2008年8月27日水曜日

ドラマ「めぞん一刻(完結編)」○

HDDレコーダが壊れて再生しかできない状況に陥ったとき、「これだけは見なくちゃ!」と見たのが、これ(苦笑)。でも、見てよかったよ!よかった、泣いちゃったよ…。

去年の5月に「浪人編」が放送されて、その時にも「面白かった!」と感想を書いていたワタクシ(→そのときの記事)。その完結編が7月終わりに放送。すぐにでも見たかったのだけど、そのあとバタバタしていて十分な時間がとれなかったからそのままになっていたのね。

いや〜、でも、再生できてよかった(涙)。面白かった。


マンガの実写化は基本的に好きになれない私なのだけど、今回のドラマ化は配役も演出も原作ファンから見ても納得の出来。もちろん、はしょられたエピソードはたくさんあるけれど、ちゃんと2時間枠の前後編として、しっかりまとまりよく作ってあって好印象。五代くん役の役者さんが新人なのもいい感じ。役者には他の作品での印象がつきまとってしまうけれど、そういうのがなく「五代くん」たるべくして「五代くん」になっていたという感じ。

原作と同じく、春香ちゃんの笑顔で終わる物語。
最後のほうは、なんだかいろいろ思い出してウルウルしちゃいました。特に惣一郎さんへの報告のシーンなんて涙腺壊れるかと思っちゃいましたよ(HDDレコーダが不安定で、私の心も不安定だった…ってのもあるんだけど(苦笑))。

「めぞん一刻」、また読み返したいな〜。あ、でも、この間、コミックス、売っちゃったんだった………。

アニメ「バッカーノ」◎

DVDレンタルでシリーズ全話を見ました。
めっちゃ面白いっ!!!! 二重丸◎!!!

1930年代、禁酒法時代のアメリカ。シカゴからニューヨークに向かう豪華列車で起こる事件を中心に、20人以上の登場人物のエピソードが絡んだドタバタ・アクション・ミステリー・マフィア物! 登場人物たちの関係は、最初は全くわからないのだけれど、時間軸をさかのぼったり戻ったり、速いテンポで場面が展開しながら、少しずつその関係や因果関係が分かっていく、という作り。最初の数話は、何や何やら分からないのだけど、物語の後半にくると「あ、あれがアレだったのかっ!」「あのときにアレがアレしたのかっ!」と、どんどんエピソードが繋がっていく快感。いや〜、面白かった!


が、問題が1つ……。

後半に行けば行くほど、いろいろな伏線が分かってくるので、見終わった後に「また最初から見たい」という欲求が……。結局…

 2回も借りてしまいましたっ!(涙)


え〜、バッカーノ、DVD8枚(OVAも含めて全16話)、借りるならいっぺんに借りましょう(絶対に1話から見直したくなるから!)。それか、諦めてDVDを全巻買うベシ!(苦笑)



こんな面白い作品に出逢えるから、まだまだ「ぽすれん」がやめられないんだよな……。

監督:大森貴弘
出演者:小野坂昌也、 あおきさやか、 吉野裕行、 小林沙苗、 藤原啓治、 阪口大助、 小林ゆう
収録時間:49分
レンタル開始日:2007-10-24

Story
成田良悟原作の同名ライトノベルをアニメ化した第1巻。30年代、禁酒法時代のニューヨークを舞台に、裏社会に生きる人々が数々の奇妙な事件に巻き込まれていく。第1話「副社長は自身が主役である可能性について語らない」と第2話を収録。 (詳細はこちら

映画「突入せよ! あさま山荘事件」○

「クライマーズ・ハイ」がなかなか良かったので、同じ監督さんの実話ものの映画ということで、「突入せよ! あさま山荘事件」(2002年公開)もDVDレンタルで見てみました。

子供の頃にTVで中継され、誰もがその画面に釘付けになっていた事件。事件の内容は全然分からなかったけれど、子供心に緊迫感がくっきりと植え付けられた。その「あさま山荘事件」を、佐々淳行の視点で追った実話もの。地元警察である長野県警と警視庁から派遣された佐々たちとの醜い主導権争いや、緊迫感のある突入シーンなどが描かれている。

役所広司が、もの腰やわらかな中に芯を持っている佐々役を好演。佐々淳行という人物をそれほど良く知っているわけではないけれど、私の中の佐々イメージにピッタリ。

現場の緊張感は、「これは映画館に見に行かなくてよかった…」と思ったほど(一部は怖くて画面から目をそらして視聴)。主人公の佐々が死なないことは分かっているけれど(映画の中にもエキストラで出演していたし!(ビックリ〜!))、部下たちの誰が犠牲になるのか分からない状態での緊張感溢れる映像はドキドキもの。TV中継で印象の強かった鉄球の裏側では、機動隊の人たちがこんな緊迫した状況で働いていたのか……と、怖さと感動で涙がホロリ。


「クライマーズ・ハイ」と同じように、一般人の目からは見えない部分の実話を映像化したもの、なのだけど、見終わった後の印象は、今回の「あさま山荘事件」のほうが強烈命がかかっている緊迫感のある映像が続いたからなのかもしれないし、原作と比べながらじゃなく最初から映像の世界に入っていけたから、なのかもしれない。原作を読んでから見たら、また違った感想になったのかも。そして、原作には、登場人物たちのもっと細かい心の中の葛藤が描かれているんだろうな…。機会があったら原作を読んでみよう…と思うワタクシでありました。


…それにしても、最近、実話ものや歴史ものを見ていることが多いですよね、私。子供の頃も、仕事をしていた頃も、ま〜ったく興味がなかったこと。その反動で、今、いろいろなことを知りたいと思っているんだろうか。学生時代ぐらいに気がついていれば、もっと博識な人間になれたんだろうになぁ…(苦笑)。

監督:原田眞人
出演者:役所広司、 宇崎竜童、 伊武雅刀、 天海祐希
収録時間:133分
レンタル開始日:2002-11-01

Story
72年に日本全土を震撼させた実話を元に、『金融腐蝕列島呪縛』の原田眞人監督が役所広司を主演に迎えて描いた社会派アクション。警察に追われた連合赤軍は人質とあさま山荘に立てこもった。雪と氷に閉ざされた地で警察と犯人の息詰まる攻防が始まる。 (詳細はこちら



ちなみに…DVDレコーダ(プレイヤ)が壊れているのでノートPCをTVに接続し、音声はBoseのホームシアターに接続して視聴しました(なので、ぱっと見は、いつもと変わらない)。PCからTVに出力した映像があまりにキレイでビックリ! ふつーにDVDプレイヤで見ているかと錯覚しちゃいましたよ。PCってすごいなぁ〜(地上波の番組は録画もしてくれるしね〜)。……と、PCを酷使すると、こんどはPCが壊れたりしそうなので、お手柔らかにいかなくちゃ……。

2008年8月22日金曜日

映画「クライマーズ・ハイ」○

1985年の夏に起こった日航機の御巣鷹山への墜落事故を追った新聞記者を主人公にした物語。

「ザ・マジックアワー」を見に行った映画館で予告映像を見たときに、主人公が堤真一であることと、事故自体の話ではなく新聞記者たちの話であることに興味がわいて、なんとなく「見たいな〜」と思っていた作品。

私の感想は、「見に行ってよかった」。

でも、どうにも感想の書きづらい映画。それは、娯楽のための映画ではなくて、人生を考えさせる映画だったから。私にとっては「評価○」だったけど、娯楽を求めたり、役者の魅力を求めてみると、だいぶ感想は違うものになるのかも。


■先に原作を読んじゃった

予告を見て「見てみたい」と思ったものの、7月は仕事でバタバタしていたし、8月は夏休み的用事でバタバタ。映画館には見に行けないかも……と思ったので原作の文庫を買ってきて読むことに。

詳しい配役は知らなかったものの、主人公が堤真一であることと、泥だらけで電話をしている役を堺雅人が演じていることだけは分かっていたので、「悠木」は堤真一、「佐山」に堺雅人を想像しながら読み進めました。原作を読んでいて思ったのは、「悠木」の堤真一は納得するものの、どうも「佐山」の堺雅人が思い浮かばない…というのが私の印象。

役者では微妙なズレはあったものの、原作自体はとても入り込みやすく、淡々とした中に静かな緊迫感が詰まっていて、厚めの文庫なのに、あっという間に読了。

■原作と比較しながら……

そんなわけで、映画は原作と比較してみることに…。

前半は、新聞社内部のシーンが原作ほど緊迫感がなくて、ちょっと退屈に思えたのだけど、ストーリーの最大の山場である事故原因報道の前後の新聞社内部の緊迫感と迫力は良かったな〜と。この場面との対比のために、前半は意識的にローテンションにしていたのかもとも思える。

新聞社内部の話は、原作の文章だけでも十分イメージも緊迫感も表現されていたから、映像化の優位性はそれほど感じられなかったのだけれど、映像が圧倒的に意味をなしていたのは山登りのシーン。1985年当時の映像の間に挿入される17年後の映像。安西の息子とともに谷川岳の衝立岩に登る悠木の姿。登山家じゃない私には、小説だけでは本当の山の景色は想像ができなかった。それが、映像としてスクリーンに映し出されて感動。


■配役

原作を読んでから見たので、配役がいろいろと気になりました。
主人公の悠木は、読む前から堤真一だと分かっていたし、印象にあまりズレはなかったんですが、もう少し情けない部分が出ていても良かったのかな…と少し思ったり…。

私は小劇団系の匂いのする役者さんって結構好きなんですが、堤真一もその匂いのする役者の一人(と調べてみたら劇団出身というわけではないんですね…)。特に小劇団系の役者さんの見せる、むしろ「カッコ悪い」演技が好きなんですが、今回の悠木には「カッコ悪い」演技があまりなかったのが残念。小説を読んだ時には、カッコ悪く落ち込むシーンや取り乱すシーンもあるのかと期待していたんですけどね。

小劇団系役者の演技を期待したと言えば、佐山役の堺雅人にも期待してました。佐山に関しては、小説の佐山と堺雅人にはちょっとギャップがあったんですよね。実際、映画を見てみても、微妙にギャップが…。演技もよかったし、役者もいいのだけど、私の印象とのギャップは埋まりませんでした。それに、やっぱり、もうちょっと「カッコ悪い」シーンがあっても良かったよな〜と。

原作とのギャップが一番大きかったのは安西役の高嶋政宏。原作では、もうちょっと太っていてデッカい人のイメージがあったんですが、まぁ、よく考えてみたら、登山家なんだからデブってことはないわけで、私の小説から受ける印象が間違っていたってことなんだろうな…。

イメージピッタリだったのは、整理部長のカクさん(でんでん)。

原作ではイメージを持たなかったけど、映画で見ていいなと思ったのは、整理部の吉井を演じていたマギー。

そして、ちょっと嬉しかったのは安西の息子の燐太郎役が小澤征悦だったこと。ファイト一発〜な感じだし、実直な登山家にはピッタリ。それに、なんといっても私の好みなのね(笑)。


■関連作品

ところで、「クライマーズ・ハイ」は、テレビドラマ化もされていたようですね。悠木役が佐藤浩市で、安西役が赤井英和。佐山役は……大森南朋……と、ちょっとピンと来ない名前だけど、調べてみたら「蟲師」の虹郎をやったひとだとか。原作から受けたイメージは、堺雅人よりも佐山に近いかも。DVDも出ているようなので、ちょっと見てみようかな。

監督の原田眞人の作品も調べてみたら、「突入せよ! あさま山荘事件」なんていう作品もあるんですね。こちらは新聞記者視点ではないけれど、クライマーズハイでもキーワードとしてできた「連赤」関連のものだし、佐々淳行は名前はよく聞くけれど、実際のところあまり知らない人物だし、これも見てみようかな……。

…と、興味の範囲は堤真一から離れ、どんどん飛び火していくのでありました。
いいね〜、ネットでなんでも調べられるって。

2008年8月17日日曜日

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」△

DVDをレンタルして見ました。

う〜ん、感想は△。

映像はすごいんだけど、ストーリーが複雑になり過ぎて、なんだかぜんぜん分かりませんでした……。
2(デッドマンズチェスト)を見たのがずいぶん前のことになっちゃったし、続けて見ないとだめなのかも。
…というのか、長過ぎて、続けて見る以前に、1本見るのも辛いかも…。

デッドマンズチェストは、コミカルなシーンが多くて、比較的楽しく見ることができたし、ジャックスパロウが大活躍〜って感じでそれなりに楽しかったにも関わらず、映画館で見たために、映画の長さに疲れてきて「そろそろ終わろうよ…」と思いながら見ていたわけですが、

ワールドエンドは……登場人物が多すぎてスパロウの活躍する時間が少なかったし、話が複雑すぎて誰に感情移入してみればいいのかさっぱり分からないうちに終わっちゃった感じだし、ヒロインが主人公っぽくなっていたけど、この人最初からあんまり好きじゃないし、

なんだかなぁ〜、という印象。


終わり方も、あれでいいんでしょうか?
もっとハッピーエンドでも良かったんじゃない?

…っていうのか、私にとっての主人公はジャックスパロウですから!(苦笑)



映画館で見なくてよかった……。

「デッドマンズチェスト」を見たときの感想

2008年8月15日金曜日

映画「スカイクロラ」○

押井守監督のアニメ作品「スカイ・クロラ」を見てきました。
私の感想は○。
映画館に見に行くだけの価値があった。

3DCGによる戦闘機の空中戦の臨場感溢れる映像も素晴らしかった。

映像のすごさに比べると、物語は淡々と進んでいく。
1人の少年の視点からの生と死と人への想い。
最初は、あまりに淡々と進んでいくので、
物足りなさを感じつつ見ていたのだけれど、
少しずつ分かっていく主人公のまわりの状況にだんだん引き込まれ、
結末の物語へ誘導されていく感じに、心がザワザワさせられる。

ゆっくり淡々と語られるからこそ、
状況をほとんど説明されないからこそ、
その奥にある深い設定や感情にジワジワと浸される。

歳を取らず、戦争をするためのコマであるキルドレと呼ばれる少年少女たち。
同じことを繰り返していく日常。
それを見守る大人たち。
疑問も持たずに生きる少年、疑問を持ち悩む少女。
何度も何度も繰り返される生き様を、ずっと見続ける少女と、
何度も何度も繰り返される生き様を、何度も何度も生きる少年。
時は直線ではなく、螺旋。
どこに終わりがあるのだろう。
どんな結末が「終わり」なんだろう……。

見終わった後も、まだ謎が残る。
人によって違う解釈ができそうな終わり方。
タイムパラドックスものではないのに、
そんな感じの不思議な物語。


見てよかった。


登場するビーグル犬やディスク型オルゴール、
ポーランド語や繰り返される日常の描写に、
「イノセンス」や「Avalon」を思い起こさせられる。
他の押井作品を見てから行ってよかった。



そうそう、主人公の少年役を加瀬亮、ヒロインを菊地凛子、
主人公の同僚役を谷原章介が声をあてているのだけれど、
谷原章介の演技がうまくてビックリ!
「ベクシル」では、あまりセリフがなかったし、
感情を表す役ではなかったので気がつかなかったけれど、
今回はちょっとワルぶった兄貴分の同僚役。
いや〜、ほんとにうまくてビックリ。
ちょっと見直しちゃったよ。

アニメ「ジパング」○

アニメ「ジパング」の全26話を見終わりました。

面白かった!

海上自衛隊のイージス艦が第二次世界大戦の時代に
タイムスリップするところから始まる物語。
60年後の最新鋭の兵器が歴史に与えてしまう影響や、
それに関わる人たちの葛藤が描かれている。

原作は未だに連載中ということも知っていたので、
いったいどんな風に終わるのだろう?と思って試聴していたのだけど、

 「さぁ、これからだっ!」

…ってところで終わるんですね!

この先、どうなるのかすごく気になる。

う〜ん、原作はすでに30巻以上になっているらしい。
ってことは、買うとしたら30冊以上?
うひ〜、厳しい〜〜〜〜。

取りあえず、ブック○フに行ってみよう……(笑)。



原作を読まなくちゃ…といえば、
「20世紀少年」が映画化されるようですね。
読んだことないんだけど、映画の予告を見たら面白そう。
映画を見るなら原作を読んでおきたい。
こちらは全22巻。

…両方で50冊以上…。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。

2008年8月9日土曜日

「嵐になるまで待って」キャラメルボックス

キャラメルボックスの芝居、「嵐になるまで待って」を見てきました。
これ、もう4回目の再演なんですね。
私が見たのは1993年の初演。
そのときの相手役は上川隆也。
今回は、客演の役者さん。
ストーリー全体のガイド役でもあり笑わせ役でもある広瀬教授役は、もちろん西川浩幸。

15年前に見たからか、す〜っかりストーリーを忘れていたので、はじめて見たときのように楽しめた…っていうのは、いいことなのか、悪いことなのか(笑)。

ストーリーの感想は書きづらいので無しとして(をい)、気になったネタをいくつか…

・主人公の彼氏の同僚の新聞記者が自己紹介をするときに「ほら、B'zのライブに一緒に行った○○ですよ!稲葉より短い短パンをはいていた!」と紹介したこと(ファンなのか!?)

・劇中で使っていた携帯の1つがauのフルチェン携帯のオレンジ色だと思われたこと(い〜な〜、欲しいな〜!…私が欲しいのは緑色だけど)

・広瀬教授がポニョの曲を…(あぁ、また頭の中にポニョの曲がぐ〜るぐる)


いちばんビックリしたのは「B'z」という言葉が出たことですよ。いやいや、こんなところで、稲さんの短パンの話題が出てくるとは……(笑)。



ストーリーも演技も演出も、さすがキャラメルボックス、面白かったです。
東京公演は8月いっぱい池袋で上演中。興味がある方は是非。
演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/

原作「あたしの嫌いな私の声 」(成井豊著)もどうぞ。

2008年8月3日日曜日

コミックス「ツバサ」23,24巻、「xxxHOLiC」13巻

なにかちょっと書いておこうと思いつつ、時間が立っちゃったよ。
それでも、自分用のメモとして書いておこう。
多少ネタバレ?なので、少し余白を空けてから……














この2つの漫画を読み進めている理由は、xxxHOLiCの登場人物である四月一日(わたぬき)が好きだから…という理由な訳なんですが、 xxxHOLiC 12巻を読んでから、ず〜っと気になっていたことがあったんですよね。それは、四月一日という存在が不確定なものに思えたから。もしかしたら「四月一日」という人間は、本来、存在していないものなのではないかと…。

妖が見えるという特徴は、不思議な能力ではあるけれど、四月一日本来の存在を脅かすものではない。でも、最近は、夢と現実が混ざり合ってきているという不思議な現象が起こるようになり、さらに、自分の両親や過去の記憶が曖昧になってきていた。…もしかしたら、四月一日は、サクラの羽根から作られた架空の人物だったりするの?…みたいに思ってたんですよね。『小狼』くんに「消えるな!」と何度も言われていたし……。

が、ツバサの23,24を読んだらちょっとホッとしました。
四月一日の記憶が曖昧になっている理由が分かったから。

あ〜、ちょっと一安心だよ。それでも、羽根との関係や、『小狼』との関係や、夢との関係や、侑子さんがドウメキに言った「みなくてはいけないから」というような言葉の謎は解けてないから、まだまだ四月一日については不安な点がたくさんあるのだけど、とにかく記憶のことだけでも解決できてよかったよ。



…でも、それって、23巻を読めば判明していたことだったのね。
私、23巻、買いそびれていて、ずっと読んでいなかったのよ。
今回も、24巻が本屋の店頭に並んでいて「あ、新刊出たんだ、買おう〜」と買ってきて読んでみたら、な〜んとなく話がつながらない。あれ〜?と思って調べてみたら23巻を読んでいなかった…という(苦笑)。慌てて23巻を買ってきてみたら、記憶についての話が解決していた…と。

な〜んだ、23巻をちゃんと買っていれば、もう少し前に、安心できたのに(笑)。




…という、感想になっていない、単なる自分のための日記でした〜。