2007年9月14日金曜日
映画「NANA2」
DVDがやっと借りられたので見ました。感想は
キャストが「1」よりもずっと「っぽい」!
1では、レン、真ちゃんなど、「え〜?ちょっと違う〜」という配役が多かったんですが、2ではそれがだいぶマンガのイメージに近づいていましたね。…って、感想が、内容ではなくてキャストのことからはじまるってのはちょっと変ですが、私の「NANA2」の最大の関心事はそこでしたので(苦笑)。
主人公の1人の、小松奈々の配役も変わっていて、「2」の出だしでは違和感を感じたのですが、しばらく見ているうちに新しい奈々(ハチ)も、なかなか合ってるじゃない、と思えるように。たしかに宮崎あおいは存在感があったけれど、最初から2の配役でもそれほど気にならなかったかも。
レンに関しては、やはり「カリスマ性」はあまり出ていなくて、彼でもちょっと違うかも…とも思ったけれど、「NANA」とは違って「NANA2」ではレンの出番もあまりなかったし、それほど気にならず。逆に、「2」で出番の増えた真ちゃんは、マンガのイメージのまんまでちょっと感動〜。声もアニメでの石田彰さんの声に近かったような。アニメから知った私にも違和感なし。
「NANA」は、どちらかというと大崎ナナにスポットを当てた話になっていたけれど、「NANA2」は小松奈々(ハチ)にスポットを当てた構成にしたんですね。原作と比べると深い重たい感情は少し削られ、巧とノブの間で揺れるハチの周りだけを描いている。そしてラストは、なんとなく
「全てがうまくいくよね」(めでたしめでたし)
な感じで終わらせていて、「完結編」としてはいい感じだったのではないかと。
えっと、でも、原作を知らずに映画だけを見た人の感想はどうなんだろう? あの部分だけを切り出して、ナナとハチの物語は面白いものになっていたのかな?
あとは、原作とアニメを見てから見た私としては、そもそも大崎ナナ(中島美嘉)が物足りないという思いが強くなってしまいました。パクロミさんの声のほうがナナっぽいと感じてしまった…ってところでしょうか。
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2 件のコメント:
ブリュッセルでテレビのチャンネルをころころ変えていたら、NANAをやっていました。フランス語を話していました。やっぱり変な感じでした。
NANAのコミックスが海外でも受けているようだし、映画の方も放映されるんですね! フランス語のNANA〜、ちょっと不思議ですね〜。
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