2008年4月23日水曜日

劇場版 名探偵コナン「戦慄の楽譜(フルスコア)」

先週の土曜日に公開された、名探偵コナン劇場版第12弾「戦慄の楽譜(フルスコア)」見てきました。

面白かった〜!

今回は、パイプオルガン、ピアノ、声楽、バイオリンなどの音楽家たちがフィーチャーされていて、全体的に柔らかい感じの物語。事件自体は「逆恨みじゃん!」だし(ま、いつもそんな感じだしね)、推理ものとしての評価はできないけれど、作品としてはとても面白かった。もちろん、殺人やら爆発やらはあるのだけど、あまり痛いシーンがなかったし、ワタクシ的には評価は高い作品になりそう(去年のは1年経った今、イマイチな評価になっている <痛そうなシーンが多いから〜)。

作中で、パイプオルガンとバイオリンとソプラノ歌手との演奏会のシーンなどもあり、音響の良い劇場で見られたのは良かったかも。今回は音楽をフィーチャーしていると知っていたから、大きめのシアターでやる日を選んで行ったんだけど、大正解。

劇場版で恒例の、新一と蘭のほんのり恋愛エピソードは中学生時代の回想。これまた可愛いくて良かった。痛そうなシーンじゃなかったし(<そればっか(笑))。

エンディング曲はZARDの「翼を広げて」。亡くなった後も、コナンのOPに使われ、そして劇場版のテーマ曲としても使われる。ファンからの根強い人気があるんだな〜と、エンティング曲を聞きながら、その歌声にちょっとホロリ…。「コナンと言えばZARDだよね」って思うぐらい、切っても切れない関係にあるような気さえする。実際には、亡くなる前までの起用曲数は、OP2曲、ED2曲、劇場版2曲。少なくはないけれど、さほど多いわけでもない(曲数だけなら倉木麻衣のほうが多いはず。ちなみにB'zはOP2曲、ED1曲(稲葉浩志)、劇場版3曲。)。でも、それでもコナンの曲=ZARDと感じてしまう、なにかがあるんだろうな〜と思う。

時間があったら、またコナンを最初から全部みたいなぁ…。せめて劇場版だけでも最初から見たい(が、実際には放映中の録画アニメがいっぱいあり過ぎて時間がない〜〜〜(嬉しい悲鳴))。


ところで、私の場合、コナンの映画は、推理を楽しみにしているというより、新一(コナン)と蘭の可愛い恋愛シーンを楽しみにしているわけなんだけど、今回の映画では、とある新一(コナン)の行動にジーンと来てしまいましたよ。あのシーンを見られただけでも、見た価値があったよ。やっぱり新一は心のヒーローだわ!

(以下、軽くネタバレ…。といってもストーリーや登場人物に関わるネタバレはしてません。シチュエーションが少しでも分かっちゃイヤな人は読まないでね)











作中で、女性が物陰から狙撃される、というシーンがあるんですが、そのとき女性の近くにいたのはコナン1人。1発目の弾丸は女性の足をかすっただけで、女性はそこに座り込む。

で、そのとき、コナンくんが、座り込んだ女性を狙撃からかばうように、躊躇なく女性の前に立ちはだかったんですよ。相手がライフルを持っていることは明らか。女性の前に立ったら自分の命も危ないかもしれないのに、コナン(新一)が躊躇なくその行動をとったことで、私の心臓は撃ち抜かれちゃいました。

 新一、カッコいい〜〜〜〜っ!(惚)

すでに新一は私にとって10年来のヒーローであるわけなんですが(笑)、また惚れ直しちゃいました。

あのシーンだけでもいいからもう一度見たいっ! 早くレンタル始まってくれ(たぶん10月)。蘭ちゃんは幸せだなぁ…。ま、コナンが新一の姿に戻れるかどうか分からないから微妙だけどね(笑)。ちょっと、蘭ちゃんに嫉妬した今日この頃のワタクシでありました。

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