2007年6月28日木曜日

DEATH NOTE(最終回)、名探偵コナン(DVDで視聴)

DEATH NOTEのアニメが最終回を迎えましたね(地域によっては放送週がズレています)。ネタバレになるので感想は最後のほうで〜。

まずは「名探偵コナン」な話題から。


■名探偵コナン

原作も全部読み、アニメもずっと見続けている「名探偵コナン」ですが、実は1996〜1999年の放送は、全部は見ていない。最近なんとなく、新しいアニメを見る気持ちにならないので、この機会に「昔に放映された物で、私が見てないもの」を全部見てみようかと思ってます。やっと、私が見はじめたあたり(1999年)に追いついてきました。で、いくつか気が付いたところなんかをメモ〜。

●81:人気アーティスト誘拐事件(前編/後編)[1997/11/17,24放送]

原作では何度も読んでいる話なのだけど、アニメ版は初めて視聴。以前から見てみたいと思っていたのね。なぜかというと「TWO MIXとの共演」だから。TWO MIXというのは音楽ユニットなのだけど、実はボーカルが「高山みなみ」さんなのね。ってことは、

 「高山みなみ(本人)」と「江戸川コナン(CV高山みなみ)」の共演

ってことですよ(笑)。どんな風に演じ分けするかじっくり楽しませてもらいました。「コナン子ども声」「コナン大人っぽい声」「高山みなみ」の3つの演技。演じ分けていた……といえば演じ分けていたわけですが、「高山みなみ」というキャラが、割と男勝りな感じだったので、「コナン大人っぽい声」と区別が……(笑)。画面を見ていないと、どっちのセリフかわからないシーンも(笑)。

それから、面白かったのは「コナンのカラオケ」。コナンくんは「オンチ」という設定なんですよね。音楽ユニットのボーカルをやるような人が、どうやって「オンチ」を演じるのか!?…っていう楽しみも。

この頃のコナンでは、実在の人物を登場させることがはやってましたよね。「おじゃマンボウ殺人事件」(麻木久仁子、中山秀征などが出演)とか、「TV局殺人事件」(松尾貴史が出演して実在のプロデューサを殺しちゃう(笑))とか。最近はあまりやりませんね。10周年の時に、上戸彩が出演するのがありましたっけ。それぐらい?

●128:黒の組織10億円強奪事件[1998/12/14]

これも初めて見ました。灰原の実姉である「宮野明美」関連の話。原作では別のストーリーで語られていた姉の死。実は、そのストーリーを、黒の組織とは全く関係ない話として、第13話で使ってしまっていたんですよね。それを13話で使っちゃったら「宮野明美」の話はどうやってつじつまを合わせるんだろう???……と思っていたんですが、やっと納得できました。

それにしても、あの第13話は失敗だった…と言えるんじゃないかな。
こんなに長く放送が続くとは思っていなかったのでしょうね。最初の2年ぐらいは、アニメオリジナルで「子ども向け」のものが多く作られているし、「アニメは子供用」という位置づけだったんでしょう。だから、黒の組織との関わりのある重要な話だったにもかかわらず「子ども向け」にストーリーを変更しちゃったんだろうな〜。

最初の2年ぐらいのコナンは、その「子ども向けっぽさ」が鼻につく回が多くて、続けて見るのはちょっと疲れますね(笑)。






と、コナンの話題はこの辺までにして、DEATH NOTEの話。


■DEATH NOTE #37(最終回)

とうとう最終回になりました、DEATH NOTE。
第二部に入ってからは、「ダイジェスト風味」に拍車がかかって、あっという間に終わった感じ。原作でも第二部には思い入れがないのに、輪をかけて思い入れのない感じになっていました。

まだ放送が終わっていない地域もあると思うのでちょっと空白を入れておきます…















過去に何回か、原作とは演出のしかたが変わっていたところがあったのですが、最終回のラストシーンも、原作とは違うものでした。基本的なところは変わっていないのですが、私としては

 どうも不完全燃焼

という感じ。そもそも原作の結末にも納得はいっていないのだけど、原作の方がとことん夜神ライトがドロドロでよかったような気がする。ここまで「悪役化」させたなら、あの、ちょっと美化したような終わらせ方はどうなんだろう? 最後まで、もっとどろどろにしておいたほうがスッキリするよ……と思ったり。そう、原作の、最後のリュークとライトの最後の掛け合いにドキドキしたのに、そのシーンが別の形に変わってしまったのが残念。

でも、松田さんは松田さんでした。
実写映画でも、松田さんはカッコ良かったし、アニメ版でも松田さんのところは描かれていたし、まぁ、それでいいか…。でもね、細かいところで端折られてしまった部分があったのは残念。


アニメ化は、第一部は成功、第二部は原作以上に失望、って感じでした。
とはいえ、アニメ化してもらって良かったって思いも。だって、そうじゃなくちゃ第二部とまともに向き合うことはなかったかもしれないから。

原作の第二部、読み返してみようっと。




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放映中のアニメの感触〜(5月に書いたのとほとんど変わりなし

■名探偵コナン ○
■D.Gray-man △
■ぼくらの ○
■DEATH NOTE △
■銀魂 ○
■ロミオ×ジュリエット ◎
■精霊の守り人 ◎
■彩雲国物語2 ○
■ラブ☆コン ◎
■地球へ… △
■BLEACH ○


5月には見てたけど、見なくなっちゃったもの

■DTB−黒の契約者− ×
■シャイニング・ティアーズ×ウィンド × 


5月に感想書いた時にすでに見なくなってたもの

■鋼鉄三国志 ×
■クレイモア ×