2009年4月3日金曜日

映画「キサラギ」○

TVで放映されていたのを録画して見ました。2007年公開の映画。

自殺したD級アイドルの1周忌に集まった彼女のファンのお話、ってことと、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、香川照之なんかが出演するってことを公開時のTV CMで知って「なんか、面白そうじゃん!…でも、映画館に行く映画じゃないよなぁ」と思ってた作品。

録画してみてみたら、面白かったです。
(でも、映画館に行く映画じゃないな…というのは正しかったかも(笑))


出演者の顔ぶれや、CMでの扱われ方から、コメディー色の強いストーリーなのかと思っていたのだけど、実際には、1年前に死んだアイドルの死因を巡って、5人の男たちが推理する…という密室推理劇。映画の舞台は、とあるビルの屋上に立てられたプレハブ小屋の1室だけ。その中で、次々と分かっていく真実。そして、やがては事件の真相に……

…と書くと、なんだか暗くて怖い映画っぽく聞こえるけど、出演者たちのオトボケな演技で、暗い話をコミカルに描いているのが面白かった。1つの部屋だけで、コミカルで大げさな演技を披露するので、見ている途中で、映画ではなく舞台芝居を見ているかのような錯覚に陥るのもちょっと面白かった。

見てよかった〜。面白かった。意表をつかれた映画だったわ。



ところで、この映画の小栗旬がなかなか可愛かった。実は小栗旬って、ワタクシ的には嫌いなタイプの俳優に分類されていたんですよね(演技は見たことがなかったけど、容姿が私好みじゃないことと、愛しの工藤新一を演じるなんておこがましいっ!…みたいな先入観があって(笑))。いやいや、小栗旬、いいじゃないですか。…でも、容姿は好みじゃないから、今後ファンになるってことはないだろうけど、いちおう、「嫌い」分類からは除外することにいたします。あぁ、ファンの皆さんゴメンね。上から目線の発言で(ぺこり)。