昨晩放送されていたアニメ夜話の「カウボーイビバップ」の回を見ました。面白かった〜(<最近、感想が簡単だな〜(笑))。
ビバップは、私の中でも評価の高い作品。
アニメの専門家さんたちがいろいろと語っていて、いろいろなことを知ることができて面白かったけど、その中で、「なるほど〜」と思ったのは
・かっこ悪いかっこ良さ
・26曲のアルバム…全てが外伝的ストーリー
という2点(言葉は違うかもしれないけれど)。
私がビバップを好きな理由は、この2点のような気がしたんですよね。
■かっこ悪いかっこ良さ
このアニメの公開以降、「普段はダメダメな主人公がいざというとき頑張る(カッコいい)」というタイプのアニメが増えたのだそうだ。そういえば、私のつぼにはまった「銀魂」も「ONE PIECE」も、もしかしたら「FF7」もそんな感じ?
ビバップでは、主人公のスパイクの周りに人々が集まってきて、その集まってきた人たちが成長したり、いろいろな出来事を起こしていくけれど、主人公自体は「成長しない」という特徴もあるとのこと。なるほど、スパイクには、過去はあるけれど、成長してはいかない。周りの人たちとの関係から、「人間関係」という成長要素があるだけ。
…と、これって「銀魂」とそっくりじゃん〜〜〜!?(笑)
スパイクと銀さんは同じってことで!(笑)
■26曲のアルバム…全てが外伝的ストーリー
全26話あるけれど、大きなストーリーがある訳ではなく、1つ1つがほぼ独立して「外伝的」な話題が続くのも特徴だとか。そう、私がビバップが好きだったのはこの点。だから、全26話中、スパイクが過去に所属していたあの「組織」の話は嫌い。ビシャスと教会で対峙するあの回と、最終回の2話はほとんど見ない。あれは私の求めているビバップじゃないから。
ずっと、あの4人と1匹で宇宙をフラフラしていてほしいから。
…と、この点も、なんだか「銀魂」に似てない?(笑)
そっか〜、「銀魂」って、ちょっとギャグがくだらなくなった「カウボーイビバップ」だったんだ〜〜〜っ!(結論)
そんなわけで、ほんと脈絡ないけど、引き続き、攻殻機動隊SACの第1シリーズを見はじめました。
脈絡ない……と思ったけど、ふと考えると脈絡があるのかも。
攻殻では、映画版よりTVシリーズのSACのほうが好きなのは、上の2点が満たされているからかも…と思ってみたり。攻殻のTV版、第1シリーズも第2シリーズも、いちおうシリーズを通じて1つの大きな事件を扱っているけれど、でも、結局は1つ1つの話が独立した警察もの。そういえば主人公の素子はTV版では成長しない(映画版では成長…というのか、変化しますよね)。
そうか、私はそういう「ず〜っと続いていくかもしれない物語」が意外と好きなのかもしれない。
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