2007年6月30日土曜日

テイルズ・オブ・ファンダム Vol.2



今日はファンダムVol.2の話題…。えっと、ファンダムVol.2が「すんごく気に入ったわ〜♪大好き♪」…っていう方は読まないでください(苦笑)。これはあくまでも、ワタクシ個人の感想ですからね。文句言っても訂正しませんからね〜。


…と、注意をしたところで、いってみましょぉ。




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デスティニーもまだ終わってないのに、テイルズの新しいゲーム(?)が発売されました。デスティニー終わってないけど、せっかく予約してまで買ったんだから、ちょっとやってみるか……と、立ち上げてみました。
http://namco-ch.net/talesoffandom2/index.php


で、感想。




え〜、3時間程おつき合いしましたが……


 耐えられん〜〜〜っ!(涙)






全部はチェックしていないんですが、4つのアドベンチャーパートというのと、ミニゲームが入っているらしい。ミニゲームは、そもそも苦手分野なので、全くやる気はないんですが、アドベンチャーパートというのに興味があったので買ったんですよね。

ゲームを始めると、藤島キャラのテイルズ3つのソフトのクライマックス近くの状況からストーリーがはじまるのね。ファンタジアはダオス城に突入する直前、シンフォニアはオリジンの解放の直前、アビスはエルドラント突入直後。で、意を決して進んで行く3つのソフトの登場人物たちが、不思議な光に包まれ、全く知らない時空に飛ばされてしまう……という状況に。

そこから、アドベンチャーパートとミニゲームを選ぶことができる…という感じ。



で、まず最初に、一番期待してた、「大切な場所」というファンタジアのアドベンチャーパートへ。フィーチャーされているのは、本編ではサブキャラであるチェスターとアーチェ。本編の最後のほうでは、微妙にラブラブチックになっていたこの2人が、まだ仲が悪かった時代の物語…というドラマ。

アドベンチャーパートと言っても、本当に単なる「ドラマ」。

途中に何回か選択肢があるので、それを全部網羅するという楽しみはあるのかもしれないけど、大筋のストーリーが変わるとは思えない程度の選択肢(得られる称号が変わるとか、それぐらい?)。約1時間ぐらいかな。

○ボタンを押しながら会話を聞く方式になっているので、会話での声の演技がかぶることもなく、まったりと物語が進行。展開的にも予想通り。


おまけに

 絵がショボっ!

確かにもともとのキャラデザインは藤島さんかもしれないけど、ゲーム制作時とは違う絵描きさんを使っているのか、なんか【顔が違う】。それも、なんだか絵に愛情が感じられない…(キャラ絵に個性を持たせる…というレベルの「顔が違う」という感じじゃなくて、なんか「ヘタ」という感じの違いなのよね…。瞳に生気が全然ないんですよね………)。


絵がショボイうえに、単なるドラマなら、


 ドラマCDでやったほうが良いんじゃないの〜?


…と……。う〜ん、チェスターとアーチェの軽快な言葉のバトルが聞けると思ったのに、○ボタン押しながら聞く会話はタルすぎました…。チェスターもアーチェも、なんだか顔違うし…。

おまけに、途中に数回、

 ミニゲームが挿入されてるっ!

…話の展開上、モンスターとバトルしなくちゃならない…というシーンで、タイミングを見計らって目押しするというミニゲームが……。はずしてもストーリーに大きな影響はないっぽい……。



 なら、最初からミニゲームなんか入れるなっ!
 (ミニゲーム嫌いなワタクシ的には激しく怒る)

もう、さんざん。…これならOVA借りてきてみた方が、ずっと楽しいよ。OVAで、ほんのちょっとだけのチェスターとアーチェの並んで座ったあのシーンの方が、ずっとこの2人の気持ちを表していたと思うぞっ。1時間の意味なしっ!




その次にシンフォニアのドラマ(アドベンチャーパートとはもう呼べない…)「もうひとつの交響曲」を選択。こちらはクラトスが主人公。ファンタジアは、完全にサブストーリーになっていたんだけど、こちらは本編にべったり。本編で語られなかった、クラトスの重たく暗い部分が初めて語られる…という展開。ミトスたちと行動をともにすることになった経緯とか、アルテスタの小屋の前でロイドに正体がばれちゃうあのシーンでどうしてクラトスはユアンに捕えられちゃったのか?とか、クラトスとゼロスとの裏での交信とか…。「え、あのときのゼロスはこうだったんだ!」とか「クラトスを助け出したのはあの人だったの!?」とかとか、本編では謎だった部分が解説されている感じ。

…まぁ、本編ファンとしては「へぇ〜そうだったのかぁ〜」とも思ったけれど、ある意味、ちょっと忘れかけていたので、難しすぎて頭痛くなる……って感じも……(シンフォニアをプレイした直後なら食い入るように見たかもしれないけど…)。

なんだか途中で見るのが嫌になってきて、パスタ茹でてお昼ご飯を食べながら見ていたら(自動で○ボタンを押すというオプションがあったので、CDドラマのように流していた)途中で

 またミニゲームですよっ!


パスタもぐもぐしながらコントローラに駆け寄ってミニゲーム…。も〜、ドラマとしての価値しかないんだから、そんなところにミニゲーム入れるなよっ!(怒) ゆっくり昼メシぐらい喰わせろっ!(いやそれは私の事情だけど(笑))



で、2つのストーリーを見終わって時計を見ると

 3時間

が経っていました。2つのしょ〜もないストーリーを見るだけで3時間。なんか、時間を損した気がする。まだアビスの2つのストーリーを見てないけど、もういいや。もっとヒマな時に見よう……。







そんな感じで、私のファンダムVol.2は終わったのでありました。ま、そのうち、また続きを見てみることにしますわ…。っていうのか、同じストーリーの物がCDドラマで発売されたら、そっちのほうがいいや。だって、セリフの掛け合いがナチュラルになるでしょ?







そのあと、予約特典のDVDを見てみました。こっちの方が面白かったですよ(笑)。ビバテイルズオブのDVDと同様に、ゼロスとジェイドが司会で、去年の年末のジャンプフェスタで行われた「テイルズ・オブ・カウントダウン」のステージを解説する…というもの。

そういえば、そんなイベントがあったって話題を読んだ気がする。実際に映像を見るのは初めてだったけど、テイルズキャラの人気投票を発表するというステージ。司会は小野坂さん(ゼロス)。で、上位にランクインしたキャラの声優さんがステージに出てくるんだけど、これが、あり得ないぐらいの豪華版っ!


小野坂昌也さん(司会/ゼロス@シンフォニア)
桃井はるこさん(アニス@アビス)
水樹奈々さん(コレット@シンフォニア)
桑島法子さん(プレセア@シンフォニア)
石田彰さん(リッド@エターニア)
ゆかなさん(ティア@アビス)
関智一さん(スタン@デスティニー)
鈴木千尋さん(ルーク、アッシュ@アビス)
緑川光さん(リオン、ジューダス@デスティニー、デスティニー2)


えぇぇぇ〜〜〜っ!?これだけの声優さんを1つのステージに、それも一言二言しゃべるだけに集めちゃうってスゴくない!?ってな顔ぶれ!

で、イベントに来られなかった、立木文彦さん(クラトス@シンフォニア)と松本保典さん(ガイ@アビス)はVTRで出演、なぜか子安武人さん(ジェイド@アビス)は声だけのコメント(顔出しを嫌がった嫌なヤツ…と解説で小野坂さんにさんざん責められる(笑))。

そうそうそれから、このイベントでの生アフレコで、鈴木千尋さんがルークとアッシュの掛け合いを生でやっていたのに感動〜。実際の録りでもヌキじゃなくてその場で2人分やっていたとのこと! あの2人、ケンカするシーンとかいっぱいあったのに、すげ〜と思いましたよ。

(そして、もう1つビックリしたのは、ゆかなさんがティアよろしく「メロン♪」な感じの人だったこと♪(笑))。

……というわけで、ゲーム本編よりも、予約特典DVDのほうがナンボか楽しかった……というのが今日の私の感想でした。




あ〜あ、チェスターに会えると楽しみにしていたのに、なんだかしょぼくて残念……。レディアントマイソロジーでも買おうかな……って、その前にデスティニー終わらせなくちゃ!