与えてしまう影響や、
それに関わる人たちの葛藤が描かれている。

原作は未だに連載中ということも知っていたので、
いったいどんな風に終わるのだろう?と思って試聴していたのだけど、

 「さぁ、これからだっ!」

…ってところで終わるんですね!

この先、どうなるのかすごく気になる。

う〜ん、原作はすでに30巻以上になっているらしい。
ってことは、買うとしたら30冊以上?
うひ〜、厳しい〜〜〜〜。

取りあえず、ブック○フに行ってみよう……(笑)。



原作を読まなくちゃ…といえば、
「20世紀少年」が映画化されるようですね。
読んだことないんだけど、映画の予告を見たら面白そう。
映画を見るなら原作を読んでおきたい。
こちらは全22巻。

…両方で50冊以上…。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。

2008年8月9日土曜日

「嵐になるまで待って」キャラメルボックス

キャラメルボックスの芝居、「嵐になるまで待って」を見てきました。
これ、もう4回目の再演なんですね。
私が見たのは1993年の初演。
そのときの相手役は上川隆也。
今回は、客演の役者さん。
ストーリー全体のガイド役でもあり笑わせ役でもある広瀬教授役は、もちろん西川浩幸。

15年前に見たからか、す〜っかりストーリーを忘れていたので、はじめて見たときのように楽しめた…っていうのは、いいことなのか、悪いことなのか(笑)。

ストーリーの感想は書きづらいので無しとして(をい)、気になったネタをいくつか…

・主人公の彼氏の同僚の新聞記者が自己紹介をするときに「ほら、B'zのライブに一緒に行った○○ですよ!稲葉より短い短パンをはいていた!」と紹介したこと(ファンなのか!?)

・劇中で使っていた携帯の1つがauのフルチェン携帯のオレンジ色だと思われたこと(い〜な〜、欲しいな〜!…私が欲しいのは緑色だけど)

・広瀬教授がポニョの曲を…(あぁ、また頭の中にポニョの曲がぐ〜るぐる)


いちばんビックリしたのは「B'z」という言葉が出たことですよ。いやいや、こんなところで、稲さんの短パンの話題が出てくるとは……(笑)。



ストーリーも演技も演出も、さすがキャラメルボックス、面白かったです。
東京公演は8月いっぱい池袋で上演中。興味がある方は是非。
演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/

原作「あたしの嫌いな私の声 」(成井豊著)もどうぞ。

2008年8月3日日曜日

コミックス「ツバサ」23,24巻、「xxxHOLiC」13巻

なにかちょっと書いておこうと思いつつ、時間が立っちゃったよ。
それでも、自分用のメモとして書いておこう。
多少ネタバレ?なので、少し余白を空けてから……














この2つの漫画を読み進めている理由は、xxxHOLiCの登場人物である四月一日(わたぬき)が好きだから…という理由な訳なんですが、 xxxHOLiC 12巻を読んでから、ず〜っと気になっていたことがあったんですよね。それは、四月一日という存在が不確定なものに思えたから。もしかしたら「四月一日」という人間は、本来、存在していないものなのではないかと…。

妖が見えるという特徴は、不思議な能力ではあるけれど、四月一日本来の存在を脅かすものではない。でも、最近は、夢と現実が混ざり合ってきているという不思議な現象が起こるようになり、さらに、自分の両親や過去の記憶が曖昧になってきていた。…もしかしたら、四月一日は、サクラの羽根から作られた架空の人物だったりするの?…みたいに思ってたんですよね。『小狼』くんに「消えるな!」と何度も言われていたし……。

が、ツバサの23,24を読んだらちょっとホッとしました。
四月一日の記憶が曖昧になっている理由が分かったから。

あ〜、ちょっと一安心だよ。それでも、羽根との関係や、『小狼』との関係や、夢との関係や、侑子さんがドウメキに言った「みなくてはいけないから」というような言葉の謎は解けてないから、まだまだ四月一日については不安な点がたくさんあるのだけど、とにかく記憶のことだけでも解決できてよかったよ。



…でも、それって、23巻を読めば判明していたことだったのね。
私、23巻、買いそびれていて、ずっと読んでいなかったのよ。
今回も、24巻が本屋の店頭に並んでいて「あ、新刊出たんだ、買おう〜」と買ってきて読んでみたら、な〜んとなく話がつながらない。あれ〜?と思って調べてみたら23巻を読んでいなかった…という(苦笑)。慌てて23巻を買ってきてみたら、記憶についての話が解決していた…と。

な〜んだ、23巻をちゃんと買っていれば、もう少し前に、安心できたのに(笑)。




…という、感想になっていない、単なる自分のための日記でした〜。

2008年7月27日日曜日

映画「戦国自衛隊1549」 △

ちょっと前に「戦国自衛隊」を見て唖然としたワタクシ。
これは引き続きリメイク?版の1549も見てみないと…と思って借りてみました。

借りる前からレビューなどをちらちら読んでみたら、「戦国自衛隊」と同様に賛否両論、真っ二つに意見がわかれている感じだし、どちらかというと酷評のほうが多かったので、まったく期待せずに試聴。

で、感想は……といいますと、期待せずに見たのがよかったのか、「まぁまぁ良かったじゃん」な感じ。タイムスリップ関連の事象やら、歴史的な話やら、自衛隊内部の話やら、なんじゃそりゃ?という突っ込みどころは多かったけど、それを「楽しく」見ることができました。

歴史を変えようとする人たちと、それを阻止しようとする人たちの、両方の立場を描いていたのが、よかったのかな。メインキャラが演じるのは後者… 歴史を変えない使命を負ったほう。前回の映画の中で不満だったのが、歴史を変化させないようにしようとすることを誰も考えていないことへの怒りだったので、それが表現されていたのが「良かったじゃん」の理由かな。

2度は見ないけど、ま、面白かったかな。
んでも、オススメとまではいかないので△ってことで。

監督:手塚昌明
出演者:江口洋介、 鈴木京香、 鹿賀丈史、 生瀬勝久
収録時間:119分
レンタル開始日:2005-12-22

Story
79年にヒットした『戦国自衛隊』をモチーフに福井晴敏が新たに書き下ろしたSFアクション。秘密裏の実験中に戦国時代にタイムスリップしてしまった陸上自衛隊を救うため、かつての仲間だった鹿島と神崎怜2尉らが、2度目のタイムスリップを敢行する。 (詳細はこちら


そうそう、この映画には、声優であり俳優でもある東地宏樹さんが出ていたんですよね。映画が公開されたときにも「東地さんが出てる」ということで話題になったわけですが、やっと見ることができましたよ。

どんな役で出ているのかも、どれぐらい出ているのかも知らなかったんですが、出てきたときにすぐに分かりましたよ。調査をしにいったヘリのパイロット。ヘルメットをかぶっているので顔はあまり見えなかったけれど、通信をしながら飛ぶので声は結構たくさん聞くことが出来ました。「おぉ〜、これからどれぐらい活躍するのかな〜。楽しみだわ〜」……と思った直後……(ネタバレ→)撃ち落とされてしまいましたよ〜〜〜。織田信長のバカヤロぉ〜!(笑)

そんな楽しみもありました…ってことで。

2008年7月14日月曜日

映画「戦国自衛隊」×

えっと、TV放映されているのを録画してみてみました。1979年の映画なのね。
流行ものには取りあえず眼を背けるアマノジャクなワタクシなので(笑)、見たいとも思わなかったし、今までも全然興味がなかったもの。

で、いま、何で見てみたか…というと、そろそろアニメの「ジパング」のDVDを借り始めようかな〜と思っていたところだったから。ジパングは海上自衛隊のイージス艦がタイプスリップして第二次世界大戦のど真ん中に行ってしまう…というもの。戦国時代と第二次世界大戦という違いはあるものの、似たような人間の葛藤が描かれているのでは…と思ったから、参考に映画も見ておこうかと思ったのね。

で、2時間強、頑張ってみてみましたよ。

で、感想は、「これ、ヒットしたの?」

(以降、この映画のファンの方は読まないでね。っていうのか感想は人それぞれだから反論を投げかけないように。単なる私の感想だからね。不快になっても文句は言わないでね。)


なんなのこの映画? 戦国武将のスチャラカさ加減も腹がたつし、自衛隊員たちのスチャラカさ加減にも腹が立ちっぱなし。タイムスリップしてしまった場所でやりたい事が女を抱くことと天下を取ることなんですか? もっと高尚な「歴史を変えてしまうことへの責任」やら「その中で活きる術を見つけなくてはならないことへの葛藤」やらはないんですか?え?え?え?
人間らしい感情を見せてくれたムッシュかまやつさんの役だけが私の心に残りましたよ。ムッシュ、よかったよ(若かったし<当たり前か…)。

…途中からは1.5倍速(いちおうセリフは聞こえる)、最後のほうは2倍速(セリフも聞きたくない)で、とりあえず結末が知りたかったので飛ばしまくりで見させていただきました。

で、あの結末なんですか。

ふ〜ん、あっそう。


後から調べてみたら、評価は両極端のようですね。最近の「戦国自衛隊1549」も同じように両極端の評価みたいですが、せっかくだから見てみようかと思ったり…。そういえば、後者には東地宏樹さん(ワタクシ的には声優として認識)が役者として出ているんでしたっけ。

監督:斉藤光正
出演者:千葉真一、 夏八木勲、 渡瀬恒彦、 薬師丸ひろ子
収録時間:138分
レンタル開始日:2005-05-27

Story
半村良の同名ベストセラーを、千葉真一や夏八木勲他、個性派俳優を配し映画化した戦国時代アクション。伊庭三尉率いる自衛隊の小隊21人が400年前の戦国時代にタイムスリップしてしまう。隊長はのちの上杉謙信と出会い天下を取ることを誓うが…。 (詳細はこちら



ところで、この映画を借りた後に、ぽすれんからアニメ「ジパング」が送られて来ました。週末だというのに、ちょっと見はじめたらヤメられない止まらない状態で2枚(6話)を一気に見てしまいました。すんごく面白い。…というのか、私が期待していた、「歴史を変えてしまうことへの責任」やら「その中で活きる術を見つけなくてはならないことへの葛藤」がじっくり描かれていましたよ。そうそう、こういうドラマが見てみたかったんですよ!!

監督:古橋一浩
出演者:稲田徹、 東地宏樹、 星野貴紀、 うえだゆうじ
収録時間:70分
レンタル開始日:2005-01-19

Story
かわぐちかいじ原作による人気海洋コミックの、海上自衛隊の協力を得て制作されたTVアニメ版第1巻。落雷を受けた影響からか、第二次世界大戦中にタイムスリップしてしまった最新鋭イージス艦「みらい」の戦いの日々を描く。第1話から第3話までを収録。 (詳細はこちら

2008夏 新アニメ

バタバタしていてあまり時間が取れそうになかったので、夏の新アニメは公式サイトとかをざっと見て最初からかなり絞ってみました。7つ+α。

■魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 ○
前のシリーズがほのぼとのとして好きだったので見てみることにしました(→そのときの感想)。世界観は同じで主人公が違うのね。今回もほのぼの度合いがいい感じなのでこのまま見ることに決定〜。1話目はソラの故郷の美瑛での話、2話目から東京に出てくるというのんびりさ加減もいい感じ。


■西洋骨董洋菓子店(アンティーク) △
あはははは。思いっきり私の苦手な話題じゃないっすか…(同性愛系)。藤原啓治さん演じるところの金持ちの坊ちゃん(?)が脱サラをしてケーキ屋を始めようとして、伝説のパティシエを雇おうと思ったら、それが「伝説のゲイ」で、そこからドタバタコメディ(?)が始まるってな感じのもの(なんだよね?)。伝説のゲイが三木さん。そこにやってきた元ボクシングチャンプの可愛い青年が宮野くん。ネタ的には微妙〜だし、絵が私の嫌いなタイプの絵だし、ケーキもそれほど好きじゃないし、う〜んと思いながらも2話まで見てしまったのは、声優さんの演技が面白いから…。演技を楽しむことと、ネタの不快感の天秤が崩れたら見なくなるかも。第1話目のゲイバーのマスターが中原さんでビックリ(笑)。オネエ言葉の中原さんの演技が聞けたのはちょっと嬉しかったかも(笑)。

■鉄腕バーディー DECODE ○
全然期待せずに見たけど、結構面白いかも。地球に潜入捜査に来ている美少女(?)捜査官が、犯人とのバトル中に地球の少年に致命的なケガを負わせちゃって、そのケガを治すまで、少年の心を自分の中に住まわせる…という設定。体1つに宇宙人美少女捜査官と地球のふつーの高校生が同居するっていうドタバタもの(?)。これからどうなるのか分からないけど、ドタバタのテンポも、アクションのアニメーションもなかなか好みなので、見てみようかな〜。入野くんの少年役が可愛い♪

■薬師寺涼子の怪奇事件簿 △
美人刑事が怪奇事件を解決していく刑事もの? 主人公(?)のタカビーな感じの美人刑事がイヤな感じ〜。あんまり好きな感じじゃないかも…。視点はそのタカビー美人刑事の部下の男性刑事。なんか、この2人の関係にあまり好感が持てない。う〜〜〜〜〜ん。キャラクタが好きになれないと見ていても面白くなさそう。すぐに見なくなるかも…。

■夏目友人帳 ○
以前に私がいろいろなコミックスの感想を日記に書いていたときに「これはちのさんにオススメ」と勧められたことで題名が記憶に残ってたもの。きっと面白いんだろ〜!ってことで見てみることに決定。あやかしが見えてしまう主人公の少年が、祖母の「友人帳」(妖怪たちの名前を記録したもので、名前を記憶する=使役する、って設定らしい)を入手してしまい、その名前を妖怪たちに返していこう…というお話らしい。少年と一緒に行動してくれることになった招き猫の形をした「にゃんこ先生」が井上和彦さん。知っていて見たのに、「え?この声、井上さん?」とビックリ。

ビックリと言えば、アニメのOPを見ていたら「椎名慶治」の文字が見えてビックリ! OP曲が、喜多修平くんの『一斉の声』という新曲だそうで、その歌詞をまたまた椎名くんが書いているんだって〜! おぉ〜、またCD買わなくちゃ(笑)。椎名くん効果で、このまま喜多くんファンになっちゃうかも(笑)。

■ワールド・デストラクション〜世界撲滅の六人〜 ×
どうやら原案はゲーム関係らしい。前期のアニメでドルアーガが面白かったし、ま、見てみようかな〜と見てみたんだけど……う〜ん、これはどうかなぁ………。キャラデザインが子供っぽすぎたのと、話の展開が全然魅力的じゃなかったので1回でギブアップ。

■ウルトラヴァイオレット:Code044 △
最近のアニメギガに監督の出崎統さんが出ていて宣伝していたから…と第1話を見てみました。う〜ん、う〜ん。私にはイマイチ。主人公のコード44と呼ばれる女性が好きなタイプじゃない。最初から思いっきり暗いし、モノローグで暗〜い愚痴ばっかり聞かされるし、キャラクタデザインも不快なタイプのものだし、これは耐えられんかも…。とりあえず第2話まで見てみるけど、そこで判断しよう…。設定だけ聞いていたら面白そうだと思ったんだけどなぁ。主人公視点ではなく、颯爽とカッコ良く敵を始末する女性を外側から見せた後に、彼女の悩みにスポットを当ててくれればまだよかったのかも…。最初からぐじぐじ悩まれたら、見ていてイヤになるよ…。

■テイルズ・オブ・シンフォニア The Animation
ゲーム、テイルズ・オブ・シンフォニアのOVA(全4話)がBS11で放送。私はDVDで既に全話見ちゃっているのだけど、ゼロス役の小野坂さんが顔出しコーナーに出るってことで録画して見てます。あぁ、声優の顔出しに否定的な私のはずなのに、テイルズだと許しちゃうのは何故〜?(笑)ま、RDと違って、ちゃんとTOS関連の話だけしてますから許せるんだよね、うんうん。OVAをテレビで流すなんて…と思ったけど、TOS外伝の「ラタトスクの騎士」の宣伝を兼ねて流すことにしたのかな。早くラタトスクの騎士、やらなくちゃ。主人公の声をやっている下野紘くんが元気な男の子でいい感じ…と調べてみたら、ラーゼフォンの主人公の声も彼だったのね。ふ〜ん。


■視聴中
○名探偵コナン
○RD 潜脳調査室
○マクロスFrontier
△BLEACH
○銀魂

2008年7月11日金曜日

アニメ「新釈 眞田十勇士」「スパイラル〜推理の絆〜」、ぽすれんに思う

DVDレンタルで、アニメ「戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士」「スパイラル〜推理の絆〜」を見終わったので、感想なぞ。

■「戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士」

2006年ぐらいにWOWOWで放送していたアニメ。「銀河英雄伝説」のスタッフが戦国時代の真田十勇士を題材にして作ったアニメ…ってことで、気になっていたのね。でも、なんか、小難しそうだな〜という印象もあってDVDレンタルを先送りにしてたんですが、そろそろぽすれんでも借りたいアニメが無くなってきたので見てみよう〜!と、DVD vol.1〜6までを視聴。

地味だけど面白いじゃん〜!
猿飛“保志”佐助も、霧隠“子安”才蔵も、なかなかイケテんじゃん!
日本史苦手だし、これを機会に戦国時代の勉強をしよう〜!

…と思って見ていたんですが、すんごく中途半端なところで終わっちゃいましたが???

どうやら、「武田家滅亡から大阪夏の陣までの激動の33年間を描いた戦国大河アニメ!」のなかの12話分だけが制作されて放送され、その後は未だに制作の予定が立っていないとか! オーノー! 武田の埋蔵金を探して旅立った佐助と才蔵のその後はどうした〜〜〜〜!?

…と、ここで叫んでいても、制作されるってことでもないんだろうけど、続きが見たいです。早く作ってください。ってのか、もう放送が終わってから2年が経つんですけど、続編はいつ作るんでしょうか?

監督:清水恵蔵
出演者:保志総一朗、 折笠富美子、 玄田哲章、 石井康嗣
収録時間:52分
レンタル開始日:2005-11-25

Story
『銀河英雄伝説』のスタッフが再結集、1582年の武田家の滅亡から大阪夏の陣までの33年間を描いた、WOWOWで放映された戦国大河アニメの第1巻。人徳と手腕で武功を重ねた真田幸村と、猿飛佐助を中心とする異能の十勇士の活躍を描く。第1話と第2話を収録。 (詳細はこちら



■「スパイラル〜推理の絆〜」

漫画の「鋼の錬金術師」を読むために買っていた「月刊ガンガン」に連載されていた漫画のアニメ化。途中から読んだから、さ〜っぱり分からないし、絵も好みじゃない。なのに、なんとなく気になってチラチラ読んでたんですよね。コミックスの1巻を買ってみたりしたけれど、漫画だとどうもテンポが悪くて読みづらかったのでギブアップ。で、アニメ版があるってことを知ってレンタルしてみました。主人公の声が鈴村くんだ、というのも気になったし。

25話分のアニメを視聴し終わりましたが、う〜ん、なんだか微妙〜。
なにか、どこか惹かれる部分がありつつも、全然面白くなかった(をい)。

そういえば、雑誌のほうでは「最終回」を読んだ気がして、そこにはかなり驚愕の事実があった…ような気がするんですが、アニメのほうのストーリーはそこまで到達せず、起承転結の「起」のあたりで終わってました。

アニメのほうの絵もしょぼくて、映像的にも楽しめるものではありませんでした。アップになると区別がつかない登場人物も多かったし(絵柄で個人を表現できてない)。

なにか惹かれる作品のような気がするのに、ここまで相性が悪いってことは、私の勘違いってことなんですかね?う〜ん、もう私の脳みそから消そう、このタイトル…。

監督:金子伸吾
出演者:鈴村健一、 浅野真澄、 石田彰、 堀江由衣
収録時間:70分
レンタル開始日:2003-08-27

Story
「月刊少年ガンガン」にて連載中の本格ミステリーアニメ最終巻。誘拐されたまどかを救うため、歩は数々の罠をかいくぐり、カノンの元へ向かう。歩とカノンの最後の対決が始まる。第23話「止まない雨」から第25話「アヤメの凍て解く音」までを収録。 (詳細はこちら


■ぽすれん

そろそろ「借りたい」と思える作品が底をついてきました。
8月から、ぽすれんの配送が「郵送」から「佐川メール便」に変わるそうだし、メール便の配達日数によっては、そろそろぽすれんの借り放題契約をやめようかな〜と思っているところ。

今のところ、どうしても借りたいDVDは、これから出てくる予定の「神霊狩/GHOST HOUND」のvol7, 8ぐらいなんですよね〜。

やりたいゲームもいっぱいあるし、新放送のアニメもいっぱいあるし、そろそろ私の中でのぽすれんの役割は終わりかな〜。

監督:中村隆太郎
出演者:小野賢章、 保志総一朗、 福山潤、 矢島晶子
収録時間:72分
レンタル開始日:2008-06-04

Story
『アップルシード』『エクスマキナ』の士郎正宗原作によるホラーファンタジーアニメ第5巻。黒い巨人と対峙する夢を見た古森太郎。過去の記憶が複雑に絡み合う中、彼は“幽界”が自分の脳内とリンクしていることに気付く。第13話から第15話までを収録。 (詳細はこちら

劇場版アニメ「ストレンヂア 無皇刃譚」◎

公開していたときから気になっていた劇場版アニメの「ストレンヂア」。
なんで見に行かなかったんだっけ。劇場が少なかったからだっけ?
DVDレンタルで視聴しました。感想は…

 すんげ〜、かっけ〜〜〜〜っ!
 にじゅうまる〜〜〜〜〜〜っ!

戦国時代ぐらい(たぶん)を舞台にした時代劇。トレイラーを見たときに、殺陣のアクションがアニメでカッコ良く表現されているのが気になっていた映画。主人公の「名無し」と呼ばれる浪人ものの声をTOKIOの長瀬智也が担当するということに不安があったんですが、長瀬くん、見直したよっ! カッコ良かったよ。ただし、名無しが守ろうとする子供の役の演技にはガックリ…。えっと、女性の声だと思って見ていたんですが、調べてみたらHey! Say! JUMPの1人だとか。まぁね、もう、こういう役者の起用には慣れてきたし、聞こえないことにして耐えましたが……。

斬り合いのシーンが多く、血がドバドバ出るわ、死に方も残酷だわ、その表現も細かく描き込んであるわで、ショッキングな映像も多いんですが、キャラクタの魅力が十分に描かれていたのがよかった。

己の過去や信念に突き動かされて戦ってきた2人の男の最後の決闘シーンは圧巻。主君のためでも、国のためでもなく、自分のために戦っていることが、それまでの物語できちんと表現されているからこそ、カッコいい、と思わさせてくれる。そこに至るまでの1時間半の物語がきちんと活きているな〜と思わせてくれました。

アイドルが声優に起用されたことで見るのをやめなくてよかった。
長瀬くん演じるところの名無しは、サムライチャンプルーのジンみたいなヤツでした。あ、そういえば、サムライチャンプルーのジンの声も俳優さんが当ててたんでしたっけ。あまり演技演技してない演技のほうがしっくり来る役っていうのもあるってことですかね。

公式サイト

ぽすれんでの紹介↓
監督:安藤真裕
出演者:長瀬智也、 知念侑李、 竹中直人、 山寺宏一
収録時間:102分
レンタル開始日:2008-04-11

Story
『鋼の錬金術師』などを手掛けたBONES制作による完全オリジナル時代劇アニメーション。乱世に名を捨て自ら抜刀を封じた浪人・名無しと、明朝に刺客として仕えながらも満たされぬ思いを抱く剣士・羅狼が、少年・仔太郎を巡り宿命の激突へと向かう。PG-12作品。 (詳細はこちら

2008年7月9日水曜日

終わったアニメ感想など

■終わったアニメ(感想は後述)

◎図書館戦争
○xxxHOLiC・継
○?ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜
○東京ゴーストトリップ(ドラマ)
○ペルソナ〜トリニティソウル
△ガンスリンガーガール〜イルテアトリーノ(第2シーズン)

■視聴中(感想は後述)

○RD 潜脳調査室
○マクロスFrontier
△BLEACH
○銀魂

■途中で見なくなったもの

×コードギアスR2(秋葉特番からホントに見なくなった。大失望)
×S.A(スペシャルA)
×隠の王(なばりのおう)
×あまつき 
×ヴァンパイア騎士(ナイト)

(1回見てみなくなったもの)
×秘密 トップ・シークレット
×クリスタル・ブレイズ
×BLASSREITER
×ネオ・アンジェリークAbyss
×ソウルイーター
×モノクロームファクター



■終わったアニメの感想

◎図書館戦争

今期、一番面白かったのはコレでした。設定がしっかりしていてシビアなのに、ラブコメ要素がふんだんに入っていて面白かったよ。最後のほうで、妙に2人のラブラブ度合いが一気にあがっちゃったのがちょっと気に入らんのですが(もう少しドタバタして欲しかった)、1クールだけならあのスピードで進むしかないんですかね…。原作は小説らしいですが、小説のほうはもっと長くドタバタしているのかな。ちょっと小説も調べてみようかしら。
そうそう、関連した話題として、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」も読み直したくなりました。が、どこを探しても本が見つからず…。実家においてきちゃったのかな…。学生時代に読んだので内容をすっかり忘れちゃってます…。

○xxxHOLiC・継

2番目に面白かったのはコレ。原作が好きだから、四月一日が好きだから、という理由。でも、TVアニメシリーズとしては、第1シーズンと比べると重たくなり過ぎて面白さは損なわれたのかもしれないな…と。原作はもっと重たい方向に進んでいるので仕方がないわけですが、TVアニメとしては第1シーズンの軽快さのほうが好きでした。

○?ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜

これも結構楽しかった。RPGをそのままアニメにしちゃったような物語。が、どうやらワタクシ「最終回」を見逃してしまったモヨウ。何故か録画失敗してました…。むきゅ〜、どんな終わり方だったの〜? でも、終わり方が重要ではないような気もする。主人公を中心とした登頂者たちの関係や、軽快に進んでいくストーリーや、気の利いたコメディタッチの表現が面白かった〜。
キャラクタ的には、主人公くんもよかったけど、最年長?でありながら責任感皆無で情けな〜い感じの魔術士メルトが気になってました。30歳ぐらいだよね〜と調べてみたら、20歳という設定なんだとか!? え〜、あのくたびれ方(笑)といい、ゴルフのスイングで術を出すスタイルといい、絶対に「オヤジ」範疇に入ると思っていたのにっ!!

○ペルソナ〜トリニティソウル

ストーリーや設定には、多少違和感や不快感は残るものの、キャラクタたちが魅力的でよかった。絵もとても丁寧に書かれていてよかった。物語自体が暗く重たい話なので、もう1度最初から見よう…という気には今のところなってない、かな…。

△ガンスリンガーガール〜イルテアトリーノ(第2シーズン)

第1シーズンとは全然違う雰囲気でビックリしながらも、最後まで見ました。最後まで見ると、あぁ、そういうことだったのか…と、物語全体で描きたかったことが分かったけど、う〜ん、やっぱり私は第1シーズンのほうが好きかなぁ…。

○東京ゴーストトリップ(ドラマ)

surfaceがOP曲を担当するということで見はじめたイケメン「いたこ」ドラマ。B級チックな香りがプンプンするドラマだったけど、人情味溢れるストーリーと、軽いノリのイケメンくんたちと、OP曲がなかなかgood。最後から2番目の回では、イケメンくんたちの乱闘シーンにsurfaceの「情熱マイソウル」がフルで流れて感動〜。…って、surfaceの感想かよ?(笑) いやいや、でも面白かった。


■視聴中アニメの感想

○RD 潜脳調査室

可もなく不可もなく〜。まだまだ謎が多いんですが、なんとな〜く毎回の話がそれなりに面白いので見てます。主人公の女の子のしゃべり方やオマケコーナーの「あなたにリアルドライブ」はキライ。

○マクロスFrontier

可もなく不可もなく。なんとなく視聴続けてます。特に気になるキャラがいるわけでもないんだけど、あまり不快な表現がないし、続きが知りたいと思っている…ってことかな?

△BLEACH

オリジナルストーリーに入ったらちょっとダレぎみ…。平行して2つの話が進んでいて、なんか変〜…と思っていたのだけど、関連性があるっぽいですね、ってことで、少しは面白くなるのかしら?…あ〜、でも、キャラクタだけ見られればいいや…って感じで見てるなぁ。

○銀魂

可もなく不可もないけど面白い(笑)。真選組関連の話が多くなってきてますよね。真選組、人気高いのかな?(笑) 土方も沖田もオモカッコいいですしね〜。

2008年6月20日金曜日

アニメ「∀ガンダム」 ○

「∀ガンダム」全50話をDVDレンタルで見終わりました。
なかなかよかった。

ガンダムと言えば、このところのSEED Destinyとか00とかに失望し、ファーストガンダムも再放送でオンエアされているのを見ているけれど、何となく面白さが分からないな〜と思っている…という状況だったので、あまり期待せずに見たんですが、意外といい感じでした。

■ガンダムなのに牧歌的な絵

ビックリしたのは、絵の雰囲気。
牧歌的な絵で、基本的にはゆっくりとしたペースで人物ドラマが描かれていて、最近のロボットアニメのウルサい感じがない。キャラクタも、1人1人丁寧に人物ドラマが書かれていて好感が持てる。

■メカがどんどん増えたりしない

このところのガンダムは、ど〜も「プラモデルをどんどん売るために、無理にでも新しい機体を投入だ〜っ!」っていう感じが嫌だったんですよね。なのに、この∀ガンダムは無理な機体投入が全然ない。主人公の乗るガンダムも、最初から最後まで同じだし、おまけに「かっこわるい」!(笑)

■極悪人が…あんまり出てこない

それぞれがそれぞれの「理想」のために戦っていて、破壊的な思想を持った人があまり出てこなかったのもよかった。

■主要キャラの死があまりなかった

最後のほうで、「この展開は戦死パターン?」という展開もあったけれど、お気に入りのキャラはみんな大丈夫でホッ。

ディアナとキエルの2人のヒロイン?も好感が持てたし、それぞれの、ほんのりした互いを思いやる気持ちにも共感できた。


いや〜、意外といいガンダムでした。
ガンダムじゃないみたいなのがよかったのかな。


ちなみに、ワタクシ的に気になっていたキャラは、パン屋のキースくん。え?何故かって?……声が……福山くんだから………(不純だ〜笑)。
彼は、主人公のロランとは違う方法で戦っていましたよね。その誠実な戦い方が好きでした。

監督:富野由悠季
出演者:朴路美、 高橋理恵子、 村田秋乃、 青羽剛
収録時間:96分
レンタル開始日:2007-03-23

Story
「ガンダム」生誕20周年を記念して製作されたTVシリーズ第1巻。月の民“ムーンレィス”の少年・ロランは、調査のため産業革命真っ只中の地球へ降り立った。そこで彼は、月の女王・ディアナに瓜二つの少女・キエルと出会う。第1話から第4話を収録。 (詳細はこちら

2008年5月28日水曜日

映画「ベクシル −2077 日本鎖国−」(DVDで視聴)

3DCGで制作された映画「ベクシル」をレンタルDVDで見ました。
去年の夏に公開されて、当時からちょっと気になっていたんですが
結局、劇場には行かなかった…という作品。

主要登場人物の声をタレントが当てていることや、
評価が良くなかったことも知っていたので、
あまり期待せずに見ました。

が、結構楽しめましたよ〜。


まず、映像。

3DCGである違和感はあるものの、アップルシードと比べると違和感がなかったかな。輪郭線が付いていない(アップルシードは輪郭線付き)というのも今回の場合良かったのかも。顔の表情が自然で好感が持てました。

それから、アップルシードと比べると、物や人物の「重さ」がきちんと感じられたことに注目しながらみていました。機械や建物の重さはアップルシードでも感じられたけれど、人間の動作に生身の重さを感じなかったんですよね。それが、ベクシルではかなりリアルに感じられた。指の動きなどもかなりリアル。途中、マリアという登場人物が煙草を吸うシーンがあったのですが、その仕草に、ほ〜っと感心しました。


お次はストーリー。

レビューなどで低評価だったストーリー。
「日本鎖国」なんてサブタイトルが付いていることや、薄っぺらそうな影の大ボスに関しては、まぁ、確かに、評価が低いんだろうなぁ……とは思うものの、私は「分かり易くてよかったよ〜」って感じを受けました。

いや〜、実は、アップルシードはストーリーが複雑で、どこに感情移入していいのか分からない…という感想を持っていたんですよね。その点、ベクシルは、非常〜に単純。善悪がはっきりしていて、憎むべき存在をちゃんと作ってくれている。その単純さが低評価に繋がっているのかもしれなけど、アクション映画として十分楽しめました。

日本という国を悪者にしたという点についても、評価が分かれるところみたいですね。確かに、日本人としては双手を上げて賛成ってわけにはいかないのでしょうけれど、他国をモデルにするよりも気分は楽だろうし。架空の国にすればリアリティーが失われてしまって、単なる「ゲームの世界」になってしまう。なので、私は、日本をあのような扱いの対象にしたことには違和感も嫌悪感も感じなかった。


声優については、主要人物の3人(黒木メイサ/谷原章介/松雪泰子が声をあてている)は、あまりしゃべらなかったし(笑)、声の演技で魅せるストーリーでも無かったし、それほど不快には思わなかった。この3人のキャラクタは、ところどころに挿入される回想の映像によってストーリー的キャラ作り込みがしっかりなされていたから…という理由もあるのかな。

ま、松雪泰子の顔はうかんじゃいましたけど、ま、あのキャラを松雪が演じていてもおかしくはないわけで、ま、いっかな〜と。…というよりも、松雪の顔に見えてましたよ(笑)。

キャラクタ的には、日本側にいたトヨエツそっくりのキャラに目を奪われました。カッコいいじゃ〜んって(笑)。もうちょっと、あのキャラについてキャラのストーリー的作り込みをして欲しかったな〜と思いました。トヨエツは好きじゃないけど、あのキャラはナイトキャラっぽくてカッコ良かった〜。


さて、次は「エクスマキナ」を見なくちゃね。
その前に「アップルシード」を再視聴しておこう。

■過去の私の参考日記
攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』(2006/05/25)
映画「アップルシード」(2004/12/13)

(↓ぽすれんの作品ページへのリンク)
監督:曽利文彦
出演者:黒木メイサ、 谷原章介、 松雪泰子、 大塚明夫
収録時間:109分
レンタル開始日:2008-01-25

Story
『ピンポン』の曽利文彦監督が放つ3DCGアニメ。日本がハイテク鎖国を強行してから10年後の2077年。謎のベールに包まれた実態を探るべく、米国特殊部隊“SWORD”の女性兵士・ベクシルが日本に潜入する。声の出演は黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子。 (詳細はこちら

2008年5月13日火曜日

アニメ「巌窟王」 ◎

「巌窟王」をDVDレンタルで見終わりました。
とても印象に残る、いいアニメだったな…というのが感想。

原作はアレクサンドル・デュマの復讐劇「モンテクリスト伯」。「復讐」という感情が不快だと感じて途中で見たくなくなるのではないかと危惧しつつ見ていたんですが、最後までしっかりと見ることができました。憎悪と復讐の心で毒々しい感情を露にするモンテクリスト伯とは対象的に、誰をも疑わない真っ白な心を持っているアルベール(復讐される側の息子)を主人公にしてあったからなのかな。ときに、その純粋さが物語を悲しい方向に導いくこともあったのだけれど、救いのない感情が渦巻く中で、アルベールとその友人たちの無垢で真っ直ぐな感情が救いになっていた。

映像的にもとても面白かった。
以前から、アニメ画像にテクスチャを重ねた不思議な画面づくりをしている…ということで興味を持っていた作品だったのだけれど、実際に見てみてその不思議さに圧倒されました。言ってしまえば「変」な映像。でも、それが、物語のなかの歪んだ感情を表現するのにピッタリの方法にも思える。これが普通の塗り方をしたアニメだったら、こんなに不思議な感覚は得られなかったかも。クリエータの感覚や決断ってすごいなぁ〜と、妙なところに感心しつつ見ほれてしまいました。

声の演技も楽しませていただきました。
モンテクリスト伯は中田譲治さん、アルベールは福山潤さん。中田さんの声には、柔らかで理性的な表面の中にどす黒い感情を入れ込む力があるし、福山くんの声は純粋で可愛い!(あれ?笑)…はっ、ファン目線になっちゃった(笑)。最近、出過ぎな感じのある福山くんだし、結構ふつーの声だと思うんだけど、良い作品に恵まれてますよね。ワタクシ的にツボにハマる役にあたっているんですよね。アルベール役も比較的ハマる役でしたし。

それから、脇役のアンドレア・カヴァルカンティの声も面白かった。モンテクリスト伯の陰謀のために名門貴族の青年実業家に仕立て上げられた囚人。で、声が関智一さん。実業家にしてはスレた声。智一さんならもっと「名門貴族」っぽい声も出せるんだろうけど、あれはワザとスレた感じにしているんでしょうね。その「作られたミスマッチ」がものすご〜く面白かったんですよね。こんなところで喜んでいる視聴者も変ですけどね(笑)。


調べてみたら、6月からNHK-BS2で再放送されるらしい。もう一度見てみたいので、今度は録画しながら見ようと思っているところ。

監督:前田真宏
出演者:中田譲治、 福山潤、 平川大輔、 井上喜久子
収録時間:57分
レンタル開始日:2005-02-25

Story
「青の6号」の前田真宏監督が手掛ける本格アニメドラマシリーズの第1弾。名作「モンテ・クリスト伯」の世界をモチーフに、伯爵の復讐に巻き込まれた少年の姿を描く。第1話「旅の終わりに僕らは出会う」と第2話「月に朝日が昇るまで」を収録する。(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/MEDIA FACTORY・GDH (詳細はこちら

2008年4月24日木曜日

アニメ感想いろいろ

特にまとめて書くほどのことじゃないんですが、自分用のメモ書きとしてのアニメ感想。

■S.A(スペシャルA) ×
少女漫画系ドタバタラブコメ&相手役が福山くん…ってことで、楽しく見られるかな〜と思っていたんだけど、ドタバタのリズムがな〜んかあんまり面白くない…。福山くん演じる優等生くんが主人公ちゃんにベタベタ惚れてるのが気に喰わんっ!…つーことで、次週から見ないことに決定〜!(嫉妬?笑)

■ヴァンパイア騎士 ×
1回目を見て「イマイチ」と判断したアニメだけど、福山くん出てるし〜と数回見てみました。相手役と思われる櫻井さん演じるところのゼロって子が、実はヴァンパイアであることを隠している……と、ちょっと面白そうな伏線が出てきたんですが、やっぱりイマイチ面白くない…。リズムもイマイチなので次週から見ないことに決定〜。

■隠の王(なばりのおう) △
これも、な〜んか見ていて不快だな〜と思ったので、「もう、今週の分を見たらやめよ〜」と思ってました…。えぇ、見るのをやめようと思っていたんです…。がっ! 今週(先週?)の最後に、なにやらキーパーソンになりそうな新キャラ登場(風魔小太郎)。それが、置鮎さんの声でしゃべりましたよ〜!長髪を束ねたちょいオヤジでメガネキャラ!…ぐはっ、痛いところを突かれた〜っ………気になるのでとりあえずしばらく見ることに…。置鮎さんの声でそのキャラデザインはハマり過ぎだよ。ごぶぁ…(<急所を突かれた音)。

■BLEACH ○
先週の、一護と織姫ちゃんのキュ〜ンなシーンで胸を射抜かれたワタクシ(一護がすごく好きってわけじゃないんだけど、織姫ちゃん目線で一護ってカッコいいな〜と思ってしまうところがBLEACHから離れられない理由なのね)。
最近は原作を読んでいないんだけど、もしかして、また原作に追いついちゃった?今週からサブストーリーに突入しましたよ?原作から離れたストーリーなのかしら。 へ〜、って見ていたら、三番隊に新隊長就任なんて能天気な話題になってました(笑)。新隊長は賢雄さんで、新第三席が緑川キャラ! ほぉ〜。ま、しばらくはボケ〜っと見ていられるのかな? 
ず〜っと虚圏(ウェコムンド)ばっかりだったから、啓吾や水色は出てこなかったけど、たまには出てきてほしいな〜と思ったりしている今日この頃のワタクシ。今さらながら、水色が福山くんだったことを知りましたヨ。

■銀魂
先週のサブタイトルが「オタクは話好き」でしたよ。あぁ、痛い。私のことを言われているのね(笑)。ニート息子の怨念が取り憑いている妖刀を手に入れちゃったことでヘタレ2次元ヲタクに成り果ててしまった真選組副長・土方と、アイドルヲタクの新八のトークバトル……。あぁ、なんだか自分を見ているようで痛たたた……(笑)。が、笑いだけじゃなくて、最後の沖田(鈴村くん)のカッコいい演技に、また沖田を惚れ直しちゃいましたよ。
…っていうのか、ほんと、銀魂って、ギャグとマジのバランスが絶妙ですね。この話は原作で既に読んでいるんだけど、ラストが楽しみですよ。うん。

■ドルアーガの塔 ○
前回の感想で「RPG!?(笑)」なんて反応をしましたが、これってホントにゲーム原作のアニメなんですね。思いっきりRPGなのね〜。物語のオチャラケ具合とか、テンポが割と好みだし、絵も丁寧で好感が持てるし、主人公君、可愛いし、面白くなってきました。
ニーバの仲間にいる、石田キャラのカリーっていうのが、TOPのチェスターにそっくりなのがちょっとイヤ〜。あのビジュアルなら伊藤健太郎の声でしゃべってほしい〜(いや、ゲームが違うから…(苦笑))。でも、チェスターの10年後ってな感じの新キャラが現れたのでよしとしよう。面白そうなので、今後も見るつもり。で、ドルアーガの塔って、どんなゲーム?

■あまつき 
1週目を見逃しましたが、主人公が福山くんだってことを知って、2週目から見はじめました。現代人が過去の世界に時空転移するって話なのね?(よくわかってない) んでも、ちょっと面白いのでしばらく見てみることにします。



あ〜、それにしても、ほんと、今期は福山祭りだなぁ〜。ワタヌキ(xxxHOLiC)に、ルルーシュ(コードギアス)に、マクロスFの脇役クンに、あまつきに…。おまけに、DVDレンタルで「∀ガンダム」と「巌窟王」を順々に借りているワタクシ。どんだけ福山なんだよっ!(笑)

2008年4月23日水曜日

劇場版 名探偵コナン「戦慄の楽譜(フルスコア)」

先週の土曜日に公開された、名探偵コナン劇場版第12弾「戦慄の楽譜(フルスコア)」見てきました。

面白かった〜!

今回は、パイプオルガン、ピアノ、声楽、バイオリンなどの音楽家たちがフィーチャーされていて、全体的に柔らかい感じの物語。事件自体は「逆恨みじゃん!」だし(ま、いつもそんな感じだしね)、推理ものとしての評価はできないけれど、作品としてはとても面白かった。もちろん、殺人やら爆発やらはあるのだけど、あまり痛いシーンがなかったし、ワタクシ的には評価は高い作品になりそう(去年のは1年経った今、イマイチな評価になっている <痛そうなシーンが多いから〜)。

作中で、パイプオルガンとバイオリンとソプラノ歌手との演奏会のシーンなどもあり、音響の良い劇場で見られたのは良かったかも。今回は音楽をフィーチャーしていると知っていたから、大きめのシアターでやる日を選んで行ったんだけど、大正解。

劇場版で恒例の、新一と蘭のほんのり恋愛エピソードは中学生時代の回想。これまた可愛いくて良かった。痛そうなシーンじゃなかったし(<そればっか(笑))。

エンディング曲はZARDの「翼を広げて」。亡くなった後も、コナンのOPに使われ、そして劇場版のテーマ曲としても使われる。ファンからの根強い人気があるんだな〜と、エンティング曲を聞きながら、その歌声にちょっとホロリ…。「コナンと言えばZARDだよね」って思うぐらい、切っても切れない関係にあるような気さえする。実際には、亡くなる前までの起用曲数は、OP2曲、ED2曲、劇場版2曲。少なくはないけれど、さほど多いわけでもない(曲数だけなら倉木麻衣のほうが多いはず。ちなみにB'zはOP2曲、ED1曲(稲葉浩志)、劇場版3曲。)。でも、それでもコナンの曲=ZARDと感じてしまう、なにかがあるんだろうな〜と思う。

時間があったら、またコナンを最初から全部みたいなぁ…。せめて劇場版だけでも最初から見たい(が、実際には放映中の録画アニメがいっぱいあり過ぎて時間がない〜〜〜(嬉しい悲鳴))。


ところで、私の場合、コナンの映画は、推理を楽しみにしているというより、新一(コナン)と蘭の可愛い恋愛シーンを楽しみにしているわけなんだけど、今回の映画では、とある新一(コナン)の行動にジーンと来てしまいましたよ。あのシーンを見られただけでも、見た価値があったよ。やっぱり新一は心のヒーローだわ!

(以下、軽くネタバレ…。といってもストーリーや登場人物に関わるネタバレはしてません。シチュエーションが少しでも分かっちゃイヤな人は読まないでね)











作中で、女性が物陰から狙撃される、というシーンがあるんですが、そのとき女性の近くにいたのはコナン1人。1発目の弾丸は女性の足をかすっただけで、女性はそこに座り込む。

で、そのとき、コナンくんが、座り込んだ女性を狙撃からかばうように、躊躇なく女性の前に立ちはだかったんですよ。相手がライフルを持っていることは明らか。女性の前に立ったら自分の命も危ないかもしれないのに、コナン(新一)が躊躇なくその行動をとったことで、私の心臓は撃ち抜かれちゃいました。

 新一、カッコいい〜〜〜〜っ!(惚)

すでに新一は私にとって10年来のヒーローであるわけなんですが(笑)、また惚れ直しちゃいました。

あのシーンだけでもいいからもう一度見たいっ! 早くレンタル始まってくれ(たぶん10月)。蘭ちゃんは幸せだなぁ…。ま、コナンが新一の姿に戻れるかどうか分からないから微妙だけどね(笑)。ちょっと、蘭ちゃんに嫉妬した今日この頃のワタクシでありました。

2008年4月12日土曜日

2008春 新アニメ感想 その2

2008年4月の新アニメ感想、その2。

■RD 潜脳調査室
海の中にある不思議なエネルギー(?)に出会って事故に巻き込まれ、50年も意識を失っていた老人と、電脳化して今でも海のエネルギーを研究している友人の話? 絵がわりと好み。女性の描き方がむちむちしているのがいい感じ(どこのスケベ野郎の感想だ?笑) ……と、すご〜く好印象で最後まで見たのに、最後に主人公?の女の子の役をやっている声優さんの顔出しコーナーがあって、ガックリ………。そろそろTVでの声優の顔出しコーナーはやめようよ……。ファンには嬉しいのかもしれないけど、ファンじゃない人には不快なんですけど?(そのコーナーの存在で、すっかり評価はガタ落ち…。内容に興味があるのでしばらくは見るつもりだけど…)。

■秘密 トップ・シークレット
死亡した人間の脳から記憶を読み出して、殺人事件などの捜査を行う部署のお話…らしい。話題としては面白いと思うけど、倫理的な観点から、不快感を感じてしまった。さらに、BL系の絵がどうも趣味に合わない〜。シビアな話なのに、美男子所長とか出てこられても……。美男子所長の声が関智一さんだったけど、声をしても私の不快感は払拭できず…。1回でギブアップ。

■クリスタル・ブレイズ
探偵事務所が、体がガラスになってしまう不思議な少女?と出会って事件に巻き込まれ……とかいう感じの話。所長?が三木キャラで、いかにも〜なアニメだな〜と思いつつ見ていたんだけど、アホなことをして事件に自ら巻き込まれちゃうアホな女の子たちが、なんかイヤ。それに、絵があまり好きじゃないし、事件も気持ち悪げなので、1回でギブアップ。

■ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜
RPG!(笑) ゲームの世界がそのままアニメになった感じ。勇者がドラゴンを退治する?……が、どうやら1回目は、新米剣士が敵の攻撃を受けて気を失っている間に見た妄想だったらしい(笑)。このままRPGの世界そのままに進むとしたら、ちょっと拍子抜けなんだけど、もしかしたら面白くなるかもしれないので何回かは見てみようかな。絵が丁寧なのが好印象。

■図書館戦争
面白いっ!!!!!! 今期、始まったアニメの中では一番好きかも。なんとなく「プラネテス」の感触。言論統制が行われはじめ、言論統制側と、メディアの権利を守るために作られた組織とが武力の小競り合いをしている時代。メディアを守る側の組織に入った新人熱血少女と、ちょっとひねくれた純情先輩の激突恋愛もの?(笑) 絵がとても丁寧にかかれているし、好みの絵柄!


■名曲探偵アマデウス(ドラマ)
NHK BSで始まったドラマ?(笑) 筧利夫演じるところの天出臼夫(アマデウスオ(爆))探偵が、事件を解決する…というドラマ仕立てのなかで、クラシックの名曲を面白おかしく解説する…というドラマ。ドラマと言っても、舞台は天出臼夫の探偵事務所だけ。ドラマというより、クラシック曲を身近に感じるための知識を面白おかしく解説し、最後にNHK交響楽団による演奏を聴くという教養番組。でも、面白い。解説してもらってから聞くオーケストラの演奏がこんなに面白いものだとは!

2008年4月9日水曜日

アニメ「パンプキンシザーズ」

「パンプキンシザーズ」をDVDレンタルで見終わりました。
全24話。

2006年のアニメだったんですね。ぽすれんで、すぐにレンタルできたことを考えると、あまり人気がなかったのかな?

私の感想は○。

なかなかいいアニメでした。舞台設定は架空の世界。大きな戦争が終わって数年後、戦争は終わったけれど庶民の生活は厳しいまま、戦争の影響を色濃く残している時代。そんな中で戦後復興部隊「帝国陸軍情報部第3課(通称「パンプキンシザーズ」)」が、私腹を肥やす貴族や軍部のお偉いさんや政治家や理不尽な社会構造に阻まれつつも、庶民を助けようと活動していく姿を描いたアニメ。

隊長が有名貴族の娘であるアリスという少女。男勝りで正義感と責任感のカタマリ。そういうキャラって鼻につくんだけど、この主人公は好印象。部下には女ったらしくんと、真面目メガネくん(この2人は幼なじみ?)と、天然ボケ少女。それぞれ個性があって面白い。上司は、いっけん、窓際族の「いいオジサン」風だけど、かなり切れ者のオヤジ。そこに、戦時中も秘密にされていた特殊部隊出身のオーランド伍長という巨漢のオッサン?が入ってくるところから物語が始まる。オーランド伍長は、見た目の巨漢からは想像がつかないほど、本来の性格は優しく穏やかで臆病者。けれど、軍によって人体改造されているので、腰につけているトーチの光を浴びると、何の躊躇もなく人を殺せる人間兵器に変貌する。本人もそれを理解しているけれど、まわりには知られたくない…という微妙な人間関係から始まるのだけど、いろいろな事件を一緒に解決することで、隊員たちが「仲間」を意識し、心をひとつにして行く…

ってな感じの物語。

1つ1つのエピソードも、じーんとするものが多かったし、コミカルな要素も適度にちりばめてあってよかったし、まだまだ続きが見たいよ〜と思う感じのアニメでした。

真面目メガネくんの声が鈴木千尋さんだったのもツボ(笑)。



続き、作らないのかなぁ?

なにやら影の組織のようなものがあって三木キャラが暗躍していたし、戦時中にオーランド伍長のような改造人間兵器を作り出す研究をしていたと思われる女研究者の暗躍も気になるし、まだまだ続きがありそう。続きは漫画で読んでください…ってことなのかな。ワタクシ的には第2シーズンを作ってほしいですけどね(真面目メガネくんの声に会いたいし(笑))。

いいアニメでした。

2008春 新アニメ感想 その1

■xxxHOLiC・継
第2シリーズだから、いきなりシビアな話から始まるのね。第1シリーズと比べると掴みのテンポが悪いのかも?なんて思ってみたり。原作のストーリーのどこまでがアニメ化されるのかな。どきどき。いろいろ不安だけど、やっぱりワタヌキ可愛い〜♪

■コードギアスR2
第1シーズンの壮絶な最終回をうけて、どんな風に続きが始まるのか……と思ったら、なるほど、そういう風に始まるのね。第1シーズンを再視聴して「ルルーシュなんて嫌いだ」と思っていたのに、邪気のないルルーシュを見たら、妙に愛おしさが……。福山くんの声に弱いんだな、私(笑)。今後どうなるか分からないけど、とりあえず、見よう。

■S.A(スペシャルA)
ドタバタラブコメ少女漫画。主人公の相手役が福山くんだし、とりあえず、見よう〜っと。気軽に見られそうな感じで好印象。

■ガンスリンガーガール〜イルテアトリーノ(第2シーズン)
キャラクタデザインも声優も一新されたんですね。う〜ん、どうだろ。ちょっと微妙な印象。第1シーズンの、穏やかで淡々とした雰囲気のなかで、ほんのりと描かれる少女たちの感情が好きだったのに、第2シーズンは萌えギャルアニメ化している感じなのが鼻についた。女の子たちの、比較的はっきりした恋愛感情の表現も微妙だし、担当官が以前より明るい印象なのも微妙。……まぁ、見るけど、しばらくは「第1シーズンのほうがよかった…」と文句を言いながら見そうな予感。

■マクロスFrontier
マクロスって全然見たことがないんだけど、きっと世界設定は関係ないんだよね?お話は今後どうなるのか分からないけど、とりあえず、絵がキレイだし、世界観や描き方も今のところ好感触。

■BLASSREITER
最初から3Dのバイクレースシーン。人間型の異形の敵と、人造人間(?)になった主人公が戦う…という物語らしいのだけど、異形の敵や人造人間のアニメーションが全て3D。映像的には、ものすごく凝っているし、キレイ。これは、最近人気の特撮ものを意識してアニメに仕立てようという狙いなのかな? 声はオヤジ系。主人公(?)が石塚運昇さんだし、その他にも立木さん、檜山さんなんかの声が聞こえてましたよ。映像はキレイだし、オヤジ系声には魅力を感じるけど、敵の動きやバイオレンスシーンの描き方が生理的にダメ。気持ち悪すぎ…。1回でギブアップ。

■隠の王(なばりのおう)
現代に生きる忍者のお話?テンポよく話が進んだし、絵もそれなりだし、バイオレンスシーンの描き方もさほど不快じゃないし、とりあえず続きを見てみようかな。主人公の男の子の声が釘宮理恵さん。へ〜、こんな低い少年声も出すんだ。

■ネオ・アンジェリークAbyss
見ない…と言っていたくせに、とりあえず見てたり(笑)。絵はキレイで不快感はなかったけど、ゲームは未プレイ(アンジェリークシリーズは全然やってない)だから、キャラに思い入れもないし、見続けると文句ばっかり言いそうなきがするから、やっぱり見ないことにしようかな…。乙女ゲー系のアニメはねぇ、痛いよね…(苦笑)。

■ソウルイーター
漫画の絵が気になっていた(デザイン的にカッコいい)……と見てみたけど、これって完全に子供向けって感じなのかな? おとぼけレベル(死神のデザインなど)が、幼稚すぎる気がして微妙。それに、なんといっても主人公(?)の女の子の声がヘタクソ〜〜っ!(あ、ごめんなさい、そういう演技をしているってだけのことかもしれないんだけど)。聞くに堪えん……。なので1回でギブアップということで…。

■ヴァンパイア騎士(ナイト)
美男子揃いのヴァンパイアたちが通う学園が舞台の少女漫画系アニメ。う〜ん、ヴァンパイアの中に福山くんがいたけど、う〜ん、う〜ん、う〜ん。乙女ゲー系な匂いがするし、かなり微妙〜。

■モノクロームファクター
特殊能力をたまたま(?)身につけてしまった高校生の男の子が、影?の世界の敵と戦うことになる……というような話らしい。武装錬金っぽい? 少年に力を与えたのが長身の男性で、少年とその男性のキスシーンとかあったりして、微妙に私の嫌いな雰囲気が醸し出されているのがイヤ。武装錬金も(福山くんの声をもってしても)ダメだったし、これもダメだな、きっと。1回でギブアップ。

■東京ゴーストトリップ(ドラマ)
surfaceがOP曲を提供するという縁で見てみた深夜ドラマ。霊能力のあるイケメンくんたちが、人のためになる仕事を請け負っていく…というお話みたい。第1話は亡くなった牧師さんの依頼を受けて、幸せを知らずに育ってしまった青年にプレゼントを渡しに行く…という話。漫画が原作?イケメンくんたちの髪型とかが、いかにも「漫画のキャラを頑張って実写にしてみました〜」風で笑えるけど、お話としては悪くなさそう。とりあえず見てみようかな〜。



■ペルソナ〜トリニティソウル
新アニメじゃないけど、今週からOP曲が変わりました。あ〜、残念。「Breakin' through」好きだったのに〜……って、そこじゃなくて、このアニメ、1クールじゃなかったんですね。もしかしたら1クールで終わるのかも?と思っていたので2クール目突入が、ちょっと嬉しい。緑川キャラが画面に登場したり、新たな展開になってきて、さらに面白くなってきました。

2008年4月6日日曜日

「耳をすませば」1995年ジブリ

「いまさら?」と言われそうですが、今まで見てませんでした…ジブリの「耳をすませば」。地上波で放送されていたので録画して視聴。

感想は……「なかなか面白かった」。

ジブリの映画は、声優を使わずに俳優さんなどを起用するところが苦手。今回も、主人公のお父さん役の立花隆の棒読みっぷりが最初は鼻についたけど、それもご愛嬌と思えるぐらいの、可愛い映画でした。中学生のほんのりした恋愛と、未来に向かって行く初々しさが描かれていて好感が持てました。

作中に出てきた「バロン」という人形の猫が気になったんですが、「猫の恩返し」は、この「耳をすませば」の続編という扱いなのですね。しらなかった。「猫の恩返し」は、なにかの機会にすでに見ているんですよね。


余談:

私は、全然ジブリファンじゃないわけですが、ジブリの映画の中でわりと好きなのをあげてみると、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「海がきこえる」「耳をすませば」…とか。ふと考えると、どれも、

 なんか、ふつーにありそうな出来事。

架空の国を舞台にした壮大なファンタジーというのはあまり好きじゃないみたい。RPGが好きで、ゲーム世界では架空の国での壮大なファンタジーばっかり見聞きしているのに、ジブリの映画にはそれを求めていないんだな〜と思ったら、ちょっと不思議な気がしました(トトロを「ありそうな出来事」と分類するのはちょっと違う気もするけど(笑))。

(見たけどあまり好きだとは思えないのは「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「紅の豚」「猫の恩返し」「ハウルの動く城」……ジブリファンに殴られそう…(苦笑)。そんなわけで「もののけ姫」とか「ゲド戦記」などはあえて見てません…。「火垂るの墓」が苦手なのは別の理由だけど…(辛過ぎて2度は見られない……という理由)。)

「きみがいた時間ぼくのいく時間」「時の支配者」「過去からの日記」

最近見た、芝居、と、映画、と、ドラマ。
選んでみたわけではないのだけど、タイムスリップ系の作品を立て続けに見ることになってました。タイムスリップ系には弱いんですよね、私…。

■「きみがいた時間ぼくのいく時間」(芝居)
(演劇集団キャラメルボックス 2008公演)

上川くんが3年ぶりにキャラメルの舞台に戻ってきた!…とか、キャラメル初の休憩付き150分の芝居!…とか、いろいろ目玉がある公演だったらしいけど、全然知らずに、なんとな〜くチケットを買った芝居。

もちろん、内容も全然知らず。

そしたら、タイムトリップものでした。東京公演はすでに終わっちゃったし、ちょっとネタバレしちゃうと(神戸公演をこれから見に行く人は読まないでね!)交通事故で命を失ってしまった恋人を助けるため、39年前にタイムスリップして彼女にそれを伝えに行く…という物語。最初のほうの意外な展開と、最後のほうの「ああ、やっぱりそうだったんだ」という展開と、ありがちな物語ではあったのだけど、ホロっと来てしまいました。私がキャラメル初心者だった頃に見た「銀河旋律」の初演の柿本(劇中の登場人物)を思い出して、さらにホロり。

「銀河旋律」もう一度見たいなぁ…。できれば、西川、大森、津田、成井の組み合わせで(初演)。


■「時の支配者」(映画)

1982年フランスのアニメ映画。衛星アニメ劇場でMCのお兄さんが熱く語っていたので、ちょっと興味がわいたので録画して視聴。

アニメの歴史や、監督同士の影響の系図にはあまり興味はないのだけど、きっと、いろいろな人に影響を与えているのであろうな…という映像の作り方。事故によって未開の星に1人残されてしまった少年が、瀕死の父親から渡された1つの通信機。その通信機を通じて、父親の親友が少年を助けに行こうとするが……という物語で、少年の未開の星で出逢う不思議な出来事と、助けに行こうとしている親友のまわりに起こる突発的な出来事が平行して淡々と描かれていて、「不快ではないけど、のめり込むほどの内容じゃないよな…」と思ってみていたのだけど……

最後の最後に判明する事実で、キューンと胸を締め付けられてしまいました。
ズルいよ、その設定っ!…と思えるようなタイムスリップ系ドンデン返し。
ついついホロり……。切な〜い。

何度も見たいと思える映画ではなかったけれど、最後の「キューン」を体験させてもらえたので「いい映画だった」と言えるかも。


■世にも奇妙な物語「過去からの日記」(ドラマ)

昼間にテレビを入れたら、たまたまやっていた「世にも奇妙な物語」の再放送。このドラマシリーズは、面白いことは分かっているのだけど、見ると辛くなったり切なくなったりする物語が多いので、なるべく見ないようにしていたのだけど、ちょうど始まったそのドラマの設定と出演者に興味がわいて、ついつい見てしまい、最後にポロポロ泣いちゃいました。

西島秀俊と蒼井優の時を越えた恋愛の話。

配役もよかった〜。蒼井優って、私はハチクロの映画でしか知らないのだけど、透明感のある存在感が、不思議に好き。



3つとも「時間を越えた」愛情の話で、どれも、じ〜んと来てしまいました。
タイムスリップ系の物語は私のツボを刺激するんでしょうね。
あまり刺激されると涙腺が壊れそうなので、しばらくタイムスリップ系は自粛っ!(苦笑)

2008年4月1日火曜日

終わったアニメ、始まるアニメ 2008春

3月で最終回を迎えたアニメや、4月から始まるアニメな話〜。
まずは一覧。一部は後ろのほうに簡単な感想。

■終わったアニメ
○しおんの王
○シゴフミ
○ガンスリンガーガール(GUNSLINGER GIRL)
○みなみけ おかわり
○バンブーブレード
△狼と香辛料
△獣神演武
△機動戦士ガンダム00

■見なくなったもの
×素敵探偵ラビリンス
×灼眼のシャナ2
×俗・さよなら絶望先生
×破天荒遊戯
×ロザリオとバンパイア
×true tears
×君が主で執事が俺で
×AYAKASHI
×ARIA The ORIGINATION

■引き続き見ているもの
○ペルソナ〜トリニティソウル〜(PERSONA -trinity soul-)
○名探偵コナン
○銀魂
○BLEACH
△D.Gray-man

■再放送もの
◎フルメタル・パニック!
○機動戦士ガンダム

■見なくなった再放送もの
×聖剣のアクエリオン
×新世紀エヴァンゲリオン
×Project BLUE 地球SOS


■春から始まるアニメで見ようと思ってるもの
・xxxHOLiC◆継
・コードギアスR2
・S.A.
・ガンスリンガーガール〜イル・テアトリーノ(第二期)
・ソウルイーター
・RD 潜脳調査室
・東京ゴーストトリップ(ドラマ)

■見そうだけど見ないと思うもの
・今日からマ王 第3シリーズ
・ネオ・アンジェリーク アビス


■■■かんたん感想〜

■終わったアニメの感想〜

○しおんの王
ヒカ碁みたいなアニメかと思って見はじめたら違った…ってことで、「がっかり」と思っていたんですが、だんだん殺人事件の謎が面白くなってきて、最後のほうは次回が楽しみ…という状態になってました。…でも、絵の出来がイマイチ。キャラデザインも好きじゃなかったし、作画の乱れも結構気になった…。2度は見ないな…。

○シゴフミ
始まったときには「死後の世界からの手紙」というお題でのオムニバス形式なのかと思ったのだけれど、シゴフミの配達人であるフミカの過去の話が主題の話だったのですね。親による暴力と、多重人格と、そして、「死」という現象と…。いろいろ考えさせられて面白かった。オムニバス形式のサブストーリーもいっぱい作れそうですね。

○ガンスリンガーガール(GUNSLINGER GIRL)(第一期)
義体を与えられ、武器として使われている少女たちの話。…という説明だけを読んだとしたら、私は見なかったかもしれない。でも、見てよかった。「兄弟」という設定の元にチームを組む事になる大人と少女たちの、切ない関係。仕事を越えて恋心さえ抱く少女たち。そのココロに十分には答えられない大人たち。少女たちが無邪気に笑えば笑うほど切なくて苦しい物語。第二期が引き続き放送されるそうなので、期待。

○みなみけ おかわり
ぼけ〜っと見るのには楽しいアニメでした〜。嫌味が全然なくて、こんなアニメは箸休めにいいですね〜。

○バンブーブレード
箸休め系だと思っていたのに、意外とスポ根! 続きも見たいよ〜。小西さん演じるところの先生がツボ!(笑)

△狼と香辛料
ロレンスとホロの、ほんのり恋愛なところがgood。でも、商売の話が微妙に分からなかった事と、絵があまり丁寧に書かれてなかったところで、イマイチ…。

△獣神演武
期待したほど面白くなかったかな…。敵として出てくるモノが異形すぎて気持ちわるかったのもマイナス。理不尽な敵、理不尽な物語…という印象が…。キャラクタデザイン、声優陣はすごく魅力的だったんですけどね……。

△機動戦士ガンダム00
途中までは面白く見ていたんですが、トリニティガンダムが出て来たあたりから、なんだか不快な出来事が多くなってきて、見ているのが不快な感じに…。人死に、多すぎ…。第2シーズンに繋げるためのストーリーづくりなのかもしれないけれど、いろいろな設定に理不尽さを感じてしまった。もしかしたら第2シーズンは見ないかも。せっかくのガンダムなのに、なんか萌えなくて残念…。


■引き続き見ているもの感想

○ペルソナ〜トリニティソウル〜(PERSONA -trinity soul-)
もしかしたら数回で終わるのかな?絵がスゴくきれい。OPの歌がいい。子安さんの演技がいい。でも、話がよくわからなくなっちゃった。最後まで見て、面白かったら、DVDでもう一度見直そうかな、と思えるぐらいの「いい感じ」度。

○名探偵コナン
こりゃもう普遍の○。んでも、いま、大変なところに差し掛かってますよね。シュウが〜!

○銀魂
3年目突入、おめでと〜♪これからも楽しみ。

○BLEACH
あ〜、ちょっとマンネリではあるけど、キャラが魅力的なので、相変わらず○。

△D.Gray-man
あ〜、かなり微妙〜。う〜ん。でも、見るのをやめるほどイヤじゃない。

■再放送ものの感想

◎フルメタル・パニック!
録画してます。面白いっす。何度でもみたいアニメ。宗介、最高!

○機動戦士ガンダム
とりあえず見続けてます。ただいま砂漠でアムロ脱走中。

■春から始まるアニメで見ようと思ってるものの話

・xxxHOLiC◆継
四月一日好きだからね〜、私。すんごく楽しみ!

・コードギアスR2
え〜またもや福山潤。でも、第1シーズンを見直してみたら、それほど面白くないんじゃないか…と思いはじめちゃったので、かなり斜めに見ちゃいそうな感じ。

・S.A.
ドタバタラブコメ? 放送直前スペシャル番組をなんとなく録画してみたら福山くんが出ていてキャ〜♪ ってことで、見てみようかな〜と。ラブ☆コンみたいに、結構ハマるかも♪ 少女漫画はラブコメに限るね!(笑) って、xxxHOLiCも含めて、福山くん祭りか!?(笑)

・ガンスリンガーガール〜イル・テアトリーノ(第二期)
第1期が面白かったので期待してみることに。絵柄がちょっと変わるのが気になるけれど、きっとすぐに慣れるんだろうな。

・ソウルイーター
雑誌のガンガンに載っていたときに、絵が気になって読んだんだけど、設定が分からなくてぜ〜んぜん面白くなかったのね。だから最初から見たら面白いかな〜と。

・RD 潜脳調査室
よくわかんないけどタイトルに惹かれて、とりあえず見てみようかな〜と。

・東京ゴーストトリップ(ドラマ)
深夜のイケメンドラマ?(笑) surfaceの曲が聴けるらしいので、とりあえず。ま、「風魔の小次郎」とかも楽しく見てたし、もしかしたら面白いかもしれないし。



その他にも見るものがあるかもしれないけど、しばらくしたら第一印象の感想でも日記に書きましょ〜。

2008年2月1日金曜日

アニメ「サムライチャンプルー」「無限のリヴァイアス」、アニメギガ福山潤

予定されていたお仕事がぜ〜んぜん動き出す気配がないし、ひま〜な毎日が続いてます……って、ま、いつもと変わらないんですけどね(笑)。

んなわけで、アニメやら、アニメやら、アニメやらな話題。


■サムライチャンプルー

「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督が作ったアニメってことで興味を持った作品。ぽすれんのリストの中にず〜っと入ってたのが、やっと回ってきましたよ〜(こんなんばっかりね)。すっかり忘れちゃっていたので、気軽に1枚目を見てみてビックリ〜

 面白いっ!!!!

めっちゃ面白いじゃないですか。時代考証めちゃめちゃの時代劇。ラップ調のBGM、ザッピング感覚の場面転換や殺陣、魅力的なキャラクタたち!

キャラクタデザインが中澤一登さんなのもツボ。この方、漫画家としてはほとんど知らないのですが、私はテイルズ・オブ・レジェンディアのキャラクタデザインとして知っている方。OPムービーを見ていて気がつきました。だって、モーゼス(以下モー助)そっくりのキャラクタとか、ノーマそっくりのキャラクタとか、ウィルそっくりのキャラクタとかが活き活きと動いているんですもの。

で、アニメが始まって、さらにビックリ。モー助そっくりのムゲンというキャラの声が中井和哉さん! 野生児っぽい動きも汚そ〜な雰囲気もモー助そっくりなのに、声までモー助と同じとは!(レジェンディアのモー助も中井さんがCV)

で、ノーマそっくりのフウの声は川澄綾子さん。えっと、この方の名前もレジェンディアで見た気がするんですけど……はっ!グリューネ姉さんっ!? 見た目はノーマそっくりで、性格もノーマそっくりなのに、声がグリューネ姉さんっ! 笑える〜〜〜っ!

ウィルに似たキャラの声はレジェンディアには関係なかったけど、長身、理知的、メガネキャラってところがウィルに似てる。ま、性格は、ウィルのほうがおちゃめだけどね(笑)。

お話は、流れ者のサムライ2人(モー助とウィル……じゃなくて、ムゲンとジン)と、元気娘ノーマ(じゃなくてフウ)がひょんなことから出会い、3人で人探しの旅に出る…という流れ。…というのか、まだDVDの1枚目、最初の2話しか見てないから分からないんですけどね(笑)。

これからが楽しみです♪


■無限のリヴァイアス

最終回まで見終わりました。いいアニメでした。宇宙、戦艦、ロボット兵器、少年たち…というキーワードを並べられるアニメだけど、ガンダムとは違う感じの物語。少年少女たちだけが取り残された閉鎖空間の極限状態で、彼らの間に起こるいろいろな問題と、その中で成長してゆく少年少女たちの物語。

主人公の相葉昴治(あいばこうじ)が結構好きでした。真面目で、不器用で、弟に対してコンプレックスがあって、人のために動こうと努力するのに空回って……。昴治の声は白鳥哲さん。ガンダムSEEDのサイ・アーガイルの声で好感を持った方。…ま、だからこそ、このアニメを借りたんですけどね。少年のいろいろな説明しきれない感情を見事に演じていて、さらにさらに好きになりました。

最終話の予定調和的な終わり方はちょっと微妙〜だけど(笑)、そこに至るまでの彼らの葛藤と成長がとてもよかった。また、いつか、最初からゆっくり見てみたいな…と思える作品でした。

追記:
そういえば、昴治の親友役として出てきた尾瀬イクミ。最初は単なる女好きのオチャラケいい加減なサブキャラクタに見えていて、なんでこの役に関智一さん?…と不思議に思っていたんですが、途中からかなり重要な熱血キャラを演じることになっていて納得。


■アニメギガ 福山潤

NHKで放送しているアニメギガという番組のゲストが、声優の福山潤さんでした。この番組、落ち着いてじっくり声優さんの話を聞かせてくれるので結構好き。

私にとっては、福山くん=四月一日(ワタヌキ)@xxxHOLiCなので、スタジオでの生アフレコで四月一日を演じてくれて大満足。あのハイテンションの早口セリフを、あんな風に演じているのか〜と、じっくり楽しませてもらいましたよ〜。

そして、大阪出身ということで関西弁をしゃべりながらのたこ焼き作りも、見ていて楽しかった。エプロンつけてたこ焼き作っている姿は、も〜、四月一日じゃないですか!(笑) できれば白いエプロンorかっぽうぎを用意してほしかったよ >アニメギガ(笑)。

ところで、福山くんの最初のレギュラー出演は「∀ガンダム」だったんですね。ワタクシ的には見たことのないガンダムなのだけど、主人公がパクロミさんだってことで、いつかは見なくちゃ…と思っていた作品。福山くんも出てると分かったので、優先順位を上げちゃおうかな。

2008年1月30日水曜日

WOWOW その後

15日間のお試し視聴をしていたWOWOWですが、結局、

 申し込みませんでした

「WOWOW」と「ぽすれん」を天秤にかけて、ぽすれんに軍配が上がった、って感じです。とはいえ、ぽすれんでもレンタルも、絶対に借りたいものが少なくなってきているとも感じているので、いつか有料チャンネルのほうに軍配が上がる日が来るかも。

WOWOW自体は、興味のある映画もたくさんやっていたし、質の高いアニメも放送しているし、なかなか魅力的なチャンネルでした。私が、映画好きだったら、ぽすれんとの天秤でもWOWOWを選んでいたかもしれません(アニメ主体の私にとっては、微妙なところ)。

とはいえ、15日間の無料お試し期間に、興味のあった3つのシリーズ物アニメと、映画を何本か視聴できて、すご〜くお得な無料期間でしたよ。ということで、以前にもちょっと書いたけど、アニメの感想。


■MOONLIGHT MILE(1stシーズン、2ndシーズン)

第2シーズンまでしっかり全部見ることができました(というのか、そもそも、これが見たいがために無料お試しをしたんだけど(笑))。映像はむっちゃキレイだったし、内容もリアルで、まるで映画を見ているよう。シリーズ物のアニメなので、1回は30分枠なのだけど、毎回毎回、30分とは思えない充実した内容の物語だったし、アニメにありがちな奇想天外な設定ではなくリアルな展開に目を見張りました。

第2シーズンの最終回を見るまでは「もしかしたら第3シーズンもあるのかも?」と思うぐらい、まだまだネタはたっぷりありそうだったけど、最終回の最後のシーンを見て「なるほど、これで完結なんだ」と…。1stのOPに2ndシリーズに出てくるシーンなどが入っていたところをみると、シリーズ構成は最初から1st/2ndと2期に分けて作ることが決まっていたみたいだったから、あるいは原作が先に進んだり、ジワジワ人気が出てきたりすれば3rdシリーズってのもアリなのかな。2ndのOPには、2ndシリーズ内には出てきていないシチュエーションの映像も入っていたのも気になるところ。2人の主人公が、今後、対立するような場面が展開されそうで原作が気になってきたりも…。

まだ2ndシーズンのDVDは発売されていないみたいだし、オンエアで見られたことに感謝。


■神霊狩/GHOST HOUND

これはまだオンエア中のアニメ。2クールの予定で作成されているうちの、1クール目(1〜11話)を一挙放送で見ることができ、さらに12話だけは週1放送で見ることができました。

Production I.Gの20周年記念作品として制作されているものだそうで、映像、内容とも質の高いアニメで、続きが非常に気になっているところ。これのために WOWOWに入ってしまおうかとも思ったぐらい。…が、ぐっと堪えて、13話以降はDVDレンタルを待つことにしようと…(堪えたぞっ)。はやくDVDレンタルしてね〜ということで。


■Devil May Cry

ゲームのアニメ化ですよね。全然興味のない作品だったのですが、一挙放送ということで全12話を録画して、半分ぐらい見終わったところ。

悪魔と人間のハーフ?のダンテ(CV森川智之)という色男が主人公のハードボイルドもの。ゲームの設定も全然知らないので世界観がよくわからないのだけど、どうやらこの世界では「悪魔」が人間を襲ったりしているらしく、ダンテは2丁拳銃と魔剣を駆使して、その悪魔を退治するのを主な仕事にしている何でも屋(主人公がイチゴパフェを食べていたり、やる気無さげだったり、銀髪だったり、何でも屋だったりするし、なんとなく、ハードボイルドな銀さん@銀魂という感じ)。悪魔の造形が気持ち悪いのと、悪魔を退治する時の戦闘シーンが鮮血ドバドバでバイオレントなのだけど、そういうのが比較的苦手な私でもしっかり見ていられる演出になっていて、かなかないい感じ。

キャラクタが見た目的も性格付け的にも魅力的に表現されているし、全体的にアニメ映像の質が高い。手抜きシーンが1つもないって感じ。1話完結型の話が続いているので、気軽に見ていられる。最終的にはどんな風に終わるのか、まだ分からないけど、いいものに出会えてよかった〜って気分。

アニメが面白いので、ちょっとゲームにも興味がわいたけど、アニメのバトルシーンから予測するに、「気持ち悪い悪魔を2丁拳銃で退治していく」というゲーム…なんだよね……。悪魔退治ってところと、ガンアクションってことで、私には全然向かないゲームじゃん…。う〜、ダメですね(あはは)。



と、質の高いアニメ3本に出会えて幸せだった15日間無料体験は終わったのでありました。まる。

2008年1月28日月曜日

攻殻ANIMAX CM

最近、BS11でアニメを録画しているんですが、ペルソナを録画すると必ず「ANIMAX」のCMが入るのね。ペルソナのアニメの内容も面白いんだけど、アニメの本編を見ている時よりも真剣に見てしまうCMがあるんですよ。

それが、これ。

http://www.animax.co.jp/feature/index.php?program=NN00015576

タチコマが実写の東京を走り回るのっ!(タチコマ疾走篇)

も〜、可愛いったらっ!
このCMだけ何度もリプレイして見てニヤニヤしたりしている私です。


タチコマのフィギュア(プラモ?)、欲しいかも〜。

2008年1月18日金曜日

面白いと感じているアニメ3つ

どれも現在進行形じゃないアニメだけど、今期はじまったアニメより全然面白いアニメ3つにハマっている今日この頃。今の時点での感想。

■無限のリヴァイアス

1999年のアニメ。DVDのvol.5まで視聴。ちょうど半分ぐらい。

宇宙もの、少年たちが出てくる……ってことで、ガンダムっぽいロボットアニメなのかと思って、軽い気持ちで見てみたら、違うコンセプトのアニメだった。

火星圏の宇宙に浮かぶ航宙士養成学校で事故が起こり(実際には何かの陰謀が裏にありそう)、生徒たちを助けるために職員たちは命を落としてしまうことになり、残った数百名の生徒たちだけで外洋型航宙艦での生活をしながら救助を待つことになってしまった……というのがことの発端。

何らかの陰謀によって救助信号は無視され、さらに、理由も分からず外敵に攻撃を受ける船。その極限状態の航宙艦の中で、数百人の生徒たちが、組織を作り、ルールを作り、生き残るために行動する様が描かれている…という感じの物語。カッコいいヒーローものではなく、数百人の中の一部の生徒に視点を置いて、艦内で起こる友情や摩擦や裏切りや、その中で成長していく人間像を描く(たぶん)な感じ。

彼らをそのような状態に追い込んだ大きな陰謀についてはまだよく分からないのだけど、それが解き明かされて行くという期待と、少年少女たちの心理描写が面白い。DVDレンタルで一気に最後まで見る予定。

最後まで、面白いと思わせる展開でいてくれますように。


■MOONLIGHT MILE

WOWOWで一挙放送、ということで1stシーズンの全12話、2ndシーズンの最初の4話を見たところ。こちらもものすごく面白い。1話1話がApollo13の映画みたいで、ハラハラしつつ、感動の涙しながら見ているところ。

1stシーズンでは、宇宙に行くまでの話が描かれていて、わりと気軽に見ていられたのだけど、2ndシーズンでは、各国の思惑や宇宙の軍事利用などの黒い物語が展開して行きそうでちょっと恐い。

主人公は吾郎という日本人と、通称ロストマンというアメリカ人。吾郎という男が、男くさい絶倫な粗野なキャラ。宇宙飛行士というイメージじゃない。でも、なんか、風体と名前から、なんとなく「プラネテス」のハチマキのお父さんを思い出したり(笑)。もしかしたら、この吾郎が、のちにハチマキの父親になるのでは?と思ったり(笑)。

作風は違っていても、「プラネテス」と「MOONLIGHT MILE」って、なんとなく似ている気がする。


■神霊狩/GHOST HOUND

WOWOWのお試し中に見つけてしまったアニメ。全22話のうち、1クール目が終わったところらしく、一挙放送をしているところ。やばい、これにハマったらWOWOWを今後も契約してしまうじゃないか〜(涙)。

Production I.G.の20周年記念作品とのことで、Production I.G.と士郎正宗の合作とのこと。心霊現象を扱っているっぽい絵のノリだったので、見てみるまで私に合うかどうか不安だったけど、しっかりハマってしまいました。

メインキャラクタは3人の中学生。主人公の少年は11年前に誘拐拉致事件に巻き込まれ、目の前で姉の死を経験している。その精神的ダメージが今でも影響していて、夢の中で断片的な記憶を見たり、体外離脱を経験したりしている。そして同級生の少年はその事件の直後に謎の自殺を図った父親の遺体を発見してしまったという経験をもち、そのショックと、事件に父親が関わったのではないかという疑いをもっているちょっと不良っぽい少年。そして3人目は、東京からの転校生。彼も過去に死に関わる辛い経験を持っている。

その3人の少年が体験する不思議な心霊現象のようなものの物語なんだけど、恐い演出はほとんどなくて、むしろ、脳科学的なアプローチで説明しようとするカウンセラーの先生などが絡んできて、ちょっとアカデミックな感じがする演出。

最終的にどんな方向に向かって物語が展開して行くのか分からないけれど、今のところ、不思議な現象の謎と、解明されていない事件の謎と、脳科学の知識と、興味深い話ばかりで引き込まれているところ。

余談になるけど、3人のメインキャラクタの1人の目の感じが、とあるゲームキャラ※に似ていて、出てきた途端にぐぐっと惹かれてしまいました。で、声が保志さん。さらに、ちょっと生意気だけど恐がりの転校生が福山潤さん。絵もホノボノ系で好きなタイプの絵だし、声優的にも美味しい。
(※テイルズ・オブ・ファンタジアのチェスター。アビスのアッシュとも似ているかも。)

……えっと、後半はこれからWOWOWで3ヶ月に渡って放映されるわけですよね……。見たい!…でも契約更新しなくちゃならない……見たい…でも契約したくない…見たい……あ〜どうしよう〜。DVDを待てば9月には見られるんだから、堪えろよっ!<ワシ


そんなわけで、一気に3つも面白くてハマれるアニメに出会ってしまってアップアップしているところ。ついでに、DS上のテイルズ・オブ・イノセンスも面白くてヤメられない止まらないカッパえび○ん状態。外も寒いし、完全にインドア生活(苦笑)。

…それにしても、クリエイターの方々には感服いたしますよ。
こんな風に、感動できる作品を次々に制作しているんですものね…。その発想力はどこから生まれてくるんでしょう。ほんと、羨ましい。

2008年1月16日水曜日

最近見たアニメとか映画とかの感想

書いておかないと忘れちゃうので、簡単に〜。

■映画「ハチミツとクローバー」○

原作もアニメもぜ〜んぜん知らない状態のワタクシ。いや、アニメを途中で1話だけ見たけどよくわからなかったからギブアップした経験あり。ドロドロの恋愛ものは好きじゃないし、もしかしたら、これもそういう感じなのかな?と思いつつも、いつか、ちょっとチェックしてみようと思っていた作品。たまたま映画が最初になりました〜という感じで見てみました。

美大生たちの恋愛もののようだけど、ドロドロした感情があまりなくて、爽やかに可愛くて悪くなかった、というのが感想。役者さんも、はぐみちゃん、竹本、森田なんかがいい感じ(原作は知らないので逆にすんなり受け入れられたのかも)。

でも、映画見ただけで、お腹いっぱい。原作やアニメは見なくていいや(それほど好きなタイプの物語でもないな〜ということで)。


■アニメ映画「鉄コン筋クリート」△

評価は微妙〜。映像は、話題になっただけあるな〜、すご〜い、という印象。でも、バイオレントなシーンがたくさんあって、それが私には不快。ある町に住むストリートチルドレンと、その町を仕切っている古いタイプのヤクザたちと、町を開発しようと進出してくる新しいタイプのイヤなヤツとの攻防を、ファンタジックな演出で描いているのだけど、恐いシーンもしっかり描いてる。

最終的には、物語の中心となるクロとシロという少年の心の繋がりがテーマだったようで、終わり方は悪くなかったけれど、何度も見たい映画ではなかったかな…。

でも、映像はスゴかった。ラフな感じの人物描写と、3Dで作ったと思われる新しい建物や遊園地の設備などと、手描き風に細かく書き込まれた下町の風景が、不思議に溶け込んで違和感無く1つの映像になっている。地味な町を描写しているはずなのに、使っている1つ1つの色は明度の高いキレイな色だったりするのも不思議。そして、カメラワークも、おおっ、と思うシーンがたくさん。少年たちが、あたかも当たり前のように空を飛ぶ。なので、カメラワークが横だけじゃなくて垂直方向の動きもたくさんあってドキドキする。

いや〜、面白かった。

が、恐いシーンがいっぱいあったので、二度と見な〜い!


■アニメ「東京BABYLON」△

clamp作品だってことでTV放映していたのを録画してみました。ツバサに出てくる、星史郎、昴流なんかが出てくるらしいので、その関係が少しは分かるかな…と思って。でも、よくわかりませんでした。ツバサでは昴流は神威と双子で吸血鬼…だったけど、設定が違うってことなのね。また別の作品との繋がりなのかな〜。ま、そのうちゆっくり調べましょう。

で、作品としては……私が見たのはOVA作品なのかな? 古い感じがするのと、お話や映像があまり好きな感じではありませんでした。短い作品だからなのか、キャラクタの性格付けもよくわからなかったし…。全体の印象があまり良くなかったのは、不快なキャラクタがいたという影響もあるかも。北都というキャラクタのしゃべり方がキャピキャピうるさい!…という印象が。ファンがいたらスマン。


■アニメ「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-」△

SEEDの外伝のOVA作品。SEEDの外伝を見るつもりはあまりなかったのだけど、ただいまワタクシ、福山潤ブームなので見てみることに(出演してるって書いてあったから(笑))。
えっと〜、よくわからない物語でした。SEEDの本編では1年前の出来事だったユニウス7の落下直後の話。なのに、地球連合軍に既にストライクガンダムのようなものがあったり、アズラエルが使っていた改造されたパイロットが出てきたりしていて、SEEDの世界観での兵器開発のタイミングがよくわからなくなっちゃいましたよ。だって、SEEDの最初で地球連合軍初のMSとして5機のガンダムが盗まれる……とかじゃなかったんでしたっけ?その前に、量産型のストライクがあるって、どういうこと〜?
……と、その辺ばっかり気になって、物語がよくわかりませんでした(をい)。登場人物たちの関係も、描写が薄かったのか、私が別のことに気をとられていてピックアップできなかったのか、感情移入できる人が誰もいないうちに終わっちゃいました。なんか、ラストは、切な〜い感じにはなっていたんですが、「だから、なに?」みたいな感想で……。
ファンの人がいたらゴメン。私には理解できなかったよ。



ところで、ただいまDVDレンタルでは「無限のリヴァイアス」を、WOWOWでは「MOONLIGHT MILE」を鋭意視聴中。どっちも結構面白いな〜と思いつつ見ているところ。

ゲーム的にはテイルズ・オブ・イノセンスの2周目中。DSのソフトなのに100時間も遊べるRPGって、ある意味、スゴいよね。

WOWOW無料お試し中

ぽすれんでDVDを借りまくっているんだから、有料のTVチャンネルなんて必要ない!…はずなんですが、ただいま15日間無料お試し中〜。

だって、見たいと思っていたアニメ「MOONLIGHT MILE」が一挙放送だってんだもん。

見られると思うと、アレもコレも録画してみたくなるのが人の欲。NFLもポストシーズンには言って全試合見るのが大変だし、新アニメもいっぱいあるし、精霊の守り人も再放送してるし、コードギアスも再放送してるし、WOWOなんて見なくてもHDDレコーダの容量がキツキツなのに〜! 見ては捨て、見ては捨て、見ては捨て〜と、ガンガン消さなくちゃ〜。

んなわけで、今日は映画「ハチクロ」見ました。
んなわけで、録画した「鉄コン筋クリート」見てます。


それにしても、WOWOWっていっぱい面白げなの放送してるのね〜。
あう〜ん、ヤバいなぁ。無料お試し15日間だけだって心に決めてるのに、ヤバいよヤバい…………

踏ん張れ、ワシっ!(笑) <笑っていること自体、危ない(苦笑)

「踏ん張りました」という報告を乞うご期待!(苦笑)

2008年1月9日水曜日

1月新アニメ、DVDレンタルアニメ感想

1月にも新アニメがいっぱいはじまりましたね〜。とりあえず、番組表で[新]ってついているのを手当たり次第に録画して見ているところ。すんごい数(笑)。間引きしないと大変なことになりそうだ(苦笑)。1回目を見たところで自分のためのメモも兼ねて〜。

最後のほうにDVDレンタルで借りているものもいくつか。


■ペルソナ〜トリニティソウル〜(PERSONA -trinity soul-) ○
OPの曲を聴いて、ん?なんかどこかで聞いたことのあるような、どこか知っているような……という感覚が。「曲、誰だろ?」と見ていたら「椎名慶治」の文字が…。あぁ、そういえば歌詞を提供するっていうニュースがあったような。これだったのか〜。そう思って聞いてみると、ほんと、椎名くんっぽい。よか、よか。曲とか声とかには関係ないから、この曲全体に感じた、既知感は、単なる気のせいだったわけですが、きっとなにか私の感覚を引っ張るもんがあったんでしょ〜。不思議だ〜。

で、アニメの内容。話はちょっとグロそうだけど、絵もキレイだし、面白そう。原作はゲームですよね。既に第1話でいろいろな伏線が張られていて、今後どうなるか興味津々。第1話の「特A潜在」っていうのはどういう存在なのか。電話の向うの緑川声は誰なのか。なんらかの事件の犠牲者が高校生ばかり…ってことは、主人公の男の子がそれに関係ある高校に行くってことなのかな。これは、今後も見ることに決定〜。

■みなみけ おかわり ○
1クール目の「みなみけ」とほとんど変わらないじゃん!(笑) 絵がちょっと変わった感じがするけれど、全体の印象は同じ感じ。「箸休めアニメ」ってことで、これからも見ることに決定〜。

■ガンスリンガーガール(GUNSLINGER GIRL) ○
OPを見て「え〜、女の子たちが銃をガンガン撃つようなアニメか〜。武器として改造された女の子?ちょっとイヤかも」…と思ったんだけど、第1話を見たら、結構ハマりました。武器として改造された女の子たち、という設定は間違っていなかったのだけど、彼女たちと行動をともにする相棒の男性が、女の子たちを武器として扱うことについて悩んでいる様子が描かれていて、その暗い雰囲気に惹かれてしまいました。とりあえず今後も見ることに決定〜。

■俗・さよなら絶望先生 ○
コミックスの表紙がな〜んか気になっていた作品のアニメ。「俗」ってことは、第2シーズンってことなのね(「続」じゃないところがおもしろい)。ナンセンスギャグアニメなのかな。シリーズが始まる前に、以前のシリーズのおさらいっぽい特別番組「さよなら絶望先生 序〜絶望少女撰集〜」ってのがやっていて、それを見たら私の好きそうなアホなテンポのギャグアニメみたいだったので見ることに決定〜。ところで、糸色 望(いとしきのぞむ…主人公。続けて書くと「絶望」なんだって(笑))の声って、ティエリア・アーデ?@ガンダム00。あはは〜。どちらもメガネキャラだけど、全然キャラが違って笑える〜。


■シゴフミ ○
これはオムニバス形式の展開になるのかな? 死んだ人から届く「死後」の「手紙」ってことで「シゴフミ」らしい。設定がおもしろいのと、心理的な物語になりそうなのがおもしろそうなので、これからも見ることに決定〜。

■破天荒遊戯 △
なんだかよくわからん〜。魔法使いの女の子と、たまたま一緒に旅することになった男の子2人の物語? 絵や声優さんは悪くないので、どんな展開になるかによって今後見るかどうか決めようかな…ってことで、とりあえずもう数回見てみよう〜ということに決定。

■ロザリオとバンパイア △
ちょっとした行き違いで妖怪たちが通う高校に入学してしまった人間の男の子が、パンパイアのクラスメイトと出会って……。美少女アニメっぽい雰囲気だし、どんな展開になるのか分からんけど、それほどイヤな感じもしないので、もう数回見てみよう〜ということに決定。

■true tears △
これまた美少女アニメ? う〜んと、微妙〜。もう数回見てみようかとは思うけど、かなり微妙。

■君が主で執事が俺で △
お金持ち美少女4姉妹のところで執事をやることになっちゃった男の子が主人公のお話。これも美少女アニメ? 主人公の男の子の声が関智一さんだってのは楽しげだけど、アニメとしてはどうかなぁ…。か〜なり微妙。もう数回見てみようかとは思うけど……。

■AYAKASHI ×
超能力をもった少年たちの話? 設定は悪くないけど、かなりグロいイジメや犯罪の表現があって、ちょっとイヤな感じ。…と思っていたら、来週は「みなみけ おかわり」と時間が重なって録画できないや……ってことで、物理的に、第1回で打ち切り〜(笑)。

■ARIA The ORIGINATION ×
ネオ・ベネチアっていう水路の街でゴンドラのこぎ手?をしている女の子6人のお話? 最初から、ぼえ〜っとした女の子たちの会話のリズムに、ど〜も違和感を感じちゃってダメ〜。ということで、これは第1回で打ち切り〜。

□狼と香辛料
まだはじまってないけど、とりあえず見てみる予定〜。


ーー
再放送ということで見始めることになったもの。

■聖剣のアクエリオン △
ロボットアニメを作るにあたって、よくまぁ、いろいろな設定を考えるなぁ〜、と思いながら第1回を眺めてみました。う〜ん、何がどう悪いのか分からないけど、私は微妙に好きじゃないかも。なんとなく、ロボットや敵のデザインがラーゼフォンと似た感じ。ラーゼフォンはわりと好きな雰囲気だったけど、アクエリオンはダメ…っていうのは、なんの違いだろう? よくわからないけど、数回見て、この不快感が続くようなら見るのやめようっと。

■新世紀エヴァンゲリオン ×
なんかBS11ではじまったので第1話を見てみました。こんなはじまり方だったんだっけ。以前、数話見て挫折したアニメだけど、今回も、なんとなく不快感あり。ほかにもたくさんのアニメを見る予定なので、やっぱりやめようかな。

■機動戦士ガンダム
BS11で再放送してるので見てます。今、大気圏突入して、初めての地上戦をしているあたり。ほんと、SEEDにそっくりだね(って、SEEDがそっくりなんだけど(笑))。

■Project BLUE 地球SOS
NHK BS2で再放送がはじまったので見てみました。古っぽく作っているのが、おもしろいのかもしれないけど、私にはなんとなく合わない感じ。でも、ちょっとストーリーには興味があるので、見続けてみようかな。

□フルメタル・パニック! ○
まだはじまってないけどtvkではじまるみたい。ファーストシリーズは手元に録画が残っていないので、録画しよ〜っと。好きなんですよね〜、このシリーズは。ワタクシ的には結構オススメのアニメ。

ーー
特別番組?

■.hack//G.U.TRILOGY 完成記念特番
知らなかった〜。.hack//G.U.の劇場版3DCG映画が上映中なんですね。ふ〜ん。G.U.はプレイしていないけど、アニメのRootsはいちおう見てたっけ(えっと、最後まで見たっけ?<すっかり忘れてる)。劇場には見に行かないけど、DVDになったら見に行ってみようかな。特番は、監督インタビューと、ハセヲ役の櫻井さんのインタビューと、映画のシーンの紹介。物語がおもしろいかどうかはよくわからないけど、3DCGで作った映像はおもしろそう。

ーー
レンタルDVDで見はじめたもの。

■コヨーテラグタイムショー △
見終わりました。おっさんが主人公の宇宙系アクションアニメ。レンタルDVDとして見かけて、ものすごく興味があったもの。だって、主人公がおっさん(CV大塚明夫)で、仲間に関智一さんと堀内賢雄さんがいるなんて、めっちゃ面白そうじゃん。ビバップに匹敵するアニメかも?……なんて期待して見たんだけど……なんだか最後まで雰囲気にノれず…。おかしいなぁ…。なにがいけなかったんだろうなぁ…。メイドの格好をした人形兵器とかがいかんかったのかな? ストーリーがワクワクしなかったのかな? なんかよくわからないけど、ちょっと期待はずれだったアニメ。
映像はすごくキレイでした。制作会社はufotable。テイルズ・オブ・シンフォニアのOVAを作ったところだよね。EDにクレイアニメが出てきて、それもシンフォニアと同じ。クレイアニメが得意な制作会社なのかな。映像キレイだったし、声優も好きな人ばかりなのに、なんでハマれなかったのか、我ながら謎…。

■MOONLIGHT MILE 1st season -Lift off-
WOWOWで放送していて、すご〜く気になっていたアニメ。WOWOWは見られないけど、第1巻のDVDがやっと借りられました。おもしろいっ! 22歳で5大陸最高峰登頂を成し遂げた吾郎(CV井上和彦)とジャック(CV平田広明)が、次なる目標として「宇宙」を目ざす…というところからはじまる物語。第2話になると、すでに吾郎は27才。おっさんくさくて、むさ〜い男が主人公ってのがツボ。プラネテスを真面目にしたような感じ?(笑)
OPの映像を見ていると、兵器、軍隊、二足歩行兵器…と、ちょっとハードな内容になりそうな感じで、ちょっと不安だけど、登場人物たちが魅力的なので見て行けるかも…ってことで期待〜。

■セイントビースト ×
2枚目まで借りて見ました。1枚目見てビックリ。70分ぐらいのDVDのようだから3話分ぐらい入っているのかな…と思ったら、1話しか入ってない! で、残りはなんだったか…というと、声優イベントの映像でした。森川智之さん、櫻井孝宏さん、宮田幸季さん、吉野裕行さん、鈴村健一さん、杉田智和さん、と、ワタクシ的にも豪華なメンバーが揃っているんだけど、う〜ん、なんだろ。すんごく微妙〜。声優とキャラクタを楽しむためのアニメなのね、これって。それも、なんだか腐女子用という雰囲気。ダメだ、私には合わない〜。ってことで、2枚目まで借りちゃったけど、以降は見ないってことで。

アニメ「遙かなる時空の中で3 紅の月」 ○

年末にキッズステーションで放映されたOVA作品「遙かなる時空の中で3 紅の月」を見ることができました。1時間のアニメ作品。遙か1、2は既にOVA、劇場版、TVシリーズなどのアニメ作品になっているけれど、遙か3では初めてのアニメ化。

ゲームとしての遙か3は、全2作に比べると、エンディングのバリエーションが多いし、きっと「番外編」みたいな形のものなんだろう、と思っていたのだけど、かなりストレートに物語の本質をついたものでビックリ。

見ていない人にはある程度のネタバレになってしまいますが、自分のメモということで書いちゃうと(ネタバレ反転で→)プレイヤがゲームを手に取ってプレイした時の大まかな流れを1時間の中で展開してました。細かい部分やエピソードなどは再構成してあるけれど、何も知らない状態で物語が展開して、最初に仲間を助けられない運命を経験し、そして運命を変えるために時空転移し再び平家と相まみえる……と

不評を聞いていたので覚悟して見たわけですが、ワタクシ的には、結構イケテタんじゃないかと。遙か3をアニメ化するにあたって、よく1時間であれだけの内容を入れたと感心するし、ゲームの本質を紹介するには良かったんじゃないかと。

短い時間だし、この作品で初めて遙か3を知るという人には不明な点も多いのだろうから、ファン向けの作品と言う位置づけなのかもしれないけど、私はむしろ「遙か3のゲームを知らない人に、ゲームの面白さをちょっと味わってもらえる」って感じなんじゃないかと。

ストーリーの終わり方は「今後の展開に乞うご期待」という、結論を出さない場面で終わっているんですが、このストーリーで「この後」を考えるのはちと難しい。そういう意味では「つじつまの合わない不完全燃焼な物語」とも取れるけれど、ゲームとしての遙か3の紹介として「次はあなたがあなた自身で運命を切り開いてください」という1つの案の提示という形で終わっていると考えれば納得できる。

ということで、遙か3のゲームをプレイしたことのない人向けかな〜と。

ファン的には…、将臣ファンには良いけど、それ以外のキャラのファンだと不満が残るかも…という内容でしたからね(笑)。むしろファン向けじゃないかも?(譲なんて、ほとんど譲らしい出番がなかったし〜〜〜!苦笑)

でも、遙か3のゲーム自体の物語の仕組みの発想が好きな私としては、十分楽しめました。遙か3を知っている私からすると、キャラを見るアニメではなく、遙か3というゲームを懐かしむアニメ、ってところでしょうか。

そんなふうに分類すると…、遙か1のTVシリーズは「キャラを見るアニメ」、遙か1、2のOVA数本も「キャラを見るアニメ」、遙か1の劇場版は「ストーリーと映像を楽しむアニメ」だったかな。そして、今回のは「遙か3というゲームを思い出すアニメ」。


ところで、このアニメを見て、ゲームでの弁慶さんのストーリーをほとんど覚えていないことに気がつきました。自分のプレイ日記を読んでも、ストーリーは書いてないし、思い出せない〜〜。う〜ん、ゲームを引っ張りだしてきて、弁慶さん攻略やり直してみようかな………。

アニメ映画「秒速5センチメートル」 ◎

去年、劇場公開されたのを見そびれた映画。すっかり忘れていたけど、セルフヒットを書いていて思い出してDVDを借りました(忘れていてごめんなさい〜)。

 物語も、映像も、本当に良かった。

「ほしのこえ」「雲のむこう約束の場所」の新海誠さんの作品。どちらも好きな作品だから、今作にも期待していたわけですが、期待を裏切らない、ステキな作品でした。むしろ、この作品のほうが好きかも。「ほしのこえ」も「雲のむこう約束の場所」も、登場人物たちの心の動きを美しい背景にのせて見事に描き出していると思える作品だけど、この2つにはSF要素が入っていて、私たちの「日常」とはちょっと離れたところにある物語(あまり遠くない設定ではあるのだけど)。でも、今回の「秒速5センチメートル」は、未来でもSFでもなく、本当に誰もが経験できる「日常」。転校したことで出会った少年と少女が、転校によって離れていく。実際の距離と、心の距離と、時間経過と、いろいろな変化と……。誰もが経験しそうな…形は違っても誰もが経験したことのある…そんな感情がたくさん詰まっていて、それをじっくりやさしくきちんと描いていて…。

3つの短編の物語をオムニバス風につなげてある作品になっていたのも良かった。1つ1つが完結した物語でありながら、最後に、もう一度、余韻を楽しめる感じで…。そして、主題歌として流れる山崎まさよしの「One more time, One more chance」も、曲自体の良さもしっくりくるし、歌詞に隠れている想いが、このストーリーにもしっくりして、ほんとうに良かった。

「良かった」としか感想が書けない自分がもどかしい〜。

それから、映像! この人の作る映像は本当にキレイ。光と影のコントラストや、色彩の美しさ。写真かと見まごうほどのディティールの描き込み。新宿駅の風景、電車の内部、自動販売機、コンビニの雑誌棚、図書館、学校の廊下……。全部、知っている景色、知っている小物。細かく書き込まれているのに、人物描写との違和感がない不思議な感触。写実的なのに、実写では絶対にあり得ないコントラストのキレイさ。実写よりも実写っぽい……そんな感じ。


<ストーリー的な自分へのメモ(ネタバレ注意)>
ちょっとネタバレになるけど、この3つの短編が繋がっていることを途中まで気がついていなかった私。2つ目の話を見ているときに、もしかしたらこれは別の視点の「ほしのこえ」なんじゃないのか?…なんて思っちゃいました。結局は違っていたのだけど、ある意味、あの状況なのかもしれないな〜と、あとから考えてみたり。時の流れは人それぞれで、同じ時間軸で生きていても、もしかしたら光の速度を超えた世界とのような時間の隔たりができてしまうものなのかもしれないな…と。自分の廻りにもそんな時間の隔たりがたくさんあって、寂しい気がするけれどそれが現実で、寂しい気がするけれどそれがなければ日常でもあり得ないわけで……。距離や時間は人間の心が作り出すものかもしれないな…と。


で、最後に。

 この映画、劇場に見に行かなくてよかったのかも、と(良い意味で)。

劇場に見に行ったら、廻りが気になって泣けないもんね。泣くような話ではないけれど、心の深いところを刺激されて、涙腺がど〜っとゆるんでしまう物語だったし、あまりの映像のキレイさに、それだけで涙が出てきたりしたし、家で1人で見ているからこそ、思いっきりひたって見ることができたことに感謝。逆に、1度見て内容を知ったことで、改めて「劇場で見てみたいな」と思ったりしてます。DVD発売のあとに劇場公開、なんて映画があってもいいのにね。

「秒速5センチメートル」公式サイト
新海誠さんの個人サイト

2008年1月6日日曜日

12月終了のアニメの感想など

−ひぐらしのなく頃に 解 ◎

ファーストシーズンから見てきて、一体どんな終わりになるんだろう…幸せなエンディングは本当に来るのだろうか…とハラハラしながら見てましたが、よかった…ほんとうによかった…。1つ1つのエピソードはホラーでスプラッタで私の苦手なジャンルだし、アニメとしての絵も好みではないのだけど、謎の繋がり方や、構成の巧みさに、どんどん物語に引き込まれました。

ところで、実写映画版を制作しているらしいですね。これ、実写にしたら、スプラッタですよね〜(恐)。私にとっては、決して映画館に行ってはいけない映画になりそうだけど、DVDになったら見てみたいと思ったり。アニメや漫画の実写化には基本的に反対派ではあるけれど、恐いもの見たさで見てみたい…かも…。


−げんしけん2 ○

最終回の1つ前の回を見たときに「合宿行っておちゃらけておしまい、なんてことになったらガッカリだな……。いったい、どんな終わり方にするんだろう……不安……」と思っていたんだけど、なかなか「キレイな未完」エンディングでよかったよかった。原作のほうは久しく読んでないのでどんな感じだったか忘れたけど、荻上の話にどっぷりだった思い出があるのだけど、アニメのほうは笹原が少しずつ成長していく感じが描かれていて、キレイな話になっていたな〜という印象。うんうん、よかったよかった。次は班目が主人公の外伝を是非(笑)。


−もやしもん ○

11回で最終回になってしまいましたよっ! うっそぉ〜! すごく面白かったし、やっと起承転結の「起」あたりだと感じていたのに、いきなり「結」だとは!? これって打ち切り? 是非とも続きをやってほしい。ダラダラと菌の話を続けてくれればいいのに……。


−みなみけ ○

え?最終回?…と思ったら、来週から「みなみけ おかわり」というのがはじまるらしい(笑)。全然「最終回」って感じじゃないじゃんっ!…って、そもそも、ストーリーが、あるんだかないんだか、なアニメみたいだし〜。な〜んかちょっと不思議にアホな感覚の三姉妹が笑いのツボにブッすりハマってくれて楽しいアニメ。難しいアニメを何本も見た後の「箸休めアニメ」にはピッタリなので、これからも続いてほしい〜。

…と、公式サイトをさがしてみたら、「おかわり」は違う制作会社が違うアプローチで作るとか〜。へ〜、そういうのもなんか面白そう〜。期待〜。
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/minami-ke/


−風魔の小次郎(ドラマ) ○

たまたま録画された…という理由で途中から見ていた実写ドラマ。漫画を実写で表現するB級っぽさも潔くてよかったし、物語も(ありがちな話ではあったけど)なかなかジ〜ン。イケメン俳優さんがいっぱい出てきて、最初は区別がつかなかったけど、小次郎役の人と、劉鵬役の人が、なかなかツボでした。
http://www.fuuma-kojirou.com/characters.html

■引き続き見ているもの
 ○機動戦士ガンダム00
 ○バンブーブレード
 △獣神演武
 △しおんの王
 △素敵探偵ラビリンス
 △灼眼のシャナ2

 ○名探偵コナン
 ○銀魂
 ○BLEACH
 ○D.Gray-man

2008年1月3日木曜日

2007年のアニメ/ゲームなどのまとめ

2007年にぽすれんでレンタルしたDVD(CD含む)の枚数は197枚。TV放映されていたものも含めると、たくさんのアニメを見ました。もう、仕事のように毎日アニメのチェック!(笑) 5月に買い替えたHDD/DVDレコーダの番組表機能が優秀で、時間の追従やら、キーワードでの自動録画やら、カテゴリごとの分類検索やらで、さらにチェックするアニメが増えました。

ぽすれんでは、過去に見たことのある作品などを借りることも多かったので、タイトルとしてはそれほど多くなかった感じ。去年のほうがたくさん見てましたね。

頭につけてあるのは、私なりの評価。個人的な感覚なので文句はなしってことでよろしく。

◎=何度でも見たい/見てる(=オススメ!)
○=おもしろかった
△=う〜ん、まぁまぁ。見て損はなかったかな〜
×=面白くなかった or 途中挫折

タイトルの表現方法などにばらつきがあったり、分類がてきと〜ですが、お許しを。



<<私が2007年に見たと思われるアニメ、映画、ゲームなどのまとめ>>

■現在オンエア中
 ○ 機動戦士ガンダム00
 ○ 銀魂
 ○ 彩雲国物語
 △ しおんの王
 △ D.Gray-man
 △ 灼眼のシャナ2
 △ 獣神演武
 △ 素敵探偵ラビリンス
 ○ バンブーブレード
 ○ BLEACH
 ○ みなみけ
 ○ 名探偵コナン

■TV放映されたもの(Gyao含む)
 ○ ああっ女神さまっ 闘う翼
 △ 金色のコルダ
 ○ げんしけん2
 △ 少年陰陽師
 ◎ 精霊の守り人
 ○ DEATH NOTE
 △ 天保異聞妖奇士
 ○ NANA
 △ 幕末機関説いろはにほへと
 ◎ ひぐらしのなく頃に 解
 △ ぼくらの
 △ 吟遊黙示録マイネリーベ
 △ 吟遊黙示録マイネリーベ ヴィーダー 
 ○ もやしもん
 ○ ラブ☆コン
 △ RED GARDEN
 ○ ロミオ×ジュリエット

■漫画原作のドラマ
 ○ めぞん一刻「浪人編」(ドラマ) 
 ○ 風魔の小次郎(ドラマ)

■途中で見なくなったもの
 × ガン×ソード
 × CLANNAD
 × クレイモア
 × 結界師
 × 鋼鉄三国志
 × ご愁傷さま二ノ宮くん
 × シャイニング・ティアーズ×ウィンド 
 × スケッチブック
 × DARKER THAN BLACK−黒の契約者−
 × 逮捕しちゃうぞ—フルスロットルー
 × 地球へ…
 × ドラゴノーツ
 × BLUE DROP
 × マージナルプリンス

■アニメ映画
 ○ 劇場版「ああっ女神さま!」
 ◎ Avalon
 ◎ あらしのよるに
 ○ 劇場版「エスカフローネ」
 △ 銀色の髪のアギト 
 ○ 『人狼 JIN-ROH』
 △ 劇場版 ツバサ・クロニクル
 ○ 東京ゴッドファーザー
 ○ 劇場版 NARUTO -ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ
 ◎ 劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜
 ○ 劇場版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY
 ◎ 劇場版 XXX HOLiC 真夏ノ夜ノ夢
 ○ 劇場版 名探偵コナン 紺碧の棺(2007年公開)
 ○ 劇場版 ラーゼフォン多元変奏曲

■TVシリーズ/OVAなど(DVDレンタル)
 ○ ああっ女神さまっ 1〜9
 △ ああっ女神さまっ それぞれの翼 1〜8
 △ お伽草子 1〜8
 △ 彼氏彼女の事情 1〜7
 △ 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 −STARGAZER−
 ○ 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(OVA)
 ◎ 機動戦士ガンダム Ms igLoo
 △ 今日からマ王! FIRST SERIES VOL.1〜5
 ○ 銀河英雄伝説 Vol.3〜28
 △ コヨーテ ラグタイムショー Vol.1〜6
 ○ 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
 ○ コードギアス 反逆のルルーシュ
 ◎ テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION I〜III
 ○ ノエイン もうひとりの君へ 1〜8
 ○ 風人物語 1〜6
 △ BOYS BE・・・ SKETCH・1〜6
 ◎ xxxHOLiC 1〜8
 ○ 魔探偵ロキ RAGNAROK 第1〜9巻

■実写映画など
 × 朗読劇 電車男 -前編-
 △ NANA −ナナ−
 ○ NANA2
 △ 蟲師

■プレイしたゲーム(プレイしていた時期(月))
 ◎ 「テイルズ・オブ・ジ・アビス」(1〜4月)
 ◎ 「テイルズ・オブ・デスティニー(PS2リメイク版)」(5〜7)
 ○ 「ときめきメモリアルGirl's Side 1st Love(DS版)」(6〜8)
 ○ 「テイルズ・オブ・デスティニー2」(7〜8)
 ◎ 「クライシスコア ファイナルファンタジーVII」(9〜10)
 △ 「テイルズ・オブ・リバース」(10〜11)
 △ 「テイルズ・オブ・ザ・テンペスト」(11)
 △ 「テイルズ・オブ・ファンダムvol.2」(6、11)
 ○ 「チョコボと魔法の絵本」(11〜12)
 ○ 「テイルズ・オブ・イノセンス」(12)