2005年7月1日金曜日

海猿 UMIZARU

海猿 スタンダード・エディション
伊藤英明 佐藤秀峰 羽住英一郎 加藤あい
B0001X9D3Q


このあいだ地上波で放送された映画「海猿 UMIZARU」を見ました。

日本映画にはほとんど興味がないし、そんな映画があったことも知らなかったんですが、来週からフジテレビでドラマが始まることを、「B'zが主題歌を担当する」というニュースから知り、せっかくだから見ておこうかな…と思ったわけ。

 泣きました〜!

海上保安士の中でもなるのが難しいらしい潜水士を目指して訓練を受ける若者たちの精神的成長を描いた映画…ということになるのかな。ストーリー展開は、めちゃめちゃ「ベタ」。でも、そのベタさ加減が、たまらなく感動を生むのね。時にはこういう青臭い映画を見るもの良いのかも〜。

若者たちの成長のストーリーの中に、ちょっとだけ恋愛要素もはいっているのだけど、この加減も良かったです。アメリカ映画だったら、恋愛の部分に力を入れてしまうんだろうなと思われるのだけど、この映画ではホンのスパイス程度。そこが爽やかで気に入りました。

すぐに消そうと思ったけど、とりあえず保存することに決定。

来週始まるドラマのほうはどんな感じなんでしょうね。最近、連続ドラマなんてほとんど見ていない私だけど、「海猿」は見てみようかな〜と思ってます。


ドラマと言えば、藤田まこと主演の「はぐれ刑事純情派」、今週で終わっちゃいましたね。ずっと見ていたわけではないですが、10数年前にBerkeleyにいた頃、日本語放送でやっていたのがきっかけで、たま〜に見てました。TOKIOの城島くんが出ていた時代は特に念入りに見ていたような(笑)。その後の話を知らなかったのですが、ファイナルをみて、彼が殉職したという設定になっていてビックリ。その回は知らなかった〜。残念。そのうち再放送とかで見る機会もあるかな…。


…ところで、amazonのアソシエイツプログラムでの個別リンク、iframeなんかを使った仰々しいものになりましたね……。ヤダなぁ、この形…。デザインを人から押し付けられるのが嫌いなんだよね……。別の方法を考えようかな…。もっとシンプルで、画像を利用できるサービス、ないかなぁ…。
(ということで、別の方法を見つけて差し替えてみました。G-toolsってのを使ってます)

2004年12月13日月曜日

映画「アップルシード」

日本で買ってきたアップルシードを見てみました。ここの掲示板でもちょっと話題になっていたヤツ。オールCGで作られたアニメーション映画。オールCGというと、評判悪かった「ファイナルファンタジー」の映画を思い出してしまうけれど、こちらは人物表現がリアルCGではなくトゥーン・シェーディングというセルアニメっぽいレンダリング方法をとっているのが違う。

ストーリーは、ちょっと複雑すぎて途中でわかりづらくなって、最後にどこに感動していいのか微妙に判らなかったりしたんですが(苦笑)、画像的には非常に満足。ファイナルファンタジーでは、CGで作られた人物の表情が無さ過ぎて気持ち悪く感じたのだけど、それがトゥーンシェーディングでのマンガチックな人物になると、あまり気にならないのがいい感じ。最初の数分は、リアルに作られたCGの背景と人物がしっくりこない気がしたけれど、それもほんの数分だけ。アクションに目を奪われている間にいつの間にか受け入れることができていた感じ。同じ手法で作られた3Dゲームをプレイしているゲーマーとしては、世界に入り込みやすいというのもあるのかもしれない。

ちょうど日本にいる間に発売されたんでDVDを買ってきたのだけど、買ってよかった〜!という感じ。ストーリーの微妙なところがまだよくわかってないし、また何回か見ることになりそう。

(2004/12/13 05:53:22の日記から抜粋)

2004年10月24日日曜日

ヒカルの碁[アニメ] 所感

ゲームの合間に「ヒカルの碁」のアニメを見始めました。いまのところ、36話…プロ試験の予選と本戦の間、碁会所で洪スヨンと対戦したところ…まで見ました(←これから見る人がいるかもしれないから一応ネタバレ対応)。アニメは70話ぐらいでしたっけ。もう半分見たんだ。

原作を先に読んでいて、あとからアニメを見る…というパターンは私にしては珍しいんで、アニメを見ながらいろいろと「あ〜、私のイメージと違うっ!」というのがあって、それを書いておこうかとおもってね。

まずは、なんといっても声。

実は、アニメは全然見るつもりは無かったんだけど、見始めてしまった理由は、緒方九段の声が藤原啓治さんだと知ったから。私の脳内音声では、緒方九段は子安さんの声でしゃべっていたんですよ。どうしても藤原さんには置き換えられないのよ。それで見てみようかと。で、見た結果、藤原さんの声はかっこいいし、大好きだっ!……が、やっぱり緒方九段は子安さんのほうがいい感じだなぁ〜。藤原さんだとちょっといい人っぽすぎるような気が。

と、いきなり脇役から入っちゃいましたが、まずは、ヒカル、アキラ、佐為あたりの話をしないといけないよね。ヒカルは…、ちょっと声が高すぎる感じ。30話以上見たあとでも、まだ違和感がある感じ。この声のままもう少し成長したところまで演じるんだよね。大丈夫なのかな。女性の声優さんが演じるのは、まぁ、仕方ないんだろうけれど、もう少し低い男っぽい声の方が良かった気が…。

アキラは、脳内アキラ声とはちょっと違うのだけど、わりとイメージが近いかも。佐為は、最初はなんとなく違和感あったんですが、だんだんいい感じになってきました。つーのか、最初の違和感は、あれですよ、それ。どうも「すきしょ※」の祭(まつり)の顔がちらついて…(笑)。

(※「すきしょ」ってのは、ボーイズラブ系のゲームなんだけど、そのゲームに出てくる世話焼きの生徒会長(祭くん)が、佐為の声だったのね(笑))

登場人物に少年が多いから女性の声優さんが多くなるのは覚悟していたけど、三谷くんが女性だったのにはちょっとビックリ。う〜ん少年だからそうなんだろうけど、三谷くんはもっと低い声でもよかったのに…と。このかた、演技もあまり好きじゃないなぁ…(ファンの方ごめんよ)。ホッとしたのは加賀くん。男性の声優さん(伊藤健太郎さん)でよかった。このかた、私はあまり知らない声優さんなのだけど、雰囲気が小野坂さんの声に似てる感じですよね。私の脳内声とはちょっと違ったのだけど(なんせ加賀の脳内声は置鮎さんだったから(笑))これはこれでヨシっ!

あとね〜和谷くんと伊角さんもちょっと違う…けど、まぁ、こんなもんかな、という感じかなぁ〜。和谷くんは、もうちょっと男っぽい声でもよかったのに〜。…って、難しいんだろうなぁ…。…と否定的なことばかり書いたけど、脳内声と実際の声がほとんど違和感無かったのは、海王中の岸本くん。調べてみたら櫻井孝宏さん。あ、本田君の声も櫻井さんなんだ。本田くんにはちょっと渋すぎるかも(笑)。

原作を最初に読んでしまうと、かなり声には違和感がでるもんなんですね。まだ出てきていない倉田さんとかがどんな声なのか楽しみ(というかちょっぴり不安)。

声以外では、髪の毛の色合いとかにいろいろと違和感が。まずは、直前まで鋼の錬金術師なんかを見ていたからか、全体的な色合いのキツさが最初辛かった。髪型だけじゃなく、全体のトーンがとげとげしていてちかちかしちゃって。もう少しコントラストを押さえたほうが好きだな…。

髪の毛の色とかは、原作を読んでいるときに「脳内変換」してないし、漫画の方でもカラーベージなどがあるから違和感はあまりないはずなんだけど、それでもいくつか。まず1つ目は加賀くんの髪の色。赤だったでしょ。…確かに漫画の方をチェックしてみたら赤っぽい色で塗られているんだけど、私の脳内加賀髪色ははっきりと「ベタ黒」なんだよね。黒、黒、黒。…なのに、割としっかりと赤でビックリ。

それから、森下門下の冴木さん(すげ〜脇役?(笑))。絶対にオレンジ色だと思ったのに、灰色っぽくてがっくり。そもそも、なんでオレンジ色だと思っていたのかのほうが疑問か?(笑)


そう言えば、アニメの方では対局のときに石の運びがはっきり表現されているので、漫画を読んでいる時よりも碁の石の動きがわかるようになりました。…といっても、全く勉強するつもりがないので真剣には見てないんですが、漫画のときなんてセリフだけ追いかけて盤面見てなかったもん(笑)。アニメ見て、ちょっと勉強してもいいかも…なんて心の片隅で思ったりして。…ま、思うだけだろうけど。こういうゲーム苦手なんだよね〜(笑)。

2004年10月10日日曜日

鋼の錬金術師[アニメ] 最終回

実家からビデオが送られてきて、鋼の錬金術師の最終回まで見ることができました。私が見ていたのは、光のホーエンハイムが登場した回ぐらいまでで、それ以降の最終回までの7話を一気に見ることになりました…。

はぁぁ……そうですか、そういう風に終わらせましたか…。
最終回は、時間的にはいつもと同じなのに、なんと長く感じたことか…

[以降ネタバレあり]
あの人は、この人は、そしてアルは、エドは…? と、最後までハラハラしながら見ました。まだざっと見ただけなので、理解しきれてないし消化しきれてないんですが、なんだか暗かったですね…。そもそも暗い話なのだけど、ほんとに辛かった。いや、辛さはまだこれからも続いて行くのだろうと思うと胸が痛い。

どんな風に終わらせるのか楽しみにしていたけど、実は、「あらら、結局何もできなかったのね。またさらに賢者の石を求めて2人で旅に出るのね。いってらっしゃ〜い」…なんて感じの終わり方になるんじゃないかとタカをくくっていたんですよ。機会あらば続編でも作って、最遊記のように延々と続くのかしら…と。そういう終わり方にしたら、「やっぱり」とか言いつつも「商売うまっ!」とか文句を言ったのかもしれないけどね。

1つ1つ、一人一人の結果を思い浮かべてみれば、それぞれにそれなりに良い方の終わり方をしているのかもしれない。文句がある結末じゃない。でも、なんか、とってもとっても辛い終わりかただったような気がする。

エドは結局命を落とすことはなかったし、アルは元の体に戻れたし(<これはずっと望んでいた結果)、マスタング大佐(准将)は死んでいなかったし、ホークアイ中尉はロイのそばにいてくれるし(「だから美しい」なんて言われちゃってるし。きゅ〜)……。

でも、エドとアルが離れてしまったことがめちゃめちゃ辛い。兄弟がいつでもベタベタ一緒にいられるわけじゃないのはわかっているし、それはそれで奇妙だけど、あんなに絆の強かった2人が、互いの存在を確認できない状態で離れてしまったのが辛い。いつか、あの2人は、互いの無事を確認できる機会を持てるんだろうか…。いや、持てなくてもつながっているのかも。

それからね、1つ、ものすごく悔しかったのは、エドが一度死んでしまったこと。最終的には、生きてるんだからいいじゃん……って自分でも思うんだけど、だけど、なんだか心の片隅で、その事実が許せない。え〜、誰に対して許せないのかわからないけど…。エドに対して許せないのかな。よくわからないけど……。


うわぁ〜ん、なんだかめちゃくちゃ悲しいよぉ〜。
ゲームでエドとアルが仲良く並んで走っている姿見たら泣きそう〜。
コミックスでも読んで心を落ち着けよう…(コミックスの方がずっと気楽だ…)


…ところで、荒川先生は、コミックスの方の「結末」をすでに決めていると話していたけれど(なにかのインタビューで)、いったいどんな結末なんだろう〜。結末、無くていいです。もう、ず〜っと2人で旅していてください〜〜〜〜っ!

あ、これってCOWBOY BEBOPが終わったときの気持ちになんだか似ているかも…。

2004年10月9日土曜日

ハガレン放送局CD聞いたよ

ハガレン2のプレイはちょっとお休みして、今日はちょっとアニメのビデオなんぞを借りてみてみたり。借りたのは、ハガレンのレンタルビデオ6,7、ヒカルの碁1、最遊記Reload Gunlock最後の5話分のTV録画ビデオ。ハガレンは2クール目の後半ね。2クールめの最後のエピソードではまたもやどどどっと涙。最遊記Gunlockはとうとう最終回まで見たんだけど、う〜ん、Gunlockはいまいち面白くなかった…かなぁ。どうも最後にほうにでてきた男が気に食わなくて…。あの、へろへろの京都弁(?)が鳥肌立つほどイヤだったのよ。なんでアメリカ人が京都弁なん?(むかっ)。

で、ヒカ碁。コミックスでストーリーは全部知っているのだけど、ふと魔が差してアニメにも食指が…。魔が差した理由は、緒方九段の声が藤原啓治さん(ハガレンのヒューズ中佐)だと知ったから。藤原さんの声には、以前にもガンダムMS08小隊で引っかかってるし、ど〜も好きな声らしいのよね。ご本人も結構かっこいいし♪ 緒方九段、さすがにかっこ良かったですわ。っつーても1巻には最初の3話しか入ってなくて、緒方九段は子供囲碁大会のときと碁会所にヒカルを引っ張って行くシーンだけだったんですけど(笑)。その他の配役は…どうも、ヒカルも佐為もアキラも、微妙に私が思っている声と違っていた…という感じ。ヒカルの声、可愛すぎません?声優さんは、えっと〜、あ、ときメモGSの奈津実ちゃんじゃないっすか。

ついでに紀伊国屋によって、アニメージュやら電プレやら買ってしまいました。アニメージュは置鮎さんの写真が(小ちゃいけど)載ってたから。電プレは表紙がラジアータだったから(えっと、きっと日本と比べると1ヶ月ほど遅いかと…)。う〜ん、置鮎さん、細いっ。以前のイメージとだいぶ違って妙にすらりとしてますね〜。これでスカーの声だと、見た目とイメージがだいぶ違うのかもね(なんか、どこかのインタビューでそんな風に書かれてた)。

ところで、こんなCDも買ってしまいました。

ラジオDJCD ハガレン放送局 格の違いを見せてやる スペシャル!
ラジオDJCD ハガレン放送局 格の違いを見せてやる スペシャル!
ラジオDJCD ハガレン放送局 格の違いを見せてやる スペシャル!(CCCD)


めっちゃくちゃ面白かった。ラジオ番組のスペンシャルってことで1時間ぐらいのCD。エドとアルがパーソナリティーで、ゲストに大佐と中佐とウィンリイが来ているという豪華なCD。エドの朴さんは普段の声も少年っぽいのね。そしてアルの釘宮さんはめっちゃ可愛い声。同一人物とは思えないぐらいの可愛い女の子声。エドの朴さんの司会進行もかなりツボで、ほんとう〜〜〜〜〜に面白いCDでした。

もう、ワタクシ、毎日がハガレン漬け。はっはっは。い〜んでしょうか?(笑)

1992年10月22日木曜日

芝居「また逢おうと竜馬は言った」キャラメルボックス

キャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」を見に行った。

席はE22。張り出した舞台の正面。5列目。追加公演であったためか席の割当がうまくいっていないらしく、加藤さんの時間伸ばし前説が長い。私の前の席には後から来て、どうも席がダブルブッキングされてしまったらしい男性が座った。座高が高い…。ちくしょ〜。

聖蹟桜ヶ丘のアウラホールでは、椅子はパイプ椅子。モリエールの2倍ぐらいの小劇場。

さて、芝居の内容の方は、ちゃまが言っていたように、いつもよりもハードだった。

今回は演出が成井さんではない。劇団ショーマの高橋いさを。ストーリーの作り方、アイデアは成井さんのパターンなのだが、役者が違うことと(だぶん)演出が違うことで、ずいぶん変わった。

今回の坂本龍馬の役をこなせる人はキャラメルのメンバーにはいんばいだろう。相手役になっていた西川さんでは芝居の質が違う。西川さんと竜馬が会話するシーンで西川さんが「お百姓さんをバカにしちゃいけないんだぞ〜」と言ったひとことが、ずいぶん浮いていたと感じたのは私だけではないだろう。キャラメルの以前の芝居では、あのセリフの雰囲気は異質ではなかったけれど、竜馬役の川原和久とは相容れない感じだった。

家に帰ってから次の日、銀河旋律のビデオを見たときに思ったのだが、キャラメルボックスの役者陣はテンションが高い。その場(会場)にいると自分もそのテンションに引き込まれているらしく、気がつかなかったが、ビデオで見るとすこし鼻につく感じ。遊眠社のビデオを見た時、そう思っただろうか…。ビデオで見る芝居だから…という理由だけではないように感じた。

それに比べると川原の演技はとても自然だった。私は劇団ショーマの芝居を見たことはないけれど、両方の劇団を知っている人は、この2つの劇団の合作なんて想像もつかないのかもしれない、なんて思った。

それにしても、上川くんはいい役者になった。もちろん、キャラメル風のいい役者ではあるのだけれど…。この調子だと、西川+大森ではなく、上川+大森がメインになってしまいそう。

そういえば、今回のストーリーには「子供」が登場しなかった。成井さんのストーリーのパターンも少し変わってきたのかな……。