2005年12月20日火曜日

ほんのり恋心

ちょっとした恋心で買ったエッセイ集。

あこがれというのは恋愛とは違って勝手なイメージを積み上げるだけ。
でも、そのイメージの積み上げ作業はとても楽しい。
この人の書く世界が1つ1つ愛おしく思えたりする。

旅行に行きたくなりました。

この方、ビバリーヒルズ高校白書で
ブランドンという役の声をあてていたとのことですが、
興味がなかったし見ていなかったんですよね。
機会を作って見て(聞いて)みたい、
なんて思っているところ

2005年12月14日水曜日

アニメ「雲のむこう、約束の場所」、「フルメタルパニック」

先週、BS2で放送されたアニメ映画
「雲のむこう、約束の場所」を見ました。

評価は、◎。

ストーリーのつじつまは理解できてないのだけど、
登場人物たちの心理描写がしっかりしていて、
心に直接響いてくる。
主人公は少年。
主人公の少年と、その親友と、そして憧れている女の子。
男の子2人と、女の子1人を巻き込んだ、SF。

近未来…いや、パラレル世界の「今」。
1970年代ぐらいから現在とは違う道に入り込んだ歴史の中で、
日本は南北分断という事態にみまわれ、
北海道が、「ユニオン」という勢力に奪取され、
「蝦夷(えぞ)」と呼ばれている。
その「蝦夷」にそびえ立つ、謎の塔に憧れ
津軽海峡を挟んだ青森から眺めている3人の少年少女。
いつの日にか不思議な有事に巻き込まれ、最後には3人の絆を取り戻す…。
ってな感じの話。

彼らを取り巻く状況はなんだか不思議で理解できなかったけど、
3人の気持ちの揺れ動く様は、見ていて気持ちがよかった。

男女3人の物語と言えば、そういえば私「海がきこえる」なんて
ジブリのTV用映画にもはまってましたっけ。
そういうシチュエーション、好きなのかな?(笑)



それから、映像がとにかくキレイ。

アニメなのだけど、光と影の描き方が、美しい。

見てよかった。何度でも見返せるアニメになりそう。
アメリカにいる頃、たまたま購入したアニメ雑誌に載っていて
「見たいな」と思った作品だったんだよね。
ちょうど公開期間に日本に一時帰国していたんだけど、
余裕がなくてみられなくて、気になっていたの。
見ることができてよかった。

 >■公式サイト(Flash)
 >■制作会社【Other voices】のサイト


■フルメタルパニック

アニメと言えば、先月購入したオンライン配信の「フルメタルパニック」全話パックを
何度も見直してます。もうそろそろ視聴できる期間が終わるんじゃないかな。
しっかり見ておかなくちゃ。

シリーズ第1作をちゃんと見た後だと、
最近WOWOWで放映していたシリーズ第3作(?)の
「フルメタルパニック The Second Raid」がよくわかる。
前作を見ていなかった私は、やっぱりよくわかってなかったみたい。
そこそこ面白いと思ってみていたけど、
その奥にある設定をわかってから見ると面白みが違う。

ちゃんと見てよかった。

シリーズの間章になっている「ふもっふ」も見なくちゃ。

2005年12月6日火曜日

コミックス「DEATH NOTE」9巻

「DEATH NOTE」9巻、読みました。
9巻の売れ行きはどうなのかな…。
私が思うに、8巻ぐらいから売れ行きが悪くなっているんじゃないかと…。
8巻は、読んでいてまだ面白かったけど、
今度の9巻は……あまり面白くなかった。

4巻までのライト(主人公)にはエールを送れた、
5巻から6巻までのライトは、素直にかっこいいと思った、
7巻のライトとLとの攻防はドキドキした、
8巻のライトは怖くて、エールを送れなくなった、
そして、9巻のライトは……相変わらず怖くて、そして

 かっこわるくなった。

負け続けるライト……。
あんなライトはライトじゃない。
Lが居てこそのライトだった?
敵対する立場だとはいえ、彼らのつながりは互いを高め合っていた?
これから孤独な立場のライトは、どんどんかっこわるくなりそうだ。

ライトにエールを送れなくなってきたので、
最近は松田さんにエールを送りつつ読んでたり。
松田さんの素直な反応が、あのカリカリと張りつめた場面にしみわたりますよ。
最初から好きだったけどね、松田さん。

あの物語が今後どんな展開になっていくのかわからないけど、
松田さんのことが心配なので(笑)、きっと10巻も買うでしょう。



漫画と言えば、アニメ化されたことで、
「蟲師」のコミックスが本屋さんで平積みされてますね。
コミックスは読んだことはないのだけど、
以前から非常に気になっていたのよね。
日本に帰ってくるたびに、
買ってしまいそうな衝動に駆られていたのだけど、
衝動が行動になるところの関を超えられずに、
「興味がある」という段階でとまっていたのね。

アニメ化されて地上波で放映され始めたので、
ラッキーと思って録画してみることに。

 感想は…… 面白い

…面白いというか、興味深いというのか…

 心地よい「不思議感」

最近みていたアニメには戦争ものや
民族間の争いが絡んだ大きなストーリー展開が多かったけど、
そういうのとは対極にある、日々の小さな不思議の話。

どれぐらい続くのかな。
ずっと見ていたいな。

2005.12.06 Tuesday
16:07

2005年9月14日水曜日

Final Fantasy VII Advent Children(DVD)

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン[DVD]
発売日に買って、早速見ました。

ファイナルファンタジーVII(ゲーム)の続きを映像作品として作ったもの。
ゲームのエンディングの2年後の世界。

なので、この作品を見る人は限られてしまう。
ゲームをやったことがある人。
やったことのない人(内容を全く知らない人)には
きっとなんだか分からない作品。
登場人物たちの関係が作品の中ではほとんど語られないから。

だから、こっちの日記に書くべきじゃない話題なのかも…
と思いつつも、DVDの感想だからこっち。

ファイナルファンタジーの映像作品というと
数年前に公開された映画を思い出してしまうけど、
今回のこれは、あれとは違う。
映像の作り方は似ているけれど、決定的に違うのは
日本人ウケするキャラクターであること、
戦闘場面での人の動きが超人的であること。

映画のFFでは、あまりに「人間にそっくり」だったために
没個性な感じの登場人物ばかりになっていて面白くなかった。
でも、この作品は、そもそもがゲームの登場人物ばかり。
なので、髪が赤かったり、ライオンそっくりだったり、
どこの整髪剤使ってるの?と聞きたくなるほど髪が立っていたり(笑)。

さらに映画のFFでは、「これって実写でできるんじゃないの?」
と思えるような、普通の動きしかしてくれなかったの対して、
今回の作品は、実写じゃできそうにない究極のワイヤーワーク
(CGだからワイヤー使ってないけどね)で、見ているほうが
追いつかないぐらい。
ちょっとやり過ぎかも?と思えるぐらいのアクションだったけど、
原作がゲームであることと、映画版の平凡さを払拭するには
ちょうどいい感じだったのかも。


内容も、FF7が好きだった私にとってはよかった。

FF7という作品は、私にとって初めての本格的なRPG体験作。
そして、初めてゲームの主人公が好きになった作品。
その後、いろいろなゲームをやって、登場人物たちに
感情移入して楽しんできたけれど、一番心に残っているのは
いまだに、このFF7。

主人公は、強くて弱い。
身体的にはすごく強くて、本人も強いと思い込んでいるのだけど、
精神的にはすごくもろい。ゲーム中でも、途中で精神異常のような
状態になってプレイヤー(私)をハラハラさせた。
ゲーム終盤では、それを乗り越えて、最終的な敵を倒すことができたのだけど、
2年後の世界を描いたこの作品では、
また、過去に縛られて弱くなってた…。
愛する人を守れなかった過去や、
自分自身へのコンプレックスや、
自分自身の中に潜んでいる邪悪な因子と対峙することなく、
「俺には誰も救えない」とにげる。
そんなところが、ゲームのFF7をプレイして、
あのときの主人公を見守ってきたプレイヤ的には、
「あぁ、またか…。本当にあいつは……」って
架空の人物なのに、あたかも身近な人のような錯覚に陥る。

そして今回も、仲間たちの言葉で、彼はまた自分と向き合うことになる。

…でも、あいつのことだから、また数年後には、
なにかウダウダと悩んでいるかもしれない…
…と感じさせるところが、なんだかニクい(笑)。


…と、そんな「懐かしさ」と「映像のすごさ」が
ミックスされた作品。




それにしても、作品中、何度も何度も何度も
「過去に彼が守れなかったあの人」に嫉妬しましたよ。
未だに彼の心には彼女がいるんだなぁ…と。
最大限に好きになった主人公ですから、
彼女は最大のライバルですからね(笑)。

でも最後は………そういうことでいいんだよね?
もう、振り返らないんだよね?
え〜っと、それは、ちゃんともう1人のあの人を見るってことって
考えていいっすか? >クラさん
(と、日記に書いても意味ないですから…(笑))。


FF7を知らない人には、何のことやら分からない日記だとは思いますが、
なにやら、初恋の人に久々に会って、
「あぁ、やっぱりこの人はかっこいい…。
 見守ってあげなくちゃ…」
なんて感覚に陥っている私がいる……ということで(笑)

2005年9月7日水曜日

D・N・ANGEL WINK

D・N・ANGEL WINK
D・N・ANGEL WINK


D.N.AngelのドラマCDを買ってしまいました。まだTVシリーズになる前のCDで、TVアニメとは配役が違う。TVアニメは、主役の大助を入野自由くん、ダークを置鮎龍太郎さん、日渡くんを石田彰さんがやってる。まぁ、置鮎さんがダーク役をやるということで、コミックスを買ったらそのままハマっている…という経緯でこの漫画を知っているわけなのだけど、アニメのほうは面白くなくて、実は数回しか見ていない。コミッスクのほうは、ストーリーというより絵が気に入って買い続けてる。

この間、久々に新刊(11巻)が発売されたのをきっかけに、ふらふらとググっていたら、見つけてしまったのが、このドラマCD。普通はアニメを一度見てしまっていると、配役が違う最初のドラマCDは聞きたくなくなるもんなんだけど、ど〜〜〜〜しても聞きたくなってしまったのね。原因の配役は……


ーーーーーー

大助:保志総一郎 ←特にここ(笑)
ダーク:小野坂昌也
日渡:関智一

そう、ワタクシ的には、コミックスを読んでいるときの大助の脳内声は保志さんだったので、まさにぴったりの配役な訳ですよ。入野くんの演技も、大助のヘタレなところが出ていてよかったけど、やっぱりこういうオロオロヘニャヘニャ系の可愛い男の子は保志さんの声がよく似合う! そして、ダークの小野坂さんというのも、これまたしっくり来る。置鮎さんがTVシリーズでダーク役をやるからこそ知り合った作品だけど、実は微妙に置鮎ダークに違和感を感じていたんですよね。…女ったらし系(ダークはこれ)は、微妙に似合わない…気が…。たらし系なら、ほら、小野坂さんのほうが…(笑)。


ところで、最近の入野自由くんの声は「ツバサクロニクル」で聞けますね。
キングダムハーツのソラや、D.N.Angelの大助や、千と千尋のハク役で聞いたときと比べると、なんだかずいぶん上手くなっているような印象を持ちました(声優さんの演技の善し悪しをいっかいの素人が評価しようとして申し訳ない。単に「感じた」という主観的なことだとご了解ください)。

で、キングダムハーツ2のソラに会うのが楽しみになった、というシメで。



いやいや、でも、ほんと、保志さんのオロオロ系男の子の演技は可愛いね〜(はあと)。

2005年8月4日木曜日

8/4 「シャンバラを征くもの」(ハガレン劇場版)



鋼の錬金術師の劇場版『シャンバラを征くもの』を見てきました。最近、私が映画館に足を運ぶ映画はアニメばっかりですね(笑)。4月には、名探偵コナンの劇場版も見に行ったんですよね。へへへ。

ネタバレはしたくないので、内容には触れませんが、一応、ネタバレタグで書いておきますと……私の感想は…

 「えええ〜? そういう終わり方ですか!?
 よかった!……のような……えええぇ〜?そりゃないぜっ!……のような…
 TVシリーズと同様に「ハーフビター」な終わり方っ!


という感じでした。見てよかったかどうか…と聞かれると、もちろん見てよかった。テレビシリーズのエドワードに惚れていたワタクシですが、映画のエドも非常に切なく格好良く……「そんなに1人で背負うなよ…」と抱きしめてあげたくなるようなヤツに仕上がってました…(涙)。

人気アニメだったということで、平日でも結構人が入ってました。そして、ビックリしたのは「パンフの値段」(笑)。水曜日のレディースデイに1000円で見に行ったのに、パンフが1200円ですよ!(いや、500円のも売っていたんですけどね。ついつい1200円のを買っちゃいまして)

パンフレットをざっと読んだところによると、TVシリーズのハガレンはこれで「完結」ということになるもよう。

 そうだね、ぜひともこれで「終わり」にしてほしい。

人気があるかもしれないけど、決してそれで商売心を起こすことのないようにお願いしたい。人気があったばっかりに、最後、最後と言いつつ、何本も映画を公開しちゃった「宇宙戦艦ヤ○ト」みたいにならないように(苦笑)。

2005年7月1日金曜日

海猿 UMIZARU

海猿 スタンダード・エディション
伊藤英明 佐藤秀峰 羽住英一郎 加藤あい
B0001X9D3Q


このあいだ地上波で放送された映画「海猿 UMIZARU」を見ました。

日本映画にはほとんど興味がないし、そんな映画があったことも知らなかったんですが、来週からフジテレビでドラマが始まることを、「B'zが主題歌を担当する」というニュースから知り、せっかくだから見ておこうかな…と思ったわけ。

 泣きました〜!

海上保安士の中でもなるのが難しいらしい潜水士を目指して訓練を受ける若者たちの精神的成長を描いた映画…ということになるのかな。ストーリー展開は、めちゃめちゃ「ベタ」。でも、そのベタさ加減が、たまらなく感動を生むのね。時にはこういう青臭い映画を見るもの良いのかも〜。

若者たちの成長のストーリーの中に、ちょっとだけ恋愛要素もはいっているのだけど、この加減も良かったです。アメリカ映画だったら、恋愛の部分に力を入れてしまうんだろうなと思われるのだけど、この映画ではホンのスパイス程度。そこが爽やかで気に入りました。

すぐに消そうと思ったけど、とりあえず保存することに決定。

来週始まるドラマのほうはどんな感じなんでしょうね。最近、連続ドラマなんてほとんど見ていない私だけど、「海猿」は見てみようかな〜と思ってます。


ドラマと言えば、藤田まこと主演の「はぐれ刑事純情派」、今週で終わっちゃいましたね。ずっと見ていたわけではないですが、10数年前にBerkeleyにいた頃、日本語放送でやっていたのがきっかけで、たま〜に見てました。TOKIOの城島くんが出ていた時代は特に念入りに見ていたような(笑)。その後の話を知らなかったのですが、ファイナルをみて、彼が殉職したという設定になっていてビックリ。その回は知らなかった〜。残念。そのうち再放送とかで見る機会もあるかな…。


…ところで、amazonのアソシエイツプログラムでの個別リンク、iframeなんかを使った仰々しいものになりましたね……。ヤダなぁ、この形…。デザインを人から押し付けられるのが嫌いなんだよね……。別の方法を考えようかな…。もっとシンプルで、画像を利用できるサービス、ないかなぁ…。
(ということで、別の方法を見つけて差し替えてみました。G-toolsってのを使ってます)