なかなかよかった。
ガンダムと言えば、このところのSEED Destinyとか00とかに失望し、ファーストガンダムも再放送でオンエアされているのを見ているけれど、何となく面白さが分からないな〜と思っている…という状況だったので、あまり期待せずに見たんですが、意外といい感じでした。
■ガンダムなのに牧歌的な絵
ビックリしたのは、絵の雰囲気。
牧歌的な絵で、基本的にはゆっくりとしたペースで人物ドラマが描かれていて、最近のロボットアニメのウルサい感じがない。キャラクタも、1人1人丁寧に人物ドラマが書かれていて好感が持てる。
■メカがどんどん増えたりしない
このところのガンダムは、ど〜も「プラモデルをどんどん売るために、無理にでも新しい機体を投入だ〜っ!」っていう感じが嫌だったんですよね。なのに、この∀ガンダムは無理な機体投入が全然ない。主人公の乗るガンダムも、最初から最後まで同じだし、おまけに「かっこわるい」!(笑)
■極悪人が…あんまり出てこない
それぞれがそれぞれの「理想」のために戦っていて、破壊的な思想を持った人があまり出てこなかったのもよかった。
■主要キャラの死があまりなかった
最後のほうで、「この展開は戦死パターン?」という展開もあったけれど、お気に入りのキャラはみんな大丈夫でホッ。
ディアナとキエルの2人のヒロイン?も好感が持てたし、それぞれの、ほんのりした互いを思いやる気持ちにも共感できた。
いや〜、意外といいガンダムでした。
ガンダムじゃないみたいなのがよかったのかな。
ちなみに、ワタクシ的に気になっていたキャラは、パン屋のキースくん。え?何故かって?……声が……福山くんだから………(不純だ〜笑)。
彼は、主人公のロランとは違う方法で戦っていましたよね。その誠実な戦い方が好きでした。
監督:富野由悠季
出演者:朴路美、 高橋理恵子、 村田秋乃、 青羽剛
収録時間:96分
レンタル開始日:2007-03-23
Story
「ガンダム」生誕20周年を記念して製作されたTVシリーズ第1巻。月の民“ムーンレィス”の少年・ロランは、調査のため産業革命真っ只中の地球へ降り立った。そこで彼は、月の女王・ディアナに瓜二つの少女・キエルと出会う。第1話から第4話を収録。 (詳細はこちら)
「ガンダム」生誕20周年を記念して製作されたTVシリーズ第1巻。月の民“ムーンレィス”の少年・ロランは、調査のため産業革命真っ只中の地球へ降り立った。そこで彼は、月の女王・ディアナに瓜二つの少女・キエルと出会う。第1話から第4話を収録。 (詳細はこちら)