2007年9月29日土曜日

アニメ夜話「カウボーイビバップ」 …と「銀魂」「攻殻」の関係

昨晩放送されていたアニメ夜話の「カウボーイビバップ」の回を見ました。面白かった〜(<最近、感想が簡単だな〜(笑))。

ビバップは、私の中でも評価の高い作品。
アニメの専門家さんたちがいろいろと語っていて、いろいろなことを知ることができて面白かったけど、その中で、「なるほど〜」と思ったのは

・かっこ悪いかっこ良さ
・26曲のアルバム…全てが外伝的ストーリー

という2点(言葉は違うかもしれないけれど)。
私がビバップを好きな理由は、この2点のような気がしたんですよね。


■かっこ悪いかっこ良さ

このアニメの公開以降、「普段はダメダメな主人公がいざというとき頑張る(カッコいい)」というタイプのアニメが増えたのだそうだ。そういえば、私のつぼにはまった「銀魂」も「ONE PIECE」も、もしかしたら「FF7」もそんな感じ?

ビバップでは、主人公のスパイクの周りに人々が集まってきて、その集まってきた人たちが成長したり、いろいろな出来事を起こしていくけれど、主人公自体は「成長しない」という特徴もあるとのこと。なるほど、スパイクには、過去はあるけれど、成長してはいかない。周りの人たちとの関係から、「人間関係」という成長要素があるだけ。

…と、これって「銀魂」とそっくりじゃん〜〜〜!?(笑)
スパイクと銀さんは同じってことで!(笑)


■26曲のアルバム…全てが外伝的ストーリー

全26話あるけれど、大きなストーリーがある訳ではなく、1つ1つがほぼ独立して「外伝的」な話題が続くのも特徴だとか。そう、私がビバップが好きだったのはこの点。だから、全26話中、スパイクが過去に所属していたあの「組織」の話は嫌い。ビシャスと教会で対峙するあの回と、最終回の2話はほとんど見ない。あれは私の求めているビバップじゃないから。

ずっと、あの4人と1匹で宇宙をフラフラしていてほしいから。

…と、この点も、なんだか「銀魂」に似てない?(笑)





そっか〜、「銀魂」って、ちょっとギャグがくだらなくなった「カウボーイビバップ」だったんだ〜〜〜っ!(結論)


そんなわけで、ほんと脈絡ないけど、引き続き、攻殻機動隊SACの第1シリーズを見はじめました。

脈絡ない……と思ったけど、ふと考えると脈絡があるのかも。

攻殻では、映画版よりTVシリーズのSACのほうが好きなのは、上の2点が満たされているからかも…と思ってみたり。攻殻のTV版、第1シリーズも第2シリーズも、いちおうシリーズを通じて1つの大きな事件を扱っているけれど、でも、結局は1つ1つの話が独立した警察もの。そういえば主人公の素子はTV版では成長しない(映画版では成長…というのか、変化しますよね)。

そうか、私はそういう「ず〜っと続いていくかもしれない物語」が意外と好きなのかもしれない。

2007年9月26日水曜日

シンフォニアOVA2, イノセンス サントラDVD



もうDVDはなるべく買わない……とかココロに決めていたのに…、BO○KOFFをフラフラと覗いていたら買ってしまいました………

・イノセンスの情景
・テイルズ・オブ・シンフォニア OVA 2(コレクターズエディション)


■イノセンスの情景

30分程の「映像付きサントラDVD」という感じのものでした。105円で売っていたので(笑)、得かも!?と思って購入。買ってきて包装を剥がしてみたら、値段の変遷がよくわかりました。最初は1300円で売っていて、それが1000円になり、250円になり、最終的に105円になったみたい。ず〜っと売れ残っていたのね(笑)。攻殻機動隊の映画「イノセンス」からサントラとして7曲が収録されていて、その曲にあわせてイノセンスの映像が流れるというもの。あの「デジタル御詠歌」(OPの時とデジタルねぶたの時に流れる曲)の歌詞が映像に混ざって示されたりしてちょっと面白い。

これ、そもそもは3000円ぐらいで売られているものらしい。3000円で買う気はないけど105円なら得だった!と言えるかもね。


■テイルズ・オブ・シンフォニア OVA 2 コレクターズエディション

DVD-BOX系はもう絶対に買わないっ!…と思っていたつもりなのに、買っちゃいましたよ……だって、ちょっと安くなっていたんですもの……(涙)。OVAの1巻も、レンタルで借りたにも関わらず、その後にわざわざ買ったぐらいだから、きっと買う運命にあったんでしょう……ということで自分を納得させてみたり…


今回は全4巻が予定されているなかの第2巻。封印を解きながらの旅が続いていくところ。OVA1巻では「9文字」しかセリフがなかったクラトスがいっぱいしゃべってます(笑)。

そして、オーディオコメンタリーが、小野坂さん(@ゼロス)&小西さん(@ロイド)。まだシルヴァラントを旅しているのだけど、しいなが登場したことで、しいなの記憶としてゼロスがちょっと登場したんですよね。

前回のコメンタリーはロイドとコレットで、この2人もこの作品を愛しているのがよくわかったのだけれど、今回の小野坂さんも本当にこの作品を愛しているのがよくわかって面白かった。もう何年も前のゲームだというのに、小野坂さん、ゲームのストーリーや設定を本当によく覚えているんですね。

が、よく考えてみたら、この2人、ものすごいネタバレをガンガンしゃべってました。ロイドとクラトスの関係(笑)。まだそこまで話が進んでいないのに、OVAとはいえ、言っちゃっていいのか〜?って感じ(笑)。

それから、このコメンタリーを聞いて分ったのは、今回のOVAは

 シルヴァラント編

までしか予定されていないとのこと! …4巻で全部はムリだとは思っていたけれど、やっぱりシルヴァラント編だけで終わるのか〜〜〜。のこりはどうするの〜? 売れ行きが良ければOVA第2弾とか考えているのかな? いっそのこと、深夜でも良いからアニメ化してくれないかな…。そしたらロイドもちょっとは人気が出るかも?(笑)

いや、ほんとに、シルヴァラント編だけでも30分枠4回じゃ表現しきれないでしょうに……。



…ってな具合に、ムダ遣いとは分っていながらも、「良い買い物をした!」と、ちょっと気分のいいワタクシでした。えへ♪

2007年9月14日金曜日

映画「NANA2」

NANA 2 スタンダード・エディション

DVDがやっと借りられたので見ました。感想は

 キャストが「1」よりもずっと「っぽい」!

1では、レン、真ちゃんなど、「え〜?ちょっと違う〜」という配役が多かったんですが、2ではそれがだいぶマンガのイメージに近づいていましたね。…って、感想が、内容ではなくてキャストのことからはじまるってのはちょっと変ですが、私の「NANA2」の最大の関心事はそこでしたので(苦笑)。

主人公の1人の、小松奈々の配役も変わっていて、「2」の出だしでは違和感を感じたのですが、しばらく見ているうちに新しい奈々(ハチ)も、なかなか合ってるじゃない、と思えるように。たしかに宮崎あおいは存在感があったけれど、最初から2の配役でもそれほど気にならなかったかも。

レンに関しては、やはり「カリスマ性」はあまり出ていなくて、彼でもちょっと違うかも…とも思ったけれど、「NANA」とは違って「NANA2」ではレンの出番もあまりなかったし、それほど気にならず。逆に、「2」で出番の増えた真ちゃんは、マンガのイメージのまんまでちょっと感動〜。声もアニメでの石田彰さんの声に近かったような。アニメから知った私にも違和感なし。

「NANA」は、どちらかというと大崎ナナにスポットを当てた話になっていたけれど、「NANA2」は小松奈々(ハチ)にスポットを当てた構成にしたんですね。原作と比べると深い重たい感情は少し削られ、巧とノブの間で揺れるハチの周りだけを描いている。そしてラストは、なんとなく

 「全てがうまくいくよね」(めでたしめでたし)

な感じで終わらせていて、「完結編」としてはいい感じだったのではないかと。



えっと、でも、原作を知らずに映画だけを見た人の感想はどうなんだろう? あの部分だけを切り出して、ナナとハチの物語は面白いものになっていたのかな?


あとは、原作とアニメを見てから見た私としては、そもそも大崎ナナ(中島美嘉)が物足りないという思いが強くなってしまいました。パクロミさんの声のほうがナナっぽいと感じてしまった…ってところでしょうか。

2007年9月13日木曜日

アニメギガ とことん!押井守 の感想っぽいもの

8月にNHK-BSで放送されていた「アニメギガ とことん!押井守」特集をやっと見終わりました。1週間の特集で、録画時間は20時間を越えるという超大作。このところ忙しかったのもあって、全部見るのに1ヶ月掛かってしまいましたよ(苦笑)。
http://www.nhk.or.jp/animegiga/oshii/

全部見終わったので、ざっとワタクシ的感想など…。

ただし、ワタクシ的には「押井守」という監督に特に思い入れはないんですが、攻殻機動隊は好きだし、パトレイバーには興味がある…という程度。なので、押井ファンの方が読むと、むっとされるかもしれませんが、ま、その辺は、芸術を解せない一般庶民が戯れ言を言っている…と大目に見てください。熱狂的なファンの方と議論をぶつけ合う程の技量はございませんので事前にご了承の程…。



■うる星やつら関連

特集で、うる星やつらのTVシリーズから人気の高かった4話分と、劇場版2本を見ることができました。…で、感想は……と言いますと………すんません、どうもワタクシうる星やつらとは相性が合わないようです(苦笑)。いや〜、高橋留美子さんの作品では、めぞん一刻、犬夜叉などは面白いと思って読んでいたんですが、それ以外の作品は、興味はあるものの、どうも手に取っては挫折するという経験をしてきたんですよね。で、久々にうる星やつらに再会して、やっぱり「相性悪い」ことを実感しました。「あたるが嫌い」というのが致命的な模様(苦笑)。

なので、TVシリーズ4話分、劇場版1作目は、家事をしながらのバックグラウンドとして見させていただきました。監督の演出がどうのとかいうレベルの話は全然できません(苦笑)。が、劇場版2作目の「ビューティフルドリーマー」っていうのは、途中からしっかりソファーに座ってみてました。ストーリー展開…というのか、舞台設定が結構面白かったのかな。現実と夢の境目の曖昧な世界。

…でも、あたるが嫌いです(をい)


■パトレイバー系

特集では、初期OVAの1、5、6話、映画版1、2を放映。ワタクシ的には、初期OVAは全くダメ、映画版1もダメ…という感じでした。警察もの、ロボットもの…ってことで、私が嫌う要素はないように思えるんですが、実は、数年前にもこのパトレイバーシリーズに興味を持ってTVシリーズのDVDを借りた経験があるんですが、その時にも1枚目の最初の方を見てギブアップしたんですよね。今回、OVA、劇場版1、2を見て気が付いたのは、

 ノアとアスマが嫌い

ということ。この2人の話になると、ど〜も見たくなくなるのね。ふと考えると、あすまとあたるって同じ声優さんじゃない?もしかしたら、私が古川登志夫さんの声があまり好きじゃないってことなのかもしれない…?(ファンの方がいたらごめんなさい…こればっかりは個人の感想なのでお許しを) ま、声の影響もあるとは思うけれど、このなんだか脳天気な2人のテンポが生理的にイヤ…。

そんなことを感じながらも、一生懸命見ていたんですが、

 劇場版2は面白かった!

家事をしつつ見始めたのだけど、いつの間にか、TVの前に釘付けになってました。どうやらノアと遊馬(←ことえり、すごいっ!1発で変換したっ!)は嫌いだけど、後藤としのぶさんは好きらしい。この2人の関係を知るためにならOVAやTVシリーズを見てもいいかも…という気持ちになりましたよ。


…結局、私の感覚は「キャラ優先」ってことなんですかね?(笑)

魚眼レンズ風のカメラワークも面白かったし、映像としても劇場版2は面白かった。パトレイバーのメカ自体は全然活躍しなかったけど、私はメカには全く興味がないし、全然OK、ということで。東京という街が1人のテロリストにより戒厳令の状態に陥るという話。日常感と緊張感と違和感の背景に見入ってしまいました。



■Avalon

この特集を見るまでは全く知りませんでした、この映画。押井監督が撮った実写映画。俳優もロケもポーランド。言葉もポーランド語とのこと。生活感のない街に暮らす人々、彼らが興じているのはオンラインゲーム。オンラインゲームの中で戦い、殺し合い……で、ゲームを終えても、色のない全く無機質な世界(現実?)。そのゲームの中で、主人公の女戦士が「未帰還者」がいるというスペシャルAという「あり得ないフィールド」を求め現実世界とゲームの世界で情報を集め、そこに辿り着く……という話。映画のほぼ大部分は、彩度がとても低い「セピアカラー」の世界。ゲームの戦場から日常に戻っても、その日常すらゲームの中の様な世界。街角にいつも同じように人がたたずみ、電車に乗っても、毎日人たちが同じ格好で乗っている(RPGの世界そのもの)。主人公がアパートに戻ると、そこには唯一「生きた」ものとしてビーグル犬が待っている。愛犬のビーグルに餌を与え、タバコを吸い、お酒を飲んで、そして端末に向かう彼女。

ゲームからの未帰還者が、現実(?)世界で意識不明の植物状態になるとか、フィールドのバグがあって不思議な世界に入り込むとか、これってどこかで見たような……

 って、.hack の話とスゴく良く似ている

.hackは、アニメも見たし、ゲームもvol2まではやったけれど、何かこうワタクシ的に満たされない感覚があったのだけど、このAvalonは最後まで面白く見ることができましたよ。映像のキレイさや、得体の知れない現象や、予測できない結末にゾクゾクさせられましたよ。

最後まで見ても、結局、なんだったのかよくわからなかったんですけどね(苦笑)。

ゲームの世界、現実と思っている世界、ゲームの中のさらに奥にある「リアル」と呼ばれる現実のような…でも多分虚構の世界…………一体、彼女が……そして、私たち自身が生活している「現実世界」というのは、どれが本物なのか……????と考えさせられました。


…ネットゲームでの未帰還者……というのは、もしかしたら、ネットゲームから卒業してリアルな世界に戻っていった人たちなのかもしれない……。……となると、私は一生未帰還者に慣れないかもしれない(笑)。


そして、もう1つ考えさせられたのは、日本人が作った「洋画風SF映画」について。
見ている時に、「ファイナルファンタジー」を思い浮かべながら見ていたのね。あれは登場人物も全てCGで作っているという意味ではAvalonとは違うものではあるのだけれど、「洋画風、日本のSF映画」という意味では括れると思うのね。「FF」への私の評価はとても低い。でも「Avalon」は面白かったと言える。その違いは何だろう? …これはとても個人的な感想なのかもしれないけれど、「Avalon」には、アメリカ映画にありがちな「とって付けたような恋愛表現」が「ない」ということ。同じ主題でハリウッド制作されたら、きっとどこかに「とって付けたような恋愛表現」が組み込まれるに違いない…と思ったんですよね。私はあれが嫌い。アメリカ人は「ハグ」と「キス」がないと映画じゃないと思ってるんじゃ?と思えるほど、お決まりでしょ…。必然性があるならいいけど、「え?なんでこの2人にその感情が!?」とビックリする映画が多すぎ!…ということで、「Avalon」はそういう展開にならなかったところが嬉しかった。そういう意味で(論点はずれているのかもしれないけれど)、「Avalon」は、「日本人が作った映画」なんだな〜という気がしたんんですよね。


■攻殻機動隊系

押井特集では、劇場版2作(GHOST IN THE SHELLとイノセンス)を流していましたが、どちらもDVDを持っているから……という理由で、今回はちゃんと見ませんでした。

ただ、攻殻機動隊系の作品を今まで見てきて、私はSAC(TVシリーズ系)のほうがしっくり来る…とは感じているところ。ただし、劇場版が嫌いというわけではなく、単に、劇場版には私の頭がついていけない…ってだけ。SACのほうが(こちらも難解ではあるのだけど)比較的分りやすい。

劇場版2本は押井作品で、SACになると神山作品という感じに分類されるのならば、私は神山作品んほうが好きなのかな…とも思う。精霊の守り人も好きだし、パトレイバーを見てみないと……と思ったキッカケになった「ミニパト」という短編作品も神山さんの作品だし。

と、分類しては見たものの、攻殻機動隊では、既にキャラクタに思い入れができてしまっているので、今後も「嫌い」にはならないんだろうとも思う。なので、押井作品だとか神山作品だとか、そういうところを越えて、既に世界観に入り込んでいる…んでしょう。それが、何のせい(おかげ)なのかは分析できないけど…。





とにかく、押井守特集、見終わりました。
あ〜〜〜〜、スッキリ〜〜〜〜っ!
中途半端な感想ではあるけれど、とにかく今の考えをメモしておかなくちゃ…ってことで日記にしてみました。

2007年9月10日月曜日

ああっ女神さまっ、ONE PIECE、etc...

最近見たアニメ、読んだマンガについてのいろいろ〜。

■ああっ女神さまっ TVシリーズ第1弾 ◎

TVシリーズの1stシーズンをDVDで見終わりました。面白かった〜。ふつーの(どちらかというと冴えない)大学生のところに、お助け女神事務所からキレ〜な女神さまが派遣されてきて、一緒に住むことになりました〜な、ラブコメ。女神という超常現象的存在がいたり、それがユグドラシルという「システム」によって運用されていて、バグとかシステムダウンとかそんな言葉も出てきたりと、そんな細かい部分も楽しいし、コメディのテンポも結構好きだし、なんと言ってもキャラが可愛いっ!

ということでTVシリーズ第2弾も借りることに決定〜!


■ONE PIECE コミックス16〜30巻 ○

面白い〜!(って、そればっか?笑)
16〜30巻までを借りて読み終わったのだけど、話が途中だ〜〜〜っ!…ということで、早く続きが読みたいっ! 16〜30は、チョッパーと出会う島での話と、ビビの国での話と、空島の話。で、空島の話が途中というところ。
読んでいて思ったけれど、ONE PIECEって主要人物がたくさんいるし、それぞれがバラバラに別れて事件に巻き込まれることが多いから、あちこちでいろいろなバトルシーンが平行に進んでいく。そんなわけで場面転換がスゴく多い! 一気に読まないと、誰がどこで誰とどういう状態になっているのか、さっぱり分らなくなるよね! これ、週刊誌で小出しに読んでいたら訳が分からなくなりそう〜〜〜っ! コミックスになってから、それも10冊単位ぐらいで読むのが一番いいのかもっ!(コミかるで借りるのは正解かもっ!笑)

ちなみに、30巻まで読んでみて、やっぱり私はサンジが好きみたいです〜(笑)。サンジの姿を見ているだけでも幸せだわ〜。ちょっと変なヤツだけど、ナミ(美しい女性なら誰でも?)のためには必死になってくれちゃうし、意外とすぐにやられたりするけど結構強いし、なんだかたまらなく愛おしい〜(笑)


■彼氏彼女の事情 TVシリーズDVD

DVDの1巻を借りてみました。某るろさんちでコミックスの最初の巻を読ませてもらったことがあって、それから気になってはいたんだけど、少女マンガだしな〜と、ずっと優先度低いままでぽすれんに登録してあったんですよね。が、このあいだ、ふと知ってしまったんですよ…

 これが鈴木千尋さん(※)のデビュー作なのね!
 (※:TOAのルーク♪)

デビュー作で主要人物! どんな感じなんだろう〜と思ったら、いや〜、新人とは思えないぐらいいい感じ〜(いや、もう惚れてるからメロメロってだけな気も…(笑))。ちょっと暗い部分のあるラブコメ(?)なのだけど、映像の作り方が結構面白い。風景カットを何度もくり返し使って心理状態を表してみたり、カメラアングルが面白かったり。キャラクタはいかにも少女マンガなのだけど、細かいところまで描き込んであって好印象。鈴木千尋さんの声だけ聞いたら1巻でやめちゃおうかな…と思っていたけれど、もうちょっと見てみるつもり〜。


■ひぐらしのなく頃に 解 TVオンエア中 ○

オンエア中のアニメで、今まで感想を書いてきたものについては、9月で終わるものが多いだろうからその時にまとめて…と思っているのだけれど、これは7月からオンエアがはじまった新しいもの。以前に見ていたものの新シーズン。とある村で起こる猟奇的事件が、少しずつ物語の分岐が変わって何度もくり返される……という物語。どんなに分岐しても、最終的には悲劇で終わっている…という、ちょっと不思議で恐い話だったので、「今回もまた同じような物語なのかな…」と思って見はじめたら、今回はその謎解き…というのか、歴史が繰り返されることを知っている少女の視点だけで描かれていて、悲劇的な結末に向かわないように…と物語を変えて行こうと努力してる…というストーリー。最終的に悲劇にならずにすむのかどうかまだ分らないけれど、「悲劇じゃないのかも?」という希望があるのでどんどん引き込まれている…というところ。
相変わらず絵は好きじゃないのだけど、キャストは結構豪華だし、ストーリーの展開のさせ方が面白くて眼が離せなくなってきました。これは1クールだけなのかな?



10月からはTBSの土6がガンダムに戻るし、また録画する番組がたくさんあるんだろうなぁ〜と、ただいま物色中。