2008年4月6日日曜日

「きみがいた時間ぼくのいく時間」「時の支配者」「過去からの日記」

最近見た、芝居、と、映画、と、ドラマ。
選んでみたわけではないのだけど、タイムスリップ系の作品を立て続けに見ることになってました。タイムスリップ系には弱いんですよね、私…。

■「きみがいた時間ぼくのいく時間」(芝居)
(演劇集団キャラメルボックス 2008公演)

上川くんが3年ぶりにキャラメルの舞台に戻ってきた!…とか、キャラメル初の休憩付き150分の芝居!…とか、いろいろ目玉がある公演だったらしいけど、全然知らずに、なんとな〜くチケットを買った芝居。

もちろん、内容も全然知らず。

そしたら、タイムトリップものでした。東京公演はすでに終わっちゃったし、ちょっとネタバレしちゃうと(神戸公演をこれから見に行く人は読まないでね!)交通事故で命を失ってしまった恋人を助けるため、39年前にタイムスリップして彼女にそれを伝えに行く…という物語。最初のほうの意外な展開と、最後のほうの「ああ、やっぱりそうだったんだ」という展開と、ありがちな物語ではあったのだけど、ホロっと来てしまいました。私がキャラメル初心者だった頃に見た「銀河旋律」の初演の柿本(劇中の登場人物)を思い出して、さらにホロり。

「銀河旋律」もう一度見たいなぁ…。できれば、西川、大森、津田、成井の組み合わせで(初演)。


■「時の支配者」(映画)

1982年フランスのアニメ映画。衛星アニメ劇場でMCのお兄さんが熱く語っていたので、ちょっと興味がわいたので録画して視聴。

アニメの歴史や、監督同士の影響の系図にはあまり興味はないのだけど、きっと、いろいろな人に影響を与えているのであろうな…という映像の作り方。事故によって未開の星に1人残されてしまった少年が、瀕死の父親から渡された1つの通信機。その通信機を通じて、父親の親友が少年を助けに行こうとするが……という物語で、少年の未開の星で出逢う不思議な出来事と、助けに行こうとしている親友のまわりに起こる突発的な出来事が平行して淡々と描かれていて、「不快ではないけど、のめり込むほどの内容じゃないよな…」と思ってみていたのだけど……

最後の最後に判明する事実で、キューンと胸を締め付けられてしまいました。
ズルいよ、その設定っ!…と思えるようなタイムスリップ系ドンデン返し。
ついついホロり……。切な〜い。

何度も見たいと思える映画ではなかったけれど、最後の「キューン」を体験させてもらえたので「いい映画だった」と言えるかも。


■世にも奇妙な物語「過去からの日記」(ドラマ)

昼間にテレビを入れたら、たまたまやっていた「世にも奇妙な物語」の再放送。このドラマシリーズは、面白いことは分かっているのだけど、見ると辛くなったり切なくなったりする物語が多いので、なるべく見ないようにしていたのだけど、ちょうど始まったそのドラマの設定と出演者に興味がわいて、ついつい見てしまい、最後にポロポロ泣いちゃいました。

西島秀俊と蒼井優の時を越えた恋愛の話。

配役もよかった〜。蒼井優って、私はハチクロの映画でしか知らないのだけど、透明感のある存在感が、不思議に好き。



3つとも「時間を越えた」愛情の話で、どれも、じ〜んと来てしまいました。
タイムスリップ系の物語は私のツボを刺激するんでしょうね。
あまり刺激されると涙腺が壊れそうなので、しばらくタイムスリップ系は自粛っ!(苦笑)

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