2004年10月24日日曜日

ヒカルの碁[アニメ] 所感

ゲームの合間に「ヒカルの碁」のアニメを見始めました。いまのところ、36話…プロ試験の予選と本戦の間、碁会所で洪スヨンと対戦したところ…まで見ました(←これから見る人がいるかもしれないから一応ネタバレ対応)。アニメは70話ぐらいでしたっけ。もう半分見たんだ。

原作を先に読んでいて、あとからアニメを見る…というパターンは私にしては珍しいんで、アニメを見ながらいろいろと「あ〜、私のイメージと違うっ!」というのがあって、それを書いておこうかとおもってね。

まずは、なんといっても声。

実は、アニメは全然見るつもりは無かったんだけど、見始めてしまった理由は、緒方九段の声が藤原啓治さんだと知ったから。私の脳内音声では、緒方九段は子安さんの声でしゃべっていたんですよ。どうしても藤原さんには置き換えられないのよ。それで見てみようかと。で、見た結果、藤原さんの声はかっこいいし、大好きだっ!……が、やっぱり緒方九段は子安さんのほうがいい感じだなぁ〜。藤原さんだとちょっといい人っぽすぎるような気が。

と、いきなり脇役から入っちゃいましたが、まずは、ヒカル、アキラ、佐為あたりの話をしないといけないよね。ヒカルは…、ちょっと声が高すぎる感じ。30話以上見たあとでも、まだ違和感がある感じ。この声のままもう少し成長したところまで演じるんだよね。大丈夫なのかな。女性の声優さんが演じるのは、まぁ、仕方ないんだろうけれど、もう少し低い男っぽい声の方が良かった気が…。

アキラは、脳内アキラ声とはちょっと違うのだけど、わりとイメージが近いかも。佐為は、最初はなんとなく違和感あったんですが、だんだんいい感じになってきました。つーのか、最初の違和感は、あれですよ、それ。どうも「すきしょ※」の祭(まつり)の顔がちらついて…(笑)。

(※「すきしょ」ってのは、ボーイズラブ系のゲームなんだけど、そのゲームに出てくる世話焼きの生徒会長(祭くん)が、佐為の声だったのね(笑))

登場人物に少年が多いから女性の声優さんが多くなるのは覚悟していたけど、三谷くんが女性だったのにはちょっとビックリ。う〜ん少年だからそうなんだろうけど、三谷くんはもっと低い声でもよかったのに…と。このかた、演技もあまり好きじゃないなぁ…(ファンの方ごめんよ)。ホッとしたのは加賀くん。男性の声優さん(伊藤健太郎さん)でよかった。このかた、私はあまり知らない声優さんなのだけど、雰囲気が小野坂さんの声に似てる感じですよね。私の脳内声とはちょっと違ったのだけど(なんせ加賀の脳内声は置鮎さんだったから(笑))これはこれでヨシっ!

あとね〜和谷くんと伊角さんもちょっと違う…けど、まぁ、こんなもんかな、という感じかなぁ〜。和谷くんは、もうちょっと男っぽい声でもよかったのに〜。…って、難しいんだろうなぁ…。…と否定的なことばかり書いたけど、脳内声と実際の声がほとんど違和感無かったのは、海王中の岸本くん。調べてみたら櫻井孝宏さん。あ、本田君の声も櫻井さんなんだ。本田くんにはちょっと渋すぎるかも(笑)。

原作を最初に読んでしまうと、かなり声には違和感がでるもんなんですね。まだ出てきていない倉田さんとかがどんな声なのか楽しみ(というかちょっぴり不安)。

声以外では、髪の毛の色合いとかにいろいろと違和感が。まずは、直前まで鋼の錬金術師なんかを見ていたからか、全体的な色合いのキツさが最初辛かった。髪型だけじゃなく、全体のトーンがとげとげしていてちかちかしちゃって。もう少しコントラストを押さえたほうが好きだな…。

髪の毛の色とかは、原作を読んでいるときに「脳内変換」してないし、漫画の方でもカラーベージなどがあるから違和感はあまりないはずなんだけど、それでもいくつか。まず1つ目は加賀くんの髪の色。赤だったでしょ。…確かに漫画の方をチェックしてみたら赤っぽい色で塗られているんだけど、私の脳内加賀髪色ははっきりと「ベタ黒」なんだよね。黒、黒、黒。…なのに、割としっかりと赤でビックリ。

それから、森下門下の冴木さん(すげ〜脇役?(笑))。絶対にオレンジ色だと思ったのに、灰色っぽくてがっくり。そもそも、なんでオレンジ色だと思っていたのかのほうが疑問か?(笑)


そう言えば、アニメの方では対局のときに石の運びがはっきり表現されているので、漫画を読んでいる時よりも碁の石の動きがわかるようになりました。…といっても、全く勉強するつもりがないので真剣には見てないんですが、漫画のときなんてセリフだけ追いかけて盤面見てなかったもん(笑)。アニメ見て、ちょっと勉強してもいいかも…なんて心の片隅で思ったりして。…ま、思うだけだろうけど。こういうゲーム苦手なんだよね〜(笑)。