2007年8月2日木曜日

コミックス「ラブ☆コン」「フルーツバスケット」

コミかるでレンタルして読みました。
「ラブ☆コン」と「フルーツバスケット」。


■ラブ☆コン 1〜16巻 ◎

16巻でいちおう完結。番外編が出るみたい。買っちゃいそう(笑)。
で、感想は……

 おもしろかった〜〜〜っ!

1巻からもう一度読み直しているところ。156cmの男の子と、172cmの女の子の凸凹コンビの恋愛もの。恋愛もの…と言っても、関西弁のボケツッコミのすきっとしたテンポの楽しいマンガ。絵もうまいし(私好み)だし、セリフやコマ割のテンポがスゴくいいっ!

アニメを見てから面白いと思って原作を読んだのだけど、原作を読んでからアニメを見てみたら

 原作の方がテンポが良くて面白い!

アニメのほうもかなりいい感じに出来上がっていると思うけど、原作のほうが断然テンポがいいっ!

返さなくちゃならないのがさみしい。3回ぐらい読み返したい〜って感じ。最後のほうはちょっと展開がだれてきてはいたけれど、それでも十分楽しめました。



■フルーツバスケット 〜23巻 ○

こちらも23巻で完結。こちらは読み返そうという気にはならない…かな…。最後のほうは、一体どんな結末になるのだろう……と、夜更かしして一気に読んでしまう…という吸引力はあったけれど、楽しい物語ではなかった。

最後のほうは、「え?そんな展開でいいの?都合よ過ぎない?」というのが私の感想。登場人物の関係が複雑に絡みあって、ちょっとやり過ぎ感も…。

えっと、ワタクシ的には、グレさんの気持ちがわかりませんでした。アキトさんの気持ちも…。読み返してみれば、何がやりたかったのか、どんな感情を抱いていたのか理解できるのかもしれないけど、う〜〜〜ん。

こんな感想を書いたらフルバファンに怒られそう〜。んでも、ワタクシ個人の感想ということで、感想に対しての反論、批判はご遠慮ねがえると助かります。

絵と、コマ割のテンポが私好みではなかったというのも一因。目の動きを予測して吹き出しを配置するっていうのもマンガでは重要な要素だと思うんだよね。なのに、フルバでは、読んでいて、セリフの順序を間違えてしまう場面が多発して読んでいるテンポを狂わされました。絵としても、最後のほうは、登場人物の区別がつかなくなってきていて、「みんな同じ顔やんっ!」…とツッコミながら読んでました(苦笑)。これまた「これって誰だっけ?この後ろ姿は誰?」…と、物語とは関係ないところで頭を使わなくちゃならなくてテンポを狂わされる一因。

…あら、辛口になっちゃったわ(苦笑)。


キャラクタとしては、撥春が好きでした。彼は、最初から最後まで、ずっと変わらず、同じペースで生きてましたよね。ナイトキャラだし、カッコいいし、年下だし(<主人公から見て…っていう意味で)。それに、彼は髪型が特殊だったから、ちゃんと描き分けされていたしね(苦笑)。