2006年5月10日水曜日

映画「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)

よかったっ! よかったっ! 面白かったっ!

実はここ数年、コナンの映画に対しては、思いっきり「よかったっ!」と言えなかった私だったんですが、今年の映画は面白かったです。久々に「映画館に見に来てよかった〜!もう一回見たいっ!」と思わせる映画でした。娯楽性ばっちり。事件的にはダサイ事件なんですが(え?笑)、盛り上げ方がうまかった。

10周年記念作品でオールスターキャストというマエフリが、実は少し不安だったんですよね。そういうことに気を取られて、ストーリーが面白くなくなるのではないかと。でも、とても上手くたくさんの人たちを登場させてました。コナンの動きを妨げることなく、出しゃばりすぎることもなく。

そうそう、オールスターキャストには白馬探(CV石田彰)も入っていたんですね〜〜! プチ石田ブームのワタクシ、声に聞き入ってしまって、白馬くんが中盤の重要な情報を話してくれている時に内容がわからなくなりそうでした(笑)。困るよ、石田さんっ!私の意識を舞い上がらせちゃっ!(爆) 出かける前に、ちょうど石田さんの映像を見ていたので(遙かのイベントDVD(笑))、もう、石田さんの顔が浮かんでしかたありませんでした(爆)。

ところで、最後まで見終わって、オマケパートを見おわり、はたと気がつきました。
今回の映画、蘭ちゃんと新一の恋の進展はありませんでしたね。コナンは毎年映画でちょびっとだけ蘭と新一の恋物語が進展(?)するんですが……あれれ? 毎年それを楽しみにしている私ですが、今回はそれがないにも関わらず、何故こんなに面白いと思ったんだろう?映画館から帰る途中、いろいろ考えてみましたが……

メインの推理の部分が、コナン、平次、白馬探の3人の高校生探偵が活躍していたから、高校生探偵萌え(?)の私は満腹になった(笑)、とか、遊園地エピソードだったから、とか、そんなことだったのかな…と。

遊園地という舞台設定は、コナンと相性がいいですよね。第1話も遊園地だったし、私が一番好きな4作目の映画(瞳の中の暗殺者)も遊園地が舞台だし。それに、ここ数年、飛行機、豪華客船、と閉鎖的な空間の物語が続いていて、その閉塞感があまり好きじゃなかったんですが、今回は遊園地だけじゃなくて、横浜という広い地域が舞台で、見ているほうものびのびと見ることができた気がします。

そうそう、今回は舞台が「横浜」なんですよね! 新高島駅にある映画館で見ていたので、いきなり「高島町」とか言われてビックリしましたよ(笑)。あぁ、横浜にキッドも白馬くんも来ていたんですねぇ。すれ違っていたかもしれないわ(ないない)。

いやぁ、でもでも、本当に面白かった。この映画は、きっとワタクシ、DVDになった途端に買うでしょう(最近数年のはTV放映まで我慢した(笑))。コナン映画の中でもおすすめの1作になりそうです。




…で、家に帰ってきてから4作目の映画、「瞳の中の暗殺者」を見てます。だって、これが一番好きなんだもん。

この頃は、まだ白鳥警部が塩沢兼人さんだったんですね……と思って見ていたら、ゲストキャラの風戸京介が井上和彦さんだっ!(笑)。そっか、このときにはゲストキャラだったのか……。

そういえば、今回の映画、光彦くん役は代役の折笠さんでした。パンフには大谷さんのインタビューも載っていて、「光彦くんの正式配役は大谷さんなんだ」と確認できて、ちょっと嬉しかったです。折笠さんも、そういえば、コナンでは重要な役をやってきてましたよね。コナンが唯一○○してしまった犯人役だったり、6作目の映画のキーパーソンだったり、目暮警部の奥さん役だったり(笑)。


あぁ、もう一回この映画、見たいなぁ〜。レディースデイだと1000円だもんね。時間に余裕があったら、もう一回見ちゃおうかなぁ〜〜〜。