NHK hiで再放送されていた「プラネテス」を見終わりました。
いいっ!
すんごくいいっ!
宇宙の話だけど人間ドラマだし、主人公たちがカッコ良くないのがいいっ!(<そんな理由?)
でも、本当にそう。ロボットアニメのような「あり得ないだろ?それ?」っていう展開ではなく、舞台が宇宙であるだけで、ストーリーは人間ドラマ。舞台となる「デブリ課」は「ショムニ」みたいな場所。エリートたちの話ではなく、どこにでもいそうな平社員たちのお話。
最初のほうは、ちょっと笑えるドラマだったけれど、最後に行くにしがって、シビアな状況に。でも、そもそも主人公たちがおとぼけキャラなので重たくなりすぎず、ハラハラさせられつつもホンワリとした展開で。
ハチの声、田中一成さんという方の声でしたが、関智一さんと似てますね。で、ぶっきらぼうキャラ。主人公の愛ちゃんが雪野五月さんだったし、なんだかフルメタルパニックみたいで(だいぶ女性のキャラ違うけど(笑))いい感じでした。田中一成さんって、他にどんな役やってるんだろう…… えっと…
ママレード・ボーイの六反田
SLAM DUNKの岸本実理
地獄先生ぬ?べ?の木村克也
銀魂のカトケン
……どのキャラも思い出せない………(シメにならない…
2006年08月16日
17:49
2006年8月16日水曜日
2006年8月15日火曜日
ネオロマフェスタ遙か祭2006 + 『遙かなる時空の中で〜舞一夜』プレミアム試写会
ネオロマ遙か祭2006の2日目の昼の回に参加してきました。昼の回は、19日から公開の劇場版『遙かなる時空の中で〜舞一夜』の試写会付き。試写会+sonaライブで2時間15分、その後15分の休憩をはさんで遙か祭イベントが2時間半。全部で5時間という長丁場のイベントでしたが、最初から最後まで楽しませてもらいました(朝食、昼食食べずに参加した私は、朝から家に帰るまでいっさい食事せず…腹減った…(苦笑)。でも、幸せで胸はいっぱい(笑))。
ネオロマフェスタ遙か祭2006 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/media/event/haruka2006/
(13日昼の出演者は(敬称略)、川上とも子、三木眞一郎、関 智一、高橋直純、宮田幸季、中原 茂、井上和彦、保志総一朗、石田 彰、櫻井孝宏、特別ゲスト:sona、司会:久遠 一)
『遙かなる時空の中で〜舞一夜』 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/maihitoyo/
声優さんが出演するイベントに参加するのは初めてってことで、レポートも要領を得ないかもしれません。いつものようなツッコミレポートにはできない予感…。それでも、書きたいことはたっぷりあるので長くなりそうです。おまけに、かなり中原シフトした視線でのレポになりそうですが、寛大な眼で見てやってください(苦笑)。
ネタバレってことでもないけど、長くなりそうなので、詳細は続きにて…
(出演者の皆さんに敬称を付けないこともあります。ご了承ください。)
>続きはゲーム日記blogへ
http://blog.livedoor.jp/chino4ever/archives/50562805.html
ネオロマフェスタ遙か祭2006 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/media/event/haruka2006/
(13日昼の出演者は(敬称略)、川上とも子、三木眞一郎、関 智一、高橋直純、宮田幸季、中原 茂、井上和彦、保志総一朗、石田 彰、櫻井孝宏、特別ゲスト:sona、司会:久遠 一)
『遙かなる時空の中で〜舞一夜』 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/maihitoyo/
声優さんが出演するイベントに参加するのは初めてってことで、レポートも要領を得ないかもしれません。いつものようなツッコミレポートにはできない予感…。それでも、書きたいことはたっぷりあるので長くなりそうです。おまけに、かなり中原シフトした視線でのレポになりそうですが、寛大な眼で見てやってください(苦笑)。
ネタバレってことでもないけど、長くなりそうなので、詳細は続きにて…
(出演者の皆さんに敬称を付けないこともあります。ご了承ください。)
>続きはゲーム日記blogへ
http://blog.livedoor.jp/chino4ever/archives/50562805.html
2006年8月8日火曜日
名探偵コナン実写ドラマ化/デスノート12巻
アニメ/マンガのお話2題。
■名探偵コナン 実写ドラマ化
名探偵コナンの 実写によるドラマ化が決定しているらしい。
http://www.ytv.co.jp/conan_drama/index.html
正直言えば、……見たくない……やってほしくない……。
新一や蘭を演じる役者が嫌いなわけじゃない。
でも、絶対にイヤだ。
私の中に何年間もかけて作り上げられて来た「イメージ」というのがあるのだから、それを壊されたくない。アニメやマンガの人物を、どうして実写で表現できると思うのだろう?なぜに実写化したがる!? 流行だから? 工藤新一は、確かに高校生という設定だけど、高校生の年齢の人が演じられるキャラクタではないと思う。毛利蘭も、高校生の年齢の人が演じられるキャラクタではないと思う。
あ〜、もうイヤっ。
最初にこのニュースを知ったときには「ファンなら見るべきなのかな?」とも思ったけど、考えれば考えるほど気分が悪くなりそう。イヤだと思いながら見るなら、見ないほうがマシかもしれない。
…ってことで、私は見ませんから。絶対に見ませんからっ!
■デスノート12巻
7/4に発売された「DEATH NOTE 12」。発売日に購入して読んだのですが、なかなか感想を書く時間を取れなくて、こんなに遅くなってしまいました。やっと、原作の最終話を読んで…そして、もう一度原作を読みなおして…原作と劇場版について、もうちょっとだけ語ろうかと…。書いておきたくなったことは、2つ。
原作については……「こんな終わりは期待していなかった…」、
実写劇場版については……「やっぱり原作に比べると断然劣る…」。
上の名探偵コナンの話ともかぶるけど、やっぱり実写は「原作を知らない人のための作品」でしかないな…と考えるようになりましたよ。映画を見おわったときの感想では、「まぁまぁ」って評価をしたんですが、それは「原作を知らない人の眼で見たら」という基準の評価。
原作の最終回をふまえての感想。
最終回についての詳しい結末は書かないけれど、私の口調から予測できてしまうかもしれない。最終回を知りたくないという人は続きは読まないように…。
以下ネタバレ…
ーーーーーーー
デスノートの最終話を読みおわったときの最初の感想は「こんな終わりは期待していなかった…」ということ。主人公である夜神月(やがみライト)には、最後まで主人公として勝ちつづけてほしかった。最後まで主人公として芯の通った【理想】であってほしかった。
そういう感想を持った自分を振り返ってみると、私はやっぱりライトを応援する側の人間だったのだろうと思う。何が正義なのか、それは難しい問題だけれど、ライトを「悪」とは思えなかった。過去に「裏の警察」的な存在が主役になっている物語はたくさんつくられている。「ワイルドセブン」だって「必殺仕置人」だってそう。法には従っていないけれど、結果的には悪をさばく善であるという役割。私の中で、ライト=キラは、そういう存在であって欲しかった。
…結末については、善と悪についてのいろいろな複雑な意見があるのだろうから、議論し尽くせるものではないのかもしれない。私とは違う考え方の人も多いのかもしれない。でも、なんだか悔しい。【理想】だと思っていたものが打ち砕かれた感じ。
最終回の結末を読んだあとに、もう一度最初から読みなおしてみて、最初に読んだときとはずいぶん重みの変わった言葉があった。それは、夜神総一郎が心臓発作で倒れたときの病院での発言2つ。
最初に読んだ時、私が注目していたのは、ライトとリュークのやりとり。
リューク「普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい」
ライト「じゃぁ、リュークは普通じゃないほうのパターンを見れるよ」
私は、このライトの1言を、ずっと信じて原作を読んでいたんだと思う。ライトは不幸になることはなく、この力で【理想の社会】を築いていくんだと。
でも、最終回まで読んで気がついたのは、この会話の発端となった夜神総一郎の一言のほうが重要だったんだな…ということ。
夜神総一郎「悪いのは人を殺せる能力だ」
人を殺しているキラが悪いのではなくて、その能力こそが悪いのだと。
全編を通して、私がいちばん好きだった夜神ライトは、ヨツバキラ編の頃。キラの能力を捨て、キラであった記憶すらなくなっていたころのライト。あの時、ライトは純粋にキラを追い、推理し、人の命を大切にし、そのために必死になっていた。本来、夜神ライトという人間は、ああいう人間なんだろうと思う。キラだった夜神ライトは、その自分の性格を把握して、その後の自分の行動まで読み切った。本人も認める「本来の姿」。
けれど、「人を殺す能力」を得てしまったライトが迎えた結末は、カッコ良さが微塵もない、あの惨めな姿。彼があの能力を得なかったとしたら、この物語のような劇的な物語は生まれなかっただろうけれど、地道に少しずつ世の中を理想に近づけることができたのかもしれない。
そんな風に思うと、あの能力を得てしまったことは、彼にとって「不幸」だったのかもしれない…と。「不幸ではない結末」をリュークに見せると断言していたライトを信じてきたけれど、本当は、あの時点で、きっともう彼の結末は決まっていた。夜神総一郎は、その結末をわかっていたのだと(ライトがキラであることは信じていなかったと思うけれど…)。
ライトを応援していた私は甘かった。夜神総一郎、さすがに年の功。彼の言葉のほうが正しかった。
リュークがデスノートを人間界に落とさなければ、この物語自体が始まらなかったのだろうけれど、あの出来事さえなければライトは普通の人間でいられたのかと思うと、複雑。リュークは、デスノートを落とすべきだったのだろうか、落とさないでおくべきだったのだろうか…。
ところで、上の会話があるのは、夜神ライトとLが大学でテニスをした直後。
このテニスのシーン、すごく好きなんだよね。ラリーの応酬に重なるようにして表現されていく心理戦。一コマ一コマ、ゾクゾクしながら読んだ。
デスノートでもうひとつ好きなシーンと言えば、南空ナオミとライトとの会話。偽名を使った彼女から本名を聞き出そうとする、あの息の詰まるような静かな心理戦。何度読んでもゾクゾクする。
で、思ったのは、実写映画版には、そういうゾクゾクするような、私の好きだったシーンが1つもなかったな…ってこと。
アニメ版では、あのゾクゾク感をちゃんと描いてほしいな。
やっぱり、もう、マンガの実写化はやめようよ。
どうせ原作を表現できっこないんだからさ。
…とかいいつつ、「海猿」を面白がってみていたのは誰〜?(笑)
要するに、「原作を知らない人のための実写化」という価値しかない、ということだよね。
原作(マンガや小説)も実写化も両方好きだった…という作品、わたしにはあるかな?
あなたには?
■名探偵コナン 実写ドラマ化
名探偵コナンの 実写によるドラマ化が決定しているらしい。
http://www.ytv.co.jp/conan_drama/index.html
正直言えば、……見たくない……やってほしくない……。
新一や蘭を演じる役者が嫌いなわけじゃない。
でも、絶対にイヤだ。
私の中に何年間もかけて作り上げられて来た「イメージ」というのがあるのだから、それを壊されたくない。アニメやマンガの人物を、どうして実写で表現できると思うのだろう?なぜに実写化したがる!? 流行だから? 工藤新一は、確かに高校生という設定だけど、高校生の年齢の人が演じられるキャラクタではないと思う。毛利蘭も、高校生の年齢の人が演じられるキャラクタではないと思う。
あ〜、もうイヤっ。
最初にこのニュースを知ったときには「ファンなら見るべきなのかな?」とも思ったけど、考えれば考えるほど気分が悪くなりそう。イヤだと思いながら見るなら、見ないほうがマシかもしれない。
…ってことで、私は見ませんから。絶対に見ませんからっ!
■デスノート12巻
7/4に発売された「DEATH NOTE 12」。発売日に購入して読んだのですが、なかなか感想を書く時間を取れなくて、こんなに遅くなってしまいました。やっと、原作の最終話を読んで…そして、もう一度原作を読みなおして…原作と劇場版について、もうちょっとだけ語ろうかと…。書いておきたくなったことは、2つ。
原作については……「こんな終わりは期待していなかった…」、
実写劇場版については……「やっぱり原作に比べると断然劣る…」。
上の名探偵コナンの話ともかぶるけど、やっぱり実写は「原作を知らない人のための作品」でしかないな…と考えるようになりましたよ。映画を見おわったときの感想では、「まぁまぁ」って評価をしたんですが、それは「原作を知らない人の眼で見たら」という基準の評価。
原作の最終回をふまえての感想。
最終回についての詳しい結末は書かないけれど、私の口調から予測できてしまうかもしれない。最終回を知りたくないという人は続きは読まないように…。
以下ネタバレ…
ーーーーーーー
デスノートの最終話を読みおわったときの最初の感想は「こんな終わりは期待していなかった…」ということ。主人公である夜神月(やがみライト)には、最後まで主人公として勝ちつづけてほしかった。最後まで主人公として芯の通った【理想】であってほしかった。
そういう感想を持った自分を振り返ってみると、私はやっぱりライトを応援する側の人間だったのだろうと思う。何が正義なのか、それは難しい問題だけれど、ライトを「悪」とは思えなかった。過去に「裏の警察」的な存在が主役になっている物語はたくさんつくられている。「ワイルドセブン」だって「必殺仕置人」だってそう。法には従っていないけれど、結果的には悪をさばく善であるという役割。私の中で、ライト=キラは、そういう存在であって欲しかった。
…結末については、善と悪についてのいろいろな複雑な意見があるのだろうから、議論し尽くせるものではないのかもしれない。私とは違う考え方の人も多いのかもしれない。でも、なんだか悔しい。【理想】だと思っていたものが打ち砕かれた感じ。
最終回の結末を読んだあとに、もう一度最初から読みなおしてみて、最初に読んだときとはずいぶん重みの変わった言葉があった。それは、夜神総一郎が心臓発作で倒れたときの病院での発言2つ。
最初に読んだ時、私が注目していたのは、ライトとリュークのやりとり。
リューク「普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい」
ライト「じゃぁ、リュークは普通じゃないほうのパターンを見れるよ」
私は、このライトの1言を、ずっと信じて原作を読んでいたんだと思う。ライトは不幸になることはなく、この力で【理想の社会】を築いていくんだと。
でも、最終回まで読んで気がついたのは、この会話の発端となった夜神総一郎の一言のほうが重要だったんだな…ということ。
夜神総一郎「悪いのは人を殺せる能力だ」
人を殺しているキラが悪いのではなくて、その能力こそが悪いのだと。
全編を通して、私がいちばん好きだった夜神ライトは、ヨツバキラ編の頃。キラの能力を捨て、キラであった記憶すらなくなっていたころのライト。あの時、ライトは純粋にキラを追い、推理し、人の命を大切にし、そのために必死になっていた。本来、夜神ライトという人間は、ああいう人間なんだろうと思う。キラだった夜神ライトは、その自分の性格を把握して、その後の自分の行動まで読み切った。本人も認める「本来の姿」。
けれど、「人を殺す能力」を得てしまったライトが迎えた結末は、カッコ良さが微塵もない、あの惨めな姿。彼があの能力を得なかったとしたら、この物語のような劇的な物語は生まれなかっただろうけれど、地道に少しずつ世の中を理想に近づけることができたのかもしれない。
そんな風に思うと、あの能力を得てしまったことは、彼にとって「不幸」だったのかもしれない…と。「不幸ではない結末」をリュークに見せると断言していたライトを信じてきたけれど、本当は、あの時点で、きっともう彼の結末は決まっていた。夜神総一郎は、その結末をわかっていたのだと(ライトがキラであることは信じていなかったと思うけれど…)。
ライトを応援していた私は甘かった。夜神総一郎、さすがに年の功。彼の言葉のほうが正しかった。
リュークがデスノートを人間界に落とさなければ、この物語自体が始まらなかったのだろうけれど、あの出来事さえなければライトは普通の人間でいられたのかと思うと、複雑。リュークは、デスノートを落とすべきだったのだろうか、落とさないでおくべきだったのだろうか…。
ところで、上の会話があるのは、夜神ライトとLが大学でテニスをした直後。
このテニスのシーン、すごく好きなんだよね。ラリーの応酬に重なるようにして表現されていく心理戦。一コマ一コマ、ゾクゾクしながら読んだ。
デスノートでもうひとつ好きなシーンと言えば、南空ナオミとライトとの会話。偽名を使った彼女から本名を聞き出そうとする、あの息の詰まるような静かな心理戦。何度読んでもゾクゾクする。
で、思ったのは、実写映画版には、そういうゾクゾクするような、私の好きだったシーンが1つもなかったな…ってこと。
アニメ版では、あのゾクゾク感をちゃんと描いてほしいな。
やっぱり、もう、マンガの実写化はやめようよ。
どうせ原作を表現できっこないんだからさ。
…とかいいつつ、「海猿」を面白がってみていたのは誰〜?(笑)
要するに、「原作を知らない人のための実写化」という価値しかない、ということだよね。
原作(マンガや小説)も実写化も両方好きだった…という作品、わたしにはあるかな?
あなたには?
2006年8月2日水曜日
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」○
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト【映画】を見てきました。
http://www.disney.co.jp/pirates/
吹き替え版で!(笑)
お子様連れのお母さまがたに混ざってみてきましたよ。なぜに吹き替え版?と、いろいろな人から突っ込まれましたが(笑)、そりゃぁ、声優の声が聞きたいために決まってるじゃないですか(笑)。キャプテンジャック・スパロウの平田広明さん、最高でしたよ、うん。第1作目を見たのはアメリカだったので、英語+英語字幕。誰が吹き替えをしたのかなんて知りませんでしたが、キングダムハーツ2というプレステ2のゲーム(ディズニーキャラクタが出てくるゲーム)で、ジャック・スパロウを演じる平田さんの声を聞いたら、あまりの配役のピッタリさに感動し、次に見るときには「平田スパロウ」を見なければならないっ!と思ってしまったんですよ。映画1本、フルに平田スパロウを聞いたのは初めてだったけど、途中からジョニーデップが平田さんに見えてきました(笑)。それほどのシンクロ率。
…と、まぁ、いきなり声優萌えな話題から入ってしまいましたが(笑)、作品としてどうだったか…と言いますと…
・痛快コメディアクションとしては面白かった!
・特殊メイク、すごい。DVD買えばメイキング見られるのかな?
・上演時間が2時間45分……ちょっと長過ぎ
・長いくせに……つづく……的な終わり方に、ちょっと唖然(苦笑)
コメディタッチでツッコミどころも満載だし、アクションも特殊メイクも非常に質が高くて飽きさせない、よくできた映画でしたよ。2時間45分という長〜〜〜い上演時間だったんですが、廻りのオコチャマたちが飽きずに最後まで見ていたのが印象的。夏休みに入ったし、レディースディだし、吹き替え版だし、右も左もお母さんにつれてこられたオコチャマに囲まれた席だったんですよね。始まる前は「こいつら途中で飽きてゲームやり始めないだろうか?」と心配していたんですが、劇場全体、そんなオコチャマはいなかったモヨウ。それだけ映像と展開が「面白い」映画だったということなんでしょう。
逆に、ワタクシのほうが途中で「あぁ、ビールのおかわりが欲しい…。トイレ行きたい…。家だったらポテチも持ってこられるのに……」と、ちょっと集中力きれてました(苦笑)。大画面で見るのも楽しかったけど、この長さになると、気軽に一時停止してビールのおかわりを冷蔵庫に取りに行くことができる DVDで見るほうが快適かも。
次から次に展開する物語。展開が早くて面白くはあるんですが、いつまでたっても終わる気配がない(苦笑)。最後のほうで、さらに新たな展開が始まりそうになったときに、マジに携帯電話で時間を確認しようかと思いました。…が、そう思った矢先、「続きは3作目で!」的な、ブチッと切れたようなエンディングっ! ホッとしつつも(笑)、うっそ〜んっ!こんな映画まで前後編仕立てかよっ!と、思わずツッコミの右手が動きそうになりましたよ。ほんと。
「長いぞ」ってことを覚悟して行けば、笑いあり笑いあり笑いありの(<結局笑いだけ?笑)面白い映画でした。平田スパロウが気になる方は、是非ともオコチャマに混じって吹き替え版をっ!(笑)
(ちなみに、平田広明さんは、アニメなら沙悟浄@最遊記、サンジ@ワンピース、海外ドラマならジョン・カーター@ERの声のお方です)
http://www.disney.co.jp/pirates/
吹き替え版で!(笑)
お子様連れのお母さまがたに混ざってみてきましたよ。なぜに吹き替え版?と、いろいろな人から突っ込まれましたが(笑)、そりゃぁ、声優の声が聞きたいために決まってるじゃないですか(笑)。キャプテンジャック・スパロウの平田広明さん、最高でしたよ、うん。第1作目を見たのはアメリカだったので、英語+英語字幕。誰が吹き替えをしたのかなんて知りませんでしたが、キングダムハーツ2というプレステ2のゲーム(ディズニーキャラクタが出てくるゲーム)で、ジャック・スパロウを演じる平田さんの声を聞いたら、あまりの配役のピッタリさに感動し、次に見るときには「平田スパロウ」を見なければならないっ!と思ってしまったんですよ。映画1本、フルに平田スパロウを聞いたのは初めてだったけど、途中からジョニーデップが平田さんに見えてきました(笑)。それほどのシンクロ率。
…と、まぁ、いきなり声優萌えな話題から入ってしまいましたが(笑)、作品としてどうだったか…と言いますと…
・痛快コメディアクションとしては面白かった!
・特殊メイク、すごい。DVD買えばメイキング見られるのかな?
・上演時間が2時間45分……ちょっと長過ぎ
・長いくせに……つづく……的な終わり方に、ちょっと唖然(苦笑)
コメディタッチでツッコミどころも満載だし、アクションも特殊メイクも非常に質が高くて飽きさせない、よくできた映画でしたよ。2時間45分という長〜〜〜い上演時間だったんですが、廻りのオコチャマたちが飽きずに最後まで見ていたのが印象的。夏休みに入ったし、レディースディだし、吹き替え版だし、右も左もお母さんにつれてこられたオコチャマに囲まれた席だったんですよね。始まる前は「こいつら途中で飽きてゲームやり始めないだろうか?」と心配していたんですが、劇場全体、そんなオコチャマはいなかったモヨウ。それだけ映像と展開が「面白い」映画だったということなんでしょう。
逆に、ワタクシのほうが途中で「あぁ、ビールのおかわりが欲しい…。トイレ行きたい…。家だったらポテチも持ってこられるのに……」と、ちょっと集中力きれてました(苦笑)。大画面で見るのも楽しかったけど、この長さになると、気軽に一時停止してビールのおかわりを冷蔵庫に取りに行くことができる DVDで見るほうが快適かも。
次から次に展開する物語。展開が早くて面白くはあるんですが、いつまでたっても終わる気配がない(苦笑)。最後のほうで、さらに新たな展開が始まりそうになったときに、マジに携帯電話で時間を確認しようかと思いました。…が、そう思った矢先、「続きは3作目で!」的な、ブチッと切れたようなエンディングっ! ホッとしつつも(笑)、うっそ〜んっ!こんな映画まで前後編仕立てかよっ!と、思わずツッコミの右手が動きそうになりましたよ。ほんと。
「長いぞ」ってことを覚悟して行けば、笑いあり笑いあり笑いありの(<結局笑いだけ?笑)面白い映画でした。平田スパロウが気になる方は、是非ともオコチャマに混じって吹き替え版をっ!(笑)
(ちなみに、平田広明さんは、アニメなら沙悟浄@最遊記、サンジ@ワンピース、海外ドラマならジョン・カーター@ERの声のお方です)
2006年6月28日水曜日
2006年6月5日月曜日
2006年6月4日日曜日
芝居『桜の花にだまされて』感想その2
芝居『桜の花にだまされて』を見てきました。
普通の人(笑)としての感想は本家に書いたので、こちらでは声優ヲタとしての感想編(笑)。
(衣装などのネタバレがあるので、読みたくない方はパスしてね)
以下は続きにて…
ーーーーーー
この芝居を見に行くことになったのは、チケットぴあから送られてきたメールに「萌えぴあ」http://t.pia.co.jp/moe/ なんてページが紹介されていて、ふ〜ん、とクリックしてみたら、「石田彰」という名前が目に飛び込んできたところから始まる。
なにやらマウスプロモーションの「公演」だ、ということだけがわかったけれど、最初は一体どんな「公演」なのかわからず、でも、すぐさま、某M嬢にメールを書き、どんな「公演」かわからないまま、日程だけ擦り合わせをして、すぐさまチケット購入ボタン、ぽちっ!……
いったいどんな「公演」なのか……
…と、そのあと情報を探っていたら、どうやら「普通のお芝居らしい」ということがわかってきて、M嬢ともども、ちょっとホッとしつつ、当日を迎えたのでありました。
それでも、もしかしたら、声優萌え萌えコスプレ少女軍団がたむろっていたらどうしよう……とか思ったけど、観客はいたって普通の演劇と変わりない感じ。まぁ、一部にゴスロリな人や、萌え萌え集団もいたけど、少数派。少数派とはいえ、ちと鼻についた集団もいたけどね……。終演して客電が点き、さぁ、帰ろうかというときに、なにやら後ろのほうで“キャーキャーキーキー”という女の子たちの黄色い声が…。どうやら、舞台の終わりの役者挨拶のときに、役者全員が客席に投げ入れたサイン入りボールに群がって萌え萌えしているらしい。その中のひとりがこんなセリフを……
「石田さんが投げたボールを取った人って超ラッキーだよね〜〜〜〜っ!うらやまし〜〜〜。」
…あのなぁおまえら、役者は石田だけじゃないからっ!
(とココロでツッコミ(それも石田さんの声で(笑)))
いや、まぁ、私も、石田の文字を見たからこそ、この芝居のチケット買っちゃったわけだから、強くツッコミはできないんだけどさ(笑)。
と、まぁ、話は横道にそれましたが、開演前はいたって普通の客席。女優もたくさん出るからか、客席にはおじさまがたの姿もちらりほらり。もしかしたら役者のご家族かも?と思えるような初老のご夫婦などもちらりほらり。
な〜んだ、ほんとに普通の芝居なんだな
と思って開演を待っていると、開演前のアナウンスが……
「今日は集まってくれてありがとう。
まずは、少佐からのお願いだ。」
……と、少佐こと草薙素子からの指令が!!。おぉぉ、そうか、素子の声の田中敦子さんってマウスプロモーションなのかっ!(ところで素子って自分のこと「少佐」って名乗るっけ?ま、いっか、細かいことだし、「少佐」って言ってくれなかったらすぐにはわからなかっただろうし)。で、携帯電話やアラーム時計の音が鳴らないようにしてほしい…とか、普通の注意事項の中に…
「ロビーで売っているTOPPOなどの飲食は禁止だ」
という、妙なものも(笑)。どうやら、グッズの中に、あの、お菓子のトッポが売っているらしい。最初は、なんだ?と思ったけど(おまけに、少佐の声でトッポとか言われると微妙に笑えるし)、芝居中の小道具としてお菓子のトッポはとっても重要な役割を果たしていたわけなのね。聞き違いかと思ったけど、帰りに確認したら、グッズ売り場でトッポ、売ってたし(笑)。
そんなわけで、いきなり少佐の声を聞かされて、いやがおうにも「そっか、声優さんの芝居なんだ」と再認識させられたところでお芝居が始まる。
まずは、いきなり登場の大塚明夫さん。
ガタイがでかくて目立つしカッコいい役者なのに、ヘタレでお調子者キャラの役。ぬぼ〜っとした出で立ちで、何かというと、他の役者に、たたかれ、どつかれ、吹っ飛ばされて壁に追突するという役回り(笑)。オイシい、圧倒的にオイシい役(笑)。
ばたばたとたくさんの役者さんたちが出てきて芝居が進んで行くなかで、「石田さん、まだ出てこないなぁ〜」と思っていたところに、座敷の奥のほう(という設定の場所)から、なにやら
茶髪の小柄な青年
が携帯電話片手に登場。ウエストが尻までおちているようなダボッとしたジーンズにウォレットチェーン、大きめのジャージを小粋に着ちゃって、「学生さん」という雰囲気。役どころから言うと、それが石田さんのはずなんだけど、ぱっと見第一印象はいままでの石田さんの雰囲気とは全然違う……。あれれ?……と思ってみていたら、声は確かに石田さんの声っ!
うぉぉ〜〜、あれはやっぱり石田さんかっ!!
そう、いままでの写真やインタビュー映像では、さらさら黒髪おかっぱ風味でず〜〜〜〜っと通していたのに、なにやら若者っぽく、メッシュの入った茶髪で、なんというのか「普通の髪型っ!」(って、いままでの髪型が普通じゃないって言っているってことかよ?(笑))。顔をじっくり見てみれば、確かに石田さんですよ!
カッコいいじゃんっ!
いや、いままでもカッコ良かったですよ。いや、でも、あの髪型のほうが絶対に似合ってますよ。可愛いですよ。超プリティーっ!(<その表現はどうかと……(笑))。石田萌えメーターがビビ〜ンと振り切れそうになりましたが、舞台の上には大勢の個性豊かな役者さんがそろっているし、常に舞台の端っこのほうでオイシいネタに食らいつく体勢の大塚さんも見逃せない。んなわけで、メーターは振り切れるところまで行かず(笑)。
大塚さんは、お芝居の全編を通じて、常に舞台の端っこで(話題の中心になることはない)オイシいボケをかましている役で、ほぼ常に出ずっぱりだったんですが、石田さんはたまにしか出てこない役どころ。それも、メインの話にどっぷり絡むことは少なくて、何やら友達に電話をしていたり、若い看護婦さん集団に囲まれて「康二く〜〜〜ん(はぁと)」と言い寄られていたり、その看護婦さんたちに流し目のうえ「バ〜ンっ」なんてハートを射抜いちゃう仕草をするという、ある意味ファンサービス的役割(なのか?) 最後には看護婦さん集団にどつき回されるという、これまたある意味ファンサービス的シーンまで(え?笑)。
で、物語は「選挙戦」に入るわけですが、ここからは、コスプレ着ぐるみ、なんでもありのかなりコミカルな展開に。その中でも、ひときわ目立っていたのはオカマさん役と犬の着ぐるみ役。
オカマさん役は、ワタクシ知らない役者さんだったんですが、オカマがなにやらはまり役のすらりと美脚な(といっても男の足だけど)役者さん(中村俊洋)。
そして、驚いたのは、大川透さんの犬着ぐるみ姿!(苦笑)
そもそも役柄が、隣町から引っ越してきたばかりの冴えないおっさん。ふっくらな体型は役柄にぴったり。到底この姿からサイトー@攻殻機動隊や、ロイ・マスタング大佐@ハガレンの声が出ているとは思えない(あ、ヒドい)。そのうえ、犬の着ぐるみっ!!(笑) その着ぐるみ姿でキューティーハニーの主題歌を歌うとあっちゃぁ、イメージ総崩れ!……と言いつつ、ワタクシ的には嫌いじゃないタイプ(をい)。芝居中、ご本人から「この歳になってこの格好は恥ずかしいんですから……」みたいなセリフも……(そして客席からは大拍手(笑))。
途中に、芝居のメッセージとも言える「民衆にとっての政治とは」みたいなお話でジワッとさせて、最後はなにやらハッピーエンドに。
で、声優萌え的にはどうだった?…と聞かれると……
え〜っと、確かに生石田さん、生大塚さん、生大川さんをこの目で見たはずなんですが、やっぱり何か遠い感じがしたのは何故かしら? やっぱり、生ではあっても、「芝居の中」だったからでしょうか。まぁ、そんなこと言えば、生B'zだって、あれだけたくさん見ていても、本当に「見た」という気になったのは、手が届きそうな会場で見たときだけだったわけだし、そんなもんなのかもしれませんね。
いや、でも、石田さんは可愛かった。うん。茶髪の若者っぽい髪型が、すんごく似合っていましたよ。若く見えた!いや、普段から若く見えていると思うけど、それよりずっと若く見えました!本当に大学生に見えたもん。これからも、是非ともあの髪型でよろしくおねがいしますっ!って感じですよ。
で、演技はどんな感じだったか……と言いますと、今どきの若者で、責任逃れのために結構熱くなれるタイプ?(笑)。 なんか、どっかにそんなキャラ、いたんじゃないの?……と、芝居の後に某M嬢と話していたら、彼女がビシッと分析してくれましたよ。
リッドみたいだった
と。そう、テイルズ・オブ・エターニアの主人公のリッドが、そのまま舞台に上がっていた感じ!(さすがにリアルの舞台ではへそも出してなかったし、剣も持ってなかったけど)。茶髪で、今どきの若者っぽくて、面倒なことはできれば避けたいタイプ……って、まんまじゃん! 声の演技もリッド系の、高めの設定。
生石田さんを見たというより、
生のリッドを見たっ!
という感じ……といえばわかりやすいでしょうか(謎)。
芝居自体が、ちょっと長かったので、お尻が痛くなりました。んでも、次回の公演も、ぜひとも見に行きたいと思ったりして。そうそう、最後のアナウンスで少佐も言ってましたよ
「次の公演も見たほうが良いと
“私のゴーストがささやくのよ”」
…と。
普通の人(笑)としての感想は本家に書いたので、こちらでは声優ヲタとしての感想編(笑)。
(衣装などのネタバレがあるので、読みたくない方はパスしてね)
以下は続きにて…
ーーーーーー
この芝居を見に行くことになったのは、チケットぴあから送られてきたメールに「萌えぴあ」http://t.pia.co.jp/moe/ なんてページが紹介されていて、ふ〜ん、とクリックしてみたら、「石田彰」という名前が目に飛び込んできたところから始まる。
なにやらマウスプロモーションの「公演」だ、ということだけがわかったけれど、最初は一体どんな「公演」なのかわからず、でも、すぐさま、某M嬢にメールを書き、どんな「公演」かわからないまま、日程だけ擦り合わせをして、すぐさまチケット購入ボタン、ぽちっ!……
いったいどんな「公演」なのか……
…と、そのあと情報を探っていたら、どうやら「普通のお芝居らしい」ということがわかってきて、M嬢ともども、ちょっとホッとしつつ、当日を迎えたのでありました。
それでも、もしかしたら、声優萌え萌えコスプレ少女軍団がたむろっていたらどうしよう……とか思ったけど、観客はいたって普通の演劇と変わりない感じ。まぁ、一部にゴスロリな人や、萌え萌え集団もいたけど、少数派。少数派とはいえ、ちと鼻についた集団もいたけどね……。終演して客電が点き、さぁ、帰ろうかというときに、なにやら後ろのほうで“キャーキャーキーキー”という女の子たちの黄色い声が…。どうやら、舞台の終わりの役者挨拶のときに、役者全員が客席に投げ入れたサイン入りボールに群がって萌え萌えしているらしい。その中のひとりがこんなセリフを……
「石田さんが投げたボールを取った人って超ラッキーだよね〜〜〜〜っ!うらやまし〜〜〜。」
…あのなぁおまえら、役者は石田だけじゃないからっ!
(とココロでツッコミ(それも石田さんの声で(笑)))
いや、まぁ、私も、石田の文字を見たからこそ、この芝居のチケット買っちゃったわけだから、強くツッコミはできないんだけどさ(笑)。
と、まぁ、話は横道にそれましたが、開演前はいたって普通の客席。女優もたくさん出るからか、客席にはおじさまがたの姿もちらりほらり。もしかしたら役者のご家族かも?と思えるような初老のご夫婦などもちらりほらり。
な〜んだ、ほんとに普通の芝居なんだな
と思って開演を待っていると、開演前のアナウンスが……
「今日は集まってくれてありがとう。
まずは、少佐からのお願いだ。」
……と、少佐こと草薙素子からの指令が!!。おぉぉ、そうか、素子の声の田中敦子さんってマウスプロモーションなのかっ!(ところで素子って自分のこと「少佐」って名乗るっけ?ま、いっか、細かいことだし、「少佐」って言ってくれなかったらすぐにはわからなかっただろうし)。で、携帯電話やアラーム時計の音が鳴らないようにしてほしい…とか、普通の注意事項の中に…
「ロビーで売っているTOPPOなどの飲食は禁止だ」
という、妙なものも(笑)。どうやら、グッズの中に、あの、お菓子のトッポが売っているらしい。最初は、なんだ?と思ったけど(おまけに、少佐の声でトッポとか言われると微妙に笑えるし)、芝居中の小道具としてお菓子のトッポはとっても重要な役割を果たしていたわけなのね。聞き違いかと思ったけど、帰りに確認したら、グッズ売り場でトッポ、売ってたし(笑)。
そんなわけで、いきなり少佐の声を聞かされて、いやがおうにも「そっか、声優さんの芝居なんだ」と再認識させられたところでお芝居が始まる。
まずは、いきなり登場の大塚明夫さん。
ガタイがでかくて目立つしカッコいい役者なのに、ヘタレでお調子者キャラの役。ぬぼ〜っとした出で立ちで、何かというと、他の役者に、たたかれ、どつかれ、吹っ飛ばされて壁に追突するという役回り(笑)。オイシい、圧倒的にオイシい役(笑)。
ばたばたとたくさんの役者さんたちが出てきて芝居が進んで行くなかで、「石田さん、まだ出てこないなぁ〜」と思っていたところに、座敷の奥のほう(という設定の場所)から、なにやら
茶髪の小柄な青年
が携帯電話片手に登場。ウエストが尻までおちているようなダボッとしたジーンズにウォレットチェーン、大きめのジャージを小粋に着ちゃって、「学生さん」という雰囲気。役どころから言うと、それが石田さんのはずなんだけど、ぱっと見第一印象はいままでの石田さんの雰囲気とは全然違う……。あれれ?……と思ってみていたら、声は確かに石田さんの声っ!
うぉぉ〜〜、あれはやっぱり石田さんかっ!!
そう、いままでの写真やインタビュー映像では、さらさら黒髪おかっぱ風味でず〜〜〜〜っと通していたのに、なにやら若者っぽく、メッシュの入った茶髪で、なんというのか「普通の髪型っ!」(って、いままでの髪型が普通じゃないって言っているってことかよ?(笑))。顔をじっくり見てみれば、確かに石田さんですよ!
カッコいいじゃんっ!
いや、いままでもカッコ良かったですよ。いや、でも、あの髪型のほうが絶対に似合ってますよ。可愛いですよ。超プリティーっ!(<その表現はどうかと……(笑))。石田萌えメーターがビビ〜ンと振り切れそうになりましたが、舞台の上には大勢の個性豊かな役者さんがそろっているし、常に舞台の端っこのほうでオイシいネタに食らいつく体勢の大塚さんも見逃せない。んなわけで、メーターは振り切れるところまで行かず(笑)。
大塚さんは、お芝居の全編を通じて、常に舞台の端っこで(話題の中心になることはない)オイシいボケをかましている役で、ほぼ常に出ずっぱりだったんですが、石田さんはたまにしか出てこない役どころ。それも、メインの話にどっぷり絡むことは少なくて、何やら友達に電話をしていたり、若い看護婦さん集団に囲まれて「康二く〜〜〜ん(はぁと)」と言い寄られていたり、その看護婦さんたちに流し目のうえ「バ〜ンっ」なんてハートを射抜いちゃう仕草をするという、ある意味ファンサービス的役割(なのか?) 最後には看護婦さん集団にどつき回されるという、これまたある意味ファンサービス的シーンまで(え?笑)。
で、物語は「選挙戦」に入るわけですが、ここからは、コスプレ着ぐるみ、なんでもありのかなりコミカルな展開に。その中でも、ひときわ目立っていたのはオカマさん役と犬の着ぐるみ役。
オカマさん役は、ワタクシ知らない役者さんだったんですが、オカマがなにやらはまり役のすらりと美脚な(といっても男の足だけど)役者さん(中村俊洋)。
そして、驚いたのは、大川透さんの犬着ぐるみ姿!(苦笑)
そもそも役柄が、隣町から引っ越してきたばかりの冴えないおっさん。ふっくらな体型は役柄にぴったり。到底この姿からサイトー@攻殻機動隊や、ロイ・マスタング大佐@ハガレンの声が出ているとは思えない(あ、ヒドい)。そのうえ、犬の着ぐるみっ!!(笑) その着ぐるみ姿でキューティーハニーの主題歌を歌うとあっちゃぁ、イメージ総崩れ!……と言いつつ、ワタクシ的には嫌いじゃないタイプ(をい)。芝居中、ご本人から「この歳になってこの格好は恥ずかしいんですから……」みたいなセリフも……(そして客席からは大拍手(笑))。
途中に、芝居のメッセージとも言える「民衆にとっての政治とは」みたいなお話でジワッとさせて、最後はなにやらハッピーエンドに。
で、声優萌え的にはどうだった?…と聞かれると……
え〜っと、確かに生石田さん、生大塚さん、生大川さんをこの目で見たはずなんですが、やっぱり何か遠い感じがしたのは何故かしら? やっぱり、生ではあっても、「芝居の中」だったからでしょうか。まぁ、そんなこと言えば、生B'zだって、あれだけたくさん見ていても、本当に「見た」という気になったのは、手が届きそうな会場で見たときだけだったわけだし、そんなもんなのかもしれませんね。
いや、でも、石田さんは可愛かった。うん。茶髪の若者っぽい髪型が、すんごく似合っていましたよ。若く見えた!いや、普段から若く見えていると思うけど、それよりずっと若く見えました!本当に大学生に見えたもん。これからも、是非ともあの髪型でよろしくおねがいしますっ!って感じですよ。
で、演技はどんな感じだったか……と言いますと、今どきの若者で、責任逃れのために結構熱くなれるタイプ?(笑)。 なんか、どっかにそんなキャラ、いたんじゃないの?……と、芝居の後に某M嬢と話していたら、彼女がビシッと分析してくれましたよ。
リッドみたいだった
と。そう、テイルズ・オブ・エターニアの主人公のリッドが、そのまま舞台に上がっていた感じ!(さすがにリアルの舞台ではへそも出してなかったし、剣も持ってなかったけど)。茶髪で、今どきの若者っぽくて、面倒なことはできれば避けたいタイプ……って、まんまじゃん! 声の演技もリッド系の、高めの設定。
生石田さんを見たというより、
生のリッドを見たっ!
という感じ……といえばわかりやすいでしょうか(謎)。
芝居自体が、ちょっと長かったので、お尻が痛くなりました。んでも、次回の公演も、ぜひとも見に行きたいと思ったりして。そうそう、最後のアナウンスで少佐も言ってましたよ
「次の公演も見たほうが良いと
“私のゴーストがささやくのよ”」
…と。
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