2009年10月16日金曜日

2009秋 新アニメ

今期、見はじめたアニメの印象メモ〜。
2009年度の後期開始ということで、比較的多めに拾ったんだけど、どれもなかなか捨て難い感じ。視聴アニメが多くなって、結構大変〜。それに、これからの季節、NFLもあるのでハードディスクがパンパンだよ〜ん。

(順不同…私がメモした順番)

□テガミバチ ○

2回目まで視聴。福山くんが主人公なのかと思ったけど、もしかしたら、今後は、「手紙」として届けられた少年が主人公? 最初は、人の心を使って攻撃するという武器の設定に少し不快感があったけど、2回目を見るとそうでもなさそう。絵もキレイだし、見つづけてみよう。

□戦う司書 △

こちらも人の心が題材? 人間の記憶である「本」を守る側と壊そうとする側の攻防? 設定がイマイチ飲み込めないのと、組織の善悪が掴めないことと、スプラッタな表現があるのがちょっと不快。敵?…と思える重要キャラクタに置鮎さんの声が…。う〜ん、微妙だけど、もう少し見てみようかな。でも、途中で見なくなる可能性、大。

□とある科学の超電磁砲(レールガン) △

「とある魔術の〜」は、連続ストーリーものって感じだったけど、こちらは外伝ってことなのか、読み切り学園ラブ(?)コメ的? 登場人物が女の子ばっかり〜。でも、嫌いなタイプの子はいないし、ま、しばらくは見てみようかな…っていう程度。箸休めアニメ?

□犬夜叉 完結編 △

はっはっは、全然話が見えなくなってるよ(笑)。以前のアニメも途中から見てなかった気がする。原作も途中から読まなくなってたし…。「完結編」ということで、結末に向けて突っ走っている感じですね。話の展開が早い。まだ2回しか放送してないのに、かなりいろいろな展開が詰まってました。以前のアニメは、かごめと犬夜叉の淡い恋愛模様が中心だった感じがしたけれど、今回は奈落との決着をつけるまでのストーリーを駆け足で…という感じなのかな。結末が見たいし、見るつもり。久しぶりの弥勒様、やっぱりステキだわ〜(そういえばファンだった。スケベなところあたりが(笑))。

□聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) ○

RPGの舞台っぽい設定がいい感じ。剣、騎士団、魔物...。主人公はダメダメ騎士の女の子っぽいけど、「カタナ」という剣を打つ刀鍛冶の少年が重要な鍵を握っていそう。どんな謎なのか、どんな敵と戦って行くのか、まだよくわからないけど、好印象。そういえば、また、敵と思われるキャラに置鮎さんの声が…。置鮎さん、敵ばっかり…(涙)。

□ミラクル☆トレイン ○

大江戸線の駅がイケメンだったら…という、声優萌えの女性をターゲットにしたアニメ(笑)。どんなアニメになるんだろう…と、ちょっと心配だったけど、ま、これならいっか、という感じ。悩める乙女だけが招待される「ミラクル☆トレイン」。大江戸線のうんちくを交えながら、そのお客様の悩みを解決するためにイケメン駅くんたちが頑張ってくれるという読み切りもの。あ〜、敵じゃない置鮎さんの声が〜(新宿くん)♪ 是非とも、私も「ミラクル☆トレイン」に招待して〜! …って、大江戸線なんて滅多にのらないからダメじゃん…。

□こばと。 ○

原作はCLAMPの漫画だとのこと。設定はよくわからないけど、人間界で人の役に立つことをして、傷ついた心を集めることになった、天然どじっ子「こばと」ちゃんのドタバタもの? 取りあえず最初は読み切りストーリーになっているみたいだけど、最終的には大きな流れがあるのかな? こばとちゃんのボケっぷりが可愛いのでヨシ。

□君に届け ○

少女漫画っ!!(笑) いや〜、メチャメチャ昔の少女漫画な設定!(笑) クラスの中でも目立たない(むしろ嫌われている)女の子が、クラスの中でも人気者の男の子に好かれていて…という、ふつーの女の子が夢みる極上の学園生活〜(笑)。その少女漫画っぷりが清々しいのでヨシ!

□青い文学 ○

いちおう○としたけど、微妙かも…。最初の数話は太宰治の「人間失格」を、小畑健先生のデザインでアニメ化。主人公の青年の声を堺雅人が当てているというのも面白い。文学作品とアニメとドラマをミックスしたという考え方に感心。私自身も文学作品はあまり読んでないので、とりあえず勉強のため、見させていただきます。

□FAIRY TAIL ○

第一印象は「ワンピースそっくり!?」。絵柄が似ていることもあるけれど、超人的な能力を持っている少年と、目的を持って旅をしている女の子が出会って、理不尽な奴らをぶっ飛ばす〜的な展開も、なんか、ソックリ!?(ま、少年漫画ってそんなもんだろうけど) これってジャンプもの?…と思ったらマガジンなんですね〜。ふーん。取りあえず、善悪がはっきりしている少年漫画、という感じで気持ちよく見ていられそうなので、続けて見てみるつもり。

□空中ブランコ ?

見るつもりだったんですが、録画が重なっていて、調整するのが面倒だったんでパスすることに。あ〜あ、あとで「すごく面白いよ」とかいう噂を聞いたら後悔するのかも…。

□金色のコルダ -primo passo-(再放送) ○

初回放送も見ていたんですけど、そのときにはゲームのほうをプレイしたことがなかったんですよね。その後プレイしてハマったこともあって、再放送も見てみようかと。前回、見たときにも、乙女ゲーのアニメ化にしては、割と良かった、という印象だったんでしたよね。ゲームを知ってから見ると、そういう全体的な感想よりも、とにかく、キャラクタたちが可愛い!…というヲタク的な感想が口からでちゃうよ、はっはっは。ゲーム内では、ほとんどすべてのキャラクタに好意を持っていたので、どのキャラクタも魅力があってステキだわ〜と、本来の「乙女ゲーのアニメ」の本領を発揮してくれてます(笑)。火原くん可愛い〜!志水くん可愛い〜!王崎先輩ステキ〜! …ごめん、壊れそうだから放っといて…(爆)。


■視聴中

◎鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

そういえば、今回の新アニメでも敵役が多い置鮎さん、BLEACHでも、なんだか敵側についちゃったじゃないですか!! いつもよりセリフが多くて嬉しいんですが(笑)、「また敵かよっ!」と突っ込みつつ見ております。ま、白哉(置鮎さんのキャラ)のことだから、なにか考えがあるんだろうけど、目が離せません。あ〜、やっぱカッコいい〜(をい)。



そんなわけで、「見はじめたけど1回でアウト」というアニメが取りあえずありませんでした。最初のフルイがうまくなった?(笑)

2009年9月30日水曜日

2009秋 終わったアニメ&ドラマ感想

2クールものも終了しちゃって、ちょっと寂しくなりました。あんまり「これが楽しみ!」っていう番組はなかったような気がします。一番楽しみだったのはハガレンだったかな〜。今後の興味は、毛利のおっちゃんの声が誰になるのか…ってことかしら…。あ〜心配。

【まずは列挙】

■終わったアニメ&ドラマ(感想は後述)

△宙のまにまに
○東京マグニチュード8.0
○戦場のバルキュリア
○蒼天航路
○グイン・サーガ
○電脳コイル(再放送)

○官僚たちの夏(ドラマ)
△ブザービート(ドラマ)
○派遣のオスカル(ドラマ)
△つばさ(ドラマ)


■視聴中(感想は後述)

◎鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

○天地人(ドラマ)


■途中で見なくなったもの(感想は後述)

×青い花
×うみねこのなく頃に
×化物語
×CANAAN
×狼と香辛料II



【感想コーナー】

■終わったアニメ&ドラマ感想

△宙のまにまに
とある高校の弱小天文部を中心にした学園もの。星座や天体観測の基礎知識みたいな情報を織り交ぜつつ、生徒たちのほんのりした恋愛感情や友情なんかを扱っていて、箸休めに見るにはよかったかな〜という感じ。すごくオススメって程でもないけど、誰でも楽しめそうなアニメでした。

○東京マグニチュード8.0
東京がマグニチュード8.0の地震に見舞われ、小学生の弟と2人お台場から家に帰り着くまでに主人公の女の子が見た災害の状況を詳細に描く…というアニメ。思ったよりも悲惨な表現はなくて、え?こんなもんでいいの?と思って見ていたけれど、最後の最後にドンデン返しが……。シックスセンスと同じような騙しの伏線で驚き涙しました。途中からもう一度確かめるために見てみたい。

○戦場のバルキュリア
原作はゲームだとか?アニメが外伝になっているのか、ゲームのストーリーをなぞっているのか知らないけれど、絵も丁寧で好感が持てたし、キャラクタの描き方も悪くなかった。ハッピーエンドでよかったよ。

○蒼天航路
え〜っと、結局よくわからないまま終わっちゃいました。三国志の一部分だけをアニメ化したものですよね。どうせなら続きもアニメで作って欲しいなぁ。今後、三国志をちゃんと読むことがあるかどうか分からないけど、なんとなく、登場人物たちの人となりが分かってよかった…ってところかな。

○グイン・サーガ
これも長い長い物語の一部分だけのアニメ化。「十二国記」のように、今後、細切れにでもシリーズ化してくれないかな。それぞれの登場人物たちの今後が気になります。特にイシュトバーン!(<ちょっと好み♪) イシュトバーンの今後がすんご〜く不安だよ〜。って、小説のほうを読めば良いのか?…でも、大変そうだしなぁ……。やっぱり、続きもアニメ化をよろしく!…ってことで。

○電脳コイル(再放送)
最初のほうは、電脳遊びを通じた子どもたちの日常を描いただけの作品なのかと思っていたら、最後のほうになって、電脳遊びの中に渦巻いていた大人の事情やらが絡んできて大事(オオゴト)に〜。現実に実体として存在する「生命」と、ヴァーチャルに作られた世界に存在する「生命」。その生命をどう考え、どう扱っていくのか…って、今の私たちに投げかけられた問いのような気もする。単なるアニメ作品というだけではなくて、ちょっと自分の身の回りのネット世界を振り返ってみたり……。

○官僚たちの夏(ドラマ)
日本の高度成長期の官僚さんたち、カッコ良かったね〜。お父さん世代がカッコ良かったことを思い出させてくれた作品。民放制作だけど、なんだかNHKのドラマを見ているような気持ちになってみてました。

△ブザービート(ドラマ)
え〜っと、B'zが主題歌を担当してるってことで見はじめた恋愛ドラマ。Jの山P(<このドラマで初めて区別がつくようになったよ(笑))と北川景子が主人公。あっちとくっついたり、こっちとくっついたり、すれ違ったり……の、いかにも恋愛ものドラマにありがちな展開だったけど、11話という短さだったから、あまりすれ違いも多くなくてイライラせずに見ていられたかも。ま、たまにはこんなドラマも箸休めにい〜んじゃないでしょうか。でも、B'zが主題歌じゃなかったら見てなかったな。

○派遣のオスカル(ドラマ)
えっと、まだ終わってないけど、ま、面倒だから終わったことにして感想書いちゃえ(笑)。
知り合いがディレクターの1人として参加しているから、っていう理由で見はじめたドラマだったけど、まぁまぁ面白かったかな〜。「ベルサイユのばら」の熱烈なファンの20代女性が主人公。派遣社員として勤めている会社での出来事。会社の理不尽なやり方や、いけ好かない社長の息子に対して、漫画の中のオスカルのように、真っ直ぐに立ち向かって行く、という姿をユーモアも交えて描いていて面白かった。う〜ん、でも、すっかり「ベルばら」の魔法が解けちゃったワタクシ的には、それほど強く引かれたという感じでもなかったかな…。「ベルばら」を愛する女性なら、もっと楽しめたのかも…。チュートリアルの徳井演じるところの社長の息子ってのは、どうなんだろな〜。ワタクシ的には微妙〜(ファンの方ゴメン)。

△つばさ(ドラマ)
可もなく、不可もなく。あ〜、でも、最近の朝の連ドラとしては、比較的印象が良かったかも。…とかいいつつ、半年後に思い出せるかどうかは微妙〜(ワタクシ、朝の連ドラは、ず〜っと見つづけているにもかかわらず、ほとんどストーリーを覚えてない、らしいのよね…。だって、過去のやつ、全然思い出せないもん……)。


■視聴中

◎鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
原作に忠実に話が進んでいてよろしい!…って、もうこんなところまで進んじゃったのね。原作読んで復習しなくちゃ…。

○名探偵コナン
毛利のおっちゃんの声優さんが交代、ということが気になるコナン。誰になるんだろう〜。不安〜。原作はコミックスで読んでいるけれど、コミックスに追いついてしまってきているのが気になるところ。大人の事情とかで、変な対応をしないといいんだけど……。

△BLEACH
大人の事情で原作とは違うところに迷い込んでいる?(原作を読んでないから知らないけど)
ま、BLEACHはストーリーを見るというより、キャラクタを見ているという感じなのでい〜けど。

○銀魂
また「最終章」だとか「カウントダウン」とか言ってますね(笑)。でも、相変わらずパワーは落ちていない感じ。たまにつまらない回もあるけど、爆笑な回もあるのでプラマイゼロ。

○天地人(ドラマ)
えっと、見つづけてます。ってのか、石田三成がカッコ良すぎないか??(小栗旬が…という意味ではなくて、人物像の描き方が…ってことで) 三成ファンが増えそうだね。


■途中で見なくなったもの

×青い花
鎌倉の景色がキレイだから…と、数回見たけど、やっぱり少女たちの同性愛的な恋愛模様が不快〜。やっぱ、だめだわ。これ。

以下の理由は新アニメ紹介のときの記事を参照のこと。
×うみねこのなく頃に
×化物語
×CANAAN
×狼と香辛料II



■新番組

10月から始まる新番組で、見ようかな〜と思っているのはこんな感じ。大幅改変の時期なので、チェックした新アニメも多め。でも、ちょっと見て面白くなさそうならザックザク切る予定。

・テガミバチ
・戦う司書
・とある科学の超電磁砲
・犬夜叉 完結編
・聖剣の刀鍛冶
・ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜(苦笑)
・こばと。
・君に届け
・青い文学
・FAIRY TALE
・空中ブランコ

…って、大丈夫か?こんなにいっぱいあって……

2009年9月10日木曜日

映画「20世紀少年ー最終章ー」 △

最終章、見てきました。
感想は…△。5段階評価なら★2つってところかな。
第1章は○だったんですが、第2章は△、最終章も△。下がり続け(苦笑)。

以降、重大なネタバレは書かないつもりですが、少しでも内容が分かるのが嫌な人は読まないでね。

かなり、マイナス評価をかいちゃっていますが、あくまでもワタクシ個人の一感想ということでご了承ください。不快に思われた方には、「読んだことを忘れる」という対処をしてくださることを望みます。原作、映画のファンの方が読んじゃったらゴメンね。私は良さの分からないアホなヤツってことで黙殺してくださいませ。反論されても、こちらからは反論いたしません。

(1章のときの感想は→こちら
(2章のときの感想は→こちら



マイナス評価ではあったものの、全然面白くなかった…わけでも無かったし、いちおう見に行った価値はあった…とは思う…。まずは、見に行って良かったと思えたところは……


■よかったところ

・「ともだち」の正体や謎がいちおう解けたこと。
(ただし、謎解き部分はスタッフロールの後にあるので要注意。
 スタッフロールで劇場を出ちゃったりしたら謎のまま(苦笑))

・オッチョが相変わらずカッコ良かったこと。



■イマイチだったところ

・「ともだち」の正体、謎が解けたとはいえ、……え?そんなことだったの???と突っ込みたくなったこと。

・ストーリー展開にツッコミどころが多すぎて、どこから突っ込んでいいものやら?ツッコミどころの多い映画って楽しいけど、途中から、もう、ツッコミの食傷ぎみ(苦笑)。

・「ともだち」の正体を追求しようという迫力に欠けていて、焦点がぼやけていたこと(だれも真剣に考えているようには見えなかった)。それが焦点じゃなかったとしたら、何が焦点だったんだろう??

・「ともだち」のとどまることを知らない悪意が私には苦手。

・ヒーローがいなかった…(ケンジもカンナもヒーローっぽくない)。




「ともだち」の正体がわかって、いちおうはスッキリしたけれど、分かってみれば、嘘みたいに巨大になり過ぎた小学生のケンカ…というのか、いじめられっこの逆襲だったわけなのね。ここまで大それた計画を立てられるものなのか?…とか、「よげんの書」を使うことを考えたのはどうして?…とか、そのへんの【リアリティ】が全く感じられなかった。

一方で、「リアリティが無いこと」自体が、この映画のあるべき姿だったのかも?とも思うんだけど、現象としてのリアリティのなさだけじゃなく、登場人物たちの心情がうまく私には伝わって来なかったので、人の心の動きとしてのリアリティがなかった気がするんですよね……。


え〜、デッカいロボットだとか、空飛ぶ円盤だとか、地球防衛軍の制服を着たおにーさんたちとか、昭和40年代の町並みとか、子供の頃の思い出に浸るためのノスタルジックなアイテムがたくさん出てきて、そういうものを楽しむための映画だったのか?…とも思うけれど、それならALWAYSのほうがいいような…(見てないけど)。



というわけで、私には、良さが分からない映画でした。

第1章だけは面白かったです。ケンジがヒーローっぽかったし(ちょっと情けないけど)、「ともだち」とは誰なのか?…というミステリー要素が強かったし、「よげんの書」というキーアイテムから想像を膨らますのが面白かったし…。でも、第2章、第3章になったら、謎解きやらキーワードやらがすっかり忘れ去られて、目の前の悪意と戦うことだけのストーリーになっていたのが残念。

壮大な人類滅亡計画を使った「友達は大切にしましょう」というPR広告だったの…かしら……。


原作はどうだったのかな?
謎解きは二の次だったのかな?
それとも、映像化されたものとは切り込む視点が違っていたのかな???

と、興味はあるものの、う〜ん、でも、原作を読む気もしないなぁ…というところで、私は「20世紀少年」リタイヤ、ということにいたします。

2009年7月18日土曜日

2009夏 新アニメ(&ドラマ&映画)

今回は前クールからの継続中のアニメが多いので、新アニメは辛口評価でバンバン切ることにしてみました。結局、続けて見てもいいかな…と思っているのは3つだけ。

□青い花 △

鎌倉に住む女子高校生のお話。女の子の同性に対する恋心が話題になっていく…っぽいので、ワタクシ的にはイマイチ好きじゃない話題…とも言えるはずなんですが……なんといっても鎌倉の風景が綺麗に描かれていて、風景を見ているのが楽しい。ということで、内容が不快になってきたらやめちゃうかもしれないけど、それまでは鎌倉の風景を楽しむために視聴しようか…と。

□宙のまにまに ○

天文部にムリヤリ入らされてしまった男の子が主人公。天文学の話を盛り込みながらの部活青春もの…って感じなのかな? 絵は比較的古くさい感じだし、天文にもあまり興味はないけど、な〜んかちょっと楽しいのは、主人公がメガネキャラで前野さん(堂上教官@図書館戦争)だからかも♪

□マグニチュード8.0 ○

まだ1回分しか見てないんだけど、絵が丁寧でキレイなので期待。東京でマグニチュード8.0の地震が起こったら…という話なのだけど、今後の話の展開はどういう風になっていくのかな…??


■数回見たけどゴメンなさいなアニメ

・うみねこのなく頃に

以前の「ひぐらしのなく頃に」は、スプラッタな部分が気になりながらも、ストーリーの不思議さが面白くて最後まで見たんですが、今回は1回見てギブアップ。ひぐらし〜は、昭和時代の田舎の村が舞台で、そのノスタルジックな雰囲気が割と好きだったのだけど、今回のうみねこ〜は、孤島の洋館での遺産を巡る(?)ドロドロドラマ系っぽいし、名前が欧米の名前にムリヤリ漢字を当てはめた…という感じの名前ばかり…。もう、名前を見ただけでゲッソリです。さよなら〜。

・化物語

シュールな妖怪もの? 映像の作り方やテンポが「さよなら絶望先生」っぽい感じ。1話目は、そのテンポがちょっと面白いかも……と見てみたけれど、2話目の途中で食傷ぎみ…。で、さよ〜なら。そういえば、「さよなら絶望先生」も、数回目で胸やけがしてきてやめたんだっけ。この系統にはついていけないみたい。

・CANAAN

絵もキレイだし、アクションもカッコいい……んですが、美少女兵士系の話?? 実は、ちょっと美少女暗殺者とか美少女兵士とか、苦手になりつつあるんですよね。だからなのか、人物像が全くつかめない。どんな組織があって、誰が味方か、誰が敵か、というのか、誰が主人公なのかもさっぱりわからないのが苦痛…。っつーことでさよおなら〜。

・狼と香辛料II

視聴するかどうか悩んだんだけど、取りあえず1回は見てみるか…と見てみました。えっとね、このアニメ、第1シーズンは見ていたんですよ。そのときには、そこそこの評価をした…気もするんだけど、実は、毎回、ほんのちょっとだけどイライラしていたんですよね…。それは、狼のホロの甘え方。あのタイプの女性が好きじゃないのかも。シンクロも出来ないし、なんだかロレンスを巡ってホロに嫉妬している…ということなのかも…。ホロを見ていると、ロレンスを嫌いな女に取られた…とという気持ちになってしまうので、やっぱ、見ないことにします…。ごめんなさい。


■視聴中(感想は前回の日記にて)

○戦場のバルキュリア
○蒼天航路
◎鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
○グイン・サーガ
○電脳コイル(再放送)

○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂


■ドラマ&映画

□官僚たちの夏 ○

戦後の日本の高度成長期を担っていた時代の通産省の官僚たちの物語。原作は城山三郎。カッコいい官僚を佐藤浩市とか堺雅人とか高橋克実とか高橋克典(あ1字違いなのね!)とかがカッコ良く演じていてgood!

□ブザービート

主題歌にB'zの新曲…ってことで、取りあえず第1回目だけ見てみるか…と録画して見てみたんですが、えっと、結構面白そうじゃないですか。プロバスケットボール選手たちを主軸にした恋愛ものかな。恋愛ものなんか別に見たいとは思ってなかったんだけど、伊藤英明がカッコいいじゃん〜(コーチ役)。ということで、伊藤英明くん目当てに、もうちょっと見てみようかな。B'zに伊藤英明くんだと、海猿みたいだね。あれも、結局全部見たしね〜。これもずっと見ちゃうかも。

□流星の絆(再放送)

東野圭吾ブームなので、再放送を見てみることにしてみました。見はじめてから、急いで原作を買ってきて、一気に読んでしまいました。
原作を読み終わってからドラマを見た感想は……う〜んとね、多分、別物?(をい)
ストーリーは同じだけれど、登場人物はドラマオリジナルだ、と思って見れば面白い。同じものだと思うと、人物たちの印象の違いが気になってドラマを見られなくなってしまうかも…ということ。特にシーは全然私のイメージと違う〜……けど、目をつぶって最後まで見よう〜。結末は…同じなのかな?

□天地人
取りあえず見つづけてます。

□つばさ
取りあえず見つづけてます。加乃子さん、最高〜(え?そこ?笑)


□映画「g@me.」(DVDで視聴)

東野圭吾ブームってことで、東野圭吾さん原作の映画のDVDを何枚か借りてみました。この「g@me.」は「ゲームの名は誘拐」が原作。勝ち組青年が、家出したクライアントの娘とともに狂言誘拐をする…でも、その裏には……というミステリー。主人公の青年役が藤木くんで、クライアントの社長の娘が仲間由紀恵。原作をベースにしてあるけれど、少しストーリーを変えてあってオリジナル部分も多かったけど、映画のほうも面白かった。

□映画「レイクサイド マーダーケース」(DVDで視聴)

こちらも東野圭吾さんの小説が原作。中学受験を控えた両親と子供3組がお受験合宿。そこで起こった殺人事件……という、ミステリー。原作と比べると、ミステリーよりドラマ性を強くしてあった感じ。映像と文字だと得意分野が違うってことなのかな。でも、映画のほうも面白かった。配役も納得。

2009年7月7日火曜日

映画DVD3本 & ドラマ「ガリレオ」

最近は、ぽすれん(ネットDVDレンタル)でのレンタルは全然していなかったんですが、スポットレンタル100円キャンペーンをやっている、ってんで、何本か借りてみました。久々にスポットレンタルを使ってみてビックリ。送料がかかるようになっちゃったのね…(苦笑)。

というわけで、視聴記録、と言ったほうがいいかもしれないプチ感想。


○アニメ映画「時をかける少女」

実写映画の「時をかける少女」とは全く別もの。ちょっとエピソードに似ている部分がある…というだけのものなのね。私は、実写映画のほうは特に好きでもなんでもないので、アニメのほうが面白かった、と言い切っちゃおう。
主人公の女の子が元気はつらつの男の子っぽい感じの子だったこと、同級生の男の子、チアキがちょっとカッコ良かったこと(♪)、ありえね〜っ!っていうアニメっぽい設定が笑いを誘ってくれたこと、登場人物たちの気持ちにシンクロできたこと…。いいアニメ映画でした。


○映画「チーム・バチスタの栄光」

映画があったんですね! ほら、この間「ジェネラルルージュの凱旋」を映画館に見に行ってから、チームバチスタのほうもみてみたいと思ってちらっと調べたときには、ドラマしか思い浮かばなかったわけよ。で、「な〜んだ、配役が違うのか〜」とか思っていたわけよ。そしたら、劇場版でも作られていたんですね(無知、ゴメン)。ま、これが借りてみたくて100円レンタルに引っかかっちゃったわけなんですが(笑)。

「ジェネラルルージュの凱旋」と比べるとハラハラドキドキ感や緊迫感がない気がしちゃったのは、原作を先に読んでしまったからなのか? それとも、犯人の動機が弱いからなのか?(←これは原作を読んだ時にも思った) でも、阿部ちゃんの阿部ちゃんっぷりはgood(笑)。「ジェネラルルージュ…」のほうももう一度見たいなぁ。


○映画「県庁の星」

TV放映されてたのを録画するたびに、なぜかHDDレコーダの調子がおかしくなって、結局見られない……ということが続いていた(私にとって)曰く付きの映画。相性悪いのか?(笑) というわけで、DVDで視聴。
「民間交流」というお題目で、パッとしないスーパーに半年間の研修に出された県庁職員(織田裕二)が、いかにもお役所な人から、人の気持ちのわかる等身大の民間人に変わって行く様が描かれている……という、ありがちなストーリー展開だったけど、ありがちなストーリー展開だからこそ面白かったかも。相手役の柴崎コウもなかなか良いかも。柴咲コウって、割と嫌いな女優、というイメージだったんだけど、いやいや、なかなか、いい味出しますね。ちょっとお気に入りになってきたかも。


△ドラマ「ガリレオ」VOl.2

「ガリレオ」も見てみたい、と思っていたんですよね〜。でも、1巻が貸出中だったので2巻を(笑)。というわけで、第3話と第4話を見ました。原作では男性刑事が主人公だけど、ドラマではオリジナルキャラ?の女性刑事が主人公なんですね。で、柴咲コウなわけね。ふむふむ。
コミカルな作りになっていて面白いけど、取りあえず評価は「△」。原作を読まずにドラマだけ見ていたら「面白い〜!」と言っていたかも。実際に放映されているときに見ればよかったかもね。原作先に読んじゃってゴメン、って感じかも。

2009年7月2日木曜日

2009夏 終わったアニメ感想

春に始まったアニメ。1クールで終わるものが少なくて、視聴中ってのが多いので、感想書き忘れるところだったよ〜。面白いアニメが長く放映してくれているとラクチンでいいんだけどね。

【まずは列挙】

■終わったアニメ(感想は後述)

○戦国BASARA
○東のエデン

■視聴中(感想は後述)

○戦場のバルキュリア
○蒼天航路
◎鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
○グイン・サーガ
○電脳コイル(再放送)

○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

■途中で見なくなったもの(感想は後述)

×リストランテ・パラディーゾ
×亡念のザムド

×バスカッシュ
×花咲ける青少年
×Phantom〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)
×07-GHOST

【感想コーナー】

■終わったアニメの感想

○戦国BASARA

アクションバトルゲームのアニメ化。戦国時代の武将になって、天下統一する、という史実無視のストーリーのゲームをアニメ化する…って、どんな風にするんだろう?と思っていたら、やっぱり史実無視で楽しい展開にしてくれましたよ。「史実とは違うんですよ」という注釈を理解した上で、子供たちも楽しめば、将来役に立つかも!(そうかな?笑) とにかく、ゲームさながらの派手な展開と、ありがちだけど王道な「男と男の友情」的な展開が気持ちよかった〜。これなら派生アニメがいっぱい作れそうだよね。史実無視で、あれもこれもいっぱい作ってくれ!(笑)

○東のエデン

え?11回で終わりなの!?短くね?解決してなくね?……と思ったら、続きは劇場版で…だそうです。む〜、そういう展開のさせ方をするか〜。
ストーリーにも、登場人物にも魅力があって、最後までグイグイと引っ張られた作品。劇場版という形で引継ぐことがマイナスに出ないといいけど…。説明不足のいい加減な終わり方だけはして欲しくないな〜。そして、続編では、是非ともダイエットしたパンツくんに会いたいです(<気になっているらしい(笑))。
途中まで見ていたところで「◎」の評価をしていたけれど、劇場版を見終わった後じゃないと評価は下せない…ってことで、今日のところは「○」で。


■視聴中アニメの感想

○戦場のバルキュリア
可もなく、不可もなく、実際にRPGでプレイしていたらどんな感じになるのかな〜?と想像しながら楽しんでいるところ。登場人物もそれぞれ魅力的。でも、ストーリーはよくわからなくなっちゃった(をい)。

○蒼天航路
三国志のアニメ化…とのこと。そもそも中国の長編物語は、登場人物やら地名やらがよくわからなくなっちゃうから、読みはじめても必ず挫折する…って相場は決まっているんだけど、も〜、アニメでもよくわかりません(苦笑)。地名や人物名は右耳から入れて左耳に流してます。えぇ、もう、誰が誰やら、誰が味方やら、誰が敵やら……(笑)。でも、ま、いつの日にか、まともに三国志に向き合ったときの足しになるだろう…ってことで。あり得ないような展開やらエピソードがたくさん出てくるんだけど、原作でもそんな風に記述されているんだろうなぁ…と、原作の表現に思いを馳せつつ視聴続行中。

◎鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
最初の1回目では文句を言っていたけれど、その後はほぼ原作通りの展開で満足。それにしても、1クールで前回のアニメ化と同じぐらいのところまで話が進みましたね。原作を知らないひとが、展開について来れているのかどうか、ちょっと心配…ではある。原作も最終章に突入しているらしいけど、アニメはいつまで放映予定なのかな? そして、原作もそれに合わせて終了なのかな? 先が知りたい、でも終わって欲しくない…という、ちょっとしたジレンマ中。

○グイン・サーガ
アニメ放映がはじまってから原作者さんが亡くなったとのニュース、ビックリしました。アニメはどれぐらい続ける予定なのかな…。原作は全く知らないのだけれど、ファンタジーの世界観には馴染みやすいので、すんなり入っていけたし、今後の展開が楽しみ。絵も丁寧だし、テンポも悪くないし、キャラクタにも魅力があるので、結果が出る物語ではなく、ずっとファンタジー世界を旅していたい、という気持ち。キャラクタ的には、グインよりもイシュトヴァーンが気になるところ。

○電脳コイル(再放送)
リアルタイムでは見そびれちゃったので、再放送で視聴中。近未来の電脳世界を小学生の子供たちの目から描いていて面白い〜。大人より子供のほうがよく知っている世界…というのが、どの時代にもあるんだよね。小学生たちがメインの登場人物…ってこともあって、キャラクタ的に贔屓はいないけど、全体的に面白くてgood。

○名探偵コナン
いつも通り、いつものように見ております。最近、なんか、原作にすっかり追いついちゃってません?まだコミックスで結果を読んでいない話が出てきちゃったりしてビックリ〜。

△BLEACH
また「大人の事情」で、横にそれた話に突入するらしいですね(笑)。このところ、主人公の一護が全然出てきていなかったので、それもいいかも、って思ったり。メインのストーリーに飽きてきた…っていうのか、なんというのか……。ストーリーよりもキャラクタ重視なので(をい)、一護と檜佐木と啓吾と雨竜さえ出てれば、それでいいです(え?笑)

△銀魂
銀魂もね〜、最近、ちょっとマンネリ化している…というのか、なんというのか……。新八が活躍する長編ストーリーもあったんですが、うん、なんだろ、やっぱり、マンネリ? ずっと続けばいいと思っていたけど、やっぱりちょっと飽きられる時期ってあるのかも。頑張れ、銀魂っ!


■途中で見なくなったもの

×リストランテ・パラディーゾ
何の話がしたいんだか、さっぱり分からないし、歳の離れた恋愛にも興味ないし、数回で中断。

×亡念のザムド
う〜ん、小西さんの声が聞けるって意味では美味しいアニメだったんだけど、話が私にとっては面白くなかったし、クリーチャーのデザインが気色悪かったし、数回で中断。

下の4つは1回見て断念したもの。

×バスカッシュ
×花咲ける青少年
×Phantom〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)
×07-GHOST


■新アニメ

とりあえず、見てみようかな…と思っているのは以下の通り。終わった番組が少ないし、なんとなく、面白そうなのが見つからなかったし、少ないほうが楽かも…っていう気持ち。ちょっとでも面白くないと思ったらバッサリ切る予定〜。

・青い花
・CANAAN
・宙のまにまに
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2009年5月15日金曜日

芝居「容疑者χの献身」○



演劇集団キャラメルボックスの「容疑者χの献身」を見てきました。

これを見るために原作を読んだわけなんですが、原作を先に読んだ方がよかったのか、読まない方がよかったのかは、判断がつかないところ。結末を知らずに見たら、芝居の見方も変わったかもしれないけど、知ってから見に行ったことで、さらに深く理解できたという気もする。

芝居を見て感じたのは、西川さん演じるところの石神と、岡田くん演じるところの湯川が、まさに、原作を読んでイメージしていた石神と湯川、そのまんまだったこと。数学にしか興味がなく、ぱっと見は冴えない中年の石神が、西川と言う殻をまとってそこに「在た」し、頭の回転の早い物理学者の湯川が、岡田という殻をまとってそこに「在た」。西川さんにとっては「石神にぴったり」なんて書いてしまえば、ある意味失礼な言葉になるのかもしれないけれど、彼が普段出している雰囲気は、石神に似ている。岡田くんの方も、湯川の雰囲気に似ている(役者としての「雰囲気」であって、本当の人物像は知らないけれど)。

映画はまだ見ていないのだけど、映画を見ていなくてよかった、とは思った。
原作のイメージと比べるのはいいけれど、映画の配役と比べるのは違うだろうと思うから。まあ、でも、石神…堤真一…西川浩幸、と並べてみても、どこにも違和感はないし、湯川…福山雅治…岡田達也、という並びにも違和感はないから大丈夫だったのかな(というのか、むしろ岡田くんがピッタリだと思えた部分には、福山と重ねる部分も多かったから、映画先攻でもよかったのかも…とも思えるか…)。


原作を知らずに、「キャラメルボックスの芝居」ということだけで見た人がいるとしたら、それはちょっと違和感を感じたかもしれないな…とは思った。私の中での「キャラメルボックス」のイメージは「ファンタジー」だったから(今はそうばかりとは言えないのかもしれないけれど)。推理小説であるがゆえに、場面展開も多いし、会話も多いし、登場人物も多い。うまく場面を繋ぎ合わせて芝居が進んでいくけれど、場面展開の多さが少し気になったし、説明しなくてはならない状況が多すぎて、本当に全ての内容が盛り込まれているのか心配にもなった。この原作を、どうしてキャラメルでやる気になったのか、その辺を成井さんに聞いてみたいところ(資料を読めば書いてあるのかしら?<もらっても最近あまり読んでない私)。

…と、ちょっと否定的にも聞こえる感想も書いてしまったけれど、全体としては、原作の雰囲気をこわさずに、2時間の芝居にきっちりまとめてあったし、役者の魅力や「舞台」という魅力をプラスしてあって、見てよかった〜と思えるお芝居でした。

ただ、原作が人気作品であるがためか、今回チケットがとりづらかったみたい。いつも、平日は直前でも取れるし〜…とGW前にチケットを購入したんだけど、2階席になっちゃいました。2階席だと芝居の臨場感が薄れてしまうのがちょっと残念。もっと石神の(西川さんの)表情を間近で見たかった〜(悔しい〜)。


いやぁ、それにしても、石神が良かった…。
もともと西川ファンではあるけれど、彼が石神を演じたことで、またさらにファン度が増してしまいましたよ。柿本(「銀河旋律」で西川さんが演じた役)以来のハマり具合だった。最後のシーンでは、石神に対してなのか、西川さんに対してなのか、なんだかごっちゃになって涙がボロボロ流れてしまいました。

公演は5/24までサンシャイン劇場(池袋)でやっていますので、興味の在る方は是非!
http://www.caramelbox.com/stage/yougishax/tsuika.html

ちなみに、写真は、ついつい買ってしまった1992年初演のときの「また逢おうと竜馬は言った」のDVD。このときは劇団ショーマとのコラボだったし、ショーマの川原和久さんが客演で「竜馬」を演じていたんですよね。今回もショーマから数人の客演(川原和久さん含む)があったから、その繋がりで DVD化したみたい。なんか、懐かしくてさ〜、高いけど買っちゃったよ…。

っていうのか、たぶん、その頃に買ったプリペイドチケット(写真手前のクーポンチケットみたいなヤツ)を、やっと使いました(笑)。5000円で 6000円分の買物ができる〜ってチケットなんだけどさ、劇団員の写真が印刷されているから…って、なんか、もったいなくて使えなかったんだよね。でも、この100年に一度の大不況。背に腹は変えられません(いや、なんか違う気が…)。西川さんの写真が載っているチケットだけ残せば、あとはつかっちゃおう〜と思った次第。あ〜、なんか、スッキリした!(っていうのか、使えずにとってある人、結構いるんじゃない? さすが前説五郎。商売上手っ!笑)

2009年4月21日火曜日

劇場版「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」○

名探偵コナン 劇場版 第13弾「漆黒の追跡者」を劇場で見てきました。

うんうん、面白かった。
…って、まぁ、コナンファンの私の言葉だからあんまり参考にならないだろうけどね(笑)。以下、重要なネタバレはありませんが、少しでも内容を知りたくない方は読まないように。






今回の劇場版は、かなり黒の組織に深く関わる内容だったのでビックリ。
名探偵コナンの劇場版は、原作から離れた外伝的な内容になることが多いので、黒の組織のメンバーが出てきても、ほんの少しだけの関わりしかなかったのだけれど、今回の映画は、今までの黒の組織とコナン&灰原との間にあった事件を掘り起こしての「総まとめ」的な展開。そして、新一とコナンが同一人物であることが組織に知られてしまう可能性がある…というところまで話が進んでビックリ(とはいえ、原作との兼ね合いで、それは決してありえないというヨミができるので安心してみていられたけど)。

アニメの時間帯が移って、第1話と第2話を放映したことから「10年以上続いている長寿番組に新しい視聴者を誘い込む計画」でもやってるんだろうな、と思っていたけれど、今回の劇場版にも同じような思惑があるのかも。TVシリーズで新一がコナンになったいきさつを復習し、劇場版で黒の組織とのニアミス事件を一気に復習すれば、今までコナンを見てこなかった人にとっても、今後の展開がわかりやすいですものね。


ということで、「コナンには興味があるけれど、今までの流れがわからないし、原作を読むにもTVシリーズを見るにも、過去の作品が多過ぎる…」とお悩みの貴兄にはうってつけ!(笑) 是非とも、あなたもコナン仲間へ!(笑)



内容的にも総まとめ的になっていたし、出演者もかなり総まとめ的に網羅していた感じ。東京の刑事たちが勢揃いだったのはもちろんのこと、群馬県警の山村刑事、長野県警の大和勘助刑事、横溝兄弟なんかも勢揃い。大阪府警やキッド関連の中森刑事は出てこなかったけど、京都の綾小路“置鮎”文麿さま(<さま付け?笑)が突然出てきてビックリしてみたり(笑)(関西系は綾小路と平次、和葉の3人)。

黒の組織についても、ジン、ウォッカ、ベルモット、キャンティ、コルンが出演。ベルモットの出番も多く、かなり黒の組織との今までのエピソードを意識したシナリオ。



肝心のミステリーの部分に関しては、ま、いつも通り「え?それだけのことでそんな犯罪やっちゃうの?」的な感じではあったし、犯人のインパクト薄かったし、謎解きよりも登場人物重視という感じは否めないけど、メインストーリー以外の黒の組織との攻防が面白かったからヨシとしよう、ってところかな? ただ、ラスト近くの展開で、「黒の組織ならあそこまでしないだろう…」という、ちょっと微妙な感想を持ってしまったのはマイナス点。今までの黒の組織が関わる事件は、全て迷宮入りしているはずだけれど、あそこまで派手にやったら「何らかの大きな組織がある」ということが予測されちゃうんじゃあるまいか?

それから、今回は黒の組織にスポットが当たっちゃっていて、いつもの劇場版のお楽しみの、蘭と新一の恋の進展がなかったのが残念…。原作でも全然進んでいない恋の進展だから、劇場版で毎年なんかイベントを起こすのも大変なんでしょうけどね(笑)。


最後に……DAIGOがアフレコに参加していたんですね…。それでCMキャラとして起用してたわけか……。タレントアフレコは基本的に嫌いだし、DAIGOのアフレコも笑えるシロモノだったけど、ま、1人だけだから許してあげよう……。

2009年4月16日木曜日

2009春 新アニメ

見ようと思っていたアニメを1回ずつ見たら感想を書こう〜と思っていたら、始まるのが遅いのがあったので、もう4月半ば過ぎじゃん! でも、ほとんどのアニメは2回見られたので感想も書きやすいかな〜。さて、最後まで残るのはどのアニメになることやら〜。

順不同(私がメモ帳にメモした順(笑))。

□戦国BASARA ○
あっはっはっは〜〜〜! ゲームのOPのバカバカしさをそのまま受け継ぐ超アリエナイ展開の戦国武将アニメ。武将たちのアリエナイキャラクタ設定も、ゲームさながらのアリエナイ戦(いくさ)シーンも、もう、ゲームの「良さ」を引継いでいて、ゲラゲラ笑いつつ楽しませてもらってます。いや〜、こりゃいいや(笑)。「レッツ・パーティー!」な伊達政宗、サイコー!(笑)

□戦場のバルキュリア ○
これもゲームのアニメ化? 絵柄がわりとほのぼのしているのが好きな感じ。ゲームをアニメ化したからなのか、最初に村が軍隊に襲われる…という展開で、か〜なりのノンビリテンポが鼻についたけど、キャラクタに魅力がありそうなのでこのまま視聴することに決定。ヒロインが最初に出会うことになる男性が、なんだかときメモGS2の若王子先生系のおとぼけさんなのがツボ(CVは千葉進歩さん)。

□蒼天航路 △
三国志を原作とするアニメとのこと。三国志読んだことがないし、勉強のため見てみるか〜と見てみたけれど、すんごいスプラッタ〜!(涙) 小説の世界を絵で表現しようと思うとこうなるんだろうな…というのは分かるけど、微妙〜。そんなわけで1回でやめようかと思ったんですが、我慢して2回目まで視聴……してみたら、どうやらワタクシ、宮野くんの声にはかなり弱いらしい…(主人公曹操役)。…声に惹かれて、次も見ます…あはは。

□鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST ○
2003年に放送されていたアニメとは別に、新たに始まったハガレンアニメ。前回のアニメは、原作のストーリーとは別の物語になっていたけれど、今回は原作準拠で作られるとのこと。1回目を視聴した直後に「声が違う!オリジナルエピソードから始まるのかよ!」と、否定的なことを書きましたが、2回目を見たら、すっかり大佐の声にも慣れ(をい)、今後のストーリー展開にも興味を持てるようになりました。ま、なんだかんだ言っても原作が好きですから離れられないんですよね(あはは)。最初のほうでどんな風に前作アニメとの折り合いをつけるのかが楽しみになってきたのと、あとは、早く「リン」を出していただきたい…と(私はやっぱりリンが好き)。リンの声、いったい誰がやるんだろう〜。心の中で吉野裕行さんなんかがいいんじゃないかな〜と思っていたら、すでにキンブリー役をやってましたよ…。あらら(笑)。

□グイン・サーガ ○
原作の小説とは出会ったことがなかったんですが、せっかくだからその世界を知ってみようかと視聴開始。絵がしっかりとしているのが好感が持てるし、こういうファンタジー世界は嫌いじゃないし、これからが楽しみ。

□リストランテ・パラディーゾ △
老眼鏡をかけている老紳士ばかりが接客してくれるレストランのお話。なんだか、どういうふうに話が進んでいくのか全然分からないけど、ま、渋い声がいっぱい聞けるし、とりあえず見てみようかな、と。でも、腐敗臭がしてきそうならそこでやめようかな…と。

□東のエデン ○
攻殻機動隊SACや精霊の守り人の神山健治監督の作品だ、ってことで期待していたアニメ。キャラクタ原案がハチクロの方だよね? 神山作品でハチクロの絵ってどうなんだろう…?と不安に思っていたものの、あまり乙女チックが気にならならない動画になっていてホッ。ヒロインの女の子がワシントンDCでトラブルに巻き込まれ、記憶を失っている日本人少年と出会う…というところまでが第1回だったんだけど、今後どうなっていくのやら。近未来の物語のようだし、少年は単なる記憶喪失ではなく、何かの実験?で放たれたみたいだし、主人公ちゃんも少年も明るくておとぼけでいい感じだし、面白くなりそう…っていうのか、面白くなってくれ!
…それにしても、アニメ1話目で男の子が真っ裸でモザイクって、も〜、そこから笑わせていただきました(笑)。

□亡念のザムド △
ふつーに高校に通う少年が、テロ事件に巻き込まれて異形のものに変身しちゃった……ってのが第1話。う〜ん、絵が丁寧で好感が持てるのだけど、全体の雰囲気がもしかしたら私にはダメ…な方向かも…。宮崎アニメ風なところとか、エウレカセブンを思い出させるキャラクタ絵だとか、異形生物のデザインだとかが、微妙にちょっと私には合わなさそうな予感が……。取りあえず、もう数回見てみます…。

□電脳コイル(再放送) ○
NHKのアニメ夜話で話題になっていたことから気になった作品。リアルタイムでは見なかったんだよね〜。そしたら再放送が始まりました。第3話まで見たけど、うん、面白い〜。何度も見直す程ではなさそうだけど、近未来の電脳社会ってこうなっていくのかしら??という方向への興味をわかせる作品になりそう。


■1回見てサヨナラするもの

・バスカッシュ
2足歩行マシンでのバスケットの話? 超子供向けな臭いがしたので1回でゴメン。

・花咲ける青少年
NHKの少女漫画系アニメ。彩雲国物語と雰囲気が似ている感じだから…と1回目を見たけど、絵柄がかなり苦手分野…。さらに、ヒロインの声と演技が苦手なタイプだった…ってこともあって1回でゴメン…。森川キャラの声はカッコ良かっただけに、ちょっと残念。

・Phantom〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)
絵はすごく好みだったんだけど、少年少女を洗脳?して殺し屋にする、という設定?に嫌悪感。スプラッタな映像も気になったので1回で終了〜。

・07-GHOST
美少年がいっぱいいる学園での戦闘もの?雰囲気的には「クラスターエッジ」っぽい感じ。微妙に腐敗臭がしたのと、主人公の少年役の声が受け入れられそうにないので、これまたゴメン。



■視聴中

○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

変わらず視聴中の3作品。BLEACHも銀魂も長寿番組になってきましたね。コナンは放送時間が土6に移って、初回2話分を放送してましたね。長くなってきて、付いてこられない視聴者がいることを考えて、新規視聴者を増やす作戦かな? 今後、置鮎キャラ(沖矢昴)が活躍しそうなのが楽しみ(コミックスの方でもまだ正体が分かってないのでどうなるか分からないけど〜)。

2009年4月3日金曜日

映画「キサラギ」○

TVで放映されていたのを録画して見ました。2007年公開の映画。

自殺したD級アイドルの1周忌に集まった彼女のファンのお話、ってことと、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、香川照之なんかが出演するってことを公開時のTV CMで知って「なんか、面白そうじゃん!…でも、映画館に行く映画じゃないよなぁ」と思ってた作品。

録画してみてみたら、面白かったです。
(でも、映画館に行く映画じゃないな…というのは正しかったかも(笑))


出演者の顔ぶれや、CMでの扱われ方から、コメディー色の強いストーリーなのかと思っていたのだけど、実際には、1年前に死んだアイドルの死因を巡って、5人の男たちが推理する…という密室推理劇。映画の舞台は、とあるビルの屋上に立てられたプレハブ小屋の1室だけ。その中で、次々と分かっていく真実。そして、やがては事件の真相に……

…と書くと、なんだか暗くて怖い映画っぽく聞こえるけど、出演者たちのオトボケな演技で、暗い話をコミカルに描いているのが面白かった。1つの部屋だけで、コミカルで大げさな演技を披露するので、見ている途中で、映画ではなく舞台芝居を見ているかのような錯覚に陥るのもちょっと面白かった。

見てよかった〜。面白かった。意表をつかれた映画だったわ。



ところで、この映画の小栗旬がなかなか可愛かった。実は小栗旬って、ワタクシ的には嫌いなタイプの俳優に分類されていたんですよね(演技は見たことがなかったけど、容姿が私好みじゃないことと、愛しの工藤新一を演じるなんておこがましいっ!…みたいな先入観があって(笑))。いやいや、小栗旬、いいじゃないですか。…でも、容姿は好みじゃないから、今後ファンになるってことはないだろうけど、いちおう、「嫌い」分類からは除外することにいたします。あぁ、ファンの皆さんゴメンね。上から目線の発言で(ぺこり)。

2009年4月2日木曜日

2009春 終わったアニメ感想

意外と面白いアニメがあったので、年度末に一気に終わっちゃって寂しい(涙)。新アニメにいいのがありますように……。

【まずは列挙】

■終わったアニメ(感想は後述)

◎鉄腕バーディ DECODE:02
◎TYTANIA(タイタニア)
◎テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION
○続・夏目友人帳
○ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜
○RIDEBACK-ライドバック-
○とある魔術の禁書目録(インデックス)
△VIPER'S CREED
△WHITE ALBUM

■視聴中(感想は後述)

○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

■途中で見なくなったもの(感想は後述)

×源氏物語千年紀 Genji
×みなみけ(第三期)
×宇宙をかける少女
×獣の奏者エリン
×鋼殻のレギオス
×ミチコとハッチン


【感想コーナー】

■終わったアニメの感想

◎鉄腕バーディ DECODE:02

このアニメとは波長が合うみたい(原作とも波長合うし)。第1期もよかったし、第2期も良かった。アクションとキャラクタの魅力とどちらも好き。第2期は、「ナタル」という私好みの男性キャラが出てきて、毎回ハラハラしながら見させてもらいました。ナタルの声は、テイルズオブハーツのヒスイや、桜蘭高校ホスト部の鳳鏡夜を演じている松風雅也さん。今、私の中で赤丸急上昇な声だったってのもポイント高かったかも。
ところで、何話か作画のタッチが明らかに違うものがあって、そのラフな雰囲気から「ノエイン」を思い出していたんですが、最後の最後でスタッフロールをちゃんと見て納得しました。監督が「ノエイン」と同じ赤根和樹さんだったんですね。ふむ、なるほどぉ〜。
ぜひ、DECODE:03も制作してください。

◎TYTANIA(タイタニア)

「銀河英雄伝説」の原作者である田中芳樹さんの小説のアニメ化。銀英伝と似た世界観の作品。貴族的な政治を行っている帝国(タイタニア)と、それに反発する小さな国々(星々)の対立を題材にしているところも同じ。どちらにも、魅力的なキャラクタがいて面白い。声では、小西克幸さんがレジスタンス側のリーダー(主役)という美味しい役どころだったのが嬉しかった。
今回は2クール(26回)で終了。もっと長く続いて欲しい〜。というのか、これじゃ、まだ物語のほんの最初のとっかかりに過ぎないから、今後も続くはず! どのような形で制作されるか知らないけど、続きを早く見せて欲しいっ!と思った作品。

◎テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION

バンダイナムコのRPGゲームのアニメ化。私の中の評価では1、2位を争う程の良質ゲームであることと、そのストーリーを忠実にアニメーションで再現してくれたことが嬉しかった。欲を言えば、ゲームで語られなかった過去の話を、もう少し多めに描いて欲しかったかな〜。でも、今後、何度でも見るであろう素晴らしい作品に仕上げてくれて大感謝。

○続・夏目友人帳

妖怪が見える少年と、妖怪たちとのハートウォーミング物語。ほのぼのとしていて良かったな〜と。でも、最後までキャラクタに感情移入はできなかったのが残念(←たぶん私の嗜好の問題)。

○ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜

最初から最後までRPGそのままの世界だったのがグー。原作のゲームの方は知らないのだけれど、アニメとしてもキャラクタやストーリーや絵が良くできていたな〜って感じ。ストーリーが、ほんとにRPGにありがちな展開だったんだけど、それが、RPGerである私には嬉しかった。

○RIDEBACK-ライドバック-

評価を○にしようか△にしようか悩んだ作品。兵器としての乗り物と、その乗り物を「バレエ」の踊りと重ね合わせる主人公という異色の組み合わせは面白かったけれど、ストーリーがイマイチ納得がいかなかったかな〜。あとは、絵が私好みではなかった…という面も。
レジスタンスのリーダー(?)である銀髪の森川キャラが、デビルメイクライのダンテと重なって、か〜なりカッコ良かった、…ってのが一番の感想(笑)。

○とある魔術の禁書目録(インデックス)

魔術と超能力が激突する学園もの。大きなストーリーの中のいくつかのエピソードをアニメにしていた、という感じだったのかな? 絵も可愛いし、キャラクタも男女取り混ぜて魅力的だったし、それぞれのエピソードも、次の展開への期待のさせ方がうまかったのか、飽きずに2クール、楽しませてもらいました。主人公を変えて(?)第二期が制作されているらしいので、それにも期待。

△VIPER'S CREED

映像はすごかった。ストーリーも、近未来にありそうなリアリズムがあって良かった。…が、なにかが私の嗜好には合わなかったみたい。最後まで見たけど、見直したいとは思わなかったし、なんとなく理不尽なストーリー展開だった気がして気に喰わない。もしも続編が作られたとしても、みないかも。

△WHITE ALBUM

あっはっは〜。よく最後まで見ましたね〜(笑)。美少女18禁ゲームのアニメ化だそうです。主人公くん、たくさんの女性たちに翻弄させられちゃってました(笑)。それと分かってみていられたからよかったのかも。主人公くんの声(前野智昭さん)と、親友(?)の彰の声(阪口大助さん)だけが目当てだった……のかもしれない(笑)。

△FLAG

総集編である「FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録」というのが面白かったので、途中からオリジナルのアニメの方も見てみたんですが、総集編を見た後に見ると、ちょっと間延びした感じがしました。総集編では、全体的に緊張感が漂っていたんですが、それを期待して見ると駄目ってことなのかな〜。最初からオリジナルを見ればよかったのかも。


■視聴中の感想

○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

■途中で見なくなったものの感想

×源氏物語千年紀 Genji

かなり最後のほうまで見ていたんですが、やっぱり、絵柄と裸祭りとストーリーに耐えられなくなりました。源氏物語は私はやっぱ駄目だ。

×みなみけ(第三期)

面白いんですよ。うん。見てたんですよ。うん。1話完結のコメディものなので、録画してまで見るようなものでもないかな……ということで途中から録画しなくなりました。ごめん。でも、面白かったよ。うん。

×ミチコとハッチン

えっと、これはいつ終わったのかな?もしかしたらまだ続いてる?
かなりの話数を録画してみていたんですが、途中で「ミチコにもハッチンにも、まったく魅力を感じないし、ストーリーにも魅力を感じない」ってことに気がついて、録画を打ち切りました。期待していた作品だっただけに、なんだか悔しい。

×宇宙をかける少女
×獣の奏者エリン
×鋼殻のレギオス

この3つは1回見て挫折。理由は始まった頃の感想日記を参照のこと〜。


【春からの新アニメへの期待】

面白かったアニメが一気に終わっちゃって寂しいことしきり〜。春のアニメに面白いのがなかったらど〜しよ〜。期待しているのは「鋼の錬金術師」(原作が好きだから)と「東のエデン」(神山健治監督だから)。再放送で期待しているのは「電脳コイル」(評価が高かったみたいだから)。でも、ハガレンには、あまり過剰な期待はしないようにしよう…とも思っているところ。リメイクの仕方によっては、原作ファンには面白くないものになってしまう可能性もあるってことを言い聞かせてから見ることにします。期待し過ぎるのもよくないからね。

2009年3月21日土曜日

アニメ映画「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」△

リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!? [DVD]NHKで放映されていたのを録画して視聴。

2005年のアメリカ製作のアニメ映画だとのこと。赤ずきんちゃんをモチーフにしているけれど、内容は推理?もの。赤ずきんちゃん(レッド)とオオカミとおばあさんと、木こりが森のレシピ泥棒の容疑をかけられ、ある出来事(赤ずきんちゃんがおばあさんの家にいったら、ベッドにはオオカミが!…という童話にもあるあのシーンの前後)に関する事情聴取を受けることになる。で、その出来事を、それぞれのキャラクタの視点から見てみると……というお話。

同時に起こっているいろいろな事件を、別の人物の視点から見るとこうなるのね!…という物語の交差の仕方が面白い。

キャラクタデザインは……う〜ん、こりゃ日本人にはウケなさそうだなぁ…という、全然可愛くないタイプのデザインで、最初は「う〜ん、微妙なアニメだなぁ…」と見ていたんだけど、コミカルさとテンポの良さで、途中から笑うのが楽しくなって、最後まで笑いながら見ることができました。

とはいえ、見れば見たで面白かったけど、お薦めする程の作品ではない…かも…という感じかな。

日本語吹き替えで見たんだけど、え〜、最近のタレントアフレコブームのご多分に漏れず、アフレコはかなり微妙〜。主要メンバーではウサギ役の関智一さんだけが、すんなりとキャラクタとして聞けるけど……。

ま、キャラクタ本意の物語じゃなくて、テンポの良さと、アニメのコミカルな芝居がウリの映画だから、レッドの声が全然可愛くなくても問題無い…んだけどね…。

2009年3月18日水曜日

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」&よた話

なんだか無性に映画館に行きたくなって(映画が見たい…というより映画館に行きたい)、そうだ、今日ってレディースデーじゃんっ!と気がついて、映画館に駆け込み(いや、走ってないけど)、映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見てきました。(写真が関係ないじゃん…というのは気にせず読み進めてください。あとで分かるかと(笑))。

面白かった…というのは語弊があるかもしれないけど、面白かった。
結構重たい話題なのに、適度にコミカルな演出で惹き込み、犯人探しの推理部分で惹き込み、そして、最後のほうには報道映像を見ているようで涙があふれてくるシーンもあり…と、2時間の長さを感じさせない映画。そして、なんといっても…

 堺雅人がカッコ良かった。

も〜、反則でしょ、こんな役っ!…ってぐらい、カッコいい役でした。




なんでこの映画を選んだか…というと、TVで映画のCMを見たときに堺雅人が出ていることが気になったから。それ以外に分かっていたのは「なんかのドラマの外伝…とか、だっけ?」ということだけ。えっと、「チーム・バチスタのなんちゃら(をい)」っていうドラマの関連映画だったんですね(見ていて「バチスタ」という言葉が出てきて、あぁ…と気がついた程度。ドラマの方は見てないのね)。

この映画のタイトルが頭に残っていた理由も思い出しました。堺雅人以外にも引っかかっていた「理由」があったんでした。

容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]それは、「容疑者Xの献身」を見なかったことを、実はひっそり後悔していたから…。

映画が公開されたときに、すご〜く気になっていたんですよね。でも、「ガリレオ」っていうドラマの関連映画だって言うし、ドラマ見てない私じゃ分からないかもしれない。じゃ、DVDでドラマの最初だけでも借りて見てから行こうかなぁ……などと思っているうちに終わっちゃったのね。

でも、なんだかすご〜く気になっていたんですが、今年になってから劇団キャラメルボックスが、お芝居で「容疑者Xの献身」をやるって知らせが入って、一大決心。

…なにを決心したか…っていうと、「原作を読んじゃえ!」って。
え、それで一大決心なの?…というツッコミはこっちにおいといて…

で、原作(「容疑者Xの献身」)を読んだら、めちゃめちゃ面白かった…と。で、さらに、映画を見なかったことを後悔した…と。


そんなわけで、なんかのドラマ(タイトルは忘れてる)の関連映画である「ジェネラル・ルージュの凱旋」も見ておかないと後で後悔するかも…とね。



ところで(ここからかなりヨタ話)、ワタクシ、文庫で「容疑者Xの献身」を読んでいる時、実は、「容疑者」さんを、すっかり「堺雅人」のイメージで読んでました。「ちょっと外見かの記述は違うけど、イメージはバッチリじゃん」とか思いながら(笑)。たぶん、「ジェネラル…」のCMの堺雅人のイメージが頭にこびりついていた&ドラマの関連映画という共通点で混線していたのね。

で、途中で気がつきました。あ、そいえば、これは「堤真一」だったじゃん、と(笑)。気付いてみれば、それも「イメージピッタリじゃん!」って思うあたりがいい加減だけど(笑)。


で、あまりに「容疑者Xの献身」が面白かったので、カバ氏にもその感動を伝えてみようと…

「この小説、すんごく面白いの! ドラマもやっていた話の映画版なんだけどね、殺人事件があってね、その謎を刑事と、その大学の同級生の物理学者が解くって話なのよ。でね、でね…」

と話してみたら、カバ氏が(冗談で)

「あ〜、手品師とカツラの刑事が出てくる奴ね(笑)」と

「そりゃ、TRICKだよっ!阿部ちゃんじゃなくて、福山!」

とツッコミ入れつつも、あれ?ちょっと似てるかも?とか思っていたワタクシ。今日の「ジェネラル…」を見て、なんだかさらに不思議な気持ちになりました。

…だって、阿部寛が出てるんだもん……(ドラマ見てないし、CMも堺雅人しか見えてなかったから知らなかった)。それも、なんか、阿部ちゃんの役、コミカルだからTRICKっぽいし………。




というわけで、私の中で、「チーム・バチスタ(のなんちゃら←思い出せない)」と「ガリレオ」と「TRICK」がごちゃ混ぜになったのでありました。


で、「容疑者…」があまりに面白かったので、ガリレオシリーズの原作買っちゃいました、の図。あっという間に読み終わりそう〜。

2009年2月27日金曜日

「FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録」○

NHKで放映してたアニメOVA(?)
「FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録」を見ました。

「FLAG」という全13話のシリーズアニメーションの総集編とのこと。
このアニメ、知らなかった…。
http://www.flag20xx.net/

アジア(中東?)の小国の内戦を取材する日本人カメラマンの話。国連の特殊部隊専属になった女性カメラマンが写した兵士や戦争の記録を、その先輩であるフリーカメラマン(男性)の視点で語る物語。

 怖かった。

特に怖い映像がある訳ではないのだけど、戦争の理不尽さと、生と死の不確定さがジワジワと感じられて、怖い。なぜ、戦場で命をかけて取材をすることが出来るんだろう?…という、理解できない不思議な感覚。この物語はフィクションだけど、多分、同じような行動をしている人たちが、いま、この瞬間も世界のどこかにいるという、切なくて怖くてやりきれない思い。

戦争を記録することの意義ってなんだろう?

安全なところから見ている人にとっての価値観と、
命をかけて記録しようとしている人の価値観と、
撮られている人たち(争いの当事者や、巻き込まれた人々や、大義をかかげて武器を使用する国連軍の人々)の価値観の相違。

怖くて不思議な物語でした。

2時間弱でも充分伝わってきたのに、これを全13話で放映していたんですね。登場していた1人1人をもっと深く映像化していたのかな…。怖いけれど、いつか、機会があったらシリーズの方も見てみようかな…。



内容からは話がそれるけれど、映像の作り方が面白かった。
ほぼ、全てのシーンが「レンズを通して見た映像」になっていること。

女性カメラマンのファインダー、先輩ジャーナリストのファインダー、ヘリや二足歩行兵器の車載カメラ、照準器、暗視カメラ、TV映像……と、いろいろな視点が使われるけれど、全て「レンズを通した映像」。主人公たちの顔も、自分のカメラのファインダを他の人が覗いた映像だったり、鏡に映った自分を撮った映像だったり、カメラマン同士が互いにカメラを向け合ったりしたときの映像だったり…。

そもそも「実写で映画を撮る」場合には、役者と視聴者の間には必ず「レンズ」が存在する訳だけど、絵で表現するアニメには、むしろ必要のない「レンズ」。それが、意識的に、必ず「レンズ越し」の映像になっている、というのが興味深い。こんなにたくさんの「レンズ」に囲まれて生活しているんだな… と、なんだか不思議な気持ちになってみたり…。


映像の作り方としても、内容としても、興味深いアニメでした。


…う〜ん、うまく言いたいことが書けないのが悔しい。
見る機会があればぜひ見て欲しい作品、かな。


【追記】
…と調べてみたら、TOKYO MXで放送中だった!
今週の土曜日が第9話だそうです。
あら〜、1月から地上波初、とかで放送していたのね。
チェックしてなかった……。
途中からだけど、9話から見ようと思います。
(そもそもはバンダイチャネルでweb配信が最初だったらしい)

2009年2月18日水曜日

映画「20世紀少年 第2章」△

第2章、見てきました。
第1章の感想は「○」だったのですが、第2章のワタクシ的評価は「△」ぐらいかなぁ。

→第1章のときの感想

続きが気になるから第3章も見に行こうかと思っているぐらいだから、全然面白くなかったって訳ではないのだけど、第1章と比べると話にのめり込めなかったんですよね。

今日の感想日記は、だいぶ批判的になりそうです。あくまでも私個人の感想ということで、こういう感想の人もいるんだな、と寛容に読んで下さる方のみご覧ください。反論や批判はご容赦願います。


■のめり込めなかった理由

のめり込めなかった理由は幾つもあるんだろうけれど、一番大きな理由は、第2章の主役になったカンナに魅力を感じなかったことだと思う。

まずは、彼女が何を考えて行動しているのか理解できなかった。「ケンジおじちゃんは間違ってない!」という気持ちは分かったけど、ああなってしまった社会の中で、それを全面に噴出させながら生きていくことについて、ワタクシ的にま〜ったく理解できない。演技からも、彼女の考えていることが伝わってこないし、共感できない、させてもらえない。単なる「あとさき考えない猪突猛進バカ」にしか見えない。それに、あの女優さんが非常にヘタクソに見えて鼻についた(そういう演出指導を受けているのかもしれないけれどね)。

それから、彼女が普通に高校生をしているという設定に疑問。「ともだち」がカンナの居所を完全把握していてもおかしくないよね。もしもそこから逃げてレジスタンス活動をしようと考えているのなら、どうにかして身を隠したりするんじゃないの? 苗字も名前もそのままで高校に通ってるってどうなの?

その辺の設定も理解できないから荒唐無稽なストーリー展開に見えて、途中から「なんだかなぁ〜、ツッコミどころ満載だよね〜。笑っちゃうなぁ〜」という、すご〜くヒキの姿勢で映画を「眺める」ことになっちゃいました。

第1章は、主人公だったケンジの眼から見た「子供の頃の遊びが、何故現実に?」「それを行おうとしているのは誰?」という、不思議な現象を掘り起こしながらの犯人探しという推理要素にハラハラドキドキさせられて面白かったのだけど、第2章になると敵が強大になって隙がなさ過ぎるし、それを「どうしたいのか」という主人公側の目的が分からない(共感できない、汲み取れなかった)から、物語に入って行けなかった。この映画には主人公が進んで行く「モチベーション」が見えなかった。そういえば、RPGでも、モチベーションの無いRPGって、私の中で「面白くない」って評価をしているような気がする。

この辺の荒唐無稽さ、モチベーションのなさは、原作ではどうなんだろう?
どの場面も、漫画の画面で見せられば、あまり荒唐無稽と感じないのかも知れないな。というのか、原作にはもうすこしきちんとした理由や設定が書かれているんじゃないのかな。実写化するときに、いろいろと削ぎ落とし過ぎて、原作を知らない私には理解できなくなっちゃった、ということなんだろうか??


それから、「ともだち」を崇拝している人々の描写に非常に嫌悪感があったのも、のめり込めなかった理由の1つ。「デスノート」のときにも、キラ崇拝者たちの集団行動が嫌だったのね。なので、キラ崇拝時代になった第二部が嫌だというのもあるかもしれない。さらに、それが「実写化」されると、更に嫌悪感が増す。


■小泉とオッチョはcool!

と、否定的な話ばっかり書いてきましたが、「お〜、これは好きかも」と思った部分もいくつか。

1つは、カンナのクラスメイトの小泉キョウコ(笑)! 可愛かった! 女優さんとしても、役柄としても、すごく魅力的! 漫画からそのまま出てきた様な演技になっていたんじゃないかな。漫画の中で、どんな感じに描かれていたのか(もちろん見たことはないのだけど)眼に浮かぶよう!

もう1つは、オッチョ!(また?←第1章のときにも書いてたよね(笑))
オッチョ、カッコ良過ぎでしょう!
教会のシーンなんて、も〜ヤパかった!あのシーンを見たときに「あ、この映画、映画館まで足を運んだ意味があったかも」って、やっと思えましたよ(笑)。


…ということで、「20世紀少年 第2章」は、小泉さんとオッチョのための映画だった、ということで(笑)。


■さて第3章は?

「ともだち」の正体についての推理は、少し進んだみたいなんですが、ど〜も今回はそこには重点が無かったようだし、全然興味を引かれなかったのが残念。第3章は、いったいどんな方向になるんでしょうね? 巨大な勢力との戦い、という壮大なレジスタンス活動ものになるのか、頭脳的推理戦による「ともだち」攻略になるのか。ワタクシ的には、後者の展開のほうが好きだけど、なんか、前者になりそうな…? 原作は読まない予定なので、ネタバレはご容赦ください。

2009年2月5日木曜日

映画「天国と地獄」「生きる」&黒澤明没後10周年特集

「生きる」は、黒澤明監督1952年の作品。

去年は黒澤明没後10年ということで、NHKで全30作品放映という特集をやっていたんですよね。私は、30作品のうち16作品しか見られなくて「残念だなぁ」と思っていたら、好評だったらしくて今年、もう一度全作品を放映してくれるみたい。

16作品を見ての感想、というのを書いておかなくちゃ…と思いつつも、すっかり忘れていたのですが、今日、録画してあった「生きる」を見て、トリガーに指がかかりました。


まずは黒澤明没後10年特集を見てみようと思った訳から…

実は、「黒澤明監督映画なんて別に見る必要ないじゃん」と思ってました。だから、没後10年特集なんてのがなければ一生見なかったかも。特集が始まっているのを知っても、最初は見る気がなかったのだけど、そのうち「ま、話の種に見ておくのもいいかも」と録画をし始めた。

…でも、やはり「古さ」が気になるし、やることがいっぱいあってじっくり見ている時間がもったいないし…と、ナガラ族でチラチラ見ていただけでした。黒澤作品なんて過去のもんだしねぇ、と思っていたしね。それでも、いくつか驚いたことがありました。最初に驚いたのは「現代が舞台になっている作品があること」。黒澤映画というと「影武者」とか「乱」とか「七人の侍」とか、そんなのしか聞いたことがなかったから、すっかり「時代劇映画の監督」だとばっかり思っていたんですよね。

基本的には、「古い」のだけど、私が見た16本の中には、たしかに面白いものもあったのにも驚きました。「古さ」を差し引いて見て面白いものもあれば
「古さ」を差し引かなくても面白いものもある…と。

私が去年見た16本は、これ。

 醉いどれ天使
○静かなる決闘
 七人の侍
 生きものの記録
 蜘蛛巣城
 どん底
◎隠し砦の三悪人
 悪い奴ほどよく眠る
 赤ひげ
 どですかでん
○デルス・ウザーラ
 影武者
○乱
 夢
 八月の狂詩曲
○まあだだよ

面白いと思ったものは「○」もしくは「◎」を付けたもの。特に「隠し砦の三悪人」は面白かった。テンポもストーリーもドタバタの雰囲気も、「古さ」を感じさせない面白さだった。「まあだだよ」は、なんか、変な雰囲気と、どんな終わり方をするんだろう?と興味を持たせる面白さ。「影武者」と「乱」は、どちらも同じように大規模な合戦シーンがあって、似たような映画だと思っていたけれど、内容は全然違うということがわかってよかった。「乱」は面白いと思ったけれど、「影武者」は、期待したのとは違う終わり方でガックリ…。

○と◎の違いは「映画館でみてもいいかどうか」の違い、って感じかな。あくまでも、私の感想、なので、異議申し立ては受け付けません(ぺこり)。



■「天国と地獄」

去年見そびれていた「天国と地獄」。アンコール投票で第5位になったということで、今年の特集のトップバッター。

誘拐を扱った現代劇。事前に、そのことだけは知っていたのと、誘拐犯からの電話を取る三船の映像だけちらっと見たことがあったから、誘拐された家庭内で起こる出来事が主なのかと思っていたら、誘拐犯捜査の部分が多くて、そこが非常に面白かったのにビックリ。

視聴者は途中で犯人が誰だかわかるようになっていて、警察がその犯人に辿り着くまでの過程が面白い。

そうそう、NHKといえば、今年になって「刑事コロンボ」の再放送をしてくれていて、懐かしくて録画して見ているのだけど、この、刑事コロンボの面白さと同じ感じ。犯人が分かっていて、糸をたどって犯人に辿り着くワクワク感。

ということで、「天国と地獄」も○に決定〜。


■「生きる」

泣きました。
いい映画じゃないですか〜(今さら私が言うことじゃないだろうけど)。

事前に「余命半年と宣告された市役所の課長が公園を作る話」と聞いていたので、公園を作るために奔走する勇ましい姿が描かれている…と勝手に思っていたのだけれど、実際には、映画の大部分は余命が少ないと宣告されて自暴自棄になっている姿、そして、「生きる」ことに目覚めて、何かを成し遂げようと思った途端に彼の葬式の場面になる…という展開にビックリ。構成にビックリして、そして、彼の生前の姿を効果的に演出する葬式の場面の見事さに脱帽。

そして、「生きていない」時間が多過ぎるかも…、と、ちょっと反省…。



「古い映画を見てもねぇ〜」と敬遠していた自分にも反省し、これから続く特集で、取りあえず黒澤映画は全部見よう、と心に誓った私でした。

あ、でも、面白くないな〜とか、これはちょっとイヤだなぁ〜、と思う作品もあるんですよ。あくまでも私の感覚ってだけのことですから、勝手に言わせておいてください(反論はご容赦ください)。

映画「博士の愛した数式」○

TVで放映されていたので、録画して見ました。
なんとなく気になっていた映画だったのだけど、映画館に行くほどでもないし、わざわざレンタルするほどでもないし…と、すっかり忘れていた映画。TV放映に気がついてよかった〜。

「面白かった」というと語弊がありそうなので「見てよかった」と思える映画でした。

交通事故によって記憶障害になってしまった数学者と、家政婦とその10歳の息子が心を通わせる物語。家政婦とのなにげない日常の出来事がとても幸せに描かれていて、いい感じ。記憶障害を患っている方と接するには、本当ならもっときっと大変なことや理不尽な出来事もたくさんあるだろうけれど、この映画の中では「幸せな時間」だけを前面に出して、辛い部分はバッサリと切り落としたんだろうな。


博士と家政婦とその息子とのコミュニケーションのキーになるのが「数字」。
成長して数学の先生になった息子が、博士との昔話を織り交ぜながら「数字」の不思議な性質を高校生たちに授業で伝える。

この授業は、別の言葉を考える必要も無く、「面白かった」。こんな授業をしてくれる先生がいれば、数学がトコトンキライになる子供も少ないだろうにね。世の中の算数や数学の先生にぜひ見てもらいたい映画かも。これを見ていて、私も「あぁ、数字ってホントに面白いなぁ〜」と、感心してしまいました。


私は理数系出身だし、「数学が得意なんだろう」と思われているかもしれないけれど、「得意か」と問われれば、「得意とは言えない」と答えたい。数式や公式なんかほとんど忘れちゃっているし、それを覚えていて自慢したいなんて思ったこともない(いや、マジ、ホントにほとんど忘れてるからね(苦笑))。

でも、数字や数式の不思議にはワクワクできる。

数字や、宇宙や、量子の世界に、なにか不思議な繋がりがあるなら、それを見てみたいと感じていた。感じていたからこそ、勉強していて楽しかった。受験で使った公式は、ま、すぐに忘れちゃうわけだけど、その不思議な繋がりのヒントだけは、なんとなく覚えてる…って感じ?(笑)

そんな、不思議な繋がりをちょっとでも「先生」と呼ばれる人が示してくれたら、算数が好きになる子がふえるんだろうにね。私みたいな。



たぶん、「頭の体操」(今ならDSのレイトン教授シリーズ)なんかが、この先生の役割を果たしてくれていたのかも。数だけに限らないけれど、なにか不思議な繋がりや、見方を変えるだけで目の前が明るくなる経験は、ほんと、楽しいよね。実は、中高生の頃、「頭の体操」シリーズが大好きで、買い集めてたりしたのでした。だから、レイトン教授シリーズは「懐かしい」と感じるのでありました。

2009年1月23日金曜日

2009冬 新アニメ

視聴しはじめた新アニメも、そろそろ2回目ぐらいまで見終わったので、軽く感想など。
順不同…というのか、メモした順番(ほぼ放送開始順)。

■WHITE ALBUM
デビューしたアイドルの女の子の彼氏が主人公。キャピキャピした感じではなく、主人公の心の中での迷いや葛藤を中心にゆっくりしたテンポで表現しているのが、なんとなく不思議な感じ。主人公の声が前野さん(堂上教官@図書館戦争)だとか、友人の声が阪口さんだとか、声でも引っかかる部分があるので、これからも見てみようかな。
…と、ちょっと調べてみたら、これって原作は18禁恋愛シミュレーションゲームなんですってね!(それも、浮気ゲー!?) へぇぇぇぇ〜〜〜〜。いろんな意味でビックリ。…っていうのか、そんなアニメを「面白そう〜」と見はじめた私って…(苦笑)。

■みなみけ(第三期?)
気軽でヨシ(笑)。

■続・夏目友人帳
第一期と変わらず、ほんわかムードでヨシ。

■宇宙をかける少女 →×
なんじゃこりゃ? 美少女いっぱいで、知能を持つコロニーの人工知能役に福山潤で、学園生活で、モビルスーツ(?)で、宇宙警察で、アクションあり、バトルあり、お色気(?)ありで……っていう「なんでもあり」な感じのアニメ。あまりにも「なんでもあり」過ぎて食傷ぎみ。女の子の声がキキャピキャピ過ぎ! 福山くんのバカっぽいコロニー人工知能がちょっと面白かったけど、2回目でギブアップ。私としては「やり過ぎ〜」という感想。

■獣の奏者エリン →×
NHKのアニメ。獣を育てる村に育つ少女のお話。品行方正のNHKの子供向けアニメ〜という感じ。悪くはないけど、品行方正過ぎて2回で挫折。いいアニメ…だと思います…よ。

■ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜
第1期が面白かったので期待して視聴〜。絵も好みだし、テンポもいいし、モロにRPG的な世界観で第2期も面白そう。第1期で塔のラスボスを倒した主人公が、幻の塔を求めて再び登頂を目指す…らしい。情けない系の主人公が可愛い。

■VIPER'S CREED
戦争で壊滅状態になった東京(?)で、侵略機械(?)から街を守る企業のお話? なにやらバイクっぽい乗り物に変身できるロボットに乗り込むパイロットと、その担当オペレータ(管制室から指令を出す係)との人間ドラマ? 3DCGで作った映像がスゴい!……んだけど、今のところ人物に魅力が感じられない。途中から見なくなるかも…。

■源氏物語千年紀 Genji
源氏物語のアニメ化? う〜ん、微妙〜。そもそも源氏物語に魅力を感じないワタクシ的には、あの裸祭りをどうにかしてくれ…という感覚。光源氏の付き人?のコレミツの声が鈴木千尋さんだってのだけが心残り(<1回目の放送の一言だけで気がついた私って…(笑))。でも、見なくなる可能性大。

■RIDEBACK-ライドバック-
これまたバイクのようなロボット系に乗る女の子の話…ってことで、どうだなかぁ〜と後ろ向きな気持ちで見てみたアニメ。が!意外と面白い! 時代背景に戦争はあるらしいけれど、とりあえず今は、ケガでバレエダンサーを諦めてしまった女の子が、たまたま出会った「華麗にジャンプできる乗り物」に引かれていく過程がいい感じに描かれていて好感が持てた。部隊が軍隊などではなく、普通の大学の同好会なのも好感。「あぁ女神さまっ」の自動車部みたいな感じ(笑)。キャラクタ絵はあまり好きとは言えないけれど、背景画の美しさと細かい描きこみが良い。桜の花の映像が、まるで新海誠作品みたいでキレイだった。

■鋼殻のレギオス
う〜ん、バトルばっかりで、なんだかよくわかんない〜。いったい誰が主人公? 見なくなるかも。

■鉄腕バーディ DECODE:02
第1期が面白かったので期待して視聴〜。第1期と変わらないテンポと絵で面白い。ストーリー的にどうなっていくのかわからないけれど、第2期はバーディーの過去を絡めたストーリーになるっぽい。原作もしっかり読みはじめちゃいました。アニメと原作はストーリーが全く違うけれど、原作のどのエピソードを絡めるのか、ちょっと楽しみ。
バーディーの元気な性格と、主人公の千川くんの情けなさの、どちらも好みなのが、このアニメが好きな大きな理由かも〜。



■視聴中

○とある魔術の禁書目録(インデックス)
○TYTANIA(タイタニア)
△ミチコとハッチン
◎テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION
○名探偵コナン
△BLEACH
○銀魂

「ミチコとハッチン」は、なんだか見るのが嫌になってきました。丁寧に作られたスタイリッシュなアニメだとは思うんだけど、どうも、ミチコにもハッチンにも人間的な魅力を感じられないんですよね……。貧困社会に生きる人々の描き方が、ちょっと不快。ここまで見てきたけど、見るのやめようかな……。

それ以外の視聴中アニメは、今後も継続予定。

2009年1月3日土曜日

2008年のアニメ/ゲームなどのまとめ

10月にDVDレンタルのスタンダードレンタルを休止したので、DVDレンタル数は去年より少ない約160枚。TV放映で見たもの、劇場で見た映画なども含めて、2008年に視聴したものを一覧してみました。記録に残っていないものもいくつかあるけど、気にしないってことで(笑)。


頭につけてあるのは、私なりの評価。個人的な感覚なので文句はなしってことでよろしく。

 ◎=何度でも見たい/見てる(=オススメ!)
 ○=おもしろかった
 △=う〜ん、まぁまぁ
 ×=面白くなかった(私向きじゃなかった) or 途中挫折

タイトルの表現方法などにばらつきがあったり、分類がてきと〜ですが、お許しを。


<<私が2008年に見たと思われるアニメ、映画、ゲームなどのまとめ>>


【TVアニメシリーズ】========================

■現在オンエア中

 ○ とある魔術の禁書目録(インデックス)
 ○ TYTANIA(タイタニア)
 △ ミチコとハッチン
 ◎ テイルズ・オブ・ジ・アビス THE ANIMATION
 ○ 名探偵コナン
 △ BLEACH
 ○ 銀魂

■TV放映で視聴したアニメ

 ◎ 神霊狩/GHOST HOUND
 ◎ 鉄腕バーディー DECODE
 ◎ 図書館戦争
 ◎ ワールド・デストラクション〜世界撲滅の六人〜
 ○ RD 潜脳調査室
 ○ ガンスリンガーガール(GUNSLINGER GIRL)
 ○ ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜
 ○ 夏目友人帳
 ○ xxxHOLiC・継
 ○ 魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜
 ○ 魍魎の匣
 △ 狼と香辛料
 △ CHAOS;HEAD(カオスヘッド)
 △ 喰霊 -零-
 △ ガンスリンガーガール〜イルテアトリーノ(第2シーズン)
 △ しおんの王
 △ シゴフミ
 △ 獣神演武
 △ 伯爵と妖精
 △ 遙かなる時空の中で3 紅の月
 △ バンブーブレード
 △ ペルソナ〜トリニティソウル
 △ マクロスFrontier
 △ みなみけ おかわり

■DVD視聴したアニメシリーズ

 ◎ 巌窟王
 ◎ サムライチャンプルー
 ◎ テイルズ・オブ・シンフォニア The Animation
 ◎ バッカーノ!
 ◎ MOONLIGHT MILE(1stシーズン、2ndシーズン)
 ○ ジパング
 ○ 砂ぼうず
 ○ 戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士 The Animation
 ○ ∀ガンダム
 ○ デビル メイ クライ
 ○ パンプキン・シザーズ
 ○ 無限のリヴァイアス
 △ 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-
 △ コヨーテラグタイムショー
 △ スパイラル〜推理の絆〜
 △ テイルズ・オブ・エターニア THE ANIMATION
 △ FREEDOM
 × 殺し屋1 THE ANIMATION EPISODE 0
 × 地獄先生ぬ〜べ〜
 × 新世紀エヴァンゲリオン
 × 聖剣のアクエリオン
 × セイント・ビースト 〜聖獣降臨編〜
 × 武装錬金
 × Project BLUE 地球SOS
 × 無限の住人 第一巻
 × レンタルマギカ

■TV放映の途中で挫折したアニメ

 × あまつき 
 × AYAKASHI
 × ARIA The ORIGINATION
 × アリソンとリリア
 × 西洋骨董洋菓子店(アンティーク)
 × ヴァンパイア騎士(ナイト)
 × ウルトラヴァイオレット:Code044
 × 機動戦士ガンダム00
 × 君が主で執事が俺で
 × クリスタル・ブレイズ
 × KUROZUKA-黒塚-
 × コードギアスR2
 × 灼眼のシャナ2
 × 素敵探偵ラビリンス
 × S.A(スペシャルA)
 × ソウルイーター
 × 俗・さよなら絶望先生
 × true tears
 × 隠の王(なばりのおう)
 × ネオ・アンジェリークAbyss
 × のだめカンタービレ 巴里編
 × 破天荒遊戯
 × 秘密 トップ・シークレット
 × BLASSREITER
 × モノクロームファクター
 × 薬師寺涼子の怪奇事件簿
 × ロザリオとバンパイア


【ドラマ】========================

■TVオンエア

 ○ NHK大河ドラマ 篤姫
 ○ 魂萌え
 ○ 東京ゴーストトリップ
 ○ 七瀬ふたたび
 ○ めぞん一刻(完結編)


【映画】========================

■映画館で視聴したもの

 ○ クライマーズ・ハイ
 ○ スカイクロラ
 ○ 20世紀少年 第1章
 ○ 劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)
 △ デトロイト・メタル・シティ

■実写映画

 ・ 黒澤明作品 16本(詳細は別記事にて〜)
 ○ サマータイムマシンブルース
 ○ 真珠の耳飾りの少女
 ○ 突入せよ!「あさま山荘」事件
 ○ ユナイテッド93
 ○ ゆれる
 △ 戦国自衛隊1549
 △ 立喰師列伝
 △ パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
 △ ハチミツとクローバー
 △ フラガール
 × 戦国自衛隊

■アニメ映画(OVA含む)

 ◎ 秒速5センチメートル
 ○ エクスマキナ
 ○ 新暗行御史(2004年)
 ○ ストレンヂア 無皇刃譚
 ○ 時の支配者(1980年/フランス)
 ○ ベクシル −2077 日本鎖国−
 ○ 劇場版 名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
 △ 鉄コン筋クリート
 △ 劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸
 △ 耳をすませば(1995年ジブリ)
 × 東京BABYLON


【芝居】========================

 ○ 嵐になるまで待って
 ○ きみがいた時間ぼくのいく時間


【コミックス】=====================

■まとめ読みしたもの
 ○ 海猿(全12巻)
 ○ 新暗行御史(全17巻) 
 ○ コミックス「鉄腕バーディー」1〜16

■新刊購入中
 名探偵コナン
 ツバサ
 xxxHOLiC
 鋼の錬金術師


【プレイしたゲーム(プレイしていた時期(月))】====

 ○ テイルズ・オブ・イノセンス(〜2月)
 ◎ 大神(2〜4月)
 ○ テイルズ・オブ・デスティニーDC(2〜4月)
 ○ ときめきメモリアルGirl's Side 2nd Season(DS)(2〜5月)
 ○ レイトン教授と不思議な町(3〜7月)
 △ シャドウハーツ(4〜5月)
 ○ TOWレディアントマイソロジー(5月〜ラスボス手前でPSP故障)
 ◎ シャドウハーツII(5〜9月)
 △ 遙かなる時空の中で4(6〜7月)
 △ ウィッシュルーム(8月〜)
 △ 遙かなる時空の中で 夢浮橋(9月)
 ○ テイルズ・オブ・シンフォニア ラタトスクの騎士(9月〜)
 ◎ ワールドデストラクション(10月)
 △ FF12レヴァナントウィング(11月)
 ○ シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+(11〜12月)
 未 テイルズ・オブ・ハーツ(12月〜)