友人とのやりとりでおすすめDVDの話をしていて、久々に思い出して見てみました。すでに2周目。何度見てもいい。何度見ても気が付くことがたくさんある。FF7への思い入れが強いからだとは思う。最後のほうはちょっとアクションシーンに食傷気味になったりもするけれど、それも全てラストに行くために必要なもの。
クラウドは、相変わらず強いくせに弱くて、いつまでもエアリスを引きずっている。要所要所に出てくる彼女の映像に毎回毎回嫉妬しながらも、見ている私たちにはわかっている。彼女はずっと前から、彼を許していることを。
…なのにクラウドは、ティファ言うところの「ずるずるずるずる…」エアリスを引きずり続けている。
本編を見終わったとに、30分ほどのFF7の懐かしい場面の総集編の小作品を見て、色々なことを思い出す。ミニゲームが面倒だったり、ボス戦が結構大変だったり、サブイベントの森で虫にさされっぱなしだったり、てきのわざを集めるためにあっちこっちウロウロしたり、いろいろ大変だったけど、FF7ならもう一度プレイしてもいいかも…と思えるぐらいの感情がそこに残っていることを再確認したりする。
で、久々に見て気がつきましたよ。
ザックスの声は鈴村健一さんなんですね!
以前に見た時(2005/9/14の日記)の時には気がついていませんでした。あの当時でも楽俊や伊角さんは知っていたはずなのにね(笑)。
そういえばザックスを主人公にした映像作品だかゲームだかが作られるって話なかったっけ?…と久々にFF7関連のことを調べてみる。Crisis CoreはPSP用のゲームとして発売が予定されているらしい。スクエニのオフィシャルには書いてなかったけど、検索したら2007年春という噂も。おぉ〜。おぉ〜。RPGと位置づけされているけれど、どんなジャンルのバトルシステムになるんだろう。ケルベロスのような私には向かないシステムじゃないことを願う〜。
ザックスの過去を知りたいとも思っていたけれど、さらに声が鈴村くんだと気がついちゃったら、さらに興味がわいてきちゃいましたよ。 すっかりFFから遠ざかっている私ですが、FF7だけは相変わらず私のRPGの原点として重要な位置を占めてますからね。情けない時代のクラウドを見ることになるのかもしれないけれど、それでも、ザックスの物語は知りたい。
早くもっとたくさんの情報が出てこないかな。月刊ガンガンを買い続けていたら情報がゲットできたのかしら。たまにはゲーム雑誌でも買ってみようかな。
追記ではFF7 ACを見て気がついたことなど…(ネタバレ注意)
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最初にFF7ACを見たときには、あのガクガクのポリゴンで表現されていたFF7がきれいな映像で蘇ったということや、始めて「声」が付いたことにばかり気を取られて、物語の細かいところを見ていなかったのかもしれません。今回、久々にしっかり見てみて、色々なことに気がつかされました。
前回の日記では、数年後にはまたクラウドは惑っているのかもしれないと書いたけれど、この映像をきちんと見ていれば、もうクラウドは迷わんずに先に進んでいくことがわかったはず。
クラウドは、ずっとエアリスへの想いと、エアリスを救えなかった呵責を引きずってきた。どうしたら許してもらえるのか…と問うたりしている。でも、(周りから見ている人はわかっているのだけど)エアリスはクラウドを恨んだりはしていない。エアリスは、エアリスの想いを遂げるために、自分の意志で忘らるる都に向かったんだもの。「救えなかった」なんて思うのはクラウドの独りよがりな想い。
そしてきっと、エアリスはライフストリームの一部になった。
多分、分散せずにしっかりとした意思をそのまま残してライフストリームの中で星を守っている。その横にザックスがいつもいるのは、もしかしたらエアリスがザックスの想いをライフストリームの中から集めて救い出したってことなのかもしれない。ザックスの思念ががずっとライフストリームの中で生きていたとは思えないから。
今回の事件で、クラウドはそれに気がついた。エアリスは消えてしまったのではなく、ライフストリームの中にいるのだと。そして、ジェノバの細胞をも飲み込んで星を正しい方向に導こうとしているのだと。
セフィロスが「想い出にはならない」と言ったからには、ジェノバ細胞はまだどこかに息づいていて、いつの日にかリユニオンの機会をうかがっているのかもしれないけれど、少なくともカダージュはエアリスによって浄化されライフストリームの一部になった(というのかFFXの幻光虫になったみたいに見えたけどね(笑))。そして、クラウドと刺し違えた2人とともに、クラウドは一度ライフストリームに飲まれた……。でも地上に戻ってこられた。エアリスとザックスがクラウドを地上に戻したから。ザックスもエアリスもクラウドを愛してくれているんだよね。
そして、エアリスがいつも見守っていてくれることに気が付いてたティファには、クラウドが流れ着く場所が分かっていた。それがエアリスの教会。
オマケで付いていたFF7の総集編映像を見ると、クラウドは以前のように人を受け付けない状態ではないことがわかる。ティファに電話をし、「明日は休業だ」と。ティファ、マリン、デンゼルとともに、休暇を楽しむ人間っぽい余裕が持てているってことだよね。
クラウドの気持ちは、いつまでたってもエアリスにあるのかもしれないけれど、それでも目の前にいる人間にも気持ちを注いでくれるようになったんだよね。ティファ派のワタクシとしては、そんなクラウドをいつまでも見つめていければ十分。ま、ちょっとエアリスには嫉妬するけれど。
それにしても、ザックスはエアリスに愛されていたんですね。ザックスって人はどんな人だったんでしょう。はやくCrisis Coreをプレイして、ザックスという人ももっともっと知ってみたいものです。
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