なんだか無性に映画館に行きたくなって(映画が見たい…というより映画館に行きたい)、そうだ、今日ってレディースデーじゃんっ!と気がついて、映画館に駆け込み(いや、走ってないけど)、映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見てきました。(写真が関係ないじゃん…というのは気にせず読み進めてください。あとで分かるかと(笑))。
面白かった…というのは語弊があるかもしれないけど、面白かった。
結構重たい話題なのに、適度にコミカルな演出で惹き込み、犯人探しの推理部分で惹き込み、そして、最後のほうには報道映像を見ているようで涙があふれてくるシーンもあり…と、2時間の長さを感じさせない映画。そして、なんといっても…
堺雅人がカッコ良かった。
も〜、反則でしょ、こんな役っ!…ってぐらい、カッコいい役でした。
なんでこの映画を選んだか…というと、TVで映画のCMを見たときに堺雅人が出ていることが気になったから。それ以外に分かっていたのは「なんかのドラマの外伝…とか、だっけ?」ということだけ。えっと、「チーム・バチスタのなんちゃら(をい)」っていうドラマの関連映画だったんですね(見ていて「バチスタ」という言葉が出てきて、あぁ…と気がついた程度。ドラマの方は見てないのね)。
この映画のタイトルが頭に残っていた理由も思い出しました。堺雅人以外にも引っかかっていた「理由」があったんでした。
それは、「容疑者Xの献身」を見なかったことを、実はひっそり後悔していたから…。
映画が公開されたときに、すご〜く気になっていたんですよね。でも、「ガリレオ」っていうドラマの関連映画だって言うし、ドラマ見てない私じゃ分からないかもしれない。じゃ、DVDでドラマの最初だけでも借りて見てから行こうかなぁ……などと思っているうちに終わっちゃったのね。
でも、なんだかすご〜く気になっていたんですが、今年になってから劇団キャラメルボックスが、お芝居で「容疑者Xの献身」をやるって知らせが入って、一大決心。
…なにを決心したか…っていうと、「原作を読んじゃえ!」って。
え、それで一大決心なの?…というツッコミはこっちにおいといて…
で、原作(「容疑者Xの献身」)を読んだら、めちゃめちゃ面白かった…と。で、さらに、映画を見なかったことを後悔した…と。
そんなわけで、なんかのドラマ(タイトルは忘れてる)の関連映画である「ジェネラル・ルージュの凱旋」も見ておかないと後で後悔するかも…とね。
ところで(ここからかなりヨタ話)、ワタクシ、文庫で「容疑者Xの献身」を読んでいる時、実は、「容疑者」さんを、すっかり「堺雅人」のイメージで読んでました。「ちょっと外見かの記述は違うけど、イメージはバッチリじゃん」とか思いながら(笑)。たぶん、「ジェネラル…」のCMの堺雅人のイメージが頭にこびりついていた&ドラマの関連映画という共通点で混線していたのね。
で、途中で気がつきました。あ、そいえば、これは「堤真一」だったじゃん、と(笑)。気付いてみれば、それも「イメージピッタリじゃん!」って思うあたりがいい加減だけど(笑)。
で、あまりに「容疑者Xの献身」が面白かったので、カバ氏にもその感動を伝えてみようと…
「この小説、すんごく面白いの! ドラマもやっていた話の映画版なんだけどね、殺人事件があってね、その謎を刑事と、その大学の同級生の物理学者が解くって話なのよ。でね、でね…」
と話してみたら、カバ氏が(冗談で)
「あ〜、手品師とカツラの刑事が出てくる奴ね(笑)」と
「そりゃ、TRICKだよっ!阿部ちゃんじゃなくて、福山!」
とツッコミ入れつつも、あれ?ちょっと似てるかも?とか思っていたワタクシ。今日の「ジェネラル…」を見て、なんだかさらに不思議な気持ちになりました。
…だって、阿部寛が出てるんだもん……(ドラマ見てないし、CMも堺雅人しか見えてなかったから知らなかった)。それも、なんか、阿部ちゃんの役、コミカルだからTRICKっぽいし………。
というわけで、私の中で、「チーム・バチスタ(のなんちゃら←思い出せない)」と「ガリレオ」と「TRICK」がごちゃ混ぜになったのでありました。
で、「容疑者…」があまりに面白かったので、ガリレオシリーズの原作買っちゃいました、の図。あっという間に読み終わりそう〜。