今度の海猿はフェリーの海難事故。パニック映画風味。パニック映画を1人で見に行っちゃったよぉ〜。怖かったよぉ〜。逃げる場所もない映画館だったし、途中で何度も腕時計をチェックしちゃいましたよ〜(あとどれぐらい時間があるか…ってことから、あとどれぐらいハプニングが起こるか推測(苦笑))。パニック映画をDVDで見る場合、私の場合、緊張の場面が来ると、「画面から目をそらす」「冷蔵庫に飲み物をとりに行く」「トイレに行く」「隣の部屋から音だけ聞く」…と、緊張度合いによって回避策を実行するんですが、映画館じゃ逃げられないじゃ〜〜〜〜〜〜んっ!!!!
…というわけで、壁ギワの席で、壁に寄り添って、壁さんと仲良くさせていただきました(苦笑)。
いや、でも、それほど怖いわけじゃないですよ。
海猿らしく、感動の映画でした。展開はものすご〜くベタでしたが、そのベタさ加減が海猿っぽくて、よかったです。最後のほうのハプニングの連続は、小心者の私の心臓をバックバクさせてくれましたが……
大輔くんがカッコ良かった。
役者とか、容姿とか、そんなことじゃなく、彼の生き方が本当にまっすぐでカッコ良かったですよ。人間の生と死を目の当たりにする職業についていて、あれだけまっすぐに生への希望を捨てない人。単に映画の中の理想の人間像だと批判されるかもしれないけれど、……そして、自分はそんな人間にはなれないとちょっと落ち込んでも……、あんな人がいると信じたい……。そんな感じ。
DVDで見たら、きっと途中でトイレに逃げていたと思うので、劇場でちゃんと全部のシーンが見られてよかったですよ。見てよかった。
あ、でも、緊急時にのんびりノロケルのはやめてください(笑)。ハラハラしますから(笑)。最後の最後は、救急隊もあきれて放り投げたんでしょう(爆)。←ちょっとネタバレ?